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381.  パシフィック・ウォー
こういう史実があったとは、まったく知りませんでした。戦後の動向とか、橋本艦長の証言とか、けっこう驚くことばかり。その意味では見てよかったと思います。 しかし映画としては少々安っぽい。人物描写も雑だし。「Uボート」→「タイタニック」→「ジョーズ」→「キャストアウェイ」→「ア・フュー・グッドメン」のハイライトシーンを順番に見ているような錯覚に陥ります。5本分を1本で楽しめるというより、それぞれ印象を打ち消し合って薄味になっている感じ。個人的には、終盤の法廷話をもっと深く知りたかったかなと。反面サメ話はくどい。 それにこの邦題、ざっくりしすぎじゃないですか? 原題のままのほうがよかった気が。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-08-09 02:10:35)
382.  私は告白する
脚本が見事。私は「告解」に何の縁も知識もありませんが、なるほどこういう掟があるのかと。それを悪用して罪をなすり付けるとは、なんとも小賢しい感じ。しかし牧師にもいろいろ事情があって…、と重層的に展開していくのが面白い。まったく派手さはありませんが、こういう個人の思惑がチマチマと絡み合う物語も、たまにはいいものです。 それと、同僚の牧師たちが主人公をまったく庇ったりしないあたり、世の世知辛さを思い知らされます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-08-08 01:37:08)
383.  バットマン(1989)
とにもかくにも、ジャック・ニコルソンがすばらしい。猟奇的で残酷で見た目も醜悪ながら、妙にセクシーでユーモアもあって憎めない。特にプリンスの曲に合わせて踊るとか、ビックリ箱で花束を渡してキム・ベイシンガーを気絶させるとか、魅力的なシーンが多々。ほとんどそれだけで楽しめました。 その煽りを受けてか、マイケル・キートンはいささか影が薄い感じ。真面目すぎるというか、あまり遊びがないというか。しかし、基本的にワイヤーでなんとかするローテクなところは好感が持てます。それと、キム・ベイシンガーは当時からけっこう老け顔ですね。バットマンならよりどりみどりのはずなのに、わざわざ選ぶ理由がわからない。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-08-05 03:47:42)
384.  ハンコック
キャラ設定にかなり無理があるような。神だか天使だか知りませんが、それを言い出したらもはや生物ではないわけで、いったい何の物語を見させられているんだろうという気分になります。 それはともかく、あれだけ傍若無人に街を破壊されたら、都市の経済財政はかなり厳しいでしょうねえ。市民は〝ヒーロー〟の活躍を怒ったり讃えたりしている場合ではなく、早晩軒並み貧民になるでしょう。そうするとますます犯罪が増えて、そのたびにまた街を破壊されて…。つまり、この物語には最近流行の「持続可能性」がないわけで、もう気の毒で見ちゃおれんという感じです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2021-08-03 03:09:45)
385.  男はつらいよ お帰り 寅さん
主役不在でどうやって映画にするのかと思っていたのですが、意外によかった。 一般に評判がよろしくないシリーズ終盤(満男シリーズ)の中でも、特に酷評喧しい「寅次郎の休日」が私はけっこう好きでして。満男が新幹線に飛び乗るシーンとか、その後に車窓の映像とともに德永英明の「最後の言い訳」が流れるシーンとか、自分の若かりし頃を思い出して胸がキュンキュンするわけです(そういう実体験があったわけではないが)。実際、寅さんにはけっしてできない芸当であり、満男がとうとう寅さんを追い越した瞬間だったようにも思います。その意味で、全シリーズの中でも重要な、記念碑的なシーンだったのではと勝手に解釈しています。 で、本作はそんな経緯を折り込みつつ展開したわけで、その後の年月の重みのようなものを感じさせてくれました。シリーズ中の暖かい雰囲気はそのままながら、しかし時間を遡ることのできない悲しさとか、人が離れていく寂しさとか、冷徹な現実も突きつけられた気がします。 しかし「作家」ってのは安易だよなぁ。よほど人気が出ないと、今どき食えないでしょう。もし第51作があるとすれば、満男父子は「とらや」の2階に居候してるんじゃないでしょうか。それとも池脇千鶴に食わしてもらっているか。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-07-31 03:26:34)
386.  L.A. ギャング ストーリー 《ネタバレ》 
最初に非情なショーン・ペンが出てきたときは、ヒリヒリするような緊張感を楽しめるかと思ったのですが、さにあらず。ちょっと軽い感じのアクションものでした。 どちらかといえば「エクスペンダブルズ」とか「オーシャンズ~」とか「ワイルドスピード」とかに近い感じ。要はアウトローで個性的なメンバーがカリスマリーダーの下に集い、徒党を組んで敵に立ち向かうというパターン。で、誰かが犠牲になってリベンジに燃えたりするのもお約束。すごくデジャブ感があります。慢性的な孤独感の裏返しなのか、かの国の方々はこの手のお話がお好きなようで。 結局、ショーン・ペンも非情なだけで深みながないまま最終決戦へ。で、やはりお約束の結末。有名な役者がゴロゴロ出ているだけに、なんだか惜しいかなと。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-07-29 02:11:28)
387.  断崖 《ネタバレ》 
最後までハラハラさせるのは、さすがだなあという感じ。しかし、ヒロインがこの生活能力のカケラもないダンナのどこに惚れたのか、なぜさっさと愛想を尽かして別れないのか謎。場合によっては訴訟を起こしても勝つでしょう(しかし賠償金の取り立ては難航しそう)。結局、イケメンだから? 一説によると、この結末にもいろんな解釈があるそうで。ただいずれにせよ明らかなのは、この後のヒロインはけっして浮かばれないということ。ダンナが急に真面目に働き出すとは思えないので、借金はさらに膨らみ、メイドさんは当然解雇、豪邸も追い出されて路頭に迷うことになるでしょう。できることなら80年前に行き、ヒロインに「目を覚ませ!」と言いたい。イケメンなんてロクなもんじゃねえぞと。 余談ながら、ヒッチコックは国際政治だスパイだ陰謀だという大がかりな話より、こうしてチマチマと個人の心の内面を追う話のほうが合っている気がします。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-25 19:42:54)
388.  Fukushima 50
ある種のドキュメンタリーとして堪能させてもらいました。その後の報道などを見聞きするかぎり、おそらく本当にこんな感じだったのでしょう。その意味で、家族だの回想だののシーンは邪魔でした。急に弛緩するというか、エンストされた気分になるというか。全部カットしてほしかった。 それにしても、見ているとだんだん暗澹たる気分になります。10年前の話ではなく、リアルタイムのコロナ対応やオリパラ対応とあまりにも重なるので。さすがに怒鳴り散らすしか能がないトップは今はいないと思いますが、責任をたらい回しにしたり、現場を知らなかったり、なかなか方針を打ち出せなかったりする上層部がいる一方、現場では常に危険な作業を強いられるあたりは瓜二つな感じ。 つまり、日本の組織の問題は10年前、もっと言えば太平洋戦争後から可視化されていたのに、結局何一つ改善されないまま今日に至っているわけで。それも平時なら適当にごまかせますが、有事になると一気に顕在化します。 さらに言えば、今の〝国難〟の現場に「吉田所長」はいるのだろうかと。傍から見ているかぎりは不在のようで、ますます不安になります。 ただ、ちょっとだけ登場した自衛隊員のセリフ「民間人ががんばっているのに、我々が撤収するわけには行かない」には、ベタと知りつつグッと来てしまいました。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-07-23 02:08:06)(良:1票)
389.  トレイン・ミッション
前半は、あまりに強引で理不尽な〝ミッション〟に笑えます。まあ東京の通勤電車では絶対に無理でしょう。 で、終盤になってバタバタとネタバラシが始まるわけですが、前半の周到さに比べ、ずいぶん雑な印象。他にやりようがあったんじゃないかと。結局この悪の一群、優秀なのかバカなのかよくわかりません。特にラストのベラ・ファーミガ、ちょっと脇が甘すぎないか? その場にでもいてくれないと物語が完結しないのはわかりますが。 しかしリーアム・ニーソンという役者は、シンドラーとか重厚な役を演じる一方、いい年齢になってなおこういうB級サスペンスでバリバリアクションもこなすわけで、ずいぶん守備範囲が広いですね。その点だけは素直にすごいと思います。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2021-07-22 02:40:21)
390.  ジョーカー
救いのカケラもない映画でした。でもそれがいい。テーマは、世の中から虐げられた者、見下された者の怨嗟でしょう。アメコミから派生したまったく架空の物語でありながら、ものすごくリアリティがありました。「その気持ち、わかるわぁ」という感じ。無数のピエロに紛れてしまうあたりも、大衆のルサンチマンが絶妙に表現されていたように思います。 それと、出番は少ないもののロバート・デ・ニーロの存在感が際立っています。他の出演者に比べて突出して高いキャリアや知名度やオーラが、役柄のイメージにピタリとハマっている感じ。成功者の象徴というか、悪気はないけどつい人を見下してしまうというか。主人公とのコントラストが、痛々しいほどでした。 しかしまあ、明日もがんばろう、という気になれる映画ではないですね。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-07-20 00:53:39)
391.  市民ケーン
超久しぶりに再見。しかし内容はすっかり忘れていました。さすが、凝ったシナリオに凝った映像。今から見るといささか地味で退屈ではありますが、「バラのつぼみ」の一言で最後まで引っ張るあたりがすばらしい。経営する新聞社のイエロージャーナリズムな感じも、なかなか今日的で見応えがありました。 で、「バラのつぼみ」ですが、私はラスト直前に記者が言った「人生は一言では語れない」とか「無数のピースのうちの1つに過ぎない」あたりがオチでも十分かなと思いました。その後に本当のオチが待っているわけですが、そこに一発でカタルシスを感じた観客はどれだけいたでしょうか。 恥ずかしながら私はすっかり「?」で、最初からざっと見直してそういうことかとようやく納得しました。録画だからできた芸当です。あるいは2度、3度と見直すことで、また新たな発見があるかもしれません。 しかし映画とは本来映画館で見るもので、基本的に一期一会のはず。2度、3度と見直す時間的・金銭的余裕のある人は、そう多くないでしょう。まして80年前であれば、なおさらです。そういう観客にどこまで配慮して作ったのかなと。別に批判ではないですが、ちょっと疑問に思ったので。 言い換えるなら、昨今では映画の見方も多様化しているわけで、一期一会の人もいれば何度でも見返す人もいる。映画製作者はどちらに焦点を当てて作ればいいのか、あるいはそろそろ「映画」のカテゴリーをいくつかに分けたほうがいいのか。けっこう悩ましい問題なんじゃないかなと思います。私は傍観者として楽しませてもらうだけですが。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2021-07-16 02:43:01)(良:1票)
392.  座頭市と用心棒
さすが、2大スターが登場するシーンでは画面が引き締まります。これを「華」と呼ぶのか「オーラ」と呼ぶのかわかりませんが、見る者の第六感に働きかけてくるものがあります。その正体を科学的に解明できたとしたら、エンタメ界は激変することでしょう。 ただこの2人だけではなく、まったく頼りない米倉斉加年とか、意外に早く退場する草野大悟とか、なんとなく不気味な常田富士男とか、後々にも活躍する役者の若かりし頃を見れて楽しめました。 そして何より、岸田森がいい。こんなに殺気立ったイケメンだったのかと初めて気づきました。惜しむらくは、もっと憎々しい悪役として活躍してほしかったかなと。 ストーリーとしては、まあこんなもんでしょうという感じ。 それにしても、「座頭市」の舞台になる集落は常に無法地帯で殺伐としていて、善人ほど早々に消え、ロクでもない奴しか残りません。もちろんドラマの設定とは知りつつも、絶対住みたくないですね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-07-14 02:14:41)
393.  グリーンブック 《ネタバレ》 
「粗にして野だが卑にあらず」的な主人公が魅力的。対象的に孤独なエリートとして描かれた〝ドクター〟との絡みも、硬軟織り交ぜていい感じ。特に最終盤、演奏キャンセルから帰路、そしてラストの奥さんのセリフに至るまでの展開は、けっこうグッと来ます。 しかし、残念に思う点もいくつか。まず先々で起きるトラブルがいずれも紋切り型というか、黒人差別を扱った映画で何度か見たことのあるシーンの焼き直し感が否めません。どこまで実話ベースなのかはわかりませんが、無理やり創作感が漂います。あるいは実話ベースであるがゆえに、あまりぶっ飛んだエピソードを創作できなかったのかもしれません。 そしてもう1つ、そもそもなぜニューヨークで成功しているピアニストが、わざわざ偏見の坩堝である南部を回ろうと思ったのか。そして回った結果、何か得たものはあったのか。バンドメンバーの口からサラッとは語られましたが、本人は一言も言及しませんでした。この部分を少しスッキリさせてほしかったかなと。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-07-12 02:29:55)
394.  サハラ 死の砂漠を脱出せよ 《ネタバレ》 
マシュー・マコノヒーってインテリ系が似合う役者かと勝手に思っていたのですが、若い頃はふつうに脳筋系だったんですね。 まったく予備知識ゼロで見始めて、パンデミックというタイムリーな話かと期待したのですが、まさか脳筋が大活躍する作品とは思いませんでした。最初の診療シーンから、誰が最後のリゾートのシーンを連想できるでしょうか。やたらご都合主義だし。 過酷な冒険に出かけたと思ったら、実は遊園地のアトラクションでしたという感じ。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2021-07-07 01:57:23)
395.  北北西に進路を取れ
超久しぶりに再見。しかしラストのラシュモア山のシーン以外、ほとんど忘れていたので初見に近い感じ。だいたいスパイものというのは、その設定上、話が込み入りがちで、ちょっとでもセリフを聞き逃すと面倒くさいことになります。この作品も例外ではありません。というか元祖的な存在でしょうか。 しかし音楽はいい感じ。いかにも緊張感を煽るようで、ピッタリ合っていたように思います。 そして何より、マーティン・ランドーがいい。「スパイ大作戦」におけるローランもそうですが、いかにも頭がキレそうでクールな役がよく似合います。そしてけっしてボスにはなれず、参謀役なんですよね。同じスパイものでも、単純明快&大胆不敵&荒唐無稽なこちらのほうが私は好みです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-05 01:42:39)
396.  エジソンズ・ゲーム
素材としては面白いはずですが、どうも印象が薄い。おそらくそれは、両者がスマート過ぎるから。もっとギラギラ、メラメラしながら戦って、盛大な見せ場を作ってほしかった。実際、エジソンは大変な“個性派〟だったはずです。 そういえば邦題もヤル気がなさそうですね。
[インターネット(字幕)] 4点(2021-07-01 01:14:11)
397.  ヘイル、シーザー!
いろんな予備知識を求められる作品。すべて解釈できたわけではありませんが、全編に散りばめられた強烈な皮肉がいい感じ。 一般的に英雄視されがちな〝ハリウッド・テン〟を俗的に描いていたり、歴史上の大スターであるシーザーを大作映画の主役として演じるほどの大スターに知性のカケラもなかったり、牧師とラビがイエスの配役をめぐって言い争ったり、女優がやたら尻軽だったり、とにかく俗物だらけなところがミソ。しかしいずれも愛すべきキャラなのか面白い。ジョシュ・ブローリンの最後の決断も当然という気がします。 なお個人的にもっとも笑ったのは、「エンゲルス!」でした。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-06-27 01:36:53)
398.  新・ガンヒルの決斗
とにかく悪党が悪党すぎて驚き。最初から最後まで、一片の情状酌量の余地もなしという感じ。特に女性への扱いがひどすぎる。ジェンダー・ギャップ指数低位でおなじみの日本人の私が見ても引くレベル。おかげで、中高年になったグレゴリー・ペックと少女とのほのぼの道中の印象もすっかり霞んでしまいました。 それでいて、オチも案外あっさり。もっと「水戸黄門」的もしくは「暴れん坊将軍」的な痛快さが欲しかったと思うのは、私が生粋の日本人だからでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-06-24 02:13:10)
399.  ザ・サークル
ざっくり整理すると、2つの問題を提起していたように思います。1つは、巨大プラットフォーム企業が国家を凌ぐ権力を持つようになったということ。言論も、選挙も、一企業の意のままに操れるぞと。トム・ハンクスがかならずしも独裁者を目指す悪人ではないところに、この作品の良心のようなものを感じます。悪意がないからこそ、問題は厄介なんだよと。 が、現実としてFacebookにしろTwitterにしろYouTubeにしろこういう問題は起きているわけで、その経緯を追いかけたほうがよほどリアルで面白い。その矮小版をフィクションで見せられてもねぇ、という気がしないでもありません。 もう1つは、「知る権利」とプライバシーの対立。こちらも報道をめぐって昔からある問題で、誰もがスマホを持ち歩き、なおかつネットでつながるようになった昨今、事態はより深刻化するだろうというお話。まあ目新しさはありません。 妙にモヤッとした終わり方も含め、「もう少しがんばりましょう」というハンコを押したくなります。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2021-06-22 02:53:58)
400.  ゾディアック(2007)
ある意味ですべての労働者への応援歌という感じ。前半こそ猟奇的な犯行で恐怖心を煽りますが、中盤以降は真犯人を追いかける側に焦点が移動。で、地味とか徒労とか誤解とか翻弄とか非協力とか、あるいは報われなさぶりとか諦めとか、これって自分の日常の仕事と同じじゃないかと妙に共感してしまいました。途中で出てくる「ダーティハリー」の皮肉も効いています。世の中そんなにうまく行くわけねーだろと。 そして最後の最後までがんばった者に、ほんの少しだけ報われる(ように感じる)瞬間が来るんですよね。日常の仕事も、かくありたいものです。 まったく余談ながら、グリーン先生(アンソニー・エドワーズ)の比較的豊かな髪に驚き。「ER」のストレスから解放されて生えてきたのか、それともズラですかね。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-06-18 02:15:29)
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