381. ミスター・ルーキー
《ネタバレ》 シナリオ自体は悪くないと思います。むしろビッグコミックオリジナルとかで、こういう漫画が載ってたら読みふけってしまいそうなお話です。 ただ映画としては、やはり破綻してますね。 野球シーンにリアリティを求めての一茂氏や駒田氏の起用も、正直そこまで上手く行ってるかと言えば空回りです。体格は立派なアスリートでも、元・投手というわけでもないので、フォーム自体は演技面に目をつぶって元プロを使った効果は残念ながら無かった。 駒田のスイングもシーズン40本塁打打つような迫力もないし。ないなら、もうここは素人でも演技の出来る人たちでやっても良かったのか?どっちが良かったのか? 最終決戦で突然現れる阪神の実在選手も豪華な計らいとはいえ、先発の藪はいつのまにか消えたと思えば胴上げにまた姿を現し、矢野もいつのまにか違う捕手になってるし。 八木は外野フライだし。挙句にバースまで出てきたら唯一シナリオで許せていたラインまで大崩壊。 桧山だけは美味しかったかな。 鶴田真由の「ばぁ~~~か~~~!!」の言い方が面白かったので3点。 [DVD(邦画)] 3点(2009-06-06 17:01:28) |
382. 平成狸合戦ぽんぽこ
ジブリの中では評価の低い作品ですが、まぁそんな嫌いではないです。 話がわかりやすい分。 わかりやすいほどのお説教くさい話が不人気の理由と思いますが、 もののけにしろ千と千尋にしろ、わりと根元のテーマは一緒なのに、こうも評価が別れるのは可哀想w [地上波(邦画)] 6点(2009-06-05 23:03:55) |
383. ブラックホーク・ダウン
ん~~。なんか釈然としない映画。 撮りたいテーマ、映像は明確なんだけど、ストーリーの展開というか、 ただ淡々と戦闘シーン戦闘シーンで、面白くない。 面白い、面白くないで判断してはいけない映画なんだけど、 面白くないので引き込まれない。 もっと見せ方があったんじゃないのかなぁ?? [DVD(字幕)] 5点(2009-06-05 22:54:07) |
384. ルディ/涙のウイニング・ラン
この手の作品というのはスポ根の定義に乗っ取ってポンポンテンポ良くトントン拍子というのがお決まりといえばお決まりで、結構好きなのだが、 ルディは実話が元になってるだけあってトントン拍子とはいきません。 ある種「ドM」向きなスポ根もの。と括ると好きな人に失礼かw まぁでも最後のシーンは熱くなる。だって男の子だもん。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-26 09:18:05) |
385. ジュラシック・パーク
公開当時、映像の凄さに度肝抜かれた。 それと同時にこれからいろんな映像再現不可能だった漫画や小説が映画化されていくんだなぁ、と物凄くドキドキしたことを覚えている。 [ビデオ(字幕)] 8点(2009-05-26 09:11:22) |
386. モンスターズ・インク
《ネタバレ》 まぁ、いろいろと「それはないわ」と思うところもありますが、 子供向けですからね。そういった部分を無視して評価すれば8点以上は付けられます。 子供を恐れる文化を持つモンスターがいつのまにか感情移入してるところもディズニーっぽいし。 サリーがシュミレーションロボを脅かす所をブーが見てしまい脅えてしまう流れはせつなかったけど、あんまりその部分には触れずにクライマックスへ流れ込んだのは、進行上仕方ないにしろなんか違和感があった。考えさせられるシーンだっただけに、もっと良くなる可能性を残したまま消化しきれなかったな、というか。 クライマックスまで来るとあとはご都合主義で、大オチもこれでもかとうくらいのご都合主義のハッピーエンド。 でも子供に見せる映画なんだから細かい所は、どうでも良い。 全体を見れば面白かった。それでいいじゃないか。 あと付け加えるならマイクの爆笑・田中さんの吹き替えは声優顔負けの上手さなので吹き替え推奨です。 [DVD(吹替)] 8点(2009-05-26 08:55:55)(良:1票) |
387. マルホランド・ドライブ
1回見ただけでは正直何のことだか分からない作品ですよね。 2回目以降から、所々見え始めてくる感じ。 結局、夢オチなのかと思いきやそういうわけでもなくなんという表現をしていいのか。 悲しい恋の果てに死を遂げた女性が死ぬ間際に見た幸せな幻想、を描いたのかな、と個人的に解釈。 説明要素がないので、見る人によって評価も感想もきっとバラバラなんだろうな。 それにしても映画館で見た人は一度目鑑賞し終えた後、「わからん、もう一回見よう!」と2度目、3度目を観に行ったのかな?それとも「冗談じゃねー!二度と見るか!!」となってしまってもうこの作品には触れることはなかったのか? それを考えるとお金を取って劇場公開する作品で、こういう趣向が増えるのは困り者。 DVDで何回も見れる状況なら良作なんですけど・・・。 [DVD(字幕)] 6点(2009-05-26 08:41:56) |
388. ロッキー
熱ければいいんです、熱ければ。 奇跡的に、伝説的に熱い映画。テーマソングが流れてくれば走り出したり、体鍛えたくなったり、男の本能を叩き起こされます。 燃えろドラゴンのテーマに並ぶ熱いテーマソングが、もう既にツボ。 [地上波(吹替)] 8点(2009-05-18 22:05:33) |
389. 鈍獣
《ネタバレ》 舞台が元となっている映画なので、映画館でわざわざなタイプの映画ではないですが、 その分、話の作りは流石の一言。 オープニングと開始15分くらいで、随分変化球投げてきたなぁ、と思ってたのに、 終わってみれば、なかなかの「どストレート」のブラックコメディという感想に変わっていました。 撮り方が撮り方だし、脚本も、一から十まで丁寧に説明されてる話ではないので相変わらずアンチクドカンの評価は悪いんでしょうけど、入り込めたら必ず、こう言ってしまうでしょう。 「もう、おしまい?」 [映画館(邦画)] 7点(2009-05-18 22:00:00) |
390. ロード・オブ・ザ・リング
《ネタバレ》 凄かったな。ある程度凄いんだろうとハードル上げてたけど、それでも凄かった。 映像に関してもぬかりはないし、ホビット、人間、エルフ、ドワーフそれぞれの想いもシッカリ描いている。 中でも人間・ボロミア。無念にも、この一部で死んでしまいましたが、彼の人間の心の弱さ、がある種、一同を解散されるキッカケとなってしまったのですが、それでも彼の心の弱い部分をひっくるめても、丁寧に描かれていたと思います。 変に無理矢理押し込めて作ろうとせず3時間ものを3部作にわけての大作ですからね。凄かったですよ。参った。 [DVD(字幕)] 8点(2009-05-18 21:50:39) |
391. クール・ランニング
《ネタバレ》 全体を通してテンポよく見られる良作。 お笑いのシーンも挫折を繰り返し立ち向かっていく所もスポ根モノのツボはしっかり押さえてます。 最後の方でボブスレー競技をやることに反対していた仲間の父親がジャマイカのTシャツを着て息子の勇姿に声援を送っていた所が個人的に一番グッときた。 [ビデオ(字幕)] 8点(2009-05-09 23:13:22) |
392. 生きてこそ
大学生時代に学校の図書館でレーザーディスクにて鑑賞。 大学の図書館って映画のレーザーディスクとか、ただで見放題で良く見てたなー、授業にも行かないで。 そんな時代に見た一本。公開されたときの予告で気にはなってたんだけど、当時、高校生で人の肉を食べてまで・・・という重い内容から、観る勇気が湧かなかったのですが、ただだし観ちゃえ!って19くらいの時に思い切って鑑賞したのを覚えてます。 こんな場面に自分が遭遇したら、いっそ早めに飛行機から落ちて死んでた方が良かった。と思うほど目を背けたくなるような内容と映像もありますが、あの絶望的な状況の中で生き抜く決意と、それを襲い来る自然の脅威は観るもの引き込みます。 [レーザーディスク(字幕)] 7点(2009-05-09 23:07:27) |
393. もののけ姫
おとぎチックな部分もあるかな?ファンタジーには違いないけど。 感情移入もしづらい話で、油断してると話に置いてかれる。 過大評価というよりは過剰評価な作品。 メッセージ性を重点に置いてるワリに、どうなんでしょう? 見方がまだ足らないのかもしれないけど、もっとメッセージ性もあって楽しめるアニメ作品はたくさんある。 [ビデオ(邦画)] 5点(2009-05-08 08:54:28) |
394. 無問題2
《ネタバレ》 冒頭から安いパロディ、安いギャグシーンが満載で、これは久々に酷い映画に出くわしたと思ったが、 ヒロインの酒井若菜が拉致されて、挫折しユンピョウにカンフーを習いだすあたりから、古き良き香港ムービーの持ち味が出てきて盛り返した。 軌道に乗ってからも安いパロディやギャグシーンは所々出てきてて邪魔だったけど。 最後のシーンのキャンディ・ローの表情はとても素晴らしく引き込まれてしまった。 全体的な感想とすれば良い部分もあったけどマイナス面をフォローしきれてなかったな。 あと前作とはノリも関係性もなく続編としては成立してない。 別タイトルの映画にしてプロモーションしてくれた方がシックリくる。 [DVD(字幕)] 4点(2009-05-08 08:44:27) |
395. 無問題(モウマンタイ)
《ネタバレ》 予想してたよりずっと良かった。 もっと無駄にアクションシーンがあって中身よりも派手さを見ろ! という感じの映画のイメージがあったので、 ストーリーがちゃんとあったのは良かったです。 通訳を介して会話するアイデアも悪くなかったし、 日本語を教えるシーンも微笑ましくて良かったですね。 中国人のヒロインが捜していた彼氏が登場してから急激にB級香港ムービー的展開へ流れていってしまったのが惜しい。 あと岡村くんは意外と芝居ではセリフが聞き取り辛く全編字幕が欲しかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2009-05-07 09:56:26) |
396. 少林サッカー
《ネタバレ》 てっきり少林少女の放送が今日だと思ってスタンバってしまい本日3度目の鑑賞。 これだけ馬鹿だと肩に力入れるだけ損。笑ったモン勝ちです。 敵のオーナー?やしきたかじんに似てるなーぐらいの気持ちで観ましょう。 [地上波(邦画)] 7点(2009-04-24 22:56:10)(笑:1票) |
397. シコふんじゃった。
流れで相撲部に入部させられて、挫折を味わい立ち上がっていくまでの過程がテンポ良く凝縮されてます。 ちょっと漫画のうっちゃれ五所瓦に似てますが、この手の話は好きなのでパクリでもOK。 [地上波(邦画)] 7点(2009-04-24 00:00:16) |
398. 地獄の黙示録 特別完全版
《ネタバレ》 カーク大佐に辿り着くまでは、まぁまぁ面白かったんですけど、出始めてから急激に哲学思想し始めましたねー。他の戦争映画とは一線を画しては居ると思います。 やたらサーフィンしたがる上官に、なぜか和んでしまいました。 [DVD(字幕)] 5点(2009-04-23 22:21:53) |
399. THE 有頂天ホテル
《ネタバレ》 途中まではめっちゃ面白かったんだけどね。 だんだん、張りすぎた伏線が絡まってほどけなくなっちゃった。という感じ。 一番の違和感はカウントダウンパーティーのシーンそのもの。 最終的にここで一番盛り上がらないと行けないのですが、バラバラで動いていた登場人物たちが、このシーンに来るまでに消化しきれてない伏線が、チラチラあるので、 あの異様な盛り上がり方を、最後に「ハイ、どうぞ」と見せられても、ついていけない。なんで急にこんなテンションの上がり方してるの?という感じ。 結局、最初の導入が一番面白かったのかな。メインキャストが一通り出終わると、あとは期待外れな展開をただただ見せられる感じだった。 [ビデオ(邦画)] 5点(2009-04-22 22:06:01) |
400. 殺し屋1
《ネタバレ》 なんだろう?間延びはしないけど、面白くはない。 ただただ、ひたすら無意味な暴力、殺戮の中で狂った人達と、そうでない人達を描いているといえば良いのでしょうか? 意味を持たそうという部分は原作にもあるし、映画にもその傾向は見られるんだけど、あくまで意味ありげなだけで、空っぽ。 狂ってる人の世界、と言う表現が一番しっくり来ますね。 松尾さんの双子のキャラがちょっと面白かったので、3点。作品自体は1~2点レベル。 [DVD(邦画)] 3点(2009-04-22 21:54:07) |