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プロフィール
コメント数 583
性別 男性
年齢 50歳
自己紹介 管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。

タケノコと申します。

みなさまのレビューをとても楽しみにしています。
( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )

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381.  母よ、 《ネタバレ》 
「息子の部屋」のナンニ・モレッティ監督らしく、本作も「死」をテーマにして、淡々とした語り口で物語を描いていきます。監督の描く死には宗教観や倫理観は見えなくて、かと言って劇的な出来事でもなくて、まるでそれぞれの人にとっての人生を締めくくる通過儀礼のよう。 また、平坦なストーリーで退屈になりがちな映画でしたが、個性派ジョン・タトゥーロの何かしでかしそうな存在感がそこを救っていたように思う。 お分かりになるように、今回は象徴的に壁 (境界線) が多く登場します。 労働者と経営陣の間にある工場の壁。娘と母の間にある病院の窓。そして、生と死の境界線。 人は生きていく上で、知らず知らずのうちに多くの境界線を越えていくものだけど、生と死の境界線だけは母と子が正しく順番にその線を越えていけたら、それはお互いに幸せな人生を送った、と言えると思う。 とても感動した、泣けた、と言うよりは、観終えた後からじわじわと静かな感動が押し寄せて心が熱くなるような、そんな映画でした。 何気に邦題もいい。 母よ、に続く言葉、きっと観た人それぞれの心にありますね。
[映画館(字幕)] 7点(2016-05-30 23:28:32)
382.  追憶の森 《ネタバレ》 
実力派キャストを揃えているのでとても期待していましたが、これはちょっとすべった感じです。愛、死、スピリチュアルなど、深遠なテーマを欲張って詰め込みすぎて、これをどうやって収めようかと、まるで監督自身が答えを探して迷路を彷徨っているような。キイロとフユのエピソードも説明不足により、決まった時の爽快感はほとんどなく、置いてきぼりされた唐突感しか無かったです。それに彼が出会う日本人が一人残らず英語ペラペラってねえ・・。ここは富士の樹海である前に日本だぞ。期待外れだとツッコミしか出てきませんが、管制塔から見た樹海の眺望(パノラマ)はすごかったです・・と最後意味なしフォロー。
[映画館(字幕)] 4点(2016-05-10 00:03:36)
383.  レヴェナント 蘇えりし者
私が知ってる「グリズリー」って映画よりも、こっちの方がよほど「グリズリー」してる。
[映画館(字幕)] 7点(2016-05-04 23:10:27)
384.  ルーム 《ネタバレ》 
ポスターから抱いていたイメージとは程遠い、はっきり言って陰惨な題材なのですが、子供の純粋無垢な視点や彼の冒険の物語にした発想、この見せ方のアイデアに唸らされました。現実的な話をさせてもらうと、日が当たらず、しかもこんなに狭くてきたない部屋に数年も幽閉されたら、子には何らかの発育障害がありそうですが、そこは目を瞑るべきか。手に汗握る脱出劇から一転、幸せをかみしめる時間も束の間、どこかよそよそしいわが家の"男"たち、そしてTV局のインタビューなどによって、次第に暗い過去が明かされていく。その展開に回想はなくてあくまで時系列で、そして極力状況で語っている点は好感が持てました。"脱出"は物語の分岐点。少年にとって本当の意味での"誕生"。それは文字通り夢と冒険の始まり。でも母親にとっては決して楽しいことばかりではなく、好奇の目に晒されたり、まだこれからも苦難は続いていくのである。まだいろいろ書きたいこともあるが、この映画だけは男の私がこれ以上何を書いても陳腐になりそうで。母親の愛と強さはやはり偉大でした、もうそれだけしか言えません。
[映画館(字幕)] 7点(2016-04-18 01:04:52)(良:1票)
385.  リップヴァンウィンクルの花嫁 《ネタバレ》 
この映画3時間でしたか。話にぐいぐい引き込まれて全く長さを感じませんでした。 黒木華さん、よかったです。好演とか物語の世界観に合っていたとかそんな次元ではなく、まるで彼女ありきでこの映画が創られたほどに。 私は、題名は "虚像の幸せ" の別名と解釈しました。出会い系、結婚式のサクラ、確かに今は取り繕った虚像の幸せであふれている。ネット社会の利便性と引き換えに、モラルや感謝の心など人が失ったものも多く、もはや幸せ感覚はあきらかに麻痺した。彼女たち二人は現代社会の被害者ではなく、"迷い子" であると思う。幸せも出会いもお手軽すぎて、何が本当の幸せだか、誰が自分に見合うのか、あげくには自分が何なのかわからなくなった。でもそんな現代に、心に傷を負って人の温もりを誰よりも欲していた二人が、お互いが最も必要とする相手に "サクラ" を通じて奇跡的に出会った・・。 題名すなわち "虚像の幸せ" とは、ネット社会に対する鋭い風刺と思いましたが、実は逆説的な意味だと思うのです。つまりこのような現代でも、生きる価値は絶対にある。ニセモノであふれたこの世界のどこかに、あなたに見合う本物 (幸せ) は確かに存在している、だからとにかく生きろ、そう言っている気がします。
[映画館(邦画)] 8点(2016-04-09 19:35:39)(良:1票)
386.  腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 《ネタバレ》 
これは一見家族の崩壊を描いているようでもあるが、まあシュールなブラックコメディと思って楽しみましょう。てんで歯車のかみ合っていない三兄妹よりは、道化を装っているが実はただ一人真っ当な待子さんがよろしい。この人、我慢強いし空気読めるし本心顔に出さないし、きっと女優目指したら澄伽より大成するだろうね。漫画家志望の妹さんにしてもしかり、二人は例えるなら"能ある鷹は爪を隠す"人たち。もちろん澄伽は"能なし犬の高吠え"、お兄さんは差し当たって"負け犬の遠吠え"か。それはさておき、この映画はキャスティングこそ監督の真のメッセージが込められているように思えます。グラドル出身の佐藤江梨子とアイドル出身の永作博美。彼女たちに共通しているのは、"外見"が最優先である職業の出身者ということ。でも映画の女優となればそれだけでは当然いきません。それは演技ができなければ生き残れない厳しい世界。劇中の小森監督と澄伽の関係。これはそのまま、映画に便乗して吉田監督が突きつけた"映画監督"たる権力誇示のようでもあり、同時に、映画の女優という世界の門戸を叩いた彼女たちに対する厳しい激励のようにも感じました。
[DVD(邦画)] 6点(2016-04-05 23:42:33)
387.  リリーのすべて 《ネタバレ》 
医学的、宗教的な観点からすると難しいテーマであったと思いますが、本作はそれらはさておき(難易度の高い手術の描写も最低限だったように思う)、ある二人の夫婦に突然訪れた一つの出来事として、主に二人の心の葛藤だけに焦点を絞って描いています。途中までは淡々とした気持ちで観ていたが、ゲルダがリリーに抱いていた感情が、異性に対する愛情から、やがて母性愛に近い感情へと変貌してゆく後半からは、心が締め付けられるように切なくて苦しかった。二人は過酷な境遇に立ち向かい、もがき苦しみ悩みながらも生きて、永遠に別れるその最後まで決して自分たちの生き方に後悔はしなかったと思う。だからこれは悲劇のようだが、力強い"人間賛歌"でもある。なお主演はエディ・レッドメインとなっているが、この映画はアリシア・ヴィキャンデル(ゲルダ)の物語。リリーに芽生えたある複雑な心と、その全てを深い愛情で包み支え続けた、ゲルダの献身と葛藤の物語といいたい。"真実の愛"とは、相手の容姿や性別だけではなく、心を愛し痛みや苦しみも共に分かち合うもの。リリーはゲルダのすべてであり、ゲルダは、"リリーのすべて"でした。
[映画館(字幕)] 7点(2016-03-20 17:23:32)(良:1票)
388.  海がきこえる<TVM> 《ネタバレ》 
本作は決して宮崎ジブリのような高い完成度ではない。でも作り手の映画に懸ける熱意や郷土愛が映画の雰囲気からよく伝わってきて、私はとても好きな作品です。本作の物語、魔法やファンタジーがあるわけでもない、奇跡も何も起きないただの若い日々、これは宮崎ジブリに慣れていた私にとっては逆に新鮮に映りました。でも若いときは気づかなかったけど、若さと平凡な日々はもうそれだけで奇跡ですよね。私自身、青春時代を海も山もない都心近郊で過ごしたこともあって、はるか遠い街、海がきこえる故郷は昔から憧れでした。この同窓会の場面を観る度に昔を思い出す。親友、好きだった女の子、受験。みんな元気でやっているだろうか。実はこの映画を最初に観た時はピンとこなかった。気になってたまに観返すようになり、いつの間にか自分にとって大切な映画になった。まるで映画の二人のような関係。この映画、すごく好きです。
[DVD(邦画)] 10点(2016-03-15 23:16:42)(良:1票)
389.  (500)日のサマー 《ネタバレ》 
いわゆる恋愛感性の違う二人が一時寄り添って別れた、ただそれだけのよくある男と女の話です。でもこの映画は、恋はしないよりもすること、そして結果よりはその過程、人を好きになって苦しみ悩むこと、それが人を大きく成長させることを語っている。彼女が"卒業"を観て泣いたのはなぜだろう。ただの思い入れではなく、心境ががっちりとリンクして感極まったように見えた。結婚することへの後悔か、トムへの罪悪感なのか。あるいはトムに略奪されることを望んでいたりして。その結婚した彼女を祝福した彼の姿は潔く男らしい。二人は、結婚と恋愛は全く別のものだとわかっています。だから二人は別れたのではなく、"恋人"で終わることを選んだ、あえてそう言わせてください。
[DVD(字幕)] 6点(2016-03-07 23:07:49)
390.  女が眠る時 《ネタバレ》 
ウェイン・ワン監督の「SMOKE」が大好きで、公開前からかなり期待をしておりました。しかし、このガッカリ感はなんだろう、まさかのサスペンス映画でございました、、。 映画は、西島秀俊さんが走って、走って、走りまくります。サスペンス映画らしからぬ、身体的な「動き」があって、狙いがよくわからない感じです。 時折、得体の知れないリリーさんが登場しては、楽しい雑学集を語ります。特に「バカ殿様」のエピソードが面白い。何もせんでも女をホイホイ与えられていたから、昔の殿様たちは頭が退化していて、みんなバカ面してよだれをたらしていた。 (だったかな?) それはつまり、お前はそうなるな、って遠回しに言ってるんでしょうけど。男だったら走り回って、自ら女をつかまえろ。そして、ようやく「While The Woman are Sleeping」 女が眠っている時こそ、男は爪を研ぎすませ、てこと。でも、彼のように行き過ぎるあまり、気づいたら盗撮やストーカーじゃあ、シャレにもならんぞ (笑) 総括。 役者はよい。 官能的な雰囲気もよい。 フランソワ・オゾン監督の「スイミング・プール」を意識しまくりです。 そして、、邦題がダサい。 (これ、直訳じゃなくてもよかったんじゃ・・汗)
[映画館(邦画)] 5点(2016-03-05 02:27:41)
391.  愛してる、愛してない...(2002) 《ネタバレ》 
オドレイ・トトゥが、たくさんのバラの中からたった一本だけを選ぶ。"アメリ"の彼女を知っていれば、この美しく心弾むオープニングまで観た段階ではその再現かと期待してしまう。でも騙されました。同じ妄想でもこちらは危険な妄想、かわいい顔が次第に恐ろしい顔に見えてくる、ストーカー女のお話でした。でもこれは一本のバラが一人の女を狂わせた話。女性にバラの花を贈る、ということはたぶん我ら男が想像している以上に、女性にとって"特別"なことなのだ。そして、目に見えること、知っていること、世の中は全てが自分の解釈している通りとは限らない。一歩遠くから、そして目線を変えて見たならば世界は全く違った姿に見えてくるのだ。例えばこの物語も見方によっては、アンジェリクは"バラ"の美しさに狂わされその棘に刺された被害者である、とも言える。いや、あえてそう言いたい。たとえ彼女の愛が異常だとしても。
[DVD(字幕)] 7点(2016-02-20 14:42:22)
392.  キャロル(2015) 《ネタバレ》 
現役女優の中でも最高峰の大女優と、近い将来にその仲間入りをするであろう女優、その二人の奇跡の共演を観てきました。 これは一言、"目は口ほどに物を言う" 映画。ケイト・ブランシェットの魅惑的な視線、ルーニーマーラの羨望や敬慕の視線。二人の目の力によって成立した映画と言ってもよいほど、目の演技に圧倒された映画でした。そして、優雅で完成された美とまだ若々しく完成を心待ちにする美。対象的な二人の "美" をうっとりと見惚れる至福の2時間でもありました。 その対象的な二人の個性を一層華やかに際立たせた衣装、1950年代のニューヨークを完璧に再現した街並み、画面の細部まで拘りが行き届いた美術、本作は衣装や美術スタッフの素晴らしい仕事にも拍手を送りたい。 展開は覚悟をしていた内容でしたが、これはレズビアンや同性愛のたった一言で括れる愛の形ではなく、もっと奥が深い感情だと思いました。人が人を愛すること。それは理屈では決して説明はできません。きっとキャロルとテレーズもこの感情を言葉で説明することはできないでしょう。だから、これは恋愛映画であり、真っ当なミステリー映画。人が人を愛すること、これは解き明かすことのできない深遠なるミステリーであり、そして女は永遠に "謎" なのである。この謎は、今までもこれからも、僕らを永遠に惹きつけてやまないのだ。
[映画館(字幕)] 9点(2016-02-14 19:13:35)(良:3票)
393.  ザ・ウォーク
まず、映画には絶対にあるべき (あってほしい) 人物の描写が致命的に乏しい。時間の都合上でしょうが、主人公はともかく、取り巻きたちの描写は明らかに希薄で、鑑賞後1年も経つと性格どころか名前も顔も覚えていません。そして綱渡りというたった一つの見せ場のために、映画館の大スクリーンで観ること、できれば3Dで観ること、が楽しむための絶対条件。なので、こんなのは映画と言うよりは、テーマパークのアトラクションです。本来、2~3点にしたいところだが、そうできない理由がこの映画にはあります。それはこの映画が、 "あの事件" の鎮魂であること。いつまでも泣いていないで、そろそろこの場所を見て笑顔になってください、というメッセージは痛いほど伝わってきます。ここだけは、監督の意図する思いや映画の存在意義に私も賛同します。
[映画館(字幕)] 5点(2016-02-09 02:54:22)
394.  俳優 亀岡拓次 《ネタバレ》 
観てきました、亀岡拓次の酒場放浪記 (笑) 作風としてはシュールな人情劇、といったところでしょうか。適度にシュールでコテコテの人情劇でもない。横浜聡子監督のこの演出は新感覚であり、過去の作品も観てみたくなった。 居酒屋ムロタでの麻生久美子とのやり取りが面白い。しかし、とぼけた会話の中にも、お互いが相手を探り、値踏みしている様子が見て取れる。結局、女は最後まで心の奥底は表情には出さなかったし、男は恋に恋する自分を演じていた。"芝居" 以上に芝居らしい居酒屋の場面からわかるように、実はこの映画は「俳優亀岡拓次」と亀岡拓次の境界線はほとんどありません。 きっと人生なんて「自分」という人間を演じ続けるお芝居のようなものなのだ。
[映画館(邦画)] 7点(2016-02-04 17:17:49)(良:1票)
395.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒 《ネタバレ》 
まるでキーラナイトレイにデンゼルワシントンにアルパチーノ、おまけに仮面を取ったらジョンルーリー?個性と魅力に乏しいメインキャスト陣は過去の作品を彩った個性派の面々と比べて明らかに物足りない。ただし、娯楽映画としてはまさに王道で楽しめましたし、ハン・ソロとチューイを二人揃って登場させたり、ルークの"特別枠"的な扱いなどはやはり昔からのファンにとっては嬉しく、同時に監督の旧作への敬愛も充分に感じました。個人的には、SWの続編としては低評価、娯楽映画としては高評価、なのではっきり言って採点が悩ましい映画。と言いつつも、過去の名作群と比べるとどうしても評価が厳しくなるのはシリーズモノの宿命か。ちなみに私、レイア姫が美人だと思ったことは一度もありませんでしたが、もっと年老いた姿を想像していたせいもあり、今回初めてとても美人に感じました。彼女だけゆっくりと時間が流れていましたかね。フォースの恩恵、実は意外なところにあり。
[映画館(字幕)] 7点(2016-01-24 02:53:32)(良:2票)
396.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 
私は、ジャックが生来のゲイなら、イニスのは後天的なものだと思いました。イニスの資質を見抜いてその愛を覚醒させたのがジャックならば、イニスが成り行きに身を任せたのは、この雄大な大自然の助力も決して小さくはなかったと思う。遠い昔、アメリカ西部開拓史の時代、大自然の中で愛し合う男二人。その光景は、男同士であること以上に生命と生命の躍動感に溢れていて、どこか神秘的ですらありました。なお、本作をただの同性愛を描いた物語として捉えるとこの映画の本質には気付けません。当時は現在よりも保守的で同性愛に対する世間の偏見が強かったであろう時代。そこに描かれていたのはその偏見を恐れる二人の葛藤であったり、愛のない女性と偽りの結婚生活を送る空虚な心境や罪悪感であったり。彼らを取り巻く女性たちの、そのやり場のない怒りを考えても心が痛みます。二人が生きるには時代が早すぎた、の一言で片づけるには切なすぎる物語。最後、ブロークバック・マウンテンの絵葉書と彼のシャツを見つめるイニスの悲しげな眼差しが忘れられません。
[DVD(字幕)] 8点(2016-01-01 17:04:26)
397.  潮風のいたずら 《ネタバレ》 
ゴールディ・ホーンの魅力が全開・・! 高慢ちきなジョアナと家事に育児にテンパるアニー、どちらがお好き? 私は、ジョアナのコスプレしたアニーが一番お好き。カート・ラッセルの80年代ハードロックMTV風ファッション、実は好きなんです。「子供たちのいたずら」はちょっとシンドイ。アンドリュー、あんたは最高。でもグラント・ステイトン三世さんも、ちょっとバカっぽくて憎めないかも。二人のためではなく、家族のために妥協すること、変われること。これってコメディのふりして、実は結婚することの核心を突いてると思うの。それぞれ海に落ちて始まり、最後は二人で (自ら) 海に落ちて終わる。そして、何と本作のリメイクがあるとは驚きました・・。でもそれよりまずは本作のBlu-ray化を強く望みます (笑)
[DVD(字幕)] 8点(2015-12-14 23:27:11)
398.  マラソン マン
レインマン、マラソンマン、ダスティン・ホフマン。
[DVD(字幕)] 6点(2015-11-23 22:57:30)(良:1票)
399.  蝉しぐれ
今田耕司とふかわりょうがスクリーンに登場する度、まるでコントのようで緊張感が台無しになる。演技の良し悪しの話ではない。キャスティングにあまり文句を言っても仕方がないが、藤沢周平氏の名作の映画化に、それも端役ではなく大役にタレントやコメディアンとはいくらなんでも稚拙なキャスティング。原作は日本人の心を描いた名作です。だからこそ、この映画は本物の役者たちで臨んでほしかったです。
[DVD(邦画)] 5点(2015-11-23 22:55:24)
400.  孤高のメス
臓器移植とは人一人の臓器を、次の人に繋ぐこと。まさに命と命のリレーです。重たい題材ではありましたが、堤真一演じる当麻を筆頭に登場人物たちのキャラが面白くて、どこかコミカルなタッチの映画に仕上がっています。生瀬氏の悪漢ぶりなどは典型すぎて逆に笑ってしまうほど。 この物語で言う「孤高」とは、当麻の外科医師としての手腕ともう一つ、地位や金に惑わされず決して権力に屈しない、医師としての志の高さを言っていると思います。 でもこれにはちょっと物申したい。我々も大きな病気になれば、健康を取り戻すためには全てを賭けるし、執刀医にはまさに命を託すわけです。野本のような男が執刀医では大変です。(と言うか、彼は執刀医以前に人間としてクズすぎて論外でしょう) 患者の本音として言わせていただくなら、当麻の志の高さは決して孤高ではなく、これが医師たち全ての「標準」であってほしいと切に願うのだ。だから、私は彼の志の高さを孤高とは言いたくない。もちろん、彼の外科医師としての技術はまぎれもなく孤高でした、それは認めます。 そして、、その天然ボケもまぎれもなく孤高でした、それも認めます。
[DVD(邦画)] 6点(2015-10-21 00:45:05)(良:1票)
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