401. 焼け石に水
タイトル通り、オジサマが憎らしいほど最後まで優位に立っていました。仏映画に出てくる典型的なタイプの4人、奇妙な愛の関係が哀しくもあるのですが、重い場面に流れるオルゴール風∩幼稚園学芸会向きのメロディーや、サンバのおかしな踊りで、こっけいな感じもいたしました。やらしくも男性2人の服と壁色を揃えるなど、いかにも60~70'S、コートの使い方も楽しめます。リュディヴィーヌ・サニエのバストの若さならではの綺麗さには思わずニッコリ、「8人~」ではレスリー・キャロン風でしたが、ここではトレーシー・ハイドみたいな髪型で可愛いです(おばさんはフツウ、に弱い)。アンナ・トムソンは、ソレっぽくて、優しくて、参りました。 仏映画嫌いな人には肩に石がのせられる感じを持つでしょうからオススメはちょっと…です。 7点(2004-01-04 17:41:34) |
402. 輪舞(1964)
なんとも10人の男女が、あちこちでイチャイチャ、付いたり離れたりで、踊りも恋愛模様も、巡り巡って~というわけです。お美しいモーリス・ロネとジェーン・フォンダ出てなかったら観てませーん、この夫婦の寝室での会話がしょーもないけどなんか好きでした。インテリアなど絢爛さは味わえました、それだけかも。 5点(2004-01-04 13:23:05) |
403. ラン・ローラ・ラン
ダメ男でも惚れてしまうとオンナは頑張るのよねぇ、タイムバーゲンにも弱いし(?)。できれば、2パターンで、お願いしたかった気もします 赤色以外にも、黄色や透明色がなんてキレイなのでしょう。彼女がひたすら疾走し、エンドロールが逆走したのがおもしろかったです。 4点(2004-01-04 11:54:18) |
404. アイズ ワイド シャット
ゼッタイ絶対あのメンバーの中にキッドマンがいる!と思って、それぞれの胸に目を集中させましたが・・私にはサスペンスを観るアタマはないとわかりました。なんとも正直な夫婦ですゥ~、このお二人とツリーのぼんぼりがきれいかったです、当然下心は満たされませんでした。 4点(2004-01-04 11:18:05)(笑:2票) |
405. オール・アバウト・マイ・マザー
これ観て「女ってすごい」と殿方に思われたくないなー。確かに子どもの為ならなんでもします、って時もありますが、、こんなにいわゆる「フツウ」からかけ離れた設定で、誰もがこんなに強くやってけませんし、もっと経済的なしんどさの描写もやってくれなきゃ、おシャレな部屋うつしてもダメダメ~共感できない。無責任なペネロペには、子どもの今後の悲劇を予想でけんのか!?と立腹ですが、実際はこのくらいの程度が関の山ってこともありまして…情けない弱者でもありますんよオンナは…皆さんわかってね。しかしキャスティングは素晴らしかったです。赤ちゃんを抱くセシリア・ロス、とってもとーってもよくわかります、えらいよなー。おかまちゃんのアントニア・サンファンは最初男性かと思ってましたわ。マリサ・パレデスも「見ず知らずの人に頼る」スペイン版ブランチが笑えました、よく見たら美人だ。あのでっかい写真が「マザー」じゃないことが一番意外だったけったいな作品でした。 6点(2004-01-03 00:58:26) |
406. ブルース・オールマイティ
前半、何をパロってるのかわからない私と娘は??状態のまま、ひきつり笑いの連続だったのですが、後半はしんみりしてちょいと感動いたしました。彼女は別にブラピの嫁さんでなくても?とも思いましたが、切ない愛し方が可愛かった。ジムにワヤなこと言わされるライバルのアンカーマンもお見事だったし、その隣席で笑いこらえるキャサリン・ベルもアッパレでした。モーガン神には、働く母さんを誉めてもらい、個人的に嬉しかった次第です。オールド・ファンには(最初アンディ・ウイリアムスかと一瞬勘違いしました→)トニー・ベネットの歌や、サリー・カークランドの健在も嬉しいものです。 ジムは「ライアーライアー」よりかなり細くてカッコ良かった。わがままばっかり言ってるだけではダメですよね、優しい元気をもらった気がしました。 6点(2004-01-02 17:14:55) |
407. ドライ・クリーニング
《ネタバレ》 私にとって何が一番コワイかというと、この中の奥さんを責められない自分に気づいたことです、あー恐ろしい。ラストも迫力あります、まともな決断でありますように、、ただただ願うのみです。//(04/6/29)フランスではどうってことないんでしょうか・・こんなお丼(寸前?)はフツー考えられません。元旦にたった一人でこんなん観たからかどうか、、↑私えらいこと書いてます、渇いてたのでしょう(タイトルに合わせすぎ)。 7点(2004-01-02 16:06:50) |
408. ギター弾きの恋
黄土色の画面とジャズの音色が優しいですね。個人的には(すいません→)解説と主役のお二人のお顔が苦手なので、どうしてもサマンサ・モートンばっかり観てしまいました、ウルル~泣かさんといてぇ、かっわいいよなー、こんな仕草されたら男性はまいるよねぇ。「マイノリティ~」を観ても思うけど、もうこの彼女の平凡な役は考えられないわと強く思いました。最後に彼女の顔がうつらずに、ショーン・ペンが反応するシーン、とても良かったです。 6点(2003-12-31 21:53:35) |
409. アンナと王様
恋愛ドラマ好きな女性には、もうたまらなく嬉しい胸一杯てんこもり作品でせう。頭でっかちな教師ジョディの発言が常に優勢になるこの心地良さ。正妻も美しく、ものわかりいい人だなんて嬉しいわ。こどもたちもかわいい。中盤の夜会シーン、ジョディが王様と二人きりになったら声がひっくり返って可愛いの。側室の悲恋も切なくて。と、歴史に疎くてもストレスや退屈感が少なく観れました。王様のラストの一言は、女性なら誰しも!言って欲しいですわねー。ラスト曲「How can I not love you」の歌詞そのままの、秘めたる二人の思いが胸を打ちましたです。 9点(2003-12-30 01:40:46) |
410. テン
女性の自立をテーマにした作品が量産された(と、思いますが)この時期に、なんとまあ! ダドリー・ムーアとジュリー・アンドリュースの音楽スペシャリストによる!、、アレレ、、普通のドタバタラブコメです。ボー・デレクの水着姿のパッケージで、釣られる私が悪いのよ、情けない。良かったのは、二人の歌が少しと、ダメ男ダドリーが関わる女性たちの結構かわいい本音が見れたことかな。 4点(2003-12-30 01:07:19) |
411. ボーイズ・オン・ザ・サイド
題名が良い。女性の友情もので、今のとこ一番好きかも。特に前半は個人的に満点状態です。あったかいウーピー、生真面目メアリー、おばかな可愛いさドリュー。でも3人とも辛い現実を抱えていて、重くなりがちなシーンをウーピー、さすが!下ネタ卑語(おかげで、辞書引きましたがな、さらに音声×字幕×日本語×英語=4種類も変換することに!)で笑かしてくれて。メアリーが好きな映画、アーティストが、ちゃんと意味持っていて・・♪「スーパースター」はしみた。この頃まだ?シマっていてカッコいいマシュー・マコノヒーを後半観れます。(勿論登場しないけど亡き)キャサリン・ヘプバーンの名言も知ることもできた結構オトクな作品、、っていうかメチャ好きなの。テルマ&~は辛くて情けなくてもう1回観ようとは思えないが、こちらはOKです。元気もらっちゃった。 8点(2003-12-30 00:51:46) |
412. 存在の耐えられない軽さ
《ネタバレ》 まだまだこの作品を深く理解するアタマがないのですが、、、♪ステンカラージンの舟、がアレンジされ、街中は、、というあの時代を映す画面やエロチックな描写や♪弦音楽のせいか、なんか良かったわぁ~、と思わせてくれるこの雰囲気、わかってないのにやられてしまいます。でも一番わからんのがカレの反共主義。そこまで犠牲にするならなぜ後半ああなのか? 体制に屈したくはない、しかし、ダメだったのだ、というところをむしろビノシュが引きうけていた感があります、これぞ空しい男、というのかな? そういう男にゾッコン型ビノシュと、ライトな愛人型レナ・オリン二人には、わかるとこかなりありますわね。写真撮り合う二人の表情の微妙な移り変わり方、逆転、このシーン、とても好きです。レナ・オリンが恋人の前で泣くとこもいいです、なぜ泣くのか考えると共感できます。また二人のヨーロピアンな英語がかえって素敵(それに自分でもレナ・オリンくらいなら喋れるかも、と嬉しいじゃないの)。やっぱり男性って、まっすぐカワイイ女が好きなのでしょうか、そういうとこビノシュがとっても上手いし、プールサイドのシーンと「カノジョをキレイにしたいわ」シーンはドツボ!喝采!。//皆さんのレビューには、その理解の深さにうなってしまいます(悩める私をフォローして下さったと思われるおばちゃん様には感謝です、違う?思い込み御許し下さい(^^)”)、あとで読んでみるととてもよくわかりました、皆さんありがとう。精進してまたいつか観ようと思います。 8点(2003-12-26 16:02:13) |
413. ハウスシッター/結婚願望
土曜日の昼下がり、観るのにもってこいのおもしろさ。若いかたはええっと思えるかもしれないけど、こういうタイプのコメディはデート向きだと思いますわ、安心して笑えるし、彼氏は気おくれしない(主人公が若いハンサム俳優だと、ねぇ)。このジャンル大嫌いという女性も少ないでしょうし、、何人でも誘えるかも?!。普段着にリボン掛けてくれるかも!?ですよ。(でも最近はこの手の作品は少ないのかしら?) 7点(2003-12-20 23:42:50) |
414. ジャック・サマースビー
ここのジョディ・フォスターのベッドシーン、もう大好きです、、ハァハァ、あ、でも男性の方が期待するようなシーンではありません。とにかく愛し合う喜びにあふれておりまして、、オンナがコーフンいたします。かたやギア様の髪型が時代に合ってなさそうなのと、いつもながらのキョトキョト演技がとっても気になりますの、無論見た目はこの時期が一番かっちょいいです。ちょっとお話には無理あって、人にええで~、とはすすめられないけど、自分でおよよ~と切なく感動して萌えるにはとっても有り難い一作です。 7点(2003-12-20 23:16:02)(笑:1票) |
415. ペイ・フォワード/可能の王国
「余計なことすんな」なのか?「善いことだけど、リスク背負うので覚悟せよ」なのか?よくわかりません。 自分の事で精一杯なので、恩はまずその方に返そうと思いましたが。「夢みたいなこと言うな」と親によく言われたこと思い出しました。。最初アンジー・ディキンソンとわかりませんで、、ショック(自分もオバンになったのすぐ忘れる)、でも寂しい演技がよかったです。 5点(2003-12-19 23:17:02) |
416. ロミオ&ジュリエット
確かにこのお二人は御似合いですね、現代版に向いてます。しかし…悲しきかな英語力のない私は、音か字幕を日本語をにしないとわかんないので、やっぱりアロハ+あの原作通りのセリフ は受けつけ難かったです。エンドロールの曲の歌唱力もがっかりしました、私だけか、すいません。当時劇場出口で出てくる方々(若い人、そうでない人の両方)の反応、見てみたかったです、性格悪いです、すいません。 4点(2003-12-19 22:56:32) |
417. サイダーハウス・ルール
「ルールは自分たちで決めるものさ」とエンーらそうにこくおっさん!あとで、筋通す、たらなんたらフォローしてもあかん。それからいくら彼女が綺麗でセクシーでも、欲望のままたぶん予防しなかったトビー。私自身、子どもが流れたことが有り本当に上記二人の行動を許せなく、悔しい思いでした。 それ以外は皆さんの書かれているとおりの素晴らしい映画だと思ってます。 8点(2003-12-19 22:05:14) |
418. がんばれ!!タブチくん!!
学生時代、好きだった人と観ましたので 忘れじの一作。私も彼も巨人ファンでしたが、タブチくん以下、選手・監督の弱点をついたネタ(体型だとか鈍足、ヘロヘロボール、偏屈な性格、などなど)だらけだったので、そこが快感だったのかもしれません。 その人に呼ばれた名をHNにしているので、画面を見るとニヤける悪趣味な私です。 5点(2003-12-19 00:28:37) |
419. 天使の贈りもの
クリスマス前になると♪Who would imagine a King~と歌いたくなってこれを思い出すけど、インパクト薄めですね。 ホイットニーがよそ行きの格好(ドレスアップ?)で旦那さんを呼んでる場面が好きでした。デンゼルとのスケートシーンもあって(と思うけど)可愛かったです。小さな幸せ感、私もほしいなー、と思うこの季節であります。 5点(2003-12-19 00:08:45)(良:1票) |
420. トリコロール/白の愛
難解!私わかりません。「白」=平等 =「おあいこ」?ってことかしらん?と思ったりしました。途中ジュリーが出てこなくなって寂しかったけど、最後にやってくれました、この愛の表現シーンは忘れられなくなりそう。。しかし、「カラダと甲斐性」に傾いたんか?という品のない疑問ももっております、、やはり私には恐れ多かったってことで…すいませんです。 4点(2003-12-16 23:44:10) |