401. 心が叫びたがってるんだ。(2015)
《ネタバレ》 冒頭から話が重くてどうなることかと思ったけど、最終的には丸く収まったようで安心した。 言葉を封印した少女という設定のようなので、ずっと喋らないのかと思ってたけど、意外とあっさり喋ったね。 メールで意思の疎通も出来るし、そんなに不便は感じなかった。 それよりも性格の方に難があって扱いが難しい印象だったけど、可愛いから全部許される。 最初は酷い母親だと思ってたけど、こんな娘が居たらああなるのも理解できる。 恋愛物語としてはイマイチ感動できなかったけど、クラスメートが徐々に協力的になってくのは良かった。 代役で交流会を乗り切ったとしても達成感はあっただろうけど、それだと母娘の問題は解決しないので、これはこれで良かった。 耳慣れた既存の曲に歌詞を乗せるというのも親しみが湧いて心に響きました。 [地上波(邦画)] 6点(2021-02-14 16:24:32) |
402. こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話
押し付けがましい偽善的な作品は苦手だなぁと思ってたけど、普通に面白い作品でした。 鹿野とボランティアの葛藤が作品のテーマの本質なのかも知れないけど、それを2時間やられたら憂鬱だったかも知れない。 その辺りが意外とあっさり解消したので、中盤以降はラブコメのような感覚で楽しめました。 生きるとは迷惑を掛けることというメッセージが印象的で、それが出来たら生きられるかも知れないと思えた。 逆に言うと、それが出来なければ生きられないのかも知れない。 そんなことを深く考えることが良いことなのかどうかはよくわからないけど。 [地上波(邦画)] 8点(2021-01-08 20:51:02) |
403. 恐竜超伝説 劇場版ダーウィンが来た!
今まで学んできた恐竜の常識が嘘だらけだったことがよくわかった。 でも、この作品の内容が本当なのかどうかも怪しい。 映像は素晴らしいけど、わざわざ劇場版にする必要性は感じない。 テレビの特番で充分だと思います。 [地上波(邦画)] 5点(2021-01-03 09:46:17) |
404. キング・オブ・エジプト
映像は派手だけど、内容はつまんない。 エジプトの神々の内輪揉めを2時間見せられてるだけの作品。 神が変身ヒーローみたいに描かれてるけど、力関係がご都合主義で面白味が無い。 太陽神ラーが弱過ぎるし、ハトホルの能力でセトを操れない理由がよくわからない。 原題のままゴッズ・オブ・エジプトでいいのになんでわざわざ改変したのかもよくわからない。 [地上波(吹替)] 3点(2020-12-26 10:45:32) |
405. ミリオンダラー・ベイビー
《ネタバレ》 チャンピオンになるまでのサクセスストーリーと思って見てたので、終盤の展開は心が痛かった。 ハッピーエンドじゃなきゃ駄目とは言わないけど、後味の悪い作品なのは間違いないね。 社会問題に対する問題提起のつもりなら、その後の結末も描くべきなのかも知れない。 姿を消して問題解決とは思えない。 [地上波(字幕)] 5点(2020-12-04 18:10:37) |
406. 日日是好日
特にこれといったドラマがあるわけでもなく、ただひたすら茶道のつまんない作法を見続けるだけの作品。 でも、不思議と心が安らぐ。 つまんない作品を見てると苦痛で、早く終われと思うことが多いけど、この作品にそんな嫌悪感は抱かなかった。 24年後に見返してみたら、この作品の良さに気付くことが出来るのかも知れない。 [地上波(邦画)] 5点(2020-12-04 14:25:32) |
407. オリエント急行殺人事件(2017)
俺の知ってるポワロじゃない。 見てるうちに違和感が解消されて慣れてくるのかと思ったけど、最後まで草刈正雄の印象しかなかった。 余計なアクションシーンとか過剰な演出はあったけど、ラストは切なくて感慨深かった。 ナイル殺人事件も見てみたいと思えたので、そんなに嫌いじゃないのかも知れない。 [地上波(吹替)] 6点(2020-12-02 21:11:17) |
408. ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
前作もそれほど面白かったわけではないけど、魔法動物が愛らしくて、世界観は好きでした。 でも、今作は魔法動物の活躍も減って、なんだかよくわからない魔法合戦が始まったので、がっかりです。 映像だけは凄いので、スピンオフで魔法動物の活躍を描いた作品を撮ってもらいたい。 [地上波(吹替)] 3点(2020-11-14 09:46:45) |
409. 3月のライオン 後編
《ネタバレ》 前編は香子がヒロインになっちゃってたので、後編は三姉妹に癒されようと思ってたけど、話が深刻過ぎて癒し効果は期待外れ。 原作やアニメだと愛らしいキャラのお陰でマイルドになってるけど、実写だと心が痛みます。 もう少しコメディ要素を散りばめた方がバランスが良くなったのかも知れない。 そして、相変わらず香子がいい女過ぎて、ヒロインみたいでした。 勝ち筋があったことを知ったシーンの表情になんとも言えない切なさが滲み出ていて泣かされました。 あと、ラストシーンの挑戦者が遅れて来る演出はどうしても違和感があった。 例えば、タイトルを何期も獲ったことのある大ベテランの棋士であっても、挑戦者の立場なら先に行って待つのが礼儀。 中には伝統や礼節を無視する破天荒な棋士も居るかも知れないけど、桐山零はそういった棋士であって欲しくない。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-10-13 12:42:58) |
410. さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅
《ネタバレ》 前作で感動的な結末が描かれたのに無理に掘り返して続編を作ったもんだから酷いことになってますね。 999の行き先がわからないというミステリアスな設定なのにタイトルがアンドロメダ終着駅というのはどうかと思うよ。 幽霊列車が何を運んでるのかわからないというのもアホ過ぎる。 幽霊列車って言っちゃってるのにね。 機械化人は暗闇でも目が見えるのでじっとしてればいいという理論もよくわからない。 じっとしてたら撃たれちゃうよね。 見えてんだからね。 前作でクレアさんが犠牲になって死んだので、新しいウェイトレスが雇用されてるけど、キャストを考えるのが面倒だったのか声は同じ。 そして、やっぱり犠牲になって死ぬ。 前作でプロメシュームを倒したのに、また現れて、また倒される。 前作でメーテルと別れたのに、また現れて、また別れる。 そんな感じの酷い作品だけど、最後にテーマ曲が流れて来た途端になんだか名作のような気がしてくるのが不思議。 [地上波(邦画)] 4点(2020-10-12 07:44:37) |
411. ミックス。
キャストが超豪華。 特に蒼井優が面白かった。 内容的には平凡で、コメディとしては突き抜けてないし、ラブストーリーとしても感動は無かった。 それでも、ガッキーが可愛いので、幸せな気分で見てられました。 [地上波(邦画)] 6点(2020-10-08 20:45:27) |
412. 3月のライオン 前編
千駄ヶ谷の街並みの中で繰り広げられる物語にリアリティを感じました。 桐山零という棋士がほんとに存在してそう。 原作やアニメでは三姉妹との交流がメインだけど、本作のヒロインは香子でしたね。 圧倒的な存在感で零を支配していたけど、それはそれで良かった。 前編ということだったので、中途半端に終わるのかと思ってたけど、1本の作品として綺麗に纏まっていましたね。 後編がとても楽しみです。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-10-05 21:05:04) |
413. ふたりのイーダ
僕らの世代では公民館の試写会で強制的に見せられた作品です。 もう40年も前なので、はっきりとは覚えていないけど、強烈に残ってるのは椅子が怖かったという記憶です。 まず椅子が喋るという時点で怖いんだけど、その声がおっさんなんです。 もうちょっと可愛い声だったら印象は違ってたかも知れないけど、おっさんなんです。 しかも、歩いて近付いてくるんです。 ガタゴト不気味な歩き方で近付いてくるんですよ、おっさんの声で。 小学校の低学年くらいの子供にリングを見せるくらいの蛮行でしたね。 当時の教育委員会は反省した方がいいと思いますよ。 それでも、40年後の今でも覚えてるんだから、作品としてのインパクトは大したもんです。 まあ、戦争が怖いじゃなくて、椅子が怖いという記憶が植え付けられてしまったのは、作品の意図したところではなさそうだけど。 [試写会(邦画)] 5点(2020-09-30 16:18:10) |
414. マルドゥック・スクランブル 圧縮
話はつまんないけど、映像が斬新なので興味はそそられる。 よくわからない言葉が次から次に出てくるけど、なんとなく想像で理解できる。 敵キャラがそれぞれ個性的で気持ち悪いんだけど、バロットが強過ぎて雑魚キャラみたいな扱い。 キャラデザも頑張ってるし、豪華な声優を起用してるのにモッタイナイ。 結果的に中途半端なところで終わったので、作品としての総評は続きを見てからとしか言い様がない。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-09-14 16:15:34) |
415. 利休にたずねよ
《ネタバレ》 海老蔵が若々しいので、実年齢より若い利休を演じるのは適役だったけど、流石に享年70の利休を演じるのは無理があって違和感しかない。 序盤は細切れの総集編という感じだったけど、若年時代になってまともな物語になったように感じる。 駆け落ちの顛末から切腹に繋げる構成は意味深で切なくなったけど、秀吉のアホみたいな笑い声で全部台無しになったような気がする。 香合は当時の外部記憶装置だったんだろうなぁとか、余計なことを考えながら見てたので、死ぬ前にデータを消去しなきゃいけないなぁって感慨深かった。 [地上波(邦画)] 5点(2020-09-04 14:11:09) |
416. ジュラシック・ワールド/炎の王国
前作で子役を男の子にして失敗したので、子役を女の子に戻したのは正解だと思う。 序盤は恐竜を単なるモンスターとして描いてるのでつまんないけど、中盤辺りから生物として描き始めるので、ちょっと切なくなる。 その効果でラストにジレンマが発生するわけだけど、決断を子役に丸投げしてしまうのはどうかと思うよ。 どっちを選んでもバッドエンドなんだろうけど、大人が責任を持って選択するべきだったのかも知れない。 結果的に続編がありそうな結末になってるけど、もう作らない方がいいのかも知れない。 [地上波(吹替)] 5点(2020-08-28 14:40:59) |
417. MAROKO/麿子
劇場用に編集されたアニメ作品でよくあるパターンだけど、重要なシーンがカットされてるので、面白さは半減してると感じる。 本編の御先祖様万々歳!は30分が6話分なので、ちょっと長い映画だと思えば、一気に見られなくもないのにね。 舞台演劇のような不条理コメディをアニメでやるというのが斬新で、超一流の声優陣が饒舌に台詞を畳み掛けてくるのが楽しい作品。 タイムパラドックスの考察でつい妄想してしまうことではあるけど、倫理的に問題のある非常識な物語である。 直接的な描写は無いものの、R15指定くらいの際どいテーマではあると思います。 問題のシーンをカットしたのも倫理的な配慮をしたということなのかも知れない。 本編がNHKで放送された際に急遽放送中止になったらしいけど、その辺りが倫理規定に引っ掛かったのだろうか? 編集なしの3時間の映画だったなら、もっと点数を付けたくなるような問題作です。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-06-12 17:14:34) |
418. 天使のたまご(1985)
ストーリーらしきものが皆無なので、面白いか面白くないかで評価すると0点。 とは言うものの、映像的には斬新で興味を惹かれたので、多少は加点しておこうと思う。 自分なりにストーリーやメッセージを想像して鑑賞する感じの実験的な作品ですね。 想像力の豊かな人なら高評価になる可能性もあるけど、僕の想像力では限界がありました。 [インターネット(邦画)] 3点(2020-06-12 16:36:52) |
419. アシュラ(2012)
尊いね。 残酷な描写で心が削られてたので、若狭の優しさが心に沁みました。 でも、その後の展開でもっと心が削られました。 法師の説法はありがたいけど、最初に出会ったときにもっと面倒見てやって欲しかった。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-06-09 11:40:42) |
420. 今夜、ロマンス劇場で
キャバクラに行ったら綾瀬はるかが出て来たのにおさわり禁止という苦行のようなラブロマンス。 どう考えてもさわり放題の本田翼の方がいいに決まってる。 それでも、ラストが切なくて、ちょっと泣きそうになったよ。 あと、どうでもいいことだけど、白黒だと名作風なのに色が付いた途端に平凡になっちゃうね。 [地上波(邦画)] 7点(2020-06-01 21:42:26) |