421. 終電車
ドヌーブが出ているのに彼女の華やかさが感じられなくて、とても印象の薄い映画でした。可も無し不可も無しという感じでした。しばらくしてタイトルを見てストーリーを思い出せるかどうか疑問です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-03-23 03:44:33) |
422. 新婚道中記
《ネタバレ》 とても面白かったです。仕切りがカーテンかドアかの違いはあっても「ある夜の出来事」と同じですね。最初の夫がフロリダに行くと嘘をついて戻ってくるシーンがありますが、あくまでもそこは無視して妻を悪者にするところがおかしいです。犬もかわいいけど、ドアを押さえるクロネコは傑作でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-23 03:41:16) |
423. ミリオンダラー・ベイビー
《ネタバレ》 今までイーストウッドの映画は、なぜ余りにも自分勝手でアメリカンヒーロー的なんだろうと思ってうんざりしてましたが、この映画は見応えがあって面白かったです。イーストウッドが年をとったせいもあるのか、「許されざる者」などで見えていたストーリーの強引さや粗が影を潜めてました。ヒラリー・スワンクははまり役です。キャスティングの勝利。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-21 18:22:50) |
424. サイモン・バーチ
ジョン・アーヴィングの色がうまく表現されていました。イアン・マイケル・スミスもジョセフ・マッゼロも抑えめなジム・キャリーも、とても良かったです。アシュレー・ジャッドの明るくさらりとしたエリオット・アーウィットの写真に出てきそうな笑顔も魅力的です。彼女の顔を見て、どこかで見ている顔だなあと思っていたのですが、C&Wのジャッズが母と姉だったんですね。良い表情をするわけです。納得。 世の中には異質なものを見て興味を持つ人と、近寄るのをためらう人とに分かれます。異質なものにシンクロしてしまう人、愛しく思える人にはおすすめです。映像もセリフもストーリーも大好きです。人を思う優しさに泣けました。大切にしたい映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-03-21 18:17:27) |
425. アビエイター
《ネタバレ》 最初のうちは面白かったけど、どんどん退屈になってきて,早送りしたいと思いながら見終えました。ケイト・ブランシェットは上手で、うまくキャサリーンペップバーンらしさを出してはいますが、わざわざこんな役でオスカーを取らなくても他にいろいろあったのにと思ってしまいました。ディカプリオはどんどんトム・ハンクス化してくるようで残念です。わざとなのかもしれないけれど、描かれたリッチさに退屈さと飽食の悲しさを感じました。残念。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-03-17 05:06:44) |
426. ラブ・ファクトリー
《ネタバレ》 タイトルが最悪なクズ映画「ラブ・アクチュアリー」に似ているんで紛らわしいです。でもこちらは食わず嫌いでした。ストーリーは妻持ちと夫持ちの一目惚れの顛末を描いています。偶然、妻が交通事故にあったり、夫の浮気が発覚したりで、共にシングルになるところなど出来すぎ都合よすぎの感もありますが、楽しめる映画でした。あのパッツィ・ケンジットが、やりまくり女に扮していて、すごくいい味を出しています。若い頃のデビーハリーみたい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-17 05:00:42)(良:1票) |
427. 殺したいほどアイ・ラブ・ユー
気楽に楽しい映画。ケヴィン・クラインとトレーシー・ウルマンのコンビはさすがです。キアヌ・リーブスの汚れ役。真摯な感じで好きな俳優なのですがやっぱり演技が薄くて下手だなあと思ってしまいました。残念。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-03-04 02:42:18) |
428. マンダレイ
《ネタバレ》 全編舞台劇です。最初の方はお話の舞台と状態の説明をはさみながらだらだらと続くので、30分を過ぎた頃は寝ている人がたくさんいました。後半、ブライス・ダラス・ハワードのセックスシーンでいきなり緊張感が出てきます。ボカしなしでヘアーのみならず黒人男性の局部までももろに映っていました。気がつくとまわりの人たちが息をとめて見ている感じで、もう寝ている人はいませんでした。いろいろと実験的だったり含みがあったりしますが長さは否めませんでした。ローレン・バコールが出ています。 [試写会(字幕)] 4点(2006-03-04 01:52:52) |
429. イーオン・フラックス(2005)
《ネタバレ》 フランシス・マクドーマンドの使い方もったいないです。いろいろとCGや未来のアイデアが面白かったです。ただアクションシーンは忍者ものですね。木の葉隠れや左近丸の逆さ吊りなど漫画のシーンを思い出しました。ストーリーの粗は考えずに楽しむ映画です。 [試写会(字幕)] 5点(2006-03-04 01:44:00) |
430. ベルエポック(1992)
《ネタバレ》 いかにもラテン系らしい映画です。ひとりで田舎にすむ初老の男のところに兵役を逃れた青年が来て、出ていこうとしたら離れていた娘たちが遊びに来て、青年は娘全員と関係をもつ。パゾリーニだと娘だけでなく父親とも、後から来る別れた母親とも寝てしまうところですね。母親と愛人が後から来るのですが、あっけらかんと元夫とセックスをして愛人は泣き出します。いい年をした大人達のラテンならではの映画。この父親、母親、愛人のからみが好きなので6点。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-04 01:39:38) |
431. セント・エルモス・ファイアー
《ネタバレ》 魅力の感じられないキャラたち、退屈でありきたりのストーリー、安いテレビドラマのような映像、なぜNo1になったかわからないテーマソング。以前、見たのを忘れてまた見てしまいました。以前見たときと同じ感想です。「グリニッジビレッジの青春」など似た映画は多いけどダラダラしたストーリーなら町中に転がってます。「まだヴァージンか?別れのプレゼントをあげよう」と言ってファックするシーンはこの映画のチープさ(それも魅力のない)を表しています。気楽に飲んでいる店にまわりを気にせず自分たちだけでうるさく盛り上がる集団の話し声が聞こえてきたような興味のない映画でした。 見たのを忘れて3度目の視聴。最後まで見たことを思い出せずに、感想を書こうとしたら過去の自分が書いていたけど、まるっきり同じ感想。 同じ点数。タイトルはいいんだけど、だから見たのを忘れてまた見たんだけど、ボケたとしても4度目に見ることがありませんように。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-03-02 14:58:56) |
432. 喝采(1954)
ビングクロスビーとグレースケリーの少し疲れた演技が光ってます。いま見ても古さを感じさせないストーリーはこびもさすがです。ラストもホッとしました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-01 23:07:39) |
433. バタフライはフリー
アイリーン・ヘッカートの適度な過保護ぶりがいい感じです。ゴールディ・ホーンも「サボテンの花」ほどじゃないけど、キュートでヒップな役柄がぴったり。スタスキー&ハッチのポールマイケルグレイザーに悪い男は似合わないなあ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-01 23:04:01) |
434. みんな誰かの愛しい人
《ネタバレ》 人気作家の父親と自分に近づいてくる人は父目当てだとおもう娘の関係、妻のヒモみたいに扱われれる芽が出ない作家と妻の関係など面白かった部分も多いのですが、全体的にみると、あまり興味のない他人たちのストーリーでした。登場人物に親近感を沸くことの出来る人がいなかったので、ただお話が流れていく感じでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-20 23:14:39) |
435. ソン・フレール -兄との約束-
《ネタバレ》 家族に難病患者がいたら、それも関係がうまくいっていない相手だったら・・・・。あまりに生々しくて見ながらどんどん鬱になってしまいました。難病の兄が弟に言う「ずっと愛していたよ」と、自分は愛されていないと想い続ける弟が兄に言う「僕もだよ」の意味の違い、ドキリとしました。大半が病院内でのシーンなので重いのもしかたがないけれど、笑い顔がほとんどなく、数少ない笑顔のシーンも救いようがない。そんな映画でした。気になったのは病人を治療するところなどで、いやらしくもないだろうシーンにボカしが多すぎて、シビアな映画が台無しになっている気がします。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-20 13:44:42) |
436. アンナとロッテ
《ネタバレ》 子供の頃に孤児となった双子の姉妹が辿ったそれぞれの人生を第2次世界大戦に巻き込まれていくヨーロッパを舞台に淡々と描いています。戦争を双方の立場で中立に描いているので、その悲惨さがリアルに伝わってきました。ずっと姉を許せなかった妹が本当に許せなかったのは自分のことだったんですね。誤解されて生きていくことの苦しさ、許すことができないまま生きていくことの辛さが伝わってきました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-20 11:36:24) |
437. ウォール街
以前見てあまり印象がなかったので再度見ました。やはり自分には合わない映画でした。マネーゲームにスリリングさを感じないし、リッチな生活にも魅力を感じないので評価が厳しくなるのはしかたないかなと思います。マイケル・ダグラスが、この映画でオスカー主演男優賞というのも何故?という感じ。もっとも自分にとってオスカーの大半はそんなものですが。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-02-19 00:40:20) |
438. オール・ザ・キングスメン(1949)
《ネタバレ》 日本での公開が何十年も遅れた映画でした。途中まで見るとラストが想像できてしまい目新しさはないのですが、キャプラ映画のように古き良き時代、正義はかならず報われる的な空々しさはなく、この時代も今も政界の腐敗は変わらないんだなあとシビアに見てしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-11 05:00:16) |
439. バイバイ・ラブ(1995)
《ネタバレ》 何をやっても悪い方にいってしまう、そんな人たちがたくさん出てくるけどほのぼのと優しいコメディーでした。離婚、親子の関係が主題ですが、自分の子供の頃とダブってしまうエピソードがあって、ホロリとしました。この映画に出てくる友だち関係が、とてもうらやましかったです。結婚は誰でもする気になれば出来るけど、本当の友人がいる人は少ないのではないか、と思ってしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-02-11 04:24:14) |
440. オータム・イン・ニューヨーク
一昔前のメロドラマのようでした。ストーリーが響いてこないので、美しい風景も美しいだけで、心に響きません。リチャード・ギアとウィノナ・ライダーの組み合わせは、どうもしっくりいかなくて、スリルのない不協和音みたいでした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-02-09 14:50:29) |