421. 飢餓海峡
《ネタバレ》 長い、というのが鑑賞後の第一印象。樽見が八重を殺してしまい、一直線に転落かと思えば、真っ向から犯行を否定。爪などの物証を示されても粘る粘る。八重と書生が殺害されるシーンがなければ、この人本当は無実?と考えたかもしれません。どんな決着を付けるのか注目したのですが突然の自殺。主人公の背景がほとんど描かれていないので納得感が足りません。しかし、戦後間もなくの日本の様子は記憶に残りました。 [DVD(邦画)] 6点(2015-09-12 11:51:20) |
422. ビートルジュース
設定は奇抜で楽しそうですが、本筋に入るとそれほどでもない。何度も見たいかというと、いや1回で十分というのがティム・バートン監督作品から受ける共通の感想です(例外はエド・ウッドくらいでしょうか)。主人公の若夫婦はいじらしいんですけどね。(追記)西川のりお氏のマシンガントークを久々に楽しみました。でも、じゃりン子チエのころと比べると声が衰えていますね。 [DVD(吹替)] 5点(2015-09-10 22:30:48) |
423. 不知火檢校
《ネタバレ》 小さな子供が金に執着する姿を見せる冒頭から、荷車に括り付けられ引っ立てられるラストまでピカレスクの雰囲気がぷんぷんとしていました。主役の勝新太郎が全然役を演じてる風でないのがすごいですね。希望を一つ挙げるなら、検校へ登りつめてから、もう一発大きい悪さをかまして欲しかったです。 [DVD(邦画)] 7点(2015-09-10 12:30:07) |
424. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
《ネタバレ》 三銃士ものは自分にとってはとりあえず見たくなる映画の1タイプです。期待にたがわず彼らはカッコイイ(やっぱり剣をガチンと合わせるのは外せませんね)。ストーリーもシンプル過ぎなほどで観ながら悩むことがない。良作だと思います。ディカプリオは冷酷な王と優しい青年を演じ分けていたと思います。 [DVD(吹替)] 9点(2015-08-29 18:15:46) |
425. ワイルド・スピードX2
1作目よりもアクション増加、分かりやすい物語で好感度がアップしました。 [DVD(吹替)] 7点(2015-08-22 14:09:06) |
426. 評決
《ネタバレ》 タウラ-医師には腹が立つ。保身のためにウソをついたから。看護師へ事実を証言しないよう圧力をかけた病院にも大いに問題がある。 一見正しいことを言うようで、その実主人公へしつこく意趣返しする判事も嫌いだ。最後に主人公が勝って嬉しい。弱者が二度踏みつけにされないで良かったと思う。しかし被告人有罪に至った評決は証拠主義をかなぐり捨て、 主人公に感情を煽られた結果であることは明らかで、これもまた看過できない。思えば、同監督の「12人の怒れる男」と真逆の結論と なったもので、陪審制度の危うさを知らしめたのだと思う。そして主人公だが、この人もその場しのぎのウソを何度も何度も付いている。 この人に積極的に運命を任せたい人はいないだろう。 [DVD(吹替)] 6点(2015-08-13 19:30:33)(良:1票) |
427. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
オープニングで多数の登場人物を紹介するのがこの監督のお気に入りの手法らしいですね。 しかし、外見の似た人物が何人も出てくる上、場面転換がやたらと多いために何が起こっているのか把握 しにくく、たったの100分間も観ているのがつらかったです。平均点は高いので、分かる人には面白いのでしょう。 私にはガイ・リッチ―作品は合わない。それに尽きます。 [DVD(吹替)] 4点(2015-08-13 15:12:16) |
428. スナッチ
知人に勧められて観たのですが、2回観賞してもストーリーがよく分からなかった。燃える部分もなく、自分には合わないとしか言えない。 [DVD(吹替)] 4点(2015-08-01 11:20:05) |
429. シザーハンズ
《ネタバレ》 「本当は残酷な○○童話」ですね、これは。異世界(古城)から町へ連れ出される→特技で成功しそうになる→トラブルを経て異世界へ戻る、というプロットだからこそヒロインの奇妙な言動(エドを熱心にかばうわりに侵入事件の真相は口にしない)に納得がいきます。ディズニー映画ならラスト10分で強引にハッピーエンドへ持ち込むのでしょう。このように納得がいきますが、善人が不条理な虐待に遭うのを眺めるのは嫌なので繰り返し観る気がしない作品です。 [DVD(吹替)] 7点(2015-08-01 10:57:57) |
430. ワイルド・スピード
《ネタバレ》 特に車好きでない私でも終盤のアクションは楽しめました。 [DVD(吹替)] 6点(2015-08-01 10:43:51) |
431. 史上最大の作戦
なるほど、プライベート・ライアンの冒頭を思い出す戦闘シーンですね。視聴者目線のキャラクターが連合国軍にもドイツ軍にも存在しないため、どうにも観ていて落ち着かない。でもその俯瞰する作り方によって歴史に残る映画となっているのですが。 [DVD(吹替)] 6点(2015-07-15 20:13:45) |
432. タイタニックの最期
キャメロン版を観ていなければよく頑張ったと評価していたでしょうね。古い作品と考えてもスペクタクル感、人物のエピソード量ともに不足です。特にラストの沈むスピード(なんというミニチュア感!)には絶句。でも、父子の絆には予想通りの展開としても感動しました。 [DVD(字幕)] 5点(2015-06-18 14:45:59) |
433. キル・ビル Vol.1(日本版)
《ネタバレ》 もっと早く見たら良かったというのが第一印象です。グロシーンが多いこの内容は明らかに見る人を選ぶと思いますが、自分的には大ヒット。 開始5分で早速アクション、あれだけバトルをブチこんで100分強。全体の半分以上が殺陣。なんという贅沢。刀匠服部半蔵?ヤクザなのに全員日本刀?、 銃を使わないのか?、制服美少女(栗山千明、決まりすぎ)の得物が何故トゲ突き鉄球?美形キャラに残酷な死に様容赦ないなとか、こういう ネガティブな感想を呼びかねない要素も全てチャームポイントになってしまう珍しい作品です。 [DVD(吹替)] 9点(2015-06-09 14:51:33) |
434. ある戦慄
自分ならあの場面でどうするだろうと想像させてくれる映画です。不良二人に脅されているときも、彼らがのされた後も 全く協力しようとしない乗客たちの姿が印象的でした。 [DVD(字幕)] 7点(2015-06-05 23:22:50) |
435. マーズ・アタック!
必殺の光線銃、人間と犬の頭部を交換、間抜けすぎる弱点。馬鹿で笑えるSF映画です。馬鹿すぎて地球人と火星人どっちが勝とう負けようがどうでもよくなったのは残念でした。 [DVD(字幕)] 5点(2015-06-05 23:16:45) |
436. JAWS/ジョーズ
《ネタバレ》 数十年ぶりに鑑賞。思ったより退屈でした。特に中盤が。青春映画かと思いました。それでもラスト10分の対決シーンは迫力がありました。クイントが噛まれながら海中へ引き込まれる場面は恐ろしく、名シーンです。 [DVD(字幕)] 5点(2015-06-05 23:05:33) |
437. お受験
《ネタバレ》 形式主義の小学校受験に一言物申すというところですか。娘の受験への意思が不明確だったり、主人公の失職に端を発した夫婦対立がおざなりにされていたり、主人公があれほどこだわっていたラストランを投げ出したり、気になるところがあります。 ランニング姿で面接会場へ乗り込むクライマックスはインパクトがありますが、正直いって不合格になると思います。学校が望むのはルールを守り秩序を守り常識をわきまえ波風を立てない子供と家族であって、本音で語る人々ではないと感じるからです。 [DVD(邦画)] 4点(2015-04-22 17:33:59) |
438. 顔(1999)
面白くありませんでした。スリリングな逃亡劇を期待したのが間違いですね。追手が身近に迫ってとにかく逃げる・・・というシチュエーションが最後だけだったのが残念。他はダラダラしていて疲れました。ムスッとしていた主人公が表情豊かになる描写が作品の主眼だったのでしょうけど。藤山直美さんが独特な個性をもった役者だと分かったのは収穫です。襲われた時の悲鳴とか・・・。 [DVD(邦画)] 3点(2015-03-15 22:54:44) |
439. ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ
《ネタバレ》 他の劇場版作品のように戦う相手はいませんが、桃太郎伝説という誰でも知っている物語の真実を探る楽しさで50分弱を十分に持たせています。鬼の正体が西洋人との解釈は別の漫画でも見たことがあり、オチも含めて納得してしまいました。 [DVD(邦画)] 7点(2015-03-07 10:26:48) |
440. 魔人ドラキュラ
いわゆるドラキュラ映画初鑑賞。典型と聞く要素が大方含まれていますね。ベラ・ルゴシは貫禄たっぷり。本当にドラキュラがいるなら、こんな雰囲気だろうと思います。普段落ち着いているのに、鏡や十字架を見せられた時だけオーバーアクションを取るのは笑えました。寝ている間にやられてしまうのは、ルール通りとはいえ勿体なかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2015-03-05 17:17:51) |