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441.  椿三十郎(1962) 《ネタバレ》 
最初の鑑賞は銀座の並木座でした。「七人の侍」との二本立てで、200円でした。封切りの前売り券が700円、当日券が800円か900円くらいの時代です。お目当ては「七人の侍」で、「椿三十郎」はまったく予備知識なしで見ました。観賞後、とんでもなく得をした気分でした。話はコンパクトで単純明快。笑いもあれば、素晴らしい殺陣もあります。颯爽と去っていく三船敏郎の背中が最高です。
[映画館(邦画)] 10点(2007-12-11 01:34:13)
442.  椿三十郎(2007) 《ネタバレ》 
良くできていたし、面白かった。とくに、役者陣がそれぞれ好演していた。でもね、僕は真っ赤な血しぶきが見たかった。最後の果たし合いは、カラーだったらどんな風になるんだろう、とオリジナルのファンは、誰もが思っていたはず。制作陣は、変に斜に構えず、その期待にまっすぐに応えて欲しかった。
[映画館(邦画)] 8点(2007-12-11 01:05:42)
443.  大巨獣ガッパ 《ネタバレ》 
メンコを持ってました。私にとって長い間謎の映画だったのですが、ついに見てしまいました。ガッパの顔はまるでニワトリの様。妖怪のカッパを連想させる名前は、造形とは何の関係もありません。特筆すべきは、皆さんもご指摘の主題曲。完全にやられました。この主題曲の破壊力たるや、すさまじいものがあります。ガッパの火炎放射の比ではありません。ズンチャカ、ズンチャ、ズンチャカ、ズンチャ♪と、耳に残り、後遺症に苦しむ旋律です。ときどき、思い出したように「グゥワップゥァア~~アァ」と口ずさんでしまいます。映像が語り尽くしていない部分を、冒頭(歌詞1番)と、エンディング(歌詞2番)に流れる主題歌が、補ってくれています。他にも、チープな火山島、黒塗り現地人風日本人、ハリボテ米軍潜水艦、温泉芸者の登場、企画倒れのプレイメイトランド、羽ばたかない空中飛行、タイトルは大巨獣なのに歌詞は大怪獣、タコをくわえて日本上陸、自衛隊の全力攻撃などなど。つっこみどころ満載なのですが、爆笑しながら見たので、この得点。
[地上波(邦画)] 7点(2007-12-09 01:58:18)
444.  ソウ
怖いもの見たさの心理をついた傑作ですね。まずポスターが素晴らしかったです。公開当時は興味あったのですが、残念なことにお金と時間が回りませんでした。劇場で見たかったものです。私は単純に引っかかるタイプなので、見事に最後はしてやられました。痛快でした。追記:この後、2作目、3作目とえんえん追いかけて見続けることになりましたが、はまってしまって、もう抜け出せません。はやくゲーム・オーバーにしてください。
[DVD(字幕)] 10点(2007-12-08 08:21:22)
445.  猿の惑星
裸で勝負できる役者チャールトン・ヘストンの真骨頂。メイクアップの技術革新に多大な貢献のあった作品だと思います。今見ると、なんともとゆったりとした展開ですが、よく考えながら見るには悪くないペースでしょう。語り尽くされていますが、やはり、ラストは映画史に残る名シーンですね。
[地上波(吹替)] 9点(2007-12-06 23:19:01)
446.  続・猿の惑星 《ネタバレ》 
まったくもってダメダメな続編なのだが、それなりのインパクトがあり、印象には残るという不思議な作品だ。チャールトン・ヘストンが前作に引き続き出演してくれたことで、一貫性が保たれ、大いに救われている。ダメさ加減の責任は主に監督のテッド・ポストにあると思うのだが。それにしても、このロー・コストにして手抜きバッド・エンドは、二度と同じ手は使えぬ空前絶後の一発芸といえよう。
[地上波(吹替)] 6点(2007-12-04 02:46:15)(良:1票)
447.  ホネツギマン 《ネタバレ》 
グロくて、馬鹿馬鹿しくて、でも、相当イケています。主人公は、昼は整体師だが、夜はリングに立つレスラー。コスチュームが人体模型図のかぶり物で強烈。話は、事件に巻き込まれ、家族を失った主人公の復讐劇で、いたってストレート。ま、パッケージに惹かれるものを感じた方が、レンタルで見る分には、十分に元が取れる怪作です。お薦め。僕は結構好きだなぁ。邦題がまったくこじつけだけど、グッド!
[DVD(字幕)] 8点(2007-11-27 00:14:14)
448.  ボーン・アイデンティティー
ヨーロッパが舞台なので、他のハリウッドのアクション作品とは一線を画する強い印象を与えてくれます。賢くてテ強い男は魅力的ですね。観賞後、たまらない爽快感がありました。傑作!
[DVD(字幕)] 9点(2007-11-25 07:00:36)
449.  ボーン・スプレマシー 《ネタバレ》 
ジェイソンが恋人を失ってしまう展開に、驚愕した。涙、ちょちょぎれそうになったぞ。これで、作品全体に寂寥感が漂うようになった。前作の良さをうまく生かして、パワーアップされた上出来の続編。
[DVD(字幕)] 8点(2007-11-25 06:44:06)
450.  ボーン・アルティメイタム
面白かった。音楽がいいね。ぐっと、盛り上がる。全編、疾走感に満ちあふれている。ジェイソンは、手荷物がないようだが、パンツ替えているのかとか、クレジットカードを使えないだろうから、手持ち現金は足りているのかなど、いらぬ心配をしたですよ。極めてハイクオリティの、3部作に大満足。
[映画館(字幕)] 9点(2007-11-24 22:41:33)
451.  ハタリ!
ハンティングあり、笑いあり、ロマンスあり。名作と言ってよい作品だと思います。一発撮りの荒々しさをうまく生かしていますね。私たちが動物園で出会う動物たちは、実はこんな風にして捕獲されていたのか、と気付かさせてくれます。悪人が出てこないので、安心して見ていられるのも良いです。役者では、レッド・バトンズの演技が良かったと思います。彼は「ポセイドン・アドベンチャー」でも存在感を見せてくれていましたね。「子象の行進」は本当に名曲です。
[地上波(吹替)] 8点(2007-11-18 00:25:40)(良:2票)
452.  TAXi 《ネタバレ》 
オープニングのスクーターは良かった。しかし、その後のストーリー展開はだるい。新感覚のカーチェイスには好感を覚えたが、もっとふんだんにやって欲しかったね。
[DVD(字幕)] 5点(2007-11-10 23:18:09)
453.  カッコーの巣の上で
ニコルソンの演技にやられました。 邦題の意味がわからず、長年疑問に思っていましたが、エピソード・小ネタ情報で判明し、合点がいきました。どうもありがとう。
[映画館(字幕)] 7点(2007-11-08 00:40:16)
454.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 
中谷美紀のスクワットにしびれました。
[DVD(邦画)] 7点(2007-11-05 22:20:34)
455.  ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2 《ネタバレ》 
オヤジが一番強かった。やられる側のキャラが立っていないので、どの登場人物にも感情移入できないのが難点。それにしても、どうしてコッポラはこの映画に関わってしまったのだろう。それが一番の謎。
[DVD(吹替)] 5点(2007-11-04 22:36:25)
456.  キングダム/見えざる敵 《ネタバレ》 
後半の銃撃戦は圧巻。前半の捜索シーンは退屈。意図したものだろうが、カメラの手ぶれが大きくて、見づらかったのが残念。結局、何の解決にもなっていないのだが、現実をドーンと突きつけられた重みがあった。
[映画館(字幕)] 7点(2007-11-01 23:26:52)(良:1票)
457.  逃亡者(1993) 《ネタバレ》 
テレビドラマ「逃亡者」最終回のカタルシスには及ばないものの、まずまず面白かった。難点は、ご都合主義で、予定調和的に進むストーリー展開。真犯人は何もそんなことしなくともいいじゃないか、と思いながら見てしまった。後は「片腕の男」の存在に重みがないこと。ハリソン・フォードとトミー・リー・ジョーンズは文句なしに素晴らしかった。
[映画館(字幕)] 7点(2007-10-28 22:08:57)
458.  シェナンドー河 《ネタバレ》 
幼少のみぎりに鑑賞した際はダダ泣きしてしまった覚えがある。ン十年ぶりに見たが、映画後半の強引ともいえる不幸な展開と、予定調和的に訪れるラストの救いは、脚本としてもうひとつかなと思われた。しかし、真面目に感動作を作ろうとしているスタンスは評価したいし、説教臭い映画の説教を、私はうんうんとうなずいて見るたちなので、やっぱり少しウルウルしてしまった。
[地上波(吹替)] 6点(2007-10-28 01:03:24)
459.  ネバダ・スミス 《ネタバレ》 
マックィーンの映画なのにここまでレビューひとりとはその少なさにびっくりです。名作とは言えませんが、十分に面白い西部劇作品です。私はちょっと結末に納得がいかないので、6点の評価です。
[地上波(吹替)] 6点(2007-10-27 22:41:22)
460.  シンシナティ・キッド
マックイーンが実に格好良かった。スタッフ・キャストを今あらためて見てみると、すごい顔ぶれであることに気付く。名作。
[地上波(吹替)] 8点(2007-10-27 22:30:32)
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