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 > Dream kerokero さん
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プロフィール
コメント数 881
性別 男性
年齢 61歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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441.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 
単純に面白かった!ゴジラもこういう風に作ってくれれば良かったのに。まあ次回作のゴジラはド派手になりそうなので期待大です!   キングコングは歴代コングの中でもちょっと小柄な印象に見えました。私には。その分スピーディーで動きが軽やか。なんとな~くガッツ石松に見えてくるのも味ですかね(笑) 主人公と女性カメラマンとのロマンスや、コングとの関係作りなど、過去のコング作品とは違った作風を目指すため、極力排除したことは大いに評価したい。  どこまでがロケでどこまでがセットでどこまでがCGなのか?まったく自然な映像にはただただ圧巻です。素晴らしいの一言!  エンドロール後にゴジラへの伏せんがあります。お見逃しなく!
[映画館(吹替)] 8点(2017-03-27 13:52:49)
442.  アサシン クリード 《ネタバレ》 
ゲームでは過去パートに重きを置き、様々なミッション、様々なドラマが展開した。しかしこの映画では現代に焦点を当て、ドラマも現代メインで進んでいく。そのせいか、”アサシン”らしさが希薄になってしまった。本来なら必殺仕事人よろしく、闇に紛れて暗殺するのがアサシンなのに、大勢の目の前で大立ち回りばかり。そりゃね、分かるよ。その方がアクションエンターテイメントとして迫力ある映像になるんだから。でもさ、一応暗殺者なんだからその辺をもう少し考慮して欲しかったな。スマートでクールなアサシンというよりも、ひたすらせわしなく動き回るアクロバティックなアサシンばかり。ただ、あのゲームの世界観とアクションを見事なまでに再現した功績は、大いに讃えられます。 お見事でした。
[映画館(字幕)] 5点(2017-03-11 19:59:55)
443.  日本で一番悪い奴ら
車やバイクを運転したことある人なら一度くらい、キップを切られた経験があるのではないでしょうか。その時おそらく、この点数稼ぎ野郎が、と内心思ったはず。この映画はまさにそれを証明してくれてるかのようで、所詮警察もサラリーマン、成績がものを言う組織だということがよく分かります。ま、一応フィクションらしいですが。  どうでもいいけどこの映画を観たら、誰も警察官になりたいなんて思わなくなっちゃうかもね(笑)
[DVD(邦画)] 5点(2017-02-05 17:46:27)
444.  秘密 THE TOP SECRET 《ネタバレ》 
題材そのものはとても興味深いしいくらでも面白くなりそうなのに、勿体ぶった演出の連続で、間延びしてとにかく疲れる。2時間以上もそのダラダラに付き合わされ最終的に、美しい世界はきっとある!という希望がまさかの犬目線って!?バカにしてんですか?作中にリリー・フランキーが、どいつもこいつも仮面を被っていやがる、みたいなことを言ってたんだから、犬から見た人間の世界なんて仮面だらけじゃないですか。犬には優しい人間でも心の闇はいくらでもあるからね。そもそも脳をスキャンしてモニタリングできるんだったら、わざわざ直接繋がる必要ないんでは?あと死人だけでなく生存している容疑者の脳とかスキャニングできないのかね?その辺がちょっと曖昧。  なんだか全体的に説明不足のせいもあって、消化不良な作品でした。残念・・・。
[DVD(邦画)] 3点(2017-02-05 10:09:42)
445.  ドクター・ストレンジ 《ネタバレ》 
少々理屈っぽいところが難点ではあるが、圧倒的な映像体験はやはり映画ならではの醍醐味です。ただ昨今のネット社会のせいなのか、細かなとこの説明を簡略化しすぎていて、気になったところは帰ってからご自分で調べてください、という姿勢はどうにかしてほしいものです。例えば浮遊するマント。このマントはなんなのか?どうして主人公を選んだのか?なぜあそこに飾ってあたのか?それから闇の世界とこの世界をつなぐための儀式が書かれた書物。そんな大事なものがなんでゆるゆるの管理下にあったのか?その儀式のやり方を盗みとられてなぜ放っておいたのか?その儀式のやり方を知ってから、主人公が修行している間一体何をしていたのか?時間を操れる力を手に入れた主人公。なぜ師匠が敵の攻撃を食らった時時間を戻さなかったのか?時間が操れるんなら自動車事故を起こす前に戻そうとは考えなかったのか?そこまでは出来ないシステムなのか?とにかく分からないこと、疑問に思うことが多すぎて多すぎて、意地悪な映画だな~、というのもまた正直な感想です。  今後アベンジャーズと絡んでいくそうだけど、ある意味反則的な魔術をどうやって戦いの中で正当化していくのか?そこは楽しみでもあり不安でもあります。  頭空っぽで楽しみたいのは山々なんですが、単純なアクション映画の枠を超えちゃってるんでどうしても理屈っぽく観ちゃうんですよね。まあそれでも好きなジャンルだし、それなりの高揚感は得られたので良かったです。
[映画館(字幕)] 6点(2017-01-28 14:48:37)
446.  ジャングル・ブック(2016) 《ネタバレ》 
もっと全編ミュージカルなのかと思ったらそうでもないのね。ただCG凄すぎっしょ!非現実的なCGと違って現実世界にいる動物たちのCGは、とにかくその存在感が圧巻です。巨大ヘビの吹替がスカーレット・ヨハンソンで、艶かしくて良かった。火のことを赤い花と言ってるのに、キング・ルーイの歌の中で1ヶ所だけ「火」と言ってて、ありゃりゃ?となってしまった。(笑) 出来れば映画館の大画面で観たかった。
[DVD(字幕)] 5点(2017-01-04 20:04:27)
447.  ペット 《ネタバレ》 
●”ペット”という設定を生かしきれていない。●ペット(動物)らしいところとそうでないところの線引きが曖昧。例えば、人間たちは外でいったい何をしているんだろう?という可愛らしい疑問を持ったかと思うと、保健所とか工場とか、やたらと人間界のことを知ってたりするところ。そもそも散歩で毎日外を出歩いているんだから、人間が何をしているんだろうという疑問自体がオカシイ。●動物たちがいとも簡単に車を運転したりする描写は正直やめてほしい。なんのための動物たちなのか意味がわからん!手塚治虫が観たら悲しむよ。●お話もなんだか、ペット版トイストーリーみたいで工夫が感じられない。どうせなら家の中だけで作ったほうが良かったかも。派手な演出は難しそうだけど、そこをアイデアでなんとかするのがクリエーターでしょ。とにかくワチャワチャやってればいいでしょ的なノリも、それを感じてしまったら、夢から覚めた気分でなんか虚しくなります。●ウサギの子分たちわんさかと出てきますが、全員ただのお飾りで誰一人としてもうちょっと活躍なしの見せ場なし。川に飛び込むのって普通ワニだろ!もうちょっと連携プレーとかあってほしかった。結局ポメラニアンのギジェットだけが一人で大立ち回りして見せ場を作っただけ。タカにいたっては必要性すら見い出せなかった。
[DVD(吹替)] 4点(2016-12-29 15:20:42)(良:1票)
448.  帰ってきたヒトラー
ドイツの歴史や現在の社会情勢を知らないと、半分位は楽しめ(?)ないかも。それでもヒトラーという人物に対する僅かな情報しか知らない私でも、この映画の怖さは十分に伝わってきました。平和な時代に生まれ平和な環境下の中で育っていればそりゃあ平和な考え方が理想だと思うでしょう。でも不安定で先の分からなかった時代に生まれ育ってたらどうだっただろう。分からないけど、人の中には誰しも”闇”が潜んでいるから、もしかしたらヒトラーの考えを支持していたかもしれない。ブラックユーモアが人々に受け入れられるのも、弱いけど残酷な人間の本性を、笑ってごまかせるからなんでしょう。本当はすごく恐ろしいのにね。  それにしてもトンデモない映画です。終わり方も秀逸で素晴らしかったです。
[DVD(字幕)] 8点(2016-12-25 18:16:52)
449.  バイオハザード:ザ・ファイナル 《ネタバレ》 
とにかく疲れる。カット割りが多すぎて目が疲れるし、何がどうなってんのかさっぱり分からない。何も考えずにノー天気に楽しもうにも、疲れる・分からないのオンパレードなもんだから、全然楽しめない。ただただ疲れるだけ。  宿敵で強敵だったウェスカーのあの最後は酷過ぎだよ。
[映画館(字幕)] 3点(2016-12-24 14:41:33)
450.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
なんとも珍妙な「STAR・WARS」だった。馴染みのある冒険活劇の「STAR・WARS」と、まるで近代戦争のような「STAR・WARS」が一つの作品の中で同居しているのだから。その同居が上手いこと渾然一体となって違和感なく観れれば良かったのですが、どうも上手いこといってない。温度差が分かり易いくらい伝わってきた。例えるなら、「プラトーン」や「地獄の黙示録」にシュワちゃんやスタローンが出てきて無双状態で大暴れする。そんな違和感かな。もともとこの監督さんて、カルトちっくな作風が持ち味なわけで、一般向け大衆娯楽の「STAR・WARS」とは真逆なんですよね。公開前からそれは予期していたし、全く新しい「STAR・WARS」が観れるとワクワクもしていました。ところが真新しい作風の中に、X-ウィングやタイファイターのドッグファイトのシーンで見覚えのあるカット割り等が出てくると、どうもあれれ?となってしまう。また、ローグワンの仲間たちが次々と戦死して痛々しくシリアスな感情になっているのに、次のシーンではアクロバティックなバトルで楽しませようとする。この温度差のせいで、なんとも珍妙「STAR・WARS」が誕生してしまった。ローグワンのメンバーがみんな陰な雰囲気なのに、ベイダーやレイア姫、C3-POにR2-D2といった往年のキャラが場の空気を変えちゃうです。ファンサービスよりもとことんカルトな作風にこだわって欲しかったかな。前作の「ゴジラ」は個人的にはイマイチでしたが、それでも全編監督のこだわりは感じましたから。この作品でもこだわりは感じましたよ。冒頭の帝国軍のシャトルが海岸沿いを飛行するシーンとか、デススターが遥か上空に浮かび上がってくるシーンとか、デススターの攻撃で崩壊していく街、岩、押し寄せる津波など、ハッと息を呑むような美しいシーンは感動しました。ゆえに、だからこそ、徹底した作風であって欲しかったです。もしかしたら旧作のエピソードシリーズから完全に脱却して作らないと、全く新しい「STAR・WARS」は生まれないかもしれませんね。  あと主役のジンですが、どうも彼女の人となりが掴みにくい。演じてる女優のせいか演出している監督の手腕のせいか、とにかく彼女に対して観客である自分の感情の持って行き所が定まらない。反乱軍の攻撃によって父親を殺されたあとの彼女の感情が、次の展開に行くために簡単に処理されてしまっていて、いやそこ大事なとこだから、て思いましたよ。父親との愛情関係もそれほどまで深く読み取れなかったし、むしろK-2SOとの関係の方がよく描けてたんじゃないかな。このお話で最も重要な中核となる親子の関係がどうも薄い。別れもあっけないし。  地上から上空にいる反乱軍の仲間たちにデータ送信・・・て、受信って一つしか出来ないの?そんなバカな!パソコンのデータ送信だっていっぺんに何ヵ所にも送信できるやん!そこんとこがご都合を一番感じてしまいましたw まあご愛嬌は分かってますがw  ちょっと毛色の違う「STAR・WARS」で、個人的満足度は決して100点満点ではなかったけれど、それでも私は「STAR・WARS」という世界が大好きなんです。散々作風がどうのこうのと言いながらも、ベイダーがライトセイバー持って大立ち回りする姿には悔しいかな興奮しちゃったし、宇宙空間でのバトルなんかもう、これぞ「STAR・WARS」と童心に返れましたから。映画としての総合的な完成度の点数は5点くらいですが、ファン心を楽しませてくれたのでプラス2点です。  「STAR・WARS」ほんとうに大好きです。なので、このシリーズに対する”希望”は決して、死にません。
[映画館(字幕)] 7点(2016-12-18 17:22:48)
451.  劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日 《ネタバレ》 
歴史上でない名も無き人物にスポットを当てるというアイデアに1点。上島竜兵が意外にもハマってて、なんかその時代の人間に見えちゃったとこに1点。改変されてしまった歴史をいちいち直しに行かなければいけないという、ハイテクノロジーな割にアナログなところに好感が持てたので1点。ダイヤル式の鍵を開けるシーンと、80年代の懐かしい風景(ヤンキー&スケバン含め)を見れたことに1点。で合計4点。あとは特に語ることなし。
[インターネット(字幕)] 4点(2016-11-24 16:38:11)
452.  ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 《ネタバレ》 
お話としては可もなく不可もなくといったところ。謎めいた主人公の過去と、今後も暗躍しそうな悪役。ハリポタとほぼ同じような脚色なので、目新しさはさほどない。一番の売りである魔法動物たちも、これといった斬新さはなかった。だからと言って別につまらないわけではなく、そこそこは楽しめた。ゆえに可もなく不可もなくである。 主人公の魅力がちょっと中途半端だった。つかみどころがなくどういう性格なのか分かりづらかった。それに対して脇役は味があった。捜査官のティナは垢抜けない感じでちょっと野暮ったく見えてたが、最後には不思議とチャーミングに見えた。心が読める妹・クイニーは本作品の中でダントツの可愛らしさ。心が読めちゃうという本来なら辛い力を持ちながら、天真爛漫なあどけなさで前向きで明るく、何よりも誠実である。本当に愛くるしいキャラである。そんな彼女が恋する相手もまた魅力的である。ノーマジ・普通の人間でパン屋を夢見るコワルスキー。ポッチャリ体型で口ひげがトレードマークの彼は、心が読めるクイニーが恋するのだから心が清らか。機械で大量生産されるパンよりも、一つ一つ心を込めて作るパンを食べてもらいたいと願ってやまない。とにかく憎めないキャラです。このクイニーとコワルスキーの恋模様が、本作唯一の救いでしたw まあでも思い返してみればハリポタも、ロンとハーマイオニーのサブキャラがロマンス担当でしたね。  死刑執行が回りくどい。魔法を使ってイギリスからN.Y.まで瞬間移動や何らかの方法で移動できないものなのか?雨降ったら傘さすか室内に待機するから、全員の記憶を消せたかは疑問。グレイブスが結局何をしたかったのかと、魔法議会の長官という職をあえて投げ出す行動に出たのかが不鮮明。      【超ネタバレ 注意!】   まさかのジョニー・デップ様登場にはブッたまげました。今後も登場するんでしょうか?
[映画館(字幕)] 5点(2016-11-23 21:07:54)(良:1票)
453.  ガール・オン・ザ・トレイン 《ネタバレ》 
結果的に一人の女好きな男に振り回された哀れな女3人の物語、て終わり方で、悪いのはあくまでも男で、女3人は被害者というのが、なんだか底の浅い取り立てて騒ぐようなものとは感じなかった。だってさ、奥さんがいると知って浮気をする2人に、子供が産めないと分かって自暴自棄のように酒に溺れる1人。3人とも非があるのになかったかのような、むしろ被害者で勝者のようなあの結末は、男の自分には納得がいかなかった。もっと崇高なミステリーを期待してましたが、弱い女性を庇護するだけのなんの魅力もない映画でした。残念・・・。
[映画館(字幕)] 4点(2016-11-21 06:58:18)(良:1票)
454.  ミュージアム 《ネタバレ》 
ん~・・・違う、こうじゃない!こうじゃないんだよな~。なんかもっと観ているこっちを、精神的に追い詰めてくるような、最悪なものを期待してたんだけどな~。「SAW」や「セブン」のようなやつ。結局主人公もその家族もみんな助かっちゃってさ。なんだかな~ですよ。どうしても禁断の領域に踏み込めないんですかね、今の自主規制か何かで?分からないけど。もしそんな自主規制があるならこういった類の作品は、作らないほうがいいよ。中途半端になるだけだから。 最悪なものを期待してたって言ったけど、たしかにあの終わり方はその後の悲劇を想像は出来ますよ。でもそれってあくまでも”かもしれない”じゃないですか。主人公の子供は犯人と同じ道をたどる、かもしれない。無実の人間を死に追いやってしまったと奥さんは精神を病む、かもしれない。どちらも断定はできないですよね。まあね、あやふやさが逆にジワジワとした怖さとも言えなくはないけど。 怖さという点においても、この作品はちょっと、映画というよりTVドラマみたいで臨場感が薄れまくりですね。カメラアングルしかり、ライティングしかり、編集しかり、そしてなによりも一番見せるべきカエル男の作品(遺体)そのものの見せ方が中途半端。これもやはり自主規制の問題ですか?R指定の?とにかくそこに恐怖や残酷さ、おぞましさの異様さが薄い薄い。斉藤さんの頭の毛ぐらい薄い! それとね、カエル男くんは己をアーチストと豪語するのなら、芸術でもなんでもないような殺人は犯しちゃダメでしょ。主人公の相棒を屋上から落としたやつね。アレは芸術じゃないからね。貫いて欲しかったよ、アーチストとしての信念を。 ただ小栗旬の演技だけは賞賛できるね。彼があれだけ頑張ってんのがもったいなく思っちゃったよ。  終演後に観客の一人が帰り際に、原作通りだった、と言っているのが聞こえた。  でも原作は原作、映画は映画ですから。原作を知らない人でも、納得のいくものを提供してナンボだと思うんで。以上です。
[映画館(邦画)] 4点(2016-11-17 19:08:51)
455.  クリーピー 偽りの隣人 《ネタバレ》 
もっと巧妙で、こちら側の推理なんてあざ笑うくらいの至極のサスペンスを期待してたけど、無能すぎる主人公、無能すぎる警察、薬物投与による精神コントロール、至極どころかチンケで安っぽい三流のサスペンスは、バカバカしさを通り越して痛々しい。  雰囲気だけで作ってるせいで、肝心のなぜ?とかどうして?に一切答えを提示せず、むりむり力技で怖さを押し付けてくる。確かにね、分からない怖さってあるとは思うんだけど、これはそういうレベルじゃないですよ。分からない恐怖を履き違えてる。主人公が犯罪心理学者という設定なんだから、その主人公が無能ではお話になりません。一度失敗した過去があるのだから、それを踏まえたうえでサイコパス野郎ともう一度、どう心理戦を展開していくのか、そこがスッポリと抜け落ちちゃってるんじゃお話にならんです。  期待ハズレでした。
[DVD(邦画)] 2点(2016-11-10 18:35:34)(良:1票)
456.  スノーホワイト 氷の王国
エミリー・ブラントの氷の女王だけ観る価値アリ。
[DVD(字幕)] 4点(2016-11-10 07:17:12)
457.  スキャナー 記憶のカケラをよむ男 《ネタバレ》 
全くもって話題にされなかったが、このテのものは興味があるので観てみた。観てみたといっても、さほど期待しないで、である。なんとな~く、B級テイストを感じたもんですから。ところが始まって3、40分くらいして、こ、こいつあまさかの拾いモノか!?と、一気に期待値が高まり、話の中にグイグイと引き込まれていった。推理モノっていうのは、話の進行と同時に受け手側もアレコレと推理していくもんで、その推理をどう裏切れるかが、作り手側の手腕の見せ所になる。その点においてこの作品は、実に巧妙に裏切ってくれた。B級だなんてゴメンなさい。 野村萬斎と宮迫のコンビも非常に良く、シリーズ化してほしいくらいだ。  ただ、ただどうしても完璧に近い脚本にしたかったのか、辻褄合わせがかなりあり、別にそれはそれでいいのだけれど、回想シーンで補填していくため流れのリズムが悪くなり、結果的にダレルことに。このダレのせいで悪くはないけど5点止まりになりました。スキャニングを有効活用しすぎですね。てか頼りすぎかな。相棒の宮迫にもアイデアのある活躍をさせてあげれれば、作品の幅も広がったかも。  とにかくまあそこそこの拾いモノではありました。ヒットはしなかったけど続編作って欲しいわ~。
[DVD(邦画)] 5点(2016-11-09 20:48:29)
458.  ヒーローマニア -生活- 《ネタバレ》 
原作は読んでません。自分が思っていたよりは悪くはなかった。ただバカらしい世界観を壊さないためにも、鶴太郎おじさんの死は不向きに感じた。静ちゃんのレインコートが殺すじゃなくて例えば相手を丸刈りにしちゃうとか、なにかそういったほうがしっくりきたかも。どうしても人殺ししちゃうと色合いがおかしくなるし、あ~バカバカしくってくっだらなかったけれど嫌いじゃないな、ていうノリにあと一歩乗り切れなくなる。あと下着泥棒はやっぱり犯罪なんで許しちゃうのはマズイっしょ。  船越英一郎の携帯の着信音が、帝国のテーマだったのが個人的にツボでした(笑)
[DVD(邦画)] 5点(2016-11-09 07:08:34)
459.  マネーモンスター 《ネタバレ》 
この映画のメッセージは、現代社会への警鐘を鳴らしてるんじゃないかな。底辺であくせく働く人間が、とりあえずお金には困らない階級の人たちに牙をむく。多くの人達が熱狂、賛同しその牙をむいた奴に熱い視線を送る。しかし・・・それも終わってしまえばもはや過去の遺物。誰も興味関心など微塵もない。要するに、どんなに底辺の人間が正義や自己を主張しても、巨大化した情報社会とそれに付随するマネーの前には、一時の打ち上げ花火でしかなく、なんの効力もないということ。無力ってこと。お金、権力が全てってこと。虚しいけどこれが現実なんでしょう。  犯人が射殺され、その中継を見ていた人たちはしばらくは沈痛な面持ちをしていたけれど、それぞれの日常に戻るまでさほど時間を要さず、とくにホッケーのゲームにすぐに熱中し始めたシーンは、まさに、ああこれが現実なのね、と言わんばかりでこの映画の主題を見て取れる。  お金儲けに失敗した底辺の人間が、気が付けばいいようにTVショーの駒にさせられてしまった。ああ、なんてやるせない映画でしょう。ジョディよ、あんたって昔のイーストウッドみたいな映画、よくぞまあ作ってくれたもんだ。サンキョー!そしてこれからもこういった、後味の悪い映画、作ってね。
[DVD(字幕)] 6点(2016-11-08 06:15:12)(良:1票)
460.  信長協奏曲 《ネタバレ》 
現代の高校生が戦国時代にタイムスリップして信長になっちゃう。タイムスリップものは数多くあるけれど、歴史上の有名人になってしまうというパターンは面白いアイデアだと思う。しかしこの設定で一番ネックになってくるのが、戦国時代という舞台であり、それはすなわち戦=殺し合い=人を殺すということ。要するに現代の高校生が刀持ってバッサバッサと人を斬れるのかってこと。でもテレビではうまいことやってましたね。殿様であり大将である信長ことサブローは、戦場の一番後方にいて指示を出すだけという、当時の戦闘スタイルを再現し、現代人サブローの戦闘介入を回避できた。また、乱戦・混戦・その他不意な襲撃でサブローが戦闘に巻き込まれても、逃げるか殺られそうなところを間一髪助けられるかで、これまたうまいことやっていた。あとは戦わずに終わるというパターンもあった。なんだかんだで、現代の高校生がめったやたらと人を直接殺すことを回避し、さんざん本人が口にしている、争いのない平和な世界を、本人自身が体現することによって、この「信長協奏曲」という作品の世界観を、実に巧妙に構築していた。まあでもいくらなんでも戦国時代、いずれはその時がくるのもやむ得ないと思ってました。  思ってましたよ、はい。思ってましたけどいくらなんでも唐突すぎでしょ。年月がっ立てるのかもしれない。厳しい鍛錬をしてきたのかもしれない。テレビ版と映画版の空白期間に戦があってすでに経験済みなのかもしれない。でもね、たとえそうであってもやっぱり唐突感は否めない。何よりもサブローくんの剣さばきが尋常じゃないくらい達人と化しているし、躊躇なくバッサバッサと殺しまくって、もはやテレビで観ていた”あの”サブローくんはどこへやらです。この時点でテレビ版「信長協奏曲」でのサブローは全否定され、彼の言っていたことは綺麗事、絵空事になってしまいました。まぁ逆を返せば、世の中そんなに甘くはない!というのがこの作品の真のメッセージだったのかもね。  帰蝶に自分は未来から来た、いずれは死ぬ運命だ、と告白したんだけど、本来なら偽物だった騙しててごめん、というのが自然な流れなのに、そこを知ってる体で進めてっちゃうからなんか拍子抜けです。  主人公が死ぬわけがない。でも歴史は絶対に変わらない。この二つの事柄から導かれる答えはもう一つしかない。死んだら現代に戻る。もうね、観ている間中、いやぁ~そんなんいくらなんでもな~、きっと別のエンディングがあるはず・・・、てどれだけ思ったことか。それなのに・・・(o´∧`o) 開いた口が塞がりません。  かっぱくんは現代のサブローの住所をどうやって調べたんだよ!家康の時代が来るまで結構年月たってるのに、帰蝶ちゃん全然老けてないやん!  女性が原作の漫画。結局は純愛ものだったのね。なんだかな~でした。  信長だったサブローが明智光秀にされちゃう。ここだけはナイスアイデア!でした。  以上。
[DVD(邦画)] 4点(2016-11-05 07:04:23)(良:1票)
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