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 > 東京50km圏道路地図 さん
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プロフィール
コメント数 2608
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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461.  山猫は眠らない
舞台設定・登場人物等が限られているため、全体的に引き締まった緊張感のある作品にはなっているが、2人の対立や和解の過程の描き方にもうちょっと丁寧さや盛り上がりが欲しかった。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-10-17 17:34:04)
462.  眠狂四郎 勝負 《ネタバレ》 
前作よりもニヒル度は増したように思えるが、女をノコノコ追いかけて毒盛られたり、風呂に入ったら裸で襲われて女に助けてもらうという間抜けな所があるし、加藤嘉とはコントをやるという結構お茶目な部分も。キャラとしてはこれぐらいが調度いいようにも思うが、これからさらにニヒル度が増していくんだろうか?それはそれで楽しみではあるが。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-10-16 17:09:27)
463.  2012(2009)
これは一見コメディのようにも思えるが、人類滅亡も非現実的ではなくなってきている昨今では結構風刺が効いているようにも思える。尚、正味100分程度の放映なので60分程度カットで視聴。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2020-10-16 02:45:31)
464.  ホワイト・ラブ
ストーリー的には疑問があるが、山口百恵の20歳とは思えぬ何とも言えない雰囲気はよい。40年前の東京の街並みはイガイと古臭い事に気づかされる。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-10-15 12:50:09)
465.  続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 《ネタバレ》 
宝探し系の物語でロードムービー的な要素もあるし、登場人物も3人に限られるのでストーリーにも締まりがあって、前作よりもいい。ただし、正味100分程度の放送だったので、80分程度カットされているようであるが。尚、線路で手錠を切断するというのは『網走番外地』に同じシーンがあったように記憶しているが、製作はこっちが後なのでパクったのだろうか?
[地上波(吹替)] 5点(2020-10-14 16:13:59)
466.  グリーン・カード
グリーン・カードというものの存在(名称)はこの映画がきっかけで知った覚えがある。映画を見た記憶はないのだが、話題にはなっていたのだろう。今見ると内容のほうは80年代のテイストが残る定番ラブコメといった感じで少々古臭さはある。個々のキャラは立っているものの、両者が惹かれあう過程の描き方が弱いのでラストの展開が唐突な印象を受ける。危機を経験し一時的に盛り上がってしまったと考えればよいのかもしれないが。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-10-13 12:39:06)
467.  SAFE/セイフ
ジェイソン・ステイサムの陰鬱で不器用な感じは中々よい。マフィア&悪徳警察に追われる少女を守るというプロットは『レオン』に似てなくもない。が、この天才中国人のヒロイン?はウェットで可愛げのあったナタリー・ポートマンに比べると不細工で捻くれ者ではある。とは言え、何とも言えない存在感があり、ドライなジェイソン・ステイサムのテイストにマッチしていて、ロリコン臭のない迷コンビにはなっており、独特の世界観がある。
[地上波(吹替)] 6点(2020-10-12 22:43:03)(良:1票)
468.  エデンの東(1955)
初見は中学時代だが、よく理解できず退屈に感じた記憶が。で、数十年ぶりに再見。聖書がベースの物語で、親子・兄弟・男女の葛藤が盛り込まれいて人間ドラマとしてよくできている。善良で純粋な父と兄、その反対の母と弟、両者の間を揺れ動く兄の恋人。善良で純粋な人間の負の側面が悪意のない主人公のジェームズ・ディーンにより無意識ながらも暴かれていく過程が見所であり、生きることの難しさを感じさせる。が、理想主義者にとっては少々後味の悪い救いのない作品ではある。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-12 12:12:36)
469.  眠狂四郎 殺法帖
シリーズについてはよく知らないのだが、イガイと勧善懲悪な印象。これからニヒルな世界観になっていくのか?
[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-10-11 17:07:40)
470.  007/ゴールデンアイ
冷戦終結(ソ連崩壊)、女性の自立(スキルやパワーを持ちボンドと対等化or敵対化する2人のボンドガール)、ネット社会の到来(プログラマーの活躍、サイバーテロ)等、時代の転換を感じさせる。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-10-07 12:13:20)
471.  7つの贈り物 《ネタバレ》 
自身の過失により生きる望みを失った主人公ではあるが、「善人」に臓器提供したいという欲求を持っているというのは興味深い。世の役に立って死にたいという事なのだろうし、それが贖罪になると考えているのかもしれないが、「善人」の判定はあくまでも自己の価値観に基づくものであり、ここに違和感がある。どうせやるなら臓器提供相手は神の意思に委ねるべきではないだろうか。しかし、世の役に立つ方法はいくらでもあるハズで、交通事故防止キャンペーンに積極的に参加するとか、カネを稼いで交通事故被害者支援に寄付するとか、優秀なエンジニアなら事故が起き難い車を開発するとか・・・。その他、困難に立ち向かいながらも強く生きようとする人々との新たな出会いによって生きる望みを取り戻すとかいくらでも前向きな展開は考えられるハズだが、これではあまりにも救いがなく、臓器提供を理由に自殺を美化するような展開にも疑問がある。
[地上波(吹替)] 3点(2020-10-06 13:22:03)
472.  オリエント急行殺人事件(2017) 《ネタバレ》 
「実は・・・」「実は・・・」と次から次へと真実がご都合主義的に明らかになり、リンドバーグ事件をモデルとする関係者である事がわかっていくので謎解き要素は殆どないし、中盤あたりで全員が犯人なんだろうという事がわかる。この世の人が素性を隠し(経歴を誤魔化し)、理性ではなく感情で動く(殺人はしなくとも違法に近いグレーな行為をする)事を肯定するのなら、あまりにも救いがないようにも思えるが、そういうこの世の救いのなさを訴えたいのなら、それはそれで作品としての価値はあるのかもしれない。負の感情により人種差別意識が「一時的に」撤廃されるというのも「敵の敵は味方」というだけの事でしかないように思える。結局は理性で行動できない人間たちは殺人を犯すし、その後は速やかに感情によって人種差別を行うのだろう。
[地上波(吹替)] 5点(2020-10-05 12:29:03)
473.  チリ33人 希望の軌跡
地下・地上共に登場人物が多いので、個々の人物像の掘り下げは弱いものの「感動的な救出劇」として見ればそれなりに楽しめるとは思う。が、全体的には美談風に製作されているので、実際に地下で起こった負の側面の多くは語られていないようだし、救出後は金銭面での揉め事が生じており、33人は分裂してしまっているようなので、エンディングも金銭的な演出でしかないのだろう。また本事件の政治利用等も描かれておらず、「シビアな現実」を伝えるという面においては物足りなさもある。
[地上波(字幕)] 6点(2020-10-04 13:40:46)(良:1票)
474.  メカニック(2011)
全体的にはダレがなく雰囲気も悪くない。弟子の稚拙さで仕事に「手間」が掛かってしまうのはまあ仕方なくて、それが緊張感を煽ってはいる。でもこれじゃあ「暗殺」というよりタダの殺人でしかないのではないか。親父殺しのネタバレ部分はもうちょっと工夫が欲しかったし(なんで暗殺の証拠品を処分しないんだよ!)、白昼堂々の復讐はもはやバイオレンスになってしまった。実は女も暗殺者なんじゃないの?と疑心暗鬼になったんだが(ハニートラップによる展開があれば盛り上がったのではないか?)、ストーリーに関係ないなら登場させる必要はあったんだろうか。最終的なオチのつけ方はよかったのではないかと評価する。
[地上波(吹替)] 5点(2020-10-03 18:00:17)(良:1票)
475.  乱気流/タービュランス
レイ・リオッタの狂った感じは悪くないし、飛行機パニックモノとしては楽しめる水準。CA役がやや魅力に欠けるのが難点で、もうちょっと追い詰められた方がよかったかも。
[地上波(吹替)] 5点(2020-10-03 17:48:07)
476.  レイジング・ブル
スポーツ選手は概ね20代後半でピークを迎えて30代で引退する。その後は指導者になるか、タレントになるか、水商売やるか。普通の選手だったら会社員もあるだろうが、TOPを極めると普通の会社員はやり難いだろう。それを「転落」と呼ぶのかどうかは議論があるだろうがTOP選手の宿命ではある。よって、本作はそういうありがちな話を映画化しただけで、有名な選手ではあったようだしDV癖があったという事に特徴はあるものの、コレといったドラマもなく全体的には退屈ではある。デニーロが太って役作りした事はそれなりに評価はするが。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-10-03 17:38:34)
477.  ライフ(2017)
登場人物の描き方が少々浅いような気もするが、密室パニックとしては中々面白いとは思う。ただし、乗組員が皆善人過ぎるのでもうちょっとクセがあったり内部でのイザコザがあってもよかったように思う。また、相対的にみれば単純に「カルビン」が悪であり、人間が善であるという事ではない点にも留意が必要である。科学者のチャレンジ精神は往々にしてリスクテイクとなる。元はと言えば、生物学者が相手を「刺激」した事が発端であり、さらに遡れば、「採取」という名の「収奪」が原因である。逆に考えれば、宇宙人生物学者が人間を採取して電気ショックを与えるのと同じである。このような科学(者)の暴走がどういう結果を招くのかは311で明らかとなっているし、科学による環境破壊によって早くて100年後には人類が地球には住めなくなるという危機も迫っている。よって、科学の活用の是非については全世界的な議論が必要である。宇宙開発は人間が地球上で生きられなくなった場合に備えて行っているらしい。その前に地球上で生きられるようにするためにはどうすればよいのかと考えるべきだと思う。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-09-30 13:34:44)
478.  ユニバーサル・ソルジャー
プロットはターミネーターに似ているが、こっちは基本的には人間。せっかく人間ならではの兵士の悲哀とか記憶とか自由意志といった面白そうなテーマがあるんだから、これらをもっと生かせばターミネーターより面白い作品になりえたと思う。一応シリーズ化はされたようなのでそれなりの人気はあったのだろう。ただし、ターミネーター程メジャーではないのはなぜなのか。世間が求めるものはもっと単純であり、中途半端な「人間」よりも不死身のサイボーグという事なのだろうか。
[地上波(吹替)] 6点(2020-09-29 16:17:08)
479.  ニューヨーク東8番街の奇跡
「奇跡は目的や理由を求めると消えてなくなる」という台詞からは物事の偶然性や因果律の認識について考えさせられる。やはり奇跡というのは認識の問題であるのかもしれない。また作品上は「宇宙人」という事にはなっているが、「電気で動く機械式の物体」という描写からはロボットや今風に言えばAIとも解釈可能であり、そもそも生命体とは何か?とか、後半以降の描写からはAIに家族形成や仲間との連帯は可能なのか?といった疑問も沸いてくる。30年以上前の作品ではあるが、現代的テーマとして色々と問いかけをしてくる作品である。
[地上波(字幕)] 7点(2020-09-29 13:52:21)
480.  ANNIE/アニー(2014)
オリジナルはよく知らないのだが、良くも悪くもアニーが世間ズレしていて物怖じしないので富豪と「対等化」しているように思えた。そこが、皆さんのおっしゃるアニーに魅力を感じないという要因ではないだろうか。経済的な格差拡大はあっても自由主義と(人権的な)平等主義が台頭した現代社会を投影しているのかと。その結果として、配役の人種的なバランスにも配慮しているんだろうし。
[地上波(吹替)] 5点(2020-09-29 01:20:41)
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