461. 雨に唄えば
テンポが良くてユーモアもあり華やか。見ているとハッピーな気持ちになれる映画です。ジーン・ケリーのダンスも最高!他の方も言ってますが、どうして今のハリウッドはこう言う洒落た映画をつくれなくなっちゃんたんでしょうね。 10点(2002-11-27 15:53:05) |
462. クロコダイルの涙
ジュード・ローが好きなら見るべし!かなり美しい。何とかしてやりたくなるもんね。女性がコロっといくのは良く分かります。内容的にも善と悪は表裏一体で誰の脳の奥にも潜んでいると言うのは納得できます。ところで彼って別に吸血鬼じなくて、血が作れない病気の為にあのような手段を使うようになったサイコキラーですよね? 5点(2002-11-20 16:38:58) |
463. ニュー・シネマ・パラダイス
「これでもか!」とビッチリ作られ過ぎている感じがして、学校の授業を受けているかのような大変疲れる映画でした。泣くところも無かったし・・。ジュゼッペ・トルナトーレってまだそれ程歳でもないのに、なんでこんな爺さんみたいな映画撮るんだろうと思ってしまいます。ただ、ちゃんとした良く出来た映画だとは思うので、好みの問題ですけど。 6点(2002-11-20 16:23:25) |
464. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
ザ・フーの「トミー」を思い出しましたが、「トミー」よりタイト。音楽的にも映像的にもグラムロック系ですが、一貫して愛について語られていて、この手の映画には珍しく全然ドラッグが絡まない。ストイックな感じがする作品です。 7点(2002-11-20 16:05:42) |
465. 勝手にしやがれ
ホントに「映画らしい映画」だと思う。脚本も映像もキャスティングも全て完璧。映画全体の疾走する感じがサイコーに格好良い。パンクです。退屈だと言う意見のあるベッドでのシーンですが、あれがまたフランス映画の醍醐味なワケで私はたまらなく好きです。 10点(2002-10-30 16:15:50)(良:1票) |
466. クリムゾン・リバー
マジメに作ってあるし、映像は美しかった。でも大急ぎであらすじを説明しているだけの映画になってしまっている。あれじゃ原作読んでない人には何の事だか全然分からないだろうなぁ。 5点(2002-10-15 13:23:34) |
467. CUBE
最初突然何の前触れもなくCUBEに放り込まれたので、「なんじゃこりゃ?強引すぎるだろ」と思ったけど、あっという間に入り込めて最後まで緊張感を持って見れた。罠にバリエーションがあるわけでもなく、部屋から部屋へ移動して行くだけなのに、これだけの緊張感を持続させるのは凄い。ストーリーの骨子はパニック映画の伝統的なもの。あと、最後のシーンはバレバレ。もうちょっと脅かして欲しかった。 6点(2002-09-24 14:01:59) |
468. オーシャンズ11
最初は期待したけど、全体的にダラダラしてあまりメリハリがないので飽きてしまった。セリフもいまいち気が利いてないし。ジュリア・ロバーツも二人で取り合う程魅力的に見えなかったし、ブラピもぱっとしなかった。ソダーバーグって、いつもクールな映画作ろうと頑張ってるケドどこかどんクサイ、冴えない奴と言う認識を改めて確認しました。(ファンの方ごめんなさい。個人的な印象です。) 4点(2002-09-17 13:55:22) |
469. インソムニア
「メメント」と「フォロウィング」が好きだったし、パチーノファンなので期待していたのですが、なんかフツーでがっかりした。面白くないとは言わないけど敢えて映画館で見る程のこともないかな。クリストファー・ノーランである必要も、ロビン・ウイリアムスである必要も感じられなかったし。それにしても何処が「異常な殺人」だよ!確かにあんだけ大勢集客するのに一役買ったかもしれないけど、これは詐欺だよ! 4点(2002-09-17 13:46:15) |
470. キリング・ゾーイ
えっ?みなさん退屈?そうなんだ・・。やっぱ人ってそれぞれですね。私はこの映画最後までワクワク見てました。ジャン・ユングのキレ方最高です。 7点(2002-09-04 13:20:00) |
471. オースティン・パワーズ:デラックス
前作があまりにもつまらなかったので、見る気なかったのですが折角借りたし一応見ておくかと言うノリで見たらこちらは格段に良くなっていて驚きました。ミニ・ミーとDr.イーブルのお陰でしょう。マイク・マイヤーズの仕草も、前作の様に執拗なまでのセクシー系だけでなく、ちゃんとお笑いの基本を踏襲していたし。オープニングとエンディングの相談番組は日本でも以前夜中に放送していて、まさにあんな感じなんで結構おかしかったですね。ちょっと評価上げました。 5点(2002-09-04 13:06:27) |
472. オースティン・パワーズ
「カジノロワイヤル」ですね、完璧。でも「カジノロワイヤル」のバカ々しさの方が断然おもしろい。オースティンはギャグにあんまり毒が無いし、殆ど下ネタで全然笑えなかったです。アメリカ映画見ていると、駄目そうなオヤジがバーで下らない小話を披露しているシーンが良く出て来ますよね。大抵は下ネタでどこが面白いんだがと思うのだけど、周囲は大笑いしてたりして、あの雰囲気に近いかも。アメリカ人に脈々と流れるそう言うお笑いってあるのかもね。 2点(2002-09-03 12:13:06) |
473. ベルリン・天使の詩
ヴェンダースの世界の見方がよく表現されている、詩のような絵画のような映画。多くのシーンにベルリンの壁があり、閉じられた世界の雰囲気がまたヴェンダースの心の中を覗いているような気にさせられます。しかし退屈な人にはたまらなく退屈な映画でしょう。公開当時大人気で映画館は連日満員、通路まで人が座っている状況でしたが、居眠りしている人も結構目につきました。 10点(2002-08-30 15:40:13) |
474. 蝶の舌
ラストシーンでのモンチョのセリフと、行為とは裏腹のその表情が圧倒的。「演技してます」というあざとさが全然なく、混乱と悲しみが痛いほど伝わってきて、基本的に「泣かせモノ」に懐疑的な私も号泣せずにはいられませんでした。全編に渡って美しい自然や優しい人々が描かれていただけに、最後は見ている私もなんとも言えない喪失感を味わいました。 9点(2002-08-30 11:44:50) |
475. 太陽がいっぱい
兎に角何もかもが切なく美しい、映画を見る喜びを感じる作品。アラン・ドロンの飢えたように凶暴で、せっぱ詰まったようなあの目がたまらん!あの目でみつめられる為ならなんでもするだろうなー。 10点(2002-08-29 12:01:15) |
476. ガンモ
映画館で見ていて、途中で席を立とうかとマジで思ったのはこの映画が初めて。それらしい雰囲気でショッキングな映像流して自己満足に浸ってるとしか思えない。こんなん、映画館で流す意味がない。どっかのギャラリーで流しっぱなしにしとくので十分でしょう。大体どんな表現の手段であろうと、ネコを殺すヤツは許さんゾ! 2点(2002-08-29 11:31:56)(良:1票) |
477. エデンの東(1955)
ジェイムス・ディーンの魅力が遺憾なく発揮された青春映画らしい青春映画であり、アメリカ映画らしいアメリカ映画。音楽も良いし、一見の価値はあると思います。原作ではキャルの父親の話が大半で、彼は自分の父親が軍のお金を盗んで財を成したと疑っており、そのことに罪悪感を抱き続けています。「自分は泥棒の子孫であり罪人なのだ!」というワケです。キャルが「自分は娼婦の息子であり、自分がひねくれてしまっているのは母親の血が流れているからなのだ!」と悩むのと同じなのです。しかし最後には人がどのような人生を選ぶかは、だれのせいでもなく自分なのだという結論に達するという、実に示唆深い素晴らしい話です。私にとっては聖書の中でカインはアベルを殺してしまったが、その前に神はカインに選択の余地を与えたのだと言う新しい解釈が目からウロコでした。映画にはその辺が表現されてないのが残念です。 6点(2002-08-28 18:14:25)(良:1票) |
478. ウエストワールド
私も子供の頃見てもの凄く怖い映画として心に残りました。ユル・ブリンナーの容赦の無さが怖いのなんのって・・。当時「日本沈没」やら「タワーリング・インフェルノ」やらが流行っていて、お陰で「世の中はキケンに満ちている」と幼かった私は真剣にビビらされていたことを思い出します。「ウエストワールド」は確か続編もあったハズ。主演はピーター・フォンダだったような・・。(間違っていたらご免なさい) 7点(2002-08-28 17:44:59) |
479. 追憶(1973)
何度見ても泣いてしまう映画。いくら愛し合っていても、一緒に生活していくとなるとまた別物なのよね。ラストでばったり出会ったレッドフォードとバーバラ・ストライサンドがお互いを愛おしそうにしばし見つめ合うが、またそれぞれの道に戻って行く。そして流れるエンディングの「The Way We Were」。あぁ、思い出しただけでも泣きそうだ。 10点(2002-08-23 16:43:44)(良:1票) |
480. スナッチ
「ロックストック~」と殆ど同じノリだけど、見ていてすごく楽しかった。私としては「ロックストック~」よりブラピの存在にハナがあるし、益々冴えてるという感じがしましたが。それにしてもイギリス人のマヌケぶりってなんてラブリーなんだろう。大好きです。 7点(2002-08-23 16:11:49) |