461. ハプニング
《ネタバレ》 タイトルのハプニングは地球にとって害虫である人間に対しての地球側のハプニングなのか?それとも普通に人間側のハプニングなんだろうか?考えちゃいました。見えない脅威に愛も絡めてたけどイマイチだったかな。最後にまた発生してましたがCO2排出量のトップ3の国(1位の国の映画ですけども)でやりゃ良いのにと思った。まぁそこまでやるとあざと過ぎるかもしれないけど。 ライオンの檻に入って両腕を喰われたり、大型の芝刈り機に巻き込まれる映像もありますが、工事現場で上から人が降ってきたり、みんなで首を吊ってたり、ガラスで手首をガリガリとやってる方が身近すぎて怖かった。 ショッキングな映像も多数あったため本国ではR指定。でも日本じゃPG-12なんですよね。事件が起こる度に加害者の趣味を過剰に取り上げ無理にこじ付けしてますが、商売云々抜きにして提供する側がきちんと規制しないといけないんじゃないんですかね。映画に限らず。 [映画館(字幕)] 5点(2008-08-04 22:36:10)(良:1票) |
462. ドラゴン・キングダム
ジャッキー・チェン×ジェット・リー(リー・リンチェイ)。ありそうで実現出来無かったこの対決が見られるとは、さすがハリウッドというべきか。ジャッキーはらしいコミカル系だったが、シリアスなイメージのジェット・リーが孫悟空というコミカルな役を演じてるのは新鮮だった。 ジャッキーは酔拳を主体に○拳、ジェット・リーは武術全般(特に棒術の凄さ)と、かつて映画で見せたカンフーをシャープな動きそのままに繰り出しまくりなのが堪らなかったです。もう対決シーンはニヤニヤしちゃいましたよ。 カンフーオタクのアメリカの青年の部屋にドリーム・キャストが合ったのは笑った。それじゃ苛められるわと(あ、そこじゃないですか?)。 微妙に現代と繋がりがあったり話的にもまとまってて楽しめました。女優の方は清純と妖艶で素晴らしく好かったんですが、オタク青年と将軍が華が無いのが痛いといえば痛いかな。 [映画館(字幕)] 8点(2008-07-29 01:06:19) |
463. 百万円と苦虫女
《ネタバレ》 蒼井優のためだけの映画といえますが脇を固めてる役者陣もそつが無かった。ピエールは肥えたなぁ。 鈴子と弟拓也が心を通わせるシーンは切なくなりましたね。最初は文句を言いつつ、服を掴んで、手を握って…。 終盤の中嶋の心情は理解できるけど、お金を借りた理由を言わないのは不器用ってのとは違う変な潔さを感じたな。中島視点の描写がちょっとあればもっと合点がいくんですが後輩のバイトの娘のフォローは唐突過ぎた感がある。100万円貯まったら鈴子は中島を捨てて出て行ったのかな?結局最後のシーンがやりたかっただけかなと思いましたね。くっ付かない方がイイ感じでしたけども。 しかし蒼井優は凛としてて良い雰囲気もってますねぇ。 [映画館(邦画)] 6点(2008-07-29 01:02:29) |
464. ●REC/レック(2007)
《ネタバレ》 テレビ局の取材クルーの撮ったカメラ映像ってのはブレア・ウィッチ、未知の病原菌に感染し封鎖されたアパートはまんまゾンビのアパート的、カメラのライトが壊れて暗視赤外線を使うあたりはブレア、ディセント、28週後。他にもありそうですね。 ホラー的なお約束も満遍なくはいっていてセンスは良いと思いますが、いろんなホラー映画の設定を再利用した良いトコ取り的な作品。 レポーターのおネーちゃんの必死な前振りでどんな最後が映るのかと思っていたらいたって普通でガッカリ。 テレビ局のカメラの割には汚い映像だなぁとか、なぜバチカンがわざわざあのアパートに悪魔憑き少女を幽閉したのか?が気になりましたね。細かく考えてなさそうですが。 [映画館(字幕)] 4点(2008-07-26 00:47:51) |
465. ワン・ミス・コール
オリジナルは未見。携帯電話のメモリーから被害が拡大していくって発想は携帯依存症の人が多い今の世の中のには向いてて面白いですね。ただ、友達がいなくてメモリ登録が無い人だとそこで止まっちゃうんでしょうかね? 死の予告電話を受けた人が見る亡者たち(?)や幻覚(?)、ノイジーなビジュアルはありがちで見飽きてきたかな。目を開けたり閉じたりしてる人(幻覚?あっち側の人?)の目が口になってたりしたのは福笑い的で面白かったけど。 話的には無難といえば無難な作りですがテンポが悪いのが残念。 [映画館(字幕)] 4点(2008-07-20 18:05:10) |
466. ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
あまり考えず勢いで作ってしまったような出来だった前作とは打って変わり、ダークテイストに振った今作。甘めなものの鬼太郎誕生シーンや、前作では両目があった理由もあり原作ファンも納得かな?全編に漂うダークな雰囲気は悪くなく、音楽も合っていて最初からこの路線でやってくれればなぁと思いましたね。まぁ明るいファミリー路線も必要だとは思いますけども前作はアレ過ぎた。 鬼太郎の母への想いや人間への葛藤、濡れ女夫婦や妖怪の哀しみ、最後にバトルと王道的なヒーロー物で脚本も悪くないです。でもやはりメインターゲットがファミリー層なので細かいところが気になる人には向いてないと思いますが。 鬼太郎ファミリーは盤石といえるレベルで各キャラ見せ場もあり安心して見られます。胡散臭さ全開でお調子者の大泉ねずみ男は相変わらず最高。前作のカッコも良いですがパンキッシュになった猫娘も好いなと(笑)。 今回も色んな豪華(?)な面子が出てますがだいたい違和感なかったかな。そんな中、鬼太郎好きで知られる佐野史郎が嬉しそうに演じていた蛇骨婆は抜群に良く、室井滋の砂かけ婆とのババア対決は面白かった。 ただテレビ局主導の映画だけあって自局のアナウンサーを使ったりタレントの持ちネタをさせたりしてますが、作風を考えて程々にして欲しい。 [映画館(邦画)] 6点(2008-07-14 23:33:32)(良:2票) |
467. ミラクル7号
《ネタバレ》 シンチーが一歩引いて子供メインの親子愛的作品ですが、相変わらずギャグがキツイので観る人を選ぶ作風です。勝手な思い込みで望みを叶えて貰おうとするのはありがちだが、実際には出来ないと分かると物凄い勢いで逆ギレでフルボッコ。さらに教師や同級生による陰湿なイジメなど見ると向うの人とは根本的に笑いのセンスが違うんだなぁと。子供をメインに据えるならこの手のナンセンスなギャグは控えた方が良いと思うんですがね。 藤子不二雄に影響を受けたような肝心の7号は造形含め微妙でしたが、シンチー作品を観てる人ならニヤリとさせてくれるシーンや脇役たち、子供たちの豊かな表情と達者な演技は良かったです。 [映画館(吹替)] 3点(2008-07-02 20:39:18) |
468. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
《ネタバレ》 遂に出来た4作目ではありますが「こりゃ全く期待できそうにないな」と思ったのが予告編を観た感想。レイダース以降、掃いて捨てるほど出た亜種と同じ香りを感じましたね。 しかし、そこらへんの作品とはやはり実績と格が違いすぎたようで、シリーズのお約束もあり、予告編で老いたなと思わせたハリソンのインディもらしい活躍をみせ、演出の上手さや各所で流れる音楽の安定感(あのテーマ曲だったり、チラッと見えたアークの旋律だったり)もあって悪くはないですね。ただ序盤のネバダの核実験場は悪趣味というか入れる必要を感じませんでしたが。 「ネバダ州」「エリア51」ときたらピンと来ますが、世界各地に残る古代遺跡の不思議さを考えると宇宙人に行き当たるは必然といえば必然かなぁ。私的にはギリギリ許容範囲…にしときます。駄目な人は駄目だろうな。 最後に飛んできた帽子を被ろうとしたジュニアから、「まだ顔じゃないぞ」とばかりに奪って被るインディはカッコいい!まだイケるな。 【余談】日本語吹替え版が村井国夫さんじゃなくて非常に残念です。DVD化の暁にはぜひ村井国夫さんでお願いします! ハン・ソロとインディは村井さんじゃないと違和感が。 [映画館(字幕)] 7点(2008-06-23 22:53:11)(良:1票) |
469. ランボー/最後の戦場
血しぶきが舞い、肉片が飛び散るミャンマー軍事政権による大量虐殺。画面から酷い腐臭がしそうな死体の数々。無残な残酷描写はえげつないがミャンマーで現実に行われてるごく一部に過ぎない。冒頭のドキュメンタリー映像といい、画面から来る迫力はかなりのものがあった。年齢を感じさせない大暴れっぷりでしたが哀愁漂うランボーは無事終着点に辿り着けたけど、ミャンマーを含め世界中の無益な争いの着地点はどこでしょうかね。 殺戮と破壊で埋め尽くされた凄惨なミャンマーの内情を多少なりとも世界に知らしめたスタローンはよくやったと思います。 [映画館(字幕)] 8点(2008-05-26 22:58:36) |
470. ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛
《ネタバレ》 原作未読。何作かまとめて前売り券を買った際に、この作品の前売り券もオマケ(結局は袋にしまったまま放置)に釣られて勢いで購入。落ち着いた後「そういえば1章はかなり微妙だったなぁ…」と思いだし全く期待せずに鑑賞。 しかし前作と同じスタッフ?と思うくらい見せ方やテンポが格段に良くなっておりストーリーも分かりやすく好印象。運命の王子とそれを助けるペベンジー兄妹とナルニアの民。それに対し王位を狙う叔父、一物ありそうな副官たち、隙あらばとばかりに復活を狙っている魔女とキャラはぞれぞれ立っていて観てて飽きませんでした。前作は出てくるナルニアの民(動物)に魅力を感じませんでしたが、今作はネズミの騎士リーピチープやドワーフのトランプキンがとても良い。この手のキャラがいると物語も廻しやすくなるなぁ。 勿体ぶってやっと終盤に出てくるアスランも前作は軽く思えましたが威厳と風格を感じた。4人の兄妹たちは見せ場もそれぞれあり、勇ましい姿はとても頼もしかったですね。おかげで運命の王子はかなり影薄かったわ。 [映画館(字幕)] 7点(2008-05-22 22:09:50) |
471. ミスト
《ネタバレ》 原作未読。クリーチャーの造形からしてクトゥルー神話かと思いました。 軍の実験で異次元世界と繋がり、その世界の生物が霧の中から現れ人々は不安と恐怖でパニックに陥る。 忠告を無視し危険を顧みず子供を助けるため直ぐに外に出て行く母親。続々と現れる異次元の生物を前に現状を打破しようとする者。自分の理解を超えた存在を否定し出て行く者。なにもせず諦めてる者など十人十色。 そんな中、常日頃から妄言を吐き散らして嘲笑の的でしかなかった狂信的な女性は神の言葉を聞く事のできる預言者扱いを受ける。普段なら戯言で済ませるモノも、妄言(聖書の引用)が当ってしまうあの状況では縋りたくもなるか。まぁしかし心神喪失な人々を陽動してカルトですなぁ。 極限に置かれた人間模様、パニック連鎖は巧みに凝らされていて嫌になるほど。 世界は霧に包囲され異形の生物が闊歩し、まさに世も末状態。絶望して自ら命を絶つのも理解できるわ。最後の主人公の選択は究極でしたが、霧の中の生物の足音や鳴き声が霧が晴れていくと共に戦車や車の音に変わり、生物が軍に掃討されていくという衝撃度はお見事過ぎる。最初に出ていった母親も無事に子供と一緒に保護されていて、しかも来た道から軍が来るというのがまた無情。 [映画館(字幕)] 8点(2008-05-13 18:18:35)(良:1票) |
472. 相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン
《ネタバレ》 水谷豊は好きな俳優なので【相棒】は放映当初からすべて見てます。テレビシリーズを見ているファンにとっては、巧みに配置されたキャラクターたちの競演が映画化と相まって嬉しく、各エピソードに出たあの人が見られ「相棒オールスター勢揃い」と言っても過言ではないかな。 実際にあった事件は置いておいて、相棒らしい考えさせられる内容。ただ衆人環視の場、世間の目が集まる場で白日の下にするという趣旨は分かるが、殺しはあまりに残酷でショッキングだったかな。主犯と実行犯とはいえ、あそこまでやるなら実行犯だけでも狂気をはらんだ完全なる悪の存在の方がよかったと思う。塩谷の自殺あたりも一工夫欲しかった。娘もいる意味ないし、無駄にヒクヒクはいらないでしょ。 結局、売り(?)のマラソン爆破関係も陽動っぽくはなっているが新規ファンへの右京の頭脳お披露目でしかない。でもそれらをすべて準備し仕組んだ木佐原はどんだけ凄いんだという。 ノベライズを読むとよくわかるんですが映画は全体的に端折ってる場面が多い。犯行の回想シーンなども無く、なぜ大事な場面を入れてないのか不思議。 証拠隠滅の爆破、避難した右京を救い上げる薫、二人の固い相棒としての絆っぽさを見られたので良いかな。しかし片山雛子は真っ黒クロ助ですな。どこまでいくのか見物だわ。 まぁテレビ版も含め単純な勧善懲悪の物語が好きな人には【相棒】は向いてませんのでご注意。ちょっとでも良いかな?と思った方はぜひテレビシリーズを見てやってください。名作多数です。 それにしても昨今いろいろな事件・事例がありますが、マスコミや周りの人に流されず、踊らされずに本質を見抜く目を持たないといけないですね。 [映画館(邦画)] 6点(2008-05-04 17:48:14) |
473. スパイダーウィックの謎
《ネタバレ》 原作未読。どうも妖精というと花のように小さく可憐で儚げなイメージしかないんですが、デッカイのいっぱいいるんですね。造形が向こうらしかったけど、映画は兄弟vsゴブリン軍団に絞って見せているので妖精たちの関係性が分かり辛かった。半端に現実を織り交ぜずに、もっとファンタジーの世界に振りきっちゃっても良いんでないかと思いました。無難なつくり。 [映画館(字幕)] 5点(2008-05-04 17:46:25) |
474. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 予告編であった自由の女神の首が吹っ飛んでくるトコを見て期待してました。 手持ちカメラで撮影されたドキュメンタリー風の作品というとアイデアの勝利だった「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」が思い出されますが、この作品はその手法を使った怪獣映画。ブレアに比べたらお金もかけたようですが、他のハリウッド大作に比べたらだいぶ安価にあげたようですね。ハンディによる撮影はアングルが固定されず、手振れもあるおかげでリアリティに溢れ臨場感抜群でした。断片的に気になるモノが映し出され興味を引きますが、ネタ振りしといて回収せずに放置して終了ってのは正解。下手に結末を描かない方が妄想が広がりますからね。 ブレアは続編を作って失敗してますので、万が一作るなら手法を考えて欲しいです。ドキュメンタリー風ハリウッド版ゴジラって趣もあります。エンディングの曲は日本の怪獣映画のようで良かった。 [映画館(字幕)] 7点(2008-04-11 23:07:28) |
475. デッド・サイレンス(2007)
《ネタバレ》 建造物や小物など美術はよく出来ていて、相変わらずカット割りやカメラアングルは見せ方を考えていて上手い。ただ、最近は【呪怨】をはじめとしたJホラーの影響は大きいようでこの作品もそれを感じさせますね。 腹話術師と操り人形、なるほどなぁと思いましたがこの人たちは今後も「大ドンデン返し」で行くんでしょうか? [映画館(字幕)] 6点(2008-03-24 22:58:20) |
476. ノーカントリー
《ネタバレ》 劇中は音楽が無いので音や台詞が気になった。また演出やカメラワークも丁寧で巧いので画面から来る緊張感が凄くストーリーに集中できました。弱肉強食な世界で生き、自分だけが信じている正義にだけは忠実な悪であるシガーにも何が起こるか分からない。何があるか分からない気まぐれな世界を生きると言う事は、ようするに人生一寸先は闇って事なんだな。闇の先に何があるのか?それは人それぞれか。 【余談】そういえばお正月に私も車の運転中にドテッ腹に突っ込まれました。吹っ飛ばされて車は廃車。ちょっと痛かったんですが幸い怪我は無かったんですね。シガーはラモーンズ好きなのかな。良い奴かも [映画館(字幕)] 8点(2008-03-19 20:37:21) |
477. 魔法にかけられて
《ネタバレ》 アニメの世界と現実世界のギャップが良いですね。アニメではプリンセスの歌で出てくるのはリスやバンビなど可愛い動物に対して、現実世界の都会では鳩、ねずみ、ハエ、ゴキブリが集う。綺麗に掃除されても微妙だ(笑)プリンセスのあの魅力的な歌声で私の家の方だと何が来るかなぁと思いましたね。田舎なので虫が多そうだな…。 お約束的な事がことごとく通用せず、皮肉になってるのが面白かったです。ラストも捕らわれたロバートを救いにドランゴンと化した魔女に立ち向かうプリンセスとかアニメじゃ全く逆ですよね。悪く言うと一本調子で夢を信じて疑わない能天気なアニメのプリンセスが、現実世界で揉まれて理想の相手を見つけだす、と。方や王子様と荒川静香がパワーアップしたようなナンシーはアニメ的な恋の落ち方で現実からサヨナラする。ナンシーは現実逃避したかったんだろうな。 現実パートにも出てきたリスのピップがとっても可愛かった。子供は当然として大人も十二分に楽しめるロマンティックなディズニーの自虐的な作品。 [映画館(字幕)] 8点(2008-03-19 20:33:46)(笑:1票) |
478. バンテージ・ポイント
《ネタバレ》 単に「大統領狙撃」という事柄を各登場人物の色んな視点、角度から描き、時間を戻して見せているだけで捻りも無いですね。そもそも入場に当り金属探知機を潜ると思うが広場も警察手帳を見せただけでボディ・チェックしなかったり、広場の正面の建物に狙撃手(装置)なんてナンセンスすぎ。カメラで的確に撮りながら追跡劇を行える太目の人は元NFLなんだろう、とか無駄な妄想をしてしまう程のご都合主義のパレード。テンポの良さと編集の上手さは感じましたが社会派サスペンス風を匂わせた、実はハリウッドお得意のノー天気アクション物でした。 しかしシガニー・ウィーバーは老けたなぁ。 [映画館(字幕)] 4点(2008-03-11 21:07:44) |
479. リアル鬼ごっこ(2008)
《ネタバレ》 原作未読。「全国の佐藤さん狩り」という設定だけ聞いて観に行ったんですがちょっと拍子抜けというかソッチ方面だったのか、と。パラレルワールドが無限にあるそうだけど、色んな世界の人が色んなコトをしているわけで同一人物が常にいる、というのは無理がある。おまけに生死もリンクしてるそうなので、あの世界の誕生から終わりまで、結局はあの主人公達の時代(物語)だけなんじゃないかなぁと。まぁ色々と設定が無理あり過ぎるな。鬼も貧弱だし。 狩るという発想は面白いので普通の世界で皆で「佐藤さん狩り」の方が面白かった気がするな。 [映画館(邦画)] 3点(2008-03-08 01:08:49) |
480. ジャンパー
《ネタバレ》 学生時代のジャンプするところや彼女とのシーンなど回想で済ませ、全体的にもコンパクトにまとめてしまって勿体無い作り。だが、縦横無尽に世界をジャンプ(瞬間移動)するジャンパーのアクションはスピード感があり、スタイリッシュな映像は観る価値がありますね。わざわざ世界中を回って撮ったというだけあって観光地巡りも面白い。ローマの闘技場なんかよく許可を貰えたなと思いますね。東京でもあの雑踏の中や狭く車だらけの道をあんな風に撮ってるとはゲリラ撮影でもしたのかな? まぁ「空を飛ぶ」「タイムマシンで未来や過去へ」「瞬間移動」などの要素がある映画はワクワク感があるのでそこらは楽しめました。 [映画館(字幕)] 5点(2008-03-08 00:41:46)(良:1票) |