461. チャップリンの黄金狂時代
《ネタバレ》 チャップリンの芸達者ぶりは勿論伝わってくるんですが、若干長いかな?と。それと雪山の小屋のシーンと、ジョージアに恋をする一連の物語がちょっと別モノみたいに感じられる部分があって残念でした。それでも小屋のシーンは笑ったし、最後は強引ながらハッピーエンド(途中まであんなに笑い者にしてた彼女をよく救ったもんですが)で、決して悪い映画ではありません。サイレントにチャップリンのナレーションを加えてる作品なんですが、劇中に字幕で台詞が出るパターンのものに比べ、説明くさい分だけテンポが悪くなってるのかなあ?と思いました。数ある名作と並べると、取り立ててチャップリンの傑作という感じはしませんが、無難に楽しめる映画だとは思いました [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-26 12:23:37) |
462. 犬の生活
《ネタバレ》 チャップリンの天才ぶりはこの40分に凝縮されていますね。ワンちゃんも可愛いし、職安でのあのコミカルさも、財布を取ったり取られたりのやりとりも最高ですが、やっぱり俺はあのズボンの後ろの破れてる部分からワンちゃんのシッポがフリフリ出てて、リズミカルに太鼓を叩くシーンが大爆笑でした(笑)やっぱりすげえよチャップリン!あとサイレント映画ってほとんど観た事が無いんですが、台詞のある映画に比べて役者が全体的に活き活きとしてて、しかも表情が豊かで見応えがありました。最後、2人の間の赤ちゃんじゃなく、犬の赤ちゃんだったのも良かったなぁ~、志村けんが前にズボンの中にワンちゃんをしまうってネタを見たんですが、本当チャップリンの影響力を改めて感じました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-07-26 12:17:36) |
463. 電車男
「ノッティングヒルの恋人」のヒュー・グラントは恰好悪いながらに自立していましたが、「電車男」はそれこそ女の子と手を繋いだ事も無い男の成長物語なので出発点が全然違いますね。でも21世紀にまできてこの純愛モノが支持されたのはどんな背景なんですかね?便利な世の中になったけど、モノに利用され、心が置いてけぼりをくった男性の「1日30分でOK!1からやり直すデキル男ガイド」って所なんでしょうか。電車で絡まれてた子を助けて、そこから恋愛に発展するという妄想は、モテない男なら夢見る話かもですが、無理矢理のハッピーエンドまでの強引な展開、2chってこんないい香具師ばかりじゃないだろ的突っ込みも相まってほとんど感情移入できない内容ですね。純愛路線が流行った時期の1本でしたが、「冬のソナタ」や「セカチュウ」の純愛とは違い、童貞臭い感じをごもっともって感じで演出しているので、ダメな人には徹底してダメな作品だと思います(作品の中で演出する成長は、実社会では階段を1段上がった程度にしか感じないと思います)。あとヲタの解釈も少し違うかも?この作品はヲタから足を洗って彼女と付き合う風潮ですが、多分本当のヲタは、趣味の世界での二次元彼女と、三次元彼女を掛け持ちたいんじゃないかな?よく分かりませんが(^^;5年後には100円セールで売り出されてそうなブーム便乗作品です。 [DVD(邦画)] 3点(2006-07-25 15:25:37) |
464. エル・マリアッチ
ロバート・ロドリゲスの凄い所は、切り詰めるべく所は全て切り詰めてこれを完成させた事ですよね。どんなに頑張っても普通7000ドル(80万位?)で映画1本撮れないと思います。B級臭漂う映画ですがテンポもいいし、小気味良い笑いも散りばめられていて退屈しません。ロドリゲス監督の1人8役ぶりも凄いですが、売れてから最新作「シン・シティ」に至るまでずっとそれを貫いてるのも素晴らしいです。だからこそ人件費が安く済み、監督がやりたい仕事(スパイキッズシリーズ等)も実現しやすくなるんですね。これはそんな監督の原点を感じるアクション映画です。カルロス・ガラルド演じるマリアッチ役は続編「デスペラード」以降はバンデラスに譲りますが、カルロス・ガラルドを「デスペラード」ではマリアッチの仲間として終盤にカッコよく登場させたり、「レジェンド・オブ・メキシコ」ではプロデューサーとして組んでいたりと、彼の仲間を大切にしてる感じも好きですwこの映画の無駄にアップが多いところ(電話取るシーンで何故にそんな顔に寄る!?)も笑えて好きです。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-07-25 12:16:51)(良:1票) |
465. 人形霊
《ネタバレ》 まるで「金田一少年の事件簿」のように復讐系の柱があって、それに付随するホラーって感じですね。人形を捨てた事に対しての恨みではなく、むしろ無残にも殺されてしまった恋人に対しての三代に渡る復讐のドラマって感じで、切ない作品でした。人形はその復讐に加担する役ですね。とにもかくにも、人形ミナの生霊を演じた、イム・ウンギョンの透き通った、まさにお人形さんのような美しさには驚きました。特に復讐を誓ったミナが、幼い頃に自分を捨てたヘミの腕に、人形を守る為に作ってしまった傷を見て復讐に踏み切れず涙するシーンは切なくて印象的でした。彼女の生霊ぶりを見るだけでも価値のある作品ではないでしょうか。ただ現在乱立するホラーに見慣れている方は、さほど怖さを感じないかもしれません。怖いというより、切なく物悲しい映画です。イム・ウンギョンを知れただけでも観た価値アリです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-25 11:06:25) |
466. 群衆(1941)
《ネタバレ》 う~ん・・・。確かにいい映画なんですが、どうしてもフランク・キャプラと言うと「素晴らしき哉、人生!」と比べてしまうんですよね。そうするとこちらは展開がひねり過ぎでちょっと重い感じがします。あの映画は最後に奇跡を起こすという意味で観客をハッピーにさせてくれる物凄く熱い作品でしたが、この作品はジョン・ドーが偽者と分かった瞬間からのあの群衆の冷めた目と、それに悩み、結局与えられた公言通りにクリスマスに飛び降りようとする様が本当に人間的で痛々しかったです。あとゲイリー・クーパーの心の葛藤みたいな演出が少し薄いかな?と感情移入しずらかったです。でもシナリオ的には、最後の場面で、群衆の中にいた1人が、ジョン・ドーを利用しようとしてた奴に対して放つ言葉が痛快でそこが救いです。たった1つの嘘が群衆の心を煽り、お上の体制に不満をもっていた人々がジョン・ドーという人間を祭り上げるまでになるんだなあ、とマスメディアの力、そして人が同じベクトルに向かった時に働く力を怖く感じました。自作自演の発想は他の国でも、こんな昔からあったんですね。 [DVD(字幕)] 7点(2006-07-24 12:42:54) |
467. NANA
原作の漫画がこれだけメガヒットしたものを実写化するのは本当に勇気がいったと思います。アニメですら声優さんの声がイメージと違うってだけで苦情がきたりする部分を、生身の人間が体現するわけですし。私は基本的に、原作と映画はベツモノの性質のものだと思うので、その2つを比べる議論、つまり原作ごもっともで、限られた尺で物語を完成させる必要のある映画と比較する議論が大嫌いなのですが、こと漫画のようにイメージが具体的に描かれているものに関しては、原作のファンが「イメージと違う」というのも無理がないかもしれません。この映画もストーリーも原作をなぞっているだろうし、キャラの設定もまるっきりそのままとなると、このレビューの辛い点も納得です。皆さんのレビューを読んでいると特に男性陣がミスキャストだという声が大きいようです。私は原作をほとんど未読ですが、やっぱりカッコいい設定の男性出演者を添えるのは難しいながらも、ちょっと顔ぶれが弱い気もしました。個人的にはレンを演じた松田龍平のポッコリお腹が許せませんでしたが(笑)ただ、割り切って見て、例えば主演の2人が、自分で役を作り上げるのはではなく、逆の作り方、すなわち「漫画のキャラに近付く」という設定で演じたと考えれば、これは非常に難しい挑戦をこなしたと思います。2人のNANAはめいいっぱいの体現で、少なくとも演技力がイマイチだった男性陣に比べると、熱演と感じました。また、ずっと続いている長編の漫画を「ここまでの物語で映画化する」となると、どうしても中途半端感が否めなくて当然であるにも関わらず、2時間の尺で一応の起承転結をさせている作品と考えれば、これはこれで及第点をあげたいです。主題歌も挿入歌も○。もし「NANA2」を作るなら、キャストを代えるべきは、ハチ(宮崎あおいちゃん)ではなく男性陣だと思います。偉大なる原作の壁に敢えて挑戦した根性にやっぱりNANA点献上w [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-07-24 11:57:42) |
468. パッセンジャー57
84分ていう短さが逆にテンポアップをさせていて良かったと思います。ウェズリーは「ブレイド」のような超人的なものではなく、この作品のように等身大のヒーローの方が好きです。特別目新しいアクションや見せ場もありませんが、ウェズリー好き、アクション好きなら無難に楽しめる作品です。悪役のスッチーが凄く美人でした。トム・サイズモアは別に彼じゃなくてもいい役だったのでは?? [DVD(吹替)] 6点(2006-07-23 13:11:27) |
469. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
《ネタバレ》 別になりたくもないのに超能力を身に着けちゃった時の人間の行動、それこそマスコミに自慢げに広める奴、悪い方に活用しようとする恋仇。そこらへんの人間の行動がそれぞれ面白かったですね。CGとかは全然新鮮味が無く、別にその超能力で何かを助けるとかでもないし、要はイッちゃってる金持ちが暴走し始めて、ジェシア・アルバは元彼と戻る口実ができてよかったねって作品です。私はジェシカ・アルバ目的で観たので、あの下着シーンのサービスショットには感謝しています。本当に綺麗です。でもそれ以外は何も食べるところは無い映画です。本当は4点の作品ですが、ジェシカ・アルバに+1点。 [DVD(字幕)] 5点(2006-07-22 20:55:08) |
470. 用心棒
《ネタバレ》 三船敏郎の圧倒的な存在感をこれでもかと感じる名作ですね。これぞ娯楽作と思いますし、6人を殺ったのがバレて、拷問受ける部分は結構痛々しかったですが、あまりに仲代さん演じる役が鉄砲に頼りすぎてるもんだから、途中から「三十郎、もうすぐ四十郎やっちゃってくれ!」と肩入れしたくなっちゃいます(笑)音楽もここぞって所でピッタリな音楽かかるし、愉快痛快でたまりませんね!本当に殺陣が速い!もっとバッタバッタ斬っても嬉しいもんですが、前半のもったいぶってる感じ、あごヒゲを撫でる仕草もすげえカッコいいですよね!頭は切れるけど鉄砲に頼りっきりのあの男、本当に嫌な奴でしたね!目のギラつき方といい悪役にピッタリで。「椿三十郎」での血のブシュ~!といい、仲代さん、ナイス引き立て役! [DVD(邦画)] 8点(2006-07-22 20:47:15) |
471. エクソシスト ビギニング
《ネタバレ》 この作品は決して怖くはないんですが、メリン神父を中心にした物語としては興味深い作品です。若かりしメリン神父が、戦争体験から神が信じられなくなり、信仰を捨てつつも、結局は再度悪魔に挑む一連の流れはつまらなくありません。取り上げた赤ちゃんの顔が悪魔そっくりで全身にウジが湧いてたり、犬に全身噛み千切られたりグロイ描写も結構ありましたね。但しリーガンにとりついた悪魔との対決というシンプルかつ重厚なスプラッタ描写も相まって怖がらせた前作に比べ、発掘と呪いのルーツを説明する事に重点を置かざるをえなかった本作は、どうしてもホラー映画のシナリオとしては弱くなりがちで、これは監督に同情したくなる部分もあります。ラスト15分でようやく「エクソシスト」の雰囲気になってきて楽しめました。これ、アクション映画専門のレニー・ハーリンが監督なんですね。そこに1番びっくりしました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-22 20:40:02) |
472. オーメン/最後の闘争
《ネタバレ》 安かったんでDVD買っちゃいましたが、メギドの剣を掴んだ7人の修道僧があまりに弱いなあって思いました、作戦もグダグダですし。そもそも32歳になるまで何もしないでほっといたんか!って思いますし。女性の力で一突きで殺せるのに・・・。ただ犬や人々を洗脳するシーンは、ダミアンのカリスマ性みたいなものを感じましたし、どこかの国みたいで怖かったです。サム・ニールは熱演でしたが、やはりダミアンは少年である事に怖さが増すのであって、どうしてもインパクトに欠ける点は否めませんでした。 [DVD(字幕)] 5点(2006-07-22 20:32:42) |
473. Go!Go!チアーズ
心からガッカリした映画の一本。というのもビデオ屋のミスで「チアーズ」のパッケージの中にこれが間違って入ってて、そのままこれがチアーズだと思って見始めた所、私が求めていたキルスティン・ダンストは全く出ないわ、チアリーディング大会への猛練習の風景も無いわ、挙句の果てには「そうよレズなのよ」とか、別に求めてもいないカミングアウトが始まるわで落胆の作品でした。役者さんに目当てがいなければパスでいいと思います。「ダンドリ。」みたいな事を期待してると心からガックシです。 [ビデオ(字幕)] 2点(2006-07-20 15:02:31) |
474. ミッション:インポッシブル
オープニングクレジットが最高にカッコいい。実はそこだけ何度も観返してます(笑)TVドラマ「スパイ大作戦」と比べると、アクション重視の作品ですが、そこを割り切ってみたら結構面白い映画だと思います。デパルマらしい映像の妙も冴えていますし、ジャン・レノもスパイスでナイス存在感でした。「2」を観てからこちらを観返すと、ドラマ版に敬意を評して作られているシーンも多く、好感が持てます。「2」からは「ミッションインポッシブル」がサブタイトルですしね、完全な別物と思いたいです。頭脳戦、心理戦の戦いは緊迫感がたまりません! [ビデオ(字幕)] 6点(2006-07-20 14:54:59) |
475. ブロークン・アロー
これ、ジョン・ウーの作品で1番好きです。「フェイス/オフ」は少しクドイし「M-i 2」はトム色になってしまっているので、あまりお金がかかってないけど、展開も対決の構図も全部この作品はいいです。でもトラボルタの演技が全てかな?本当にカッチョいいです。最初はクリスチャン・スレーターの方の役をオファーされたのに、悪役側を立候補したってのもナイスチョイスでした。考え事をする時のアゴを擦る仕草、タバコを吸う仕草、最後にミサイルをお腹で受け止める時の笑顔(イっちゃってます)、全てがトラボルタの魅力だと思いますね。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-07-20 14:47:46) |
476. トゥルー・クライム(1999)
サスペンスにおけるかなり強引な展開(解明が神がかり的)に少し面食らいますが、最後は助かるだろうとは思っていても、あのギリギリ具合にはハラハラさせてくれます。イーストウッドはここらへんの演出が大変上手いですね。多分現在のイーストウッドを見ても分かるように気持が非常に若いんだと思います。でもやはりベッドシーンとかはもうイエローカード。あの小さい子のパパ役もNG。それともお爺ちゃんとは呼ばれたくないのかな?とにかく作品の完成度はなかなかいいと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2006-07-20 14:41:17)(良:1票) |
477. キャリー(1976)
復讐モノのホラーの中ではこれがダントツに怖い気がします。シシー・スペイセクのあの強い目とロングのヘアーの風貌から魔女っぽくも見えてしまいました。但し彼女が受けていたイジメは同情に値するし、復讐に関しては途中まで「それいけキャリー」的な目で観ていたのも事実です。デパルマの映像魔術師ぶりはこの作品でもいかんなく発揮され、スロー、分割、クローズアップ等の効果を適材適所に使用していて、恐怖が増したと思います。皆さんが仰るようにラストの墓場のシーンは、心臓が止まるかと思う程怖かったです。あとトラボルタもさすがに若かったですね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-20 14:34:05) |
478. ゲーム(1997)
実際にこんな会社があったとしても、まかり間違って事故を起こした時の保証が出来ない以上成り立たないだろうなあとか思いながら観ました。「セブン」のやるせない最後と比べ、「そうだったのかー」という風に無理矢理自分を「これで良かったんだ」と納得させたくなるサスペンスですね。あとやはり「ゲーム」というタイトルが良かった。これがもし「どっきりカメラ in USA」とかで、弟役がショーン・ペンじゃなく、野呂圭介とかだったら皆初めから疑ってみるでしょうしね。くだらない事言ってすいません・・・。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-07-20 14:23:22)(笑:1票) |
479. ゴースト/ニューヨークの幻
もう16年も前の映画なんですねー。やっぱり男は何とかしてもう1度彼女に気持ちを伝えたいと願い、感情移入して観るのでラストで通じる(感じる?)シーンは鳥肌が立ちました。この頃のデミ・ムーアは本当に可愛かったですね。パトリック・スウェイジもオカマ役とかやる前ですし、ちょっと気弱な感じも役に合っていたと思いますが、やはりウーピーの存在が柱になっている作品ですね。あのインチキくささとかをそのまま体現してたので(別にウーピーがインチキくさいって意味ではありません)今観返してもさすがだなあと思います。印象に残るシーンも数ありますが、あのロクロのシーンはいいですねー。パロディコントで、手を重ねてろくろを回すアップから徐々に全身に画を引いていくと、男2人がマジ顔で見つめ合っているというのがあって大爆笑した憶えがあります。それはともかく今でも、アンチェインド・メロディを聞くとこの作品が脳裏をよぎります。いい作品ですね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-20 14:17:56) |
480. インソムニア
才能ある監督、才能ある俳優が集っても、必ずしも一級品の作品が出来上がるわけではないと少し残念に感じた映画でした。やっぱり「いまを生きる」「グッドモーニング、ベトナム」「ミセスダウト」のロビンが好きな私にとって、こういう犯人役は物足りません。演技の上手い下手じゃなく「キャラじゃない」と思いました。メグ・ライアンの「イン・ザ・カット」もだけど、俳優はイメージを脱却したいからと敢えて逆の作品に出たりしますが、観客はそれでも前のイメージと比較してしまうのです。アル・パチーノは繊細な心情をさすがの演技力でした。クリストファー・ノーランは若くして才能人だと思いますが、オリジナルの脚本のメッセージみたいなものをイマイチ掴み切れていなかったんじゃないかな?と少し思いました。それでも映像は綺麗だし重々しい作品ですが起承転結はあり、悪い映画ではありません。期待をもたせるメンバーの割には地味だったなという印象を受けました。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-07-20 14:00:54) |