481. 紅の豚
さすがジブリというべきか。臨場感ある画と聞き入ってしまう音楽…アニメーションなのにアドリアの風が吹いてきそうである。 子供を喜ばせるためにつくったんじゃない、ストーリーに深みは無いけど味がある中年男のロマンは詰まっている。 終わってみれば、なぜ豚になったのかはそうは気にならない。 美熟女のジーナかロリのフィオか。もてる豚はつらいのだ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-20 23:37:25) |
482. アンダーカヴァー(2007)
《ネタバレ》 名門の警察一家の出来そこないの弟が己の無力さを感じ、正義と家族愛に葛藤し成長していく姿は退屈しない。 また警察一家VSロシアンマフィアって構図はいい。 ただクライムとして終盤の盛り上がりに欠けてしまった。 ここは思い切って兄の死でもよかったのではないだろうか。 普通の評価に留まってしまうところは勿体ない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-14 23:29:25)(良:1票) |
483. マイ・インターン
《ネタバレ》 仕事と家庭を両立して活躍する女性への応援するような映画。 女性は特に共感できると思うが、男性の自分でも大変おもしろかった。 今の職場でも見習いたいようなデニーロの気配りの数々。国や文化は違うけど、勉強になる部分も多い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-07 00:09:29) |
484. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
《ネタバレ》 年の差を超えた奇妙な心の交流、名作です。 名場面はいくつもあるもののやはりガブリエルアンウォーとタンゴを踊るシーンはあまりにも良すぎる。 付き人が人生の教科書ってすばらしい。生きる意味を見失っている若者に見せてあげたい。 アルパチーノの力強い演技はこの作品以前より疑いの余地がないものの 盲目軍人という難しい役を演じ切り見事7度目のノミネートでアカデミー男優賞を受賞。 あらためて世間的にも認知されたことでしょう。夢の香りは視聴者にも十分感じました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-01-06 22:44:42) |
485. ゴーン・ベイビー・ゴーン
正義の有処は何か。テーマはおもしろいんだけど、最後はやっぱり腑に落ちない。 ここまで強引なオチはノンフィクションだから成せるのだろう。誰が納得する? シリアスに淡々と進む人間ドラマを描いたベンアフレックの監督センスはgoodです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-31 19:09:48) |
486. 英国王のスピーチ
面白かった。 吃音障害を持つ英国王の苦悩。 スピーチだけでここまでドラマ展開できるもんなんだね。然れどスピーチ。 この戦乱時代の国民にとって、こんなに重要なものはない。自信を持つって大事だよね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-30 18:14:03) |
487. 新宿スワン
この映画で感心したのは配役が良いです。 漫画に近いキャスト。タチュヒコ、マコ、関、葉山は特にはまってる。沢尻エリカ、真野恵里菜もお水役ばっちり。 一方で、あの長い漫画の尺を一本の映画にしようとすれば秀吉編だろうね。 ストーリー性比較すると深みが無くてやや劣る。まぁしょうが無いとおもうけど、スカウトマンの世界としては楽しめると思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-29 18:22:49) |
488. イヤー・オブ・ザ・ドラゴン
《ネタバレ》 「ディア・ハンター」が好きなので見ましたが、ミッキーロークがあまりにも嫌なヤツでした。 妊娠を願った、幸せを願った奥様の死が残念過ぎる。 チャイニーズマフィア一掃は大そうなことだが、家庭を犠牲にして中国人女と結ばれて好感は持てない。 果たしてそこに正義はあったのかい?と思わず言いたくなる。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-12-24 23:17:15) |
489. アシュラ(2016)
《ネタバレ》 汚職まみれの韓国らしい痛快なバイオレンスでした。 どういつもこいつもワルモノ。暴力尽くす限り。 最後は少しやりすぎ?の壮絶な殺し合いでしたがこのタイトルに相応しいBAD END. ハン・ドギョンの腐れ外道っぽさが好きだ。やがて野良犬と化す。 韓国版・西島秀俊みたいだった。こんな腐った主人公は日本映画にはそうそう居ない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-23 23:51:51) |
490. 特捜部Q Pからのメッセージ
3作目。海辺に漂着したビンの中に「助けて」と書かれた手紙が入っていた差出人Pからのメッセージ。 相変わらずその後の展開を期待させる始まり方です。 今作は宗教が絡みます。神の存在とは信じるものなのか、裏切るものなのか…。 無神の自分にとってはいくら考えても答えは出ない。いつだって信仰は難しい問題だ。 アサドは今回一番いい味が出てましたね。彼ありきでした。 総評はまずまずといったところ。4作にも引き続き期待したいところです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-17 00:33:33) |
491. 特捜部Q キジ殺し
サクサクっと2作目観ました。 前作に引けをとらずこちらはよりストーリー性があって面白い。登場人物が少し多いので幼少期と名前を整理する必要はありますが。 キジ殺しって最後までよくわかりませんでしたが、キジ狩りのように意味なく残虐な行いという位の意味だそうです。 北欧っぽい。 マークの暴走、アサドの冷静さ、意外にキレる新登場の秘書。特捜部Qに愛着が出てきました。 最後はちょっぴり切ないかな。 サスペンス好きならこのシリーズ、観て損は無い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-17 00:33:29) |
492. 特捜部Q 檻の中の女
ドラゴンタトゥーの製作スタッフで贈るデンマークの作家J・エーズラ・オールスン原作を映画化。 まずこれだけでそそられて観てみました。 日本では知名度が低いことと北欧映画に馴染みが無いので正直どうかなと思ったが、 突き抜ける絶対的面白さは無いけど質の高いサスペンスでした。 正義感が強すぎる傍若無人なカールと常識人のアサド。この異色コンビはまた違った味が出てていいですね。 じわじわと追い込んでいくあたりはクライマックスを期待する。加圧監禁とか北欧ならではの気持ち悪い拷問。 味の濃いコーヒーを飲んで次回作観てみようという気持ちになりましたね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-17 00:33:24) |
493. ラストベガス
ジジイになってもバカ騒ぎができる仲間がいるって幸せですよ。これが全て。 役者の顔ぶれが豪華なのでたしかに演出の仕方として多少薄っぺらい感は否めませんが十分楽しめる。 カジノで当たりゃ、そりゃ酒池肉林。楽しいに決まってる。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-16 23:54:02)(良:1票) |
494. ブロンクス物語/愛につつまれた街
《ネタバレ》 デニーロ監督作品ということで、ファンである自分からすれば満足です。 息子:Cの成長を近くも一歩引いた距離も見守る父親役のデニーロがここでもはまり役。 地味なバスの運転手でもなんのその。 邦画タイトルが少し受けつけがたいが、人種差別にもフォーカスしたある街の人間模様に味はありました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-05 11:34:17) |
495. スクリーム3
つまらなさはエスカレート! もう誰が死んでも感情も無く淡々と流れていくだけ。殺人者の正体を明かす頃にはもう飽きてしまった。 シドニーは襲われ慣れて、頼もしすぎる主人公に成長。お母さんがヤリマンだったがために…。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-11-30 00:37:03) |
496. スクリーム2
《ネタバレ》 続編としてシドニーとゆかいな仲間たちのキャラクターは色濃いものになったもののストーリー性は相変わらずイマイチ。 更に作中で映画の続編は失敗すると語るシーンがあるのなら今作2も覆してほしかった。 デレクが謎の学生食堂ミュージカルしか印象に残らなかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-11-30 00:36:59) |
497. スクリーム(1996)
《ネタバレ》 王道ホラー脱却を試みて新感覚ホラーに必死に挑戦した結果、恐怖は置いてきぼりで終始犯人捜しのB級サスペンスだ。 不満は肝心のエロ不足。3作通じて結局おっぱいひとつとしてなかった。 そこはあってもよかったかなと思う。ラストは2人の共同殺人作業というオチ。動機がしょぼ過ぎかな~。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-11-30 00:36:56) |
498. トイ・ストーリー
子供と大人、両方楽しめる映画もそうはないだろう。 幼稚な物語に見えて実はおもちゃ事情は繊細。嫉妬、裏切り、そして友情。 モノは粗末にするな。これは子供大人どちらにも言えることなんですよね。意外と深い。 一言でいえば観て良かったとおもえる映画ですよ。 自分は字幕派だけれでも、さることながら吹替え版の出来のよさ。これもウリでしょう。 [地上波(吹替)] 8点(2018-11-26 00:34:59) |
499. L.A. ギャング ストーリー
役者は素晴らしい顔ぶれ。 ライアンゴズリングを筆頭にジョシュ、エマストーン、ショーンペン。 目には目を歯には歯を。ギャングVSギャング警察、構図はいい。 けどギャング映画としては今一つ盛り上がりに欠けるのはたしか。もったいない感じ。 及第点な評価ながら哀愁が無い、脚本は薄っぺらいし、心に残りづらい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-11-25 22:51:18)(良:1票) |
500. レディ・チャタレー(2006)
《ネタバレ》 ある国のある森の冴えない2人の物語…といっては失礼ですが、世界の片隅のカップルにしかすぎんのです。 特にドラマ性も無く、普通に生活していれば階級的に交わることが無い2人が淡々と子作りに励む。 禁断の愛とまでは言えないし、こんなラブストーリーがいいって人はいいんでしょうけどね。いろんな意味で刺激が「無」だったかな。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-11-12 00:03:07) |