481. 死霊のはらわた(1981)
いま見ても十分怖いですよ。そして笑えます。笑いと恐怖は表裏一体。両方ある映画は大好きです。 [DVD(字幕)] 8点(2013-08-25 19:48:14) |
482. スーパーサイズ・ミー
毎日同じものを食べてたら体壊しますよ。とくにファストフードみたいなものならなおさらです。これはアメリカに住む人々が見てこそ意味がある映画であって、異常な食環境にない国の人が見ても他人ごとにしか見えないのです。 [DVD(字幕)] 4点(2013-08-25 19:47:05) |
483. CUT(2011)
《ネタバレ》 狂気にとりつかれた男の話かと思ったら、クライマックスで監督の考えた映画ランキング100が始まってびっくりした。 [映画館(邦画)] 2点(2013-08-25 19:44:09) |
484. あすなろ物語
実写化する目的がよくわかりませんし、こだわりを感じられませんでした。黒澤明は何を考えてあすなろ物語の脚本を書いたんでしょうか?全くわかりません。役者の演技もいいとは思いませんでしたし、原作の大ファンな私はキャスティングにも首を傾げたくなりました。こればっかりは小説発表当時の方々の感性がイコール正解になるのでしょうから、言っても仕方がありませんが。 あと、子役が尽く演技ヘタクソなのも目につきました。私は子役の演技指導がうまい人は名匠だと考えているのですが、堀川氏は違いますね。 [映画館(邦画)] 3点(2013-08-25 19:41:22) |
485. 魔女の宅急便(1989)
《ネタバレ》 田舎町の少女が都会に出て自立して、少女から大人への第一歩を踏み出したと。僕の好きな僕の好きなタイプのお話です。魔法の力が弱くなってしまうことはありませんが、思春期の中で突然自分が自分でないような感覚が訪れた経験はだれでもあることと思います。ジジはキキよりも先に恋をして、大人になっていきました。ラストでジジの鳴き声が聞こえてしまったのは、キキはまだまだ、これから大人になっていくということなのでしょう。トンボと恋をするのかはわかりませんが、これからのキキを応援したい気持ちになります。ジブリ映画の中で一番続編が見たい映画ですね。 [DVD(邦画)] 7点(2013-08-25 18:37:10)(良:1票) |
486. アベンジャーズ(2012)
《ネタバレ》 クライマックスの大格闘シーンで初めてアベンジャーズが団結するシーンを見せるわけですが、その前に「戦闘シーン」で咬み合わない彼らを見せるべきだったかと。なんにせよ、これほどアタマからっぽにして楽しめる映画はそうないわけです。悩みたい時はダークナイトを見て、ストレスを発散したいときはアベンジャーズを見よう。どちらもお望みのシチュエーションに連れて行ってくれます。 [映画館(字幕)] 8点(2013-08-25 13:34:19) |
487. ランボー/怒りの脱出
《ネタバレ》 僕の大好きなランボーが恋をするなんて、萌え死にます。しかも恋人が殺されて復讐に燃えるランボー。燃え死にました。話なんてのはどうでもいいんですよ!ただスタローンが大暴れするってだけの映画ですが、僕は大好きです! [DVD(字幕)] 8点(2013-08-25 13:25:53) |
488. エド・ウッド
見れば見るほど素晴らしい。この映画のキーになるのは終盤、エド・ウッドが酒場でオーソン・ウェルズと出会うシーンにあると思います。深く考えなければ、この出会いをきっかけに吹っ切れたエド・ウッドが手腕を見事発揮し、珍品を作り上げてしまった。試写会は世界中の物好きな映画ファンたちが観客なんだと考えることができますが、問題は2つの事実です。エド・ウッドは酒で身を滅ぼしたということ、実際にオーソン・ウェルズに会っていないこと。このシーンは酔いつぶれたエド・ウッドの妄想だとも考えられるのです。そう考えると、試写会を終えた観客に騒ぐ気配が感じられなかったことにも意味が出てくる。もしエドがこのシーンを監督したら?細部なんて気にしないエドのことだから、告白してベガスに向かう幸せな二人の背景なんて気にしないでしょう。ディレクションはしなかったのではないでしょうか?映画が大げさでデタラメなエド・ウッド映画流の語り手のセリフによって始まるのに、ラストでの彼はセリフなしです。なぜだろう?…など、いろんなことを考えられるのもこの映画の素晴らしいところ。女装癖を告白し、ベラ・ルゴシと親しくなったエドがサングラスをしなくなったことにあえて触れないのも良いですね。下手な監督だと友人に「あれ、サングラスは?」というセリフを言わせていたかもしれません。 [インターネット(字幕)] 10点(2013-08-25 12:54:00) |
489. スーパーバッド 童貞ウォーズ
《ネタバレ》 クリスマス・イブの夜にたった一人でこの映画を見たのはいい思い出です。爽やかなクリスマスからは遠く離れた、言ってしまえば下品さが目立つ映画ですが、それが最高に面白いんだからいいんです。下品なだけで終わらずに、切ないオチがついてるのもいいんです。エンドロールの潔さは映画史に残りますね。残ってしまったという方が正しいのか… 僕はこの映画で初めてマイケル・セラ、ジョナ・ヒル、エマ・ストーンの存在を知り、3人の大ファンになってしまいました。そういう意味でも、いい思い出です。 [DVD(字幕)] 8点(2013-08-24 23:55:02) |
490. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
残念ながら、感情移入できず。一途な男の話は好きだけど、この男には感情移入の余地がありませんでした。ラストの対決シーンには打ちのめされましたが。 [映画館(字幕)] 4点(2013-08-24 23:43:59) |
491. ブラックホーク・ダウン
悪くはないんだけど、どうしても戦争映画はプライベート・ライアンと比べてしまうのです。 [DVD(字幕)] 5点(2013-08-24 23:40:54) |
492. ショーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 笑いと恐怖は表裏です。この映画では笑いと恐怖が一心同体で、爆笑シーンもよく考えたら怖いし、怖さを感じるシーンももう一度見れば笑えるのです。なんてよくできた映画なんだろう、イギリスの三バカトリオすげえな!と思いました。主人公が気づかないうちにどんどん町が異様な雰囲気に変わっていく一連のシーンは最高にスリリングだし、クイーンの曲がかかるシーンなんか、腹がよじれるかと思った。オチも最高。 [DVD(字幕)] 8点(2013-08-24 23:34:31)(良:1票) |
493. リトル・ランボーズ
《ネタバレ》 ランボー大好き少年二人が自主制作映画を撮ろうなんていう映画を見せられたらですよ、これは号泣でしょう。二人のランボー好きという設定だけでガッツリ感情移入できてしまうんですよ。こいつらはランボーの息子であり、俺の弟なんだ!ってことです。そんな二人の健気な努力、挫折、友情の危機、からの大団円。たまりません。よく頑張ったな弟よ!同志よ!親友よ! [DVD(字幕)] 9点(2013-08-24 23:27:44) |
494. パシフィック・リム
《ネタバレ》 残念なところ:戦闘シーンが嵐・夜・海底と暗いステージばかりでちょっと見にくい。 素晴らしいところ:それ以外。 [映画館(吹替)] 8点(2013-08-24 23:18:04) |
495. スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団
最初のライバル戦が一番面白いってどういうこっちゃ!面白さがどんどんしぼんでいっちゃったよ! [DVD(字幕)] 4点(2013-08-24 23:05:28) |
496. 世界にひとつのプレイブック
《ネタバレ》 登場人物の誰にも感情移入できなくて辛かった…ですが、ゴールがしょぼいラブストーリーというのは良いですね。そこだけです。 [映画館(字幕)] 4点(2013-08-24 22:55:14) |
497. イングロリアス・バスターズ
《ネタバレ》 冒頭のランダ大佐とおとうちゃんの静かな対決が面白さのピークだったけど、大満足でした。クリストフ・ヴァルツという超名優の名を世に轟かせたランダ大佐というキャラクターは鳥肌モノですよ。俳優で言えば、イーライ・ロスも良い。これ以上ないほどの顔!最高だ! [DVD(字幕)] 7点(2013-08-24 22:52:46) |
498. 風立ちぬ(2013)
《ネタバレ》 二郎は自己中心的で、美しいものにしか興味のない薄情者。実は二郎は自分の美しさにしか興味はない、ということを手紙の内容で悟った時の菜穂子の表情、彼女の決死の名古屋行き、二郎を支え、死ぬ間際に二郎のもとから去った菜穂子の人生は、僕の心を激しく揺さぶりました。これほど悲しい事はあるでしょうか?思い続けた男がこんな奴だったとは…でも、嫌いになれない気持ち。想像するだけで辛く、涙が出てきます。 一方、超がつくほどの秀才で、自信家で、薄情者で、美しいヒコーキをつくることに全力を注いだ二郎は、挫折の果てに見た夢で、妻・菜穂子に「生きて…」と語らせます。どれだけの苦悩・自殺欲が二郎を苦しめていたのか、想像もつきません。途方も無いものだったと思います。子供の頃から思い描き、人生のすべてを捧げた美しいヒコーキ作りは、多くの命を犠牲にしてしまいました。これまで戦争なんて関係ない、これは自分の夢だから、と無邪気にヒコーキを設計してきた彼に叩きつけられた最悪の現実。これを消化するためには、夢で菜穂子になぐさめてもらう他に、解決策はなかったのでしょう。当然、最後を見とれなかった妻への後悔・懺悔もあって、あのような夢を見たのだと思います。 ようやくヒコーキの呪われた運命と現実を知った二郎は、カプローニに認められ、共にワインを飲みます。この直前に映画はエンドロールに入りますが、二人が飲んだワインはきっと赤ワインだったのではと思います。同じ夢を描き、夢のなかで友情を育んできた二人。アキレスが亀に追いついたのが戦後だなんて、悲しくも美しい話です。 この作品が宮崎駿の引退作になるわけですが、これほど引退作にふさわしい映画はないのではないでしょうか。これまで兵器の美しさをこれでもかというくらいに映し出しながらも戦争反対の姿勢を貫いた宮崎駿が出した結論が、この映画なのですから。僕のオールタイムベスト映画です。 [映画館(邦画)] 10点(2013-08-23 17:21:42)(良:1票) |
499. 荒野の用心棒
こちらはこちらで面白いです。イーストウッドの出世作というだけでも価値がありますしね。 [DVD(字幕)] 7点(2013-08-21 11:20:26) |
500. 荒野のストレンジャー
ものすごく変な映画です。ストレンジャーは街でやりたい放題やりながらも街を襲うならず者を徹底的な準備をして撃退して、去っていきます。そのことに何の説明もありません。イーストウッドの西部劇の定番の設定である「名も無きストレンジャー」を突き詰めすぎて映画そのものが意味不明になってしまったような感じです。 [DVD(字幕)] 5点(2013-08-21 11:19:01) |