481. 悪いことしましョ!(2000)
エリザベス・ハーレーのお色気むーむーな衣装は◎です。一方ブレンダン・フレイザーってこんなにブサイクでしたっけ?昔のグラビアではジュード・ロウ並みのセクシー優男系だったのが、あんでまぁ、こんなになったんでっしょ??渡辺徹化していく彼にはもう少しかんばって欲しいところです。ラストの展開も「は?」って感じで食傷気味。主人公に切ない恋心を抱いていくプライドの高い悪魔ってのを期待したんですが、やっぱり悪魔は冷たいのねん。フランシス・オコナーはどうしてもデコっぱちのマライア・キャリーにしか見えないんですが... 5点(2001-11-06 20:29:00) |
482. グリーン・デスティニー
もう、チャン・ツィー最高!最高!最高!!この作品は彼女無では成立しません。志穂美悦子以上のアクションシーンはかなりきまっています!「初恋のきた道」で見せた清純可憐な少女役とは打って変わっておてんば姫様のギャップには感心します。チョウ・ユンファもミシェル・ヨーもおいしいところはキープしているもののチャン・ツイー嬢の前ではかすんでしまします...折角の見せ場のワイヤーアクションはあまりにも重力を無視した展開なので抵抗を感じでしまいます。映像は綺麗ですけどね。 6点(2001-11-06 20:19:27) |
483. バックドラフト
兄に劣等感を感じるW・ボールドウィン、暗い過去をもつR・デ・ニーロ、放火犯だったあの人、と各キャラクターが立っているので感情移入出来ました。当然ラストは涙モンよぉー!ありがちなラブストーリーが中途半端に入っていたり、後半の無理のある派手なアクションなど強引なシーンが多いのも現状。確かに生きているかのような炎の演出には感心します。いや、でも、いい作品ですよん。 8点(2001-11-05 21:09:40) |
484. ヒマラヤ杉に降る雪
とにかく計算された映像が綺麗かつ効果的です!特に回想シーンは甘く切なく抑えた感じで、とても丁寧に撮られていました。ある瞬間から主人公が片腕であることをさりげなく見せていくところには、それが失った恋を象徴していることが伝わってきました。こういう見せ方は中々出来ないんですよね。もう、ご立派!!そのためか工藤夕貴&イーサン・ホーク以外はほとんどかすんでしまって印象が薄い。しいて言えば鈴木杏がかろうじておいしかったように思えます。ラストは納得いきまっしぇん! 7点(2001-11-05 20:44:51) |
485. デストラップ/死の罠
アイラ・レヴィンの戯曲の映画化。脚本家とその妻、新人脚本家、そして何故だか霊媒師の繰り広げる二転三転するストーリ展開(伏線は無いので推理のし甲斐はナシ)は先が読めませんでした。結末はちょこっと苦しかったですが、空きさせない作品に仕上がっていました。それにしてもD・キャノンは叫びすぎでうるさい...マイケル・ケインとクリストファー・リーブのキスシーンはさりげなくもちょっとリアルで気持ち悪かったです。 7点(2001-11-05 20:26:28) |
486. デンジャラス・ビューティー
サンドラ・ブロックのブス演技には笑わせていただきました(特にバーでアイスを食べる演技は良。)ノリ的には二時間もののTVドラマみたいでB級コメディでしたが、全体的にバランスが取れていて肩肘はらずに観れました。マイケル・ケインは「デス・トラップ」でもゲイ役をこなしてましたがこの方、こういう演技のツボを知ってますね。ミスコンの華やかなステージはいかにもなステージ展開で面白かったです。 6点(2001-11-05 20:14:17) |
487. 発狂する唇
いやいや、計算し尽くされた展開と見るか、はたまたバカ映画と見るかはもう趣味の問題です。正統派ホラーを期待した人は100%裏切られます。冒頭の和製ホラー路線からエロティック→コメディ→ミュージカル→ラブストーリー→カンフーアクション→???ともう一本であらゆるジャンルを盛り込んだ内容になっております。当然収集はつきませんが何だか後引きます。そう、まるで辛くて甘くて酸っぱいタイ料理のような感じでしょうか??お勧めは出来ませんが新しい刺激が欲しい方は是非ご賞味あれ。ちなみにこの作品もうすぐ続編公開されます。わしゃ。観るでぇー! 6点(2001-11-01 20:48:39) |
488. 八月のクリスマス(1998)
シム・ウナちゃん、可愛いよ!ハン・ソッキュのメガネは似合ってなくて、しかも病弱な役というのはどうも無理が...それに「おなら」の笑い話ははっきり言って笑えません!そうは言っても全体的に落ち着いた雰囲気でドラマチックというわけではないんですが、二人の微妙な距離感や多くを語らないところが何となく切なく感じさせてくれました。主人公が夜枕もとで声を殺して泣く、それを気づきながらも声を掛けない(掛けられない?)父親がそっと立ち去るシーンにはググッっときました。ラストでは主人公の出せなかった手紙の結末にもオチがついていてしかもしっとりした終わり方でグーなりよ! 8点(2001-11-01 20:39:48) |
489. ロッタちゃん はじめてのおつかい
「けっ、可愛くねぇ~」なんて思いながらもあら不思議!次第にロッタ嬢の魅力に引き込まれていきました。抑揚がない道徳映画な感じはしましたが、ロッタちゃんに自分を投影しては共感できる(出来ないとこもある!)作品でした。ただもう一作品も大して変わりは無いんで、どちらか観れば十分でしょう。お尻フリフリダンスには胸がキュッっとなりました。 6点(2001-10-24 02:24:20) |
490. ロスト・チルドレン
フツーの人は出てきません。ファンタジーなんで話の展開が読めませんがどのカットも幻想的ですばらしいの一言。赤い服の少女がひねくれているんですがすごくかわいいです。ラストではメルモちゃんばりに急成長しちゃったりします。劇中に流れるテーマソングはめちゃイイっすよ!!ちなみにこの楽曲は「橋の上の娘」でも使われていましたがこちらも超GOOD!あわせてお勧めなり。 8点(2001-10-24 02:18:15) |
491. マグノリア
ラストのカエルオチには面くらいましたが(チョット苦しいかなぁ。)色んな人間のエピソードが盛り込まれていながら少しずつからませていく微妙なストーリー展開は面白く飽きずに見られました。それぞれのエピソードが独自性があり、印象的なカットも多数挿入されていました。(レストランでテーブル越しにキスするシーンや、クイズ少年が救いを求めるシーン等)要所要所で挿入されるBGMがいい雰囲気でした。 7点(2001-10-24 02:01:48) |
492. ポンヌフの恋人
主演男優のブサイクぶりには参りましたが、その分ジュリエット・ビノシュが中和してくれます。橋の上の綺麗な映像には目を見張りましたが、これが実は全てセットと思うとなんとも複雑な心境です。前半部は少し気だるいですが、中盤からは十分に魅せてくれます。感覚的にラブストーリを観たい人にお勧めです。 7点(2001-10-24 01:51:57) |
493. ボディ・スナッチャー/恐怖の街
主人公の語りから始まるオープニングはいいですね。次第に侵食されていく町に逃げるしか手段のなくなってく主人公にハラハラとされられます。後半で一緒に逃げた彼女が結局スナッチされてしまうのは哀しい。変なさやエンドウとか侵略の規模が小さいこととか突っ込むところはたくさん有りますが、何度みても面白いものは面白い! 8点(2001-10-24 01:46:39) |
494. 火垂るの墓(1988)
「お兄ちゃん、おはようおかえり...」せ、せつこぉぉぉ~!!! 9点(2001-10-24 01:36:01) |
495. ブルーベルベット
み、耳がっ...。ローラ・ダーン、あんたの叫ぶ顔、怖いよ。 6点(2001-10-24 01:29:54) |
496. ファイナル・デスティネーション
殺され方がどれも尋常じゃないって!飛行機事故はともかく、首チョンパあり、電撃ビリビリあり、最後なんか電飾看板が飛んでくるって、こりゃ笑わす気かいっ?!もう少し日常的な危険を描いてくれると恐怖感が出てよかったと思いますね。それでも最後まで観れたのはスピーディーな展開とうろたえる主人公達の心理描写がよく描かれていたからでしょう。観て損はしないよん。 7点(2001-10-24 01:22:45) |
497. 漂流教室
ラストの三田佳子には泣かされます!中途半端なゴキブリ怪獣や棒読みの子役達...全編通して納得はいきませんでした。ただ、ケンカ分かれした母親と和解できないまま異世界に置き去りにされてしまった主人公の切なさは伝わってきました。それにしてもゴキブリ怪獣なんか要らんっちゅうねん!! 4点(2001-10-24 01:16:11) |
498. 病院坂の首縊りの家
もう、草刈正雄に拍手!!です。好奇心旺盛なカメラマンの役で、完全にこの人の独壇場でした。でかすぎる声もさることながら、観客を物語の世界に引きずり込んでくれます。この人のサブストーリが見たくなるくらい魅力的でした。桜田順子の「去年のトマトはぁ~..」なんてのんきに歌うイメージからは脱却していて、いい演技でしたね。(みょーな白塗りメイクは変でしたが)それにしても生首を風鈴にするなんざぁ、すごすぎる想像力!最初と終わりに出てくる棒読みのおじいさん(横溝正史?)には腰が砕けましたので1点マイナス。 9点(2001-10-24 01:10:26) |
499. 愛の亡霊
吉行和子ってこんなにエロティックで魅力的なんだと痛感しました。(その肉厚的な肌のツヤは思わず生ツバゴックン。)「愛のコリーダ」と少しかぶっている入る感じはしますが、こちらは昔話的なお話で幻想的でした。ストーリーは魅力的な村の男性に翻弄されて夫を殺害するんですがその亡霊に悩まされていく...ってな感じですが、亡霊の怖さよりの全編にムンムンと立ち込めるエロティシズムと息苦しい罪悪感で圧迫されます。観終わった後には後味の悪ーいモノが残ります。 6点(2001-10-23 03:25:02) |
500. 初恋のきた道
絶対、損はしません。チャン・ツイーの可愛さと言ったらもう、たとえ様が無いです!わざと水汲み場を変えたり、健気にお弁当(どんぶり)を作ったり、陰ながら教師を待ち伏せしたり。教師役の俳優のびみょーな魅力(刈り上げの七三分けとか。)には共感できませんでしたが...草原を走る、走る、走るチャン・ツイー嬢のカットはどれもたまらなく美しい仕上がりです。私的には泣ける寸でのところで終わってしまったんですが、アクの無い純粋なさわやか映画でした。 9点(2001-10-23 03:12:31) |