501. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
《ネタバレ》 インディ・ジョーンズのシリーズの中では一番面白いです。やはりショーン・コネリーとリバー・フェニックスが出ているのが大きいかもしれませんね。過去二作品と比較すると一捻りも二捻りもあって、、ニヤリとさせられるシーンが多いです。特にリバー・フェニックスのシーン(インディのコスチュームのルーツが判明するくだり)は最高に素晴らしかったです。 前作と比べるとコント的なシーンは少なくなっていますが、暖炉がクルクル回るシーン、パパジョーンズが尾翼を撃ってしまうシーンは最高でした。これらのシーンは下手をするとドリフのコントに成り下がってしまいますが不思議なくらい馴染んでいて面白い(笑) あと、手帳にヒトラーのサインを貰うシーンは映画史上屈指のジョークだと思われます。 若干ストーリーを詰め込みすぎた感じはありますが、それでもとてもスッキリまとまっていてとっ散らかった印象は全く受けません。最初から飛ばしすぎてチョット疲れるくらいですが、シリーズ四作品中では文句なしに一番の面白さでしょう! [DVD(字幕)] 7点(2015-09-08 10:17:08)(良:1票) |
502. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
《ネタバレ》 何度鑑賞したか忘れるほどです。うーむ、面白いことは面白いのですが、あまりにも子供向け過ぎてさすがに大人になってからはキツイですね。思い出補正というか、、昔の楽しかった気持ちを加味して点数をつけました。(お子様補正&ノスタルジー補正がなければ3点) トロッコ→靴燃える→水が押し寄せる、敵を追いかけて画面はける→沢山引き連れて戻ってくる、釣り橋=落ちるもの。。最高に面白い流れですが、あまりにも安直すぎてまるでドリフのコントです。当時コレに熱狂していたとはにわかに信じられないほど陳腐な流れです。いや・・ 確かに面白いんですけどねぇ・・(困惑) 他を引き合いに出しても仕方がありませんが、BTTFはわざとらしい演技が目立つのに今観ても全く色褪せていません。いったいどこにこの差が出たのか判りませんが、インディシリーズは年齢と時代を選ぶ映画だと感じてしまいました。お子様補正&ノスタルジー補正を含んだ点数です。 [DVD(字幕)] 5点(2015-09-08 10:06:55)(良:1票) |
503. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
《ネタバレ》 昔は面白かったんですけどねー。。大人になって再鑑賞して感じるのはとにかく「根拠のない自信と度胸はシラける」ということです。この主人公のみに許される禁じ手を堂々と使って話が進んでゆきますので、この部分を楽しめるかどうかがkeyになります。インディジョーンズシリーズ、リーサルウェポンシリーズ、ジャッキーチェンシリーズが楽しかったのは子供のうちだけだったと痛感します。あれほど大好きだったインディシリーズが色褪せてしまった瞬間でした。 辛口でしたが冒険活劇としてはツボを押さえた名作なのでどなたでも楽しめる映画なのは間違いありません。特に序盤の玉コロコロ付近は素晴らしい仕上がりです。しかしどうもその後の流れが微妙に退屈します。大人になるとこんなにも歪んでしまうのかと、、少しだけ自己嫌悪を感じる私くしでありました。 [DVD(字幕)] 6点(2015-09-08 02:05:00)(良:1票) |
504. イーオン・フラックス(2005)
なんというか・・ せっかく一流食材が沢山あったのに変わった料理人が独創的な創作料理ばっかり作ってしまって、、で、それがちっとも美味しくなかったという印象です。元は人気アニメだか漫画だかを実写化したそうですが笑っちゃうようなシーンも多く、もうどこをどう指摘していいのか判らないほどの取っ散らかりようでした。(まあしかしながら、転んだ方向自体は決して悪くはなかったとは思うのですが、いかんせんこの複雑で壮大なストーリーをさばききれていないのがイタイ) 日系監督だけあって日本びいきなのはありがたいのですが、しかしながらいわゆる”ちょっとズレた感じ”なので無理に日本感を出す必要はなかったと思います。ストーリーのほうはややこしいようで実はかなり単純ベタ展開なので、例えばもっとハイセンスな一流監督が撮ったならば、もしかしたら素晴らしい映画になったかもしれません。真面目な話、スピルバーグ、エメリッヒ、キャメロンあたりがメガホンを握っていたら化けた作品だと思います。ストーリー自体はよく出来た話ですし最高の食材(キャスト、脚本、世界観)が並んでいただけに惜しいの一言でした。 個人的にはシャーリズ・セロンの妹役の人が可愛かったのでもう少し長く画面に残っていただきたかったです。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2015-09-08 01:44:45) |
505. キャリー(2013)
《ネタバレ》 たまたま見る機会がありました。皆さん記載の通りオリジナルに忠実なリメイク。細かな演出面では結構違っていますが、違いのつけ方が稚拙というかチャチいのが多いので結果的に少しシラける要因にもなってしまっています。(フロントガラスに顔だけ突き出して、ゆっくりお亡くなりになるとか全然要らない) 言いたい放題言っちゃうと例えば壇上の彼がバケツで死亡せず、上からエグいくらいにライトが落下してきて壮絶な死を演出していれば高得点だったと思います。更に、助けた先生も中途半端に助けずに無慈悲に身体を引きちぎられて無残にお亡くなりになるような壮絶な演出があれば高得点だったと思います。ついでに言っちゃうと悪の首謀者たちの赤い車、、アレもあんなにのらりくらりとやらず、最初の一撃で一気にフロントガラスを突き破って二人とも首が折れてお亡くなりになれば高得点・・ とにかく全体的にもっと思いっきりやって頂きたかったです。 妄想が全て取り入れられていたらたぶん8点つけても良かったと思います。。CGなどはとても綺麗なのでホント残念ですし、そもそもクロエちゃんが綺麗すぎるのも致命的としか言いようがないです。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-08-29 01:07:33) |
506. プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク<OV>
別に良い出来栄えというほどでもなく、蛇足感アリアリなのに割ときちんと見れちゃうあたりは素敵です。そもそも、シーズン4のラストが比較的キレイに終っていただけに余計な事をして・・ という感じもありますが、ファンにとってはニヤッとさせられるシーンも多かったです。蛇足でしたが何とかキレイに終わったのでホッと胸をなでおろしました。ただ、ファイナルブレイクのせいでプリズンブレイク全体が軽い印象になってしまったのもまた事実で、その点は少し残念な気もしました。(まあ、それをいったらシーズン2のラスト以降は全て蛇足でしかないわけですが・・) シーズン4を見終わって、そのままファイナルブレイクをスルーしても特に問題ない作り方には少しだけ好感が持てました。ファイナルブレイクって、あくまでオマケというスタンスなのかもしれませんね。。あ、当然ながらPBファンじゃない人がこの映画単体で観ても全然面白くないのでご注意です。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2015-08-07 16:25:48) |
507. ダークナイト ライジング
《ネタバレ》 ノーラン監督の特徴である完ぺき主義のせいかダークナイトシリーズも三作品全てが3時間程度の収録と、非常に長丁場のシリーズになってしまっています。作品をコンパクトにまとめる才能には少々難アリだと思いますが、全体の流れるようなバランス感覚はなかなか良かったと思います。キャッチフレーズの通り、三作目で壮大に終わりましたね。 【ネタバレ注意】 気になった点として、冒頭の飛行機のシーンは非常に素晴らしいものの、唐突で置いてけぼりの感じがありました。そして長い映画のわりに説明不足が目立ち、悪党がなぜ呼吸器をつけるに至ったのかの説明すらありませんでした。そんな感じで前半は話についていくのがやっとといった忙しさです。ただし後半はだいぶ収束してきて落ち着いて観られましたし、少女でした~爆発~墓参り~カフェまでの一連の流れは非常に素晴らしく納得のエンディングでした。(パート1からの伏線の回収は素晴らしかった) 三作通して細かな粗は目立つし、何となくモノ申したい部分も多々ありますが、、全体的に非常に完成度は高く、未見の方はシリーズ通して一度は鑑賞しておくことをお勧めします。(私はあまり好きではなかったが) [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-07-22 10:16:26) |
508. バットマン ビギンズ
《ネタバレ》 先にダークナイトから入ったので見る順番が逆になりましたが十分に楽しめました。若干ハードルを下げてあったおかげかもしれませんが、三作品全体の流れとしてはかなりの高クオリティを保っていたと思います。(ちょっとクドいので私はあまり好きではなかったのですが) 俳優陣が豪華なのも見逃せませんが、なぜかマンセーできない違和感のようなものも少し残りました。元々アメコミという題材のせいか、忍者のせいなのか(笑)。煮え切らないのはおそらく自分自身の年齢のせいもありますが、内容を詰め込み過ぎたこともグダグダ感を助長した一因だったと感じます。ノーラン映画の特徴として何もかも詰め込む傾向があって、収録時間が長くなりがち。これはノーラン監督の完ぺき主義のせいだと思いますが、今作も長すぎてストーリーが散漫になってしまいました。(この煮え切らない感じは観客へも伝わってしまったように感じます) まあ、それでも大人が観て納得できるようにDCコミックのキャラである「バットマン」をここまでリアルに映画化してくれたことには素直に感謝したいです。ノーランバットマンは歴代のバットマンシリーズの中では最もシブくて完成度の高いバージョンだと思われます。(再度書きますが、、忍者のくだりは本当に必要だったのか?と、日本人として再度問いたいw) [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-07-20 15:42:57) |
509. ダークナイト(2008)
《ネタバレ》 IMAX映像も含めて全体的に完成度の高い映画ですがストーリーが非常に重たいので、ヒース・レジャー(ジョーカー役)が出ていなかったらここまで人気が出なかったようにも感じます。裏を返せばヒースのジョーカーを観るためにこの映画をチョイスしても良いレベルの演技力だったと思います。(私はあまり好きではなかったのですが) マギー・ギレンホール(新しいレイチェル役の人)の顔立ちが気になって集中力が途切れることが何度かありました。特にジョーカーが発する「これはこれは、、美しいお嬢さん・・」的なセリフは完全なNGワードで、現実世界に引き戻されてしまいます。(やはりヒロインは美しくなければと痛感します) 同年代ならキーラ・ナイトレイ や ケイト・ウィンスレットあたりのキャスティングのほうが美貌・知性・強さの三拍子が揃っていて良かったと思います(イギリス人ですが)。 ラストはやはり堕落したハービーが晒されるべきであって、バットマンが罪をかぶって逃げる必要など無かったと感じました。その他色々と言いたいことはありますが、他の方がたくさん書いてらっしゃるので割愛します。レイチェルの件とラストの件がなければもっと高得点だったと思いますが、まあそれでも十分に名作に迫る良い映画だったとは思います。(私はあまり好きではなかったのですが) [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-07-11 17:35:45)(良:1票) |
510. ミニミニ大作戦(1969)
《ネタバレ》 大昔に観たのを思い出しながらレビューしています。ミニ乗りのバイブルと思いますが、私も30年ほど前に映画オタクでミニに乗っているんだと知人に話したら「ミニミニ大作戦は観たの?」とツッコミが。え?なにそれ? 早速、愛車のミニでレンタルビデオ屋へ駆けつけ借りてきました。最初のランボルギーニ大破はなかなかですが、その後の前半の脚本は結構退屈です。後半(というか、ほとんど終わりかけになってようやく)、待ち焦がれたミニのお出ましです。ミニのドライビングテクニックはなかなか素晴らしい!しかも三台全て ”ファン涎モノのMark1クーパー”ではないか!(まあ公開当時はこの一車種しか種類がなかったんだから当たり前か) 無事に金塊を強奪し、ミニを崖から落として金塊とシーソーやってエンディングへ。映画としてもミニ映像としてもなかなか面白いものでしたが、ミニを手放した時に一緒にサヨナラした映画です。評価的にはその程度の映画だったと思いますが思い出補正で点数は少しオマケしてあります。個人的にはマイケル・ケイン氏は大好きですが、やはり年齢がいってからのほうがより良いです、この方。 [ビデオ(字幕)] 5点(2015-07-01 19:27:33) |
511. ベイマックス
《ネタバレ》 世間の評価では「大人の男性のほうがハマるようだ」、という書き込みが目立ったので期待していましたが期待値が高すぎたのか、予想よりはるかに子供向けの仕上がりでした。 今流行の外国製アニメらしいストーリーで、全体的に判りやすいのに多少のヒネりも入った脚本は及第点。ラストの別れは結構感動的ですが、よくあるプロットといってしまえばその程度でもあります。全体的に目立つような粗もなく、映像も非常に美しい映画ですが何となく印象が薄い作品です。個人的には先日鑑賞したピクサーの「ウォーリー」のほうが印象的だったという意味ではいくらか上位に位置するように感じました。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2015-06-02 11:14:20) |
512. ベネディクト・カンバーバッチ ホーキング<TVM>
《ネタバレ》 現在も活躍中の車椅子の天才物理学者「スティーブン・ホーキング」を、シャーロックで大ブレイクした天才俳優カンバーバッチが演じたTVドラマです。BS放送「コズミックフロント」では超おなじみのホーキングですが、彼の語り口は非常に優しく丁寧です。もちろんコンピュータで読み取った合成音声の言葉を日本語訳で判りやすく朗読しているものと思いますが、難しい宇宙論の説明がなされる場面でもホーキングが説明すると判りやすいという印象を受けます。 そんな彼の人生での大転換期ともいえる病発症時のドラマです。彼女とのやり取りなどもう少し深く掘り下げてあればより感動できたと思いますが、1時間半の尺でビッグバン理論の結論までもってゆく過程は割りと見事です。星に詳しくない人が見ても大丈夫なように作られています。 星空が好きな方にはもちろんですが上質なドラマが好きな方にもお勧めできるドラマチックな仕上がりになっています。できれば少しだけ宇宙のことを理解しておくと100倍楽しめると思います!なお、カンバーバッチファンには彼の演技力は必見です。 [DVD(字幕)] 5点(2015-05-08 12:07:29) |
513. リトル・マーメイド(1989)
《ネタバレ》 勧められて観ましたが、おそらく自分から進んで観ることは一生ないであろうタイプの映画です。ディズニーミュージカルアニメなので特に集中する必要もなく、、気軽に観られます。ふと思い出しましたがトムとジェリーなどと同じタイプのアニメです。 私が記憶している人魚姫では、声を失い、人間の足は針の上を歩くような痛みを伴い、そして結婚できず泡となって海に消えるという悲惨な物語だったはずです。ディズニー版では簡単に声も戻ったし魔女が死んだら全てがご破算。そしてラストはハッピーエンドというライトで楽しいアニメになっていました。コレはこれで良かったと思いますが、やはりグリム童話のほうを正確に再現してくれたら悲しい物語としてより重厚で良かったかもしれません。(大人的には) [ブルーレイ(吹替)] 3点(2015-05-04 17:31:45) |
514. ウォーリー
《ネタバレ》 人類が見捨てた29世紀の地球で、700年もの間一人ぼっちで働き続けるゴミ処理ロボットのウォーリー。そんな彼の一番の夢は「いつか誰かと手をつなぐこと」。ある日、突然現れた真っ白でピカピカのロボット「イヴ」と出会い、初めての恋に落ちる。宝物を見せた途端に動かなくなったイヴ、そして何も言わず宇宙船に連れ去られるイヴ。彼女を救うため未知なる世界へ旅立つウォーリーの行く末と人類の未来とは・・ 書いちゃえば感動的で素晴らしい映画です。でもなぜか手放しで高得点がつけられない感じがありました。イイ線いってるんですけど、後半のドタバタコメディが残念でした。前半の渋いトーンで最後までいけば大好きな映画になりましたのでホント惜しい。しかしながら、ロボット同士が名前を呼び合うだけでウルウルさせるピクサーの手腕は素晴らしいとしかいいようがないです。一度は観ておかないと損な映画です! 他の方もおっしゃっているように、ウォーリーの日常やイヴとの生活をもっと観たいですね。(ちなみに、日本語版でも最低限しか吹き替えていませんので原語の雰囲気は損ねておらず、看板などが日本語になっているので非常に見やすいです!) [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-05-02 18:37:37) |
515. 塔の上のラプンツェル
《ネタバレ》 テレビ鑑賞です。設定や絵は非常に美しく、ディズニーらしい王道の仕上がりだと思います。灯篭を飛ばすシーンは最高に美しいし馬の演技・演出も細かくて随所に笑えるシーンが散りばめられています。どのシーンをどのように切り取ってもまさに「ハズレ無し!」といったところですが、、反面、全ての展開と映像が予定調和的で、、大人にはかなり退屈な映画であったのもまた事実かと。あまりにもキレイにまとまり過ぎている印象を強く受けました。 ミュージカル映画を毛嫌いするわけではありませんが、やはり歌が多いとつまんないデス。映画はストーリーと絵で見せて欲しい。個人的に特筆すべきは吹き替え声優のしょこたんがとても上手で感心してしまいました。 [地上波(吹替)] 3点(2015-04-25 18:33:39)(良:1票) |
516. ボルト
パートナーに薦められて鑑賞。なかなか良かった。動物の特徴をよくつかんでいてホッコリするシーンが多いです。特に犬派も猫派も両方が楽しめる作りになっている点は素晴らしいです。 ストーリーはありきたりなロードムービーですが最初のTV撮影のシーンから迫力満点です。道中でも冒険あり、出会いあり、ピンチありと盛りだくさん。ラストのスーパーボイスはありきたりですが王道の締めくくりです。(ここウルウルポイント!) 他のレビュアーもおっしゃっているように、井の中の蛙だったボルトが外の世界を知って一皮剥けて、そして井の中にある本当の愛情を取り戻します。単純な子供向けストーリーですが、、普遍的なテーマを扱っていますので大人が見ても得るものはあります。 ジョントラボルタが吹き替えていますので英語版は必見ですが、比較すると日本版も非常によく再現されています。英語版でも日本版でも遜色ないです。動物が好きな方でしたら随所でウルウルすること請け合い! [ブルーレイ(吹替)] 6点(2015-04-14 23:10:36)(良:1票) |
517. アバター(2009)
《ネタバレ》 社会現象にまでなった映画ですが、正直、、特別面白いストーリーとも感じられませんでしたし、全編CGでやるくらいなら「アニメ」にジャンル分けしてもらいたいくらいです。 3Dで観ていないので余計に低評価なのかもしれませんが、そもそも映画の内容で勝負せず、見た目とかCGとか3Dで勝負してしまっている時点であまり魅力を感じません。もちろん映像表現の一つとしては良いと思いますが、あくまで特殊なものとして分類してもらいたい作品でした。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2015-04-11 23:06:22)(良:2票) |
518. 完全なる報復
前半から中盤にかけては結構面白い。でも後半は皆さんと同意見です。後半もう少しきちんとストーリーを練ってくれていたら意外と完成度の高い映画になったかもしれません。というか、真面目な話、もう少しちゃんと作ってくださいよって感じです。何となくレビューも投げやりになりがちなほど、ちょっとこれは酷い作品でした。 いや、前半部分はとても良いんですよ。前半部分はね。 [インターネット(字幕)] 2点(2015-04-11 21:09:13) |
519. インターステラー
《ネタバレ》 ハードSFながら愛がテーマの映画でもあり、人間ドラマのほうも素晴らしい仕上がりです。ロボットも出来が良く、まさかステンレスのブロック塀から哀愁が伝わってくるとは意外でした。当然ながらSF表現のほうも大変素晴らしくて、1時間で7年が過ぎてしまう水の惑星で大波に飲まれるシーン、氷の惑星の荒涼とした世界観、雲が崩れ落ちる描写も素晴らしいものです。もちろんガルガンチュアやワームホールも息を呑む美しさで、映画的でダイナミックな映像のオンパレードです。(ぜひ大画面で!) 特異点で止まって動けなくなるのはある意味リアルで怖い描写ですが、なぜブラックホール内部が5次元(テッセラクト)で時間旅行が可能なのかの説明はいまいちピンときません。そしてなぜテッセラクトが閉じられて主人公が宇宙へ放出されたのかも全く理解できませんでした。私なりに考えるならば、アン・ハサウェイの台詞にあったように「愛には人類の理解を超えた普遍的な力があると信じたい」=特異点で最も愛する子供へ繋がった、と解釈するのがストーリー上は自然なのかもしれません。 ノーラン映画にはいつも大穴が存在し、今回もかなり強引な流れといえます。その大穴を華麗にスルーできるかどうかが楽しめるか否かの分かれ道になると思います。私は大穴があっても10点評価にしたい。ただ、インセプションのほうがよりドラマチックだったという意味では、あちらのほうがより良かったように思いますが、まあ、ほとんど僅差です。ちなみに字幕と吹き替えを比べましたがやはり吹き替えのほうが判りやすいので、理解が浅い方は吹き替えで挑戦してみてください!近年稀にみるSF映画の傑作です! [ブルーレイ(字幕)] 10点(2015-04-09 11:50:04)(良:3票) |
520. バイオハザードIV アフターライフ
《ネタバレ》 渋谷のシーンは笑えます。せっかくのスーパー・ミラ・ジョも沢山出てくると安っぽくて雑魚化してしまっていますね(苦笑) しかも手裏剣ってアンタ・・ 全体的にマトリックスそのまんまといった感じの表現も多く、ストーリーも突飛な感じです。ゾンビも普通に走ってきて演技指導も甘いし、ただの鬼ごっこ状態になってしまいました。ラストも何も解決せず締りが無いまま終了です。 唯一点数に値する所としては「プリズンブレイクのマイケルが檻に入って登場した」シーンです。この部分は非常に良かったと思います(笑) さすがにそろそろ疲れます。シリーズモノは三作くらいで終わらせるべきですやはり。。 [インターネット(字幕)] 3点(2015-04-08 18:54:37) |