521. 悪魔の手毬唄(1977)
《ネタバレ》 今やってる犬神家の方が好きだけどこれもなかなかの出来。 この「悪魔の手毬唄」は磯川警部が1番重要な役だと思うのだが若山富三郎さんは良い味を出していた。 リカと2人で会話するシーンや金田一にリカは犯人ではないと訴えるシーンなんか良かった。これから観る機会があれば、若山富三郎さんの演技に注目してほしい。 他の金田一シリーズと比べても内容が特に悲惨で救いの無い話だから暗くなってしまったけどその雰囲気もかなりよく出来ていた。 おどろおどろしさは勿論、真犯人が分かったときの磯川警部の哀愁漂う雰囲気まで作られている。 ラストの金田一と磯川警部のやり取りが好き。印象的。 [ビデオ(邦画)] 8点(2006-12-21 15:38:51) |
522. 犬神家の一族(2006)
オリジナルをしらないので十分楽しめました。原作がそもそも面白いもんなあ。 [映画館(邦画)] 8点(2006-12-20 21:41:00) |
523. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
《ネタバレ》 皆随分と成長したね。ハーマイオニーが美人になってロンがかっこよすぎてビックリ。マルフォイが別人になってた。 1作目2作目より劣るかな。ちょっとしたイベントをつなぎ合わせただけでストーリーにまとまりが無い。 前作までのように戦闘シーンと言えるようなシーンも無く見所がはっきし言って全く無い。クディッチも適当だし。 あの冒頭の家族の話とマルフォイ関連の話はいらない。毎度のことだけど観ててつまらない。 魔法の世界は見てて楽しいけどストーリーがちょっと駄目だった。 新しく来た先生には必ず何かあるんだね。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-20 20:34:38) |
524. キル・ビル Vol.1(日本版)
本当はですね。この映画凄くマニアックな映画でタランティーノ信者以外観るべきじゃない完全なオタク映画なんですよ。それがマスコミの糞どもが何を思ったかはやし立てるもんだから一般人も観に行っちゃったんですよね。まあそんなことはさておき。もうこの映画最高。観るたびに評価上がっちゃう。キャラ作りがもう天才すぎる。オーレン・イシイと彼女率いるクレイジー88。そして何と言ってもゴーゴー夕張。あんなん普通考え付かんわー、それを演じてるのが栗山千明ってのがまた個人的にグッド。あとエル・ドライバー、1ではあまり活躍しませんがあのナース服姿で軽快に暗殺しに来る姿が素晴らしい。相変わらずのイカした音楽の使い方、まるでギャグみたいな殺陣シーン。うん、やはりオタク丸出しの映画です。 [DVD(字幕)] 10点(2006-12-20 11:42:31)(良:1票) |
525. パルプ・フィクション
《ネタバレ》 雰囲気、脚本、セリフ、カメラワーク、役者、音楽、編集。すべてにタランティーノ監督のこだわりが詰まっていてファンにはたまらない。何といってもまず音楽。冒頭のミザルー→ジャングルブギーの流れがもうたまりません。 豪華キャスト達もいい演技をしてくれました。細かいところですが役者の動作1つ1つが面白い。サミュエル・L・ジャクソンがハンバーガーとスプライトを非常においしそうに飲むシーンも、ジョン・トラボルタが「ステーキ、ステーキ・・・・」と呟きながらメニューを開くシーンやもユマ・サーマンの優雅な物腰ももう全部好きだ。 カメラワークも好き。お馴染みの車のトランクから見上げるアングルや鏡を使った面白いアングルなど些細な事ですがそれがたまらなく好きなんです。理屈じゃないんです。 [DVD(字幕)] 10点(2006-12-19 15:45:04) |
526. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 映画館でも観たけどもう1回観てしまった。 当時中学生の俺には良い所しか見えず、否定的なレビューを見ても「え?何で。ええやん、これ。最高やん」なんて思ってたが、改めて観てみるとなるほど、前半はともかく後半のストーリーが切羽詰った感じというか何というか、適当に大雑把になってしまった感じがする。 アナキンがシスになってしまう経緯も微妙・・・動機が弱すぎる。 ジェダイもいささか弱すぎる。あれじゃまるで雑魚ですよ。 パルパティーンの強さが良く分からんし、アナキンはどうしてもただのアホにしか見えない。 しかしですね、上記の欠点を踏まえてもこれは傑作だなと思う。 まず、何と言ってもアクションシーン。適度に小休止を入れて、緩急の付け方が良かったからアクションシーンがより楽しめた。 スターウォーズのアクションは他のどの映画にも無い独特的なもので素晴らしいの一言に尽きる。あの、くるっと回ったり、ライトセーバーを上下左右に振り回す無駄なアクションがこの上なくカッコイインですよ。今作の見所は正直ストーリーよりもアクション。展開的にも自然とアクションが多くなるからストーリーが若干疎かになってしまうのも仕方が無いことなのです・・・いやそう考えるようにしよう。 そしてアクションシーンの1番の見所・・どこだろうか。ヨーダVSパルパティーン?オビ=ワンVSアナキン?どちらも凄い良かったけど、個人的に1番だったのはウィンドゥVSパルパティーン。1で登場してからかっちょええわあの人、なんて思ってたからどういう風に死ぬのかずっと気になっていたが、まさかあんな風に死ぬとは・・・・・映画館であのシーンを観たときは心臓の鼓動が高鳴りあの映画の世界に完璧に入り込んでいた事を今でも覚えている。そしてあのCGが作り上げた世界。これほど独特的な世界をよく作り上げたなと・・・ライトセーバーとかフォースとかよくもまあ、あんな新しい言葉を考えたものだ。あとは、音楽か。場の雰囲気、シーンにあった音楽。OPやEDのあの有名な曲は、もう誰もが知ってる曲。そんな曲を作ってしまったことも脱帽せざるを得ない。 スターウォーズシリーズに求めてるものがアクションかストーリーかで評価が変わってくるんでしょうね。 [DVD(字幕)] 9点(2006-12-18 20:59:46) |