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コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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521.  マニアカル 《ネタバレ》 
カメラワークが死んでいる。映像が死んでいる。 まるでホームビデオで撮影したかのような、ここまでチープなホラー作品もなかなか凄い。 B級なんてケチなことをいわずに、堂々のZ級の称号を与えたくなる。 超ド糞な自主制作風ホラー。恐らくはB級マニアの方々の胃袋を満足させる内容だ。 しかし、残酷度、グロ度、不快指数はなかなか高めな印象もあり、一部のコアなマニアからは賞賛されそう(そんなことねーか)。 しかし到底これは、人様に推奨できるレベルのものではない。 ジェイソンやフレディがやったことを、この作品ではもっと根暗に本気でやっている気がするから(誉めているのではない)。 それはレザーフェイスよりもドス黒いものさえ感じるほどだ(誉めてない)。 もしかしたら製作者にヤバい人間がいて、その人の危ない願望が作品中に僅かばかりか反映されたのかもしれない(誉めてない)。 気のせいかもしれないが、僕はこの作品には、他のスラッシャー映画とは一風変わった、ドス黒く根暗で、憎悪と悪意と怨みに満ちた、もっと本当の悪意のようなものを感じたような気がする(誉めてはいない)。 いや、ま~気のせいかもしれないですが。  しかし女性の悲鳴が物凄い強烈だ。  こんな状況でも兄を愛せる妹というのは、偉大なのか、それとも依存心が強いのか、、、  
[DVD(字幕)] 2点(2010-06-21 03:38:43)
522.  サーベルタイガー<TVM> 《ネタバレ》 
超CGなサーベルタイガーが襲ってきます。 全くの余談ですが、、、動物占いでは自分は虎だから。。。それにサーベルタイガーってとてもカッコイイ感じじゃないですか。 パッケージを見たらいかにもB級モンスターパニックってかんじで、、、。 そんなつまらない理由でレンタルしたー。 先にも書いたがCGのレベルが比較的ショボい。 なかなか良く出来ているのかもしれないが(そりゃ自分で作れといわれても作れませんから)、PS3のグラフィックでモンスターが映画の中を動いている感じでしょうか。 PS3というとグラフィックが良い印象を与えるかもしれませんですが、僕が言いたいのはゲームレベルということです(動きが滑らかなのでPS3という表現をしましたが、的確ではないかもしれません)。 いや、低予算な教材ビデオの恐竜のCGを思い出してみてください!それです。 もう、違和感がありまくりなサーベルタイガーなのです。 だから簡単にCGでやっている感じがあり、言うまでもなく深みがなく、面白みもないし、恐怖感やら緊張感もないという、そんな印象なのです。 ただ人間模様は少しだけ(ほんの少しだけ)楽しかったです。 キャンプです。青春です。みんなで焚き火を囲む場面では、やっぱり焚き火って良いよなぁ、みんなで焚き火を囲むなんて羨ましいなあ、なんて友達のひとかけらもいない自分は思っちゃいますけどね()。 しかし、「おまえ良い奴だな」って、友情が生まれる瞬間はちょっと美しいものです。 その直後に即死ですが。 あ!そうそう、最初の空手で板割り場面では、最初から板が割れているのがバレバレで、爆笑しそうでした。 もうその部分が、この映画のすべてを物語っているかのようです。 スプラッタ描写も、エロ描写も(B級ホラーの中では)どちらかというと控えめな方であり、 その分だけマヌケな人間像を映し出しているアホ青春映画であり、少しだけ変な好感が持てます(?)。 しかし、モンスター映画にはよくいそうな、やたら研究にとり付かれたアホはどうしようもねえな。 「サンプル持ち帰る」を優先して、人命は見捨てるでしょ、絶対。 それにくらべると、ハンターはクールだ。 
[DVD(字幕)] 3点(2010-06-21 03:28:49)
523.  グランド・ゼロ 感染源 《ネタバレ》 
お邪魔させていただき、すみません。 あ~これはかなりのクソB級っぷりだったと記憶しています。 でも、B級としてはなかなか楽しんでました。 映像全体からB級な雰囲気がプンプンしてなりません。 この作品には、何だかいろいろな問題があるのかもしれません。 アメリカ大統領が狙撃され、エボラ菌に感染しちゃいます(爆)。 たかがB級映画が扱ってはいけない重大な問題が多々ありそうです。。。 いや、僕はどうでもいいんですが、、、  「少年」が出てきますが、ウザくて仕方がありません。 一発 張っ倒しそうでした。 なんだこのガキは。 最初登場したときに、執拗なお喋りで女医を足止めする時点で邪魔! クソ生意気。しかしこのガキが物語のカギになっているのだ! いらないところでヒョコヒョコ出現するくせに、必要な時には全く顔を出さない。 それで一番見つかってほしくない犯人に、一番最初に見つかるこのウザさ。  とにかくこの少年は「不思議な存在感」という感じなのだろうが、「ウザい存在感」としか感じなかった。  犯人はバカ過ぎ。二人でお笑いコンビが出来ちゃいそう。それで食べていけますって。  しかし女医はなかなか良かったですかね。孤独な美人っていうのには惹かれるのです。ちょっと孤独なキャリアウーマンの方たちに見てほしいですね(←ってお前誰だよ!)。  憎悪の向こう側にある友情というものを少しだけ見たような気がしました。 、、、 前のレビュワー様がいわれますに、緊張感だとか緊迫感のようなものは全くなかったように記憶しております。 やはり犯人がアホだと、緊張感が出ないのかもしれませんね。  あ、趣味で作られたようなB級映画にいちいち突っ込んでもキリがないですかね。 ま、小規模映画にいちいち突っ込みを入れることを趣味としている自分はかなり性格が悪いということでまあ勘弁してくださいな。
[DVD(字幕)] 2点(2010-06-09 22:11:28)
524.  殺人鼠 KILLER RATS 《ネタバレ》 
登録ありがとうございます。。。 殺人鼠、、、!恐ろしいタイトルです。 しかし、自分は2ヶ月くらい前に見たのですが、とても印象が薄い。 ねずみ年の自分は因縁みたいなものを感じて、そんなアホな理由でレンタルしてきた。 しかし僕は思った。こんな更生施設には行きたくない。 鼠はパニックホラーとしては微妙だな、と今更ながらに思ったのでした。 それでもウジャウジャしていたらキモいっつーか、生理的に不快な感じはする。 相部屋があんな問題児ならば絶対にヤダ。 あんな女は絶対に嫌だ。 ロンパールマンは「ファイブガールズ」のキャラと被るなぁ。 んで、なぜかこの作品がファイブガールズと被った。たぶん気のせい。 そこそこ上手く纏まったB級だけに、印象に残りずらいことは確かだと思う。
[DVD(字幕)] 3点(2010-06-08 01:25:20)
525.  レッドブル 《ネタバレ》 
久々のシュワちゃんものとゆーことで楽しみでした。 僕はセガール大好きな人ですが、アクション対決とならば、シュワちゃんが優勝だと思います(作品対決ならば「暴走特急」が優勝!)。 最初のホモ・マッチョ絵巻には、もうたまらないでしょう、奥さん。 何も知らないで見たので、この場面を見た瞬間、これはファンタジー映画か?とか思っちゃいました。 本当にこんな筋肉絵巻はなかなか見たことが無い!筋肉映画の秀作で、もしかすればへヴィーメタル好きな人は一見の価値はあります。 、、、最初の方のロシアっぽい雰囲気は大好きです。 それが良かったのに、なぜか舞台が変更されて、普通なアクション映画よりになってしまった気がします。 前半のシュワちゃんはクールでかっこいいですが、流石にこれは社会人としての態度が悪過ぎだろう、と思えてしまう気がします。 ターミネーターのイメージがやたら強かったのか、主人公のキャラはそこから来たとしか思えません。 シュワちゃんは大好きですが、ちょっと化粧しているように見えてキモかった(そりゃ俳優はみんなしているけれど)。 いくつかのアクション映画に出てくるコメディ風のムードメーカーはみんな好きです。 バスでチキンレースとは、流石アメリカン!やることがデカいぜ!
[地上波(吹替)] 5点(2010-06-01 02:44:14)
526.  トレインスポッティング 《ネタバレ》 
は~、、、なかなか面白かった。こういう映画(どういう映画だよ?)ってあんま見ないんで良いコメントはできませんが、、、 若い内に見たほうがいい感じですかね、これって? 10代の多感で繊細な感性でもって見るべきなんでしょうか。 僕は見るのが遅すぎた感じですかね?この映画で刺激される年齢ってあるかもしれません。 それでも自分はなかなか刺激受けたと思います。 レントンが良かったです。スパッドも良い感じです。 ベグビーはキレ過ぎで、あれは駄目でしょう。それでも彼は面白いけど。 トミーは気の毒ですが、子猫が可愛くて淋しそうでした。 視点が子猫から離れてゆくときに、非常に絶妙なタイミングで鳴くんです、猫が。 この作品では、悪い友人をもつとズルズルいっちゃう感じですかね。 いくら仲が良くても、自分を堕落させるような友人とは縁を切ったほうが良い感じでしょうか。 最後はレントンの気持ちが非常にポジティヴな方向に切り替わったという印象があります。 それを受け入れることにより、前進するのだと思いました。 そこが良いと思いました。何か感じる所がありました。 逆に僕的には、(道端で早死にしようと)受け入れないで貫き通すっていう展開もアリですがね。 ま、ドラッグはやらないほうが良さそうですね。 
[DVD(字幕)] 6点(2010-05-14 04:19:47)
527.  6+ シックスプラス 《ネタバレ》 
1ヶ月くらい前に見ました。 最初の、子供が消息をたったっていう話はゾッとした、、、。それは恐ろしいことだ。 この作品は映像が静寂的で美しく、ちょっと面白くなりそうな感じはあったんですが。 男が階段から足を滑らしますが、5段目から転がり落ちただけであれだけ足がグチャグチャになるということはまずありえないですね(どなたかが書かれている通り)。 この人はライターで火傷をした時点で笑えます(既に彼に死相が出始めます)。 それに窓に顔を挟むのは子供のやることでしょう。 もしかしたら階段から落ちる場面は何等かの力で暗闇に飲み込まれる感じがあったかもしれないし、頭を挟む場面は物凄い力がかかっていたので、そこに黒幕的存在の霊的な力が働いたとしても、既にどうでもいいことでした。 鏡に映る女性の姿にはマジでビビりましたが、安易な方法でビビらされてしまったものです。 失明した女性に男が近づくときにも、女性が「誰?」って訊いてるんだから、男は不安にならないように声をかけるのが普通に思えます。 ちょっと意味不明で、何がやりたいのかがイマイチ分かりませんが。 不条理というよりか、まとまりに欠けます。 まあ、映像センスは問題ないように思えますし、壁に張られている子供の写真などは、そのまま現代アートにもなりそうなセンスなので、美術的には頑張っているかもしれません。 あと、廃墟好きにはたまらないシーンが沢山あります。 僕が好きなのは、男が廃墟を走り回る場面です。 どこかアンゲロプロスっぽい(?)荒涼とした雰囲気が素晴らしいです。 しかし、一番最後まで生き残るというのは、じつは一番残酷なことのようです。 そして切腹というのは、世界でもっとも酷い自殺方法だともいわれます。 繰り返しになりますが、ちょっと意味不明で、何がやりたいのかがイマイチ分かりませんが、そこが不思議と(この様なB級作品の)魅力でもあります。
[DVD(字幕)] 3点(2010-05-14 04:07:30)
528.  クリッター3 《ネタバレ》 
このシリーズは始めて見ましたが、、、それなりに有名な作品なんですかね? 毛玉に牙のついたようなモンスターが襲ってきます。 それはそれは微笑ましいのです。 グロ可愛い系です。 ちょっとコメディチックなB級アホアホモンスターパニックSF映画ですか。 ちょっとデカプリオ風な美少年子役が可愛くて良かったです(って、、、デカプリオ本人か~い!投稿するまで気づかんかったわい!)。 それに、もっと可愛い少女を起用してくれれば、そこら辺でもっとポイントが高かったんだがなぁ。 それにしても、ダストシュートから下着が落ちてくるシステムいいなぁ、、、 アレいただきね。 アパートのおバカな住人の協力プレイ 、、、そして退屈させないエンドロール。 次回作を楽しみにしています。 さすがアメリカンジョークです。 
[DVD(字幕)] 3点(2010-05-14 03:57:06)
529.  ゴーストマンション(TVM) 《ネタバレ》 
今の時代にこんなの作られてもなぁ。 いまどき怖くも何ともないので致命傷だ。 大きめの普通の家という時点で、確かにスケール感の小さい感じはする(とはいえ、館ホラーの名作は、昔の映画でもいくつか知っている)。 少女の幽霊はとても可憐だったから良かったが。 怪奇ホラーのオドロオドロしさや邪悪さがほぼ感じられず、 とはいえB級ホラーに期待すべきスプラッタ描写も控えめな印象なので、ホラーとしては致命傷。 物語の進行も淡白な感じがして、かといって雰囲気もダメ。 たとえば、怪奇現象をビデオで撮影する場面では、もっと本物っぽく出来そうだったが、その「本物っぽさ」の演出で既に失敗している。  僕は怪奇現象を否定しない人間だから、もしこれが実話であったならその現象は面白い思うが、この作品は映画としてダメ。   、、、、それに最初の儀式の種明かしは、性格が悪い。 、、、美味そうなポテチに目移りした。 
[DVD(字幕)] 2点(2010-05-14 03:46:26)
530.  禁断の惑星 《ネタバレ》 
3度くらい見ているのかな?結構お気に入り。 何度見ても、物凄くヤバい、見てはいけないものを見てしまった感じが残る。 凄い不思議な感じのする映画だ。 SFは初心者だけれど、これは面白いと思う。 独特の浮遊感がある。 日本庭園からの影響を感じさせるようなセットもあり、それが静的であり不思議な感じもして良い。 ロボットが面白い。このデザインは秀逸といわねばならないでしょう。 しかし最初の穏やかな雰囲気と違い、後半からは博士もロボットも研究所も不気味さと暗さを増してゆく。不安だ。 その効果が素晴らしい。 イドの怪物は姿を現すときには、いかにもアメコミ風で子供っぽい印象であるが、それでも少し迫力が感じられたと思うので良しとしましょう。 シュールな雰囲気が好き。このシュールさは惑星ソラリスとも通じるところがあるか? 音楽が独特の浮遊感と脱力感があってゆったりと心地よい瞑想気分。 「彼こそ 人類は神ではないと教えてくれたのだ」って、上手くまとめたな、おい! 
[DVD(字幕)] 8点(2010-05-01 04:46:44)(良:2票)
531.  砂の器 《ネタバレ》 
う、、、これは大きい。あまりの(精神的)スケール感の大きさに、映画の世界の中に飲み込まれそうになります。 父子の旅の場面では、(偉大な音楽と相まって)日本の四季の美しさ、大自然の雄大さとそこに生きることの厳しさを見ることができました。 この旅風景により日本の美しさを再発見しました。 いや、自分はインドアなもんで「旅」の映画は好きなんです。 本当に偉大な作品の幾つかを見ると、人が生きることの厳しさや大変さが見えてくるようで気が遠くなるのは自分だけでしょうか? また人の一生とはとてもスケールの大きいものだとも思えてきます。 変な言い方ですが、人間は「真の愛」の時だけは「無敵」状態になるのだと思います。 鉄道で父と子が抱き合ったときに、誰がそこに手出しできるでしょうか? 誰がそこに割り込むことが出来るでしょうか? (まったく別の話ですが、ロッキーとエイドリアンが抱き合ったその瞬間に、誰がその間に入れるでしょう?) それはあまりにも完璧な状態であり、周りの低い波長にある精神は、そこにはとても入り込めないのだと思います。 この父と子の関係を見たときに、(親子を超えた)人と人との絆の深さを見た気がしました。  真実に至るまでに気が遠くなるような捜査も、様々な人間模様や人と人との深い絆も、大自然の四季の美しさも、物語中の大きなメッセージ性もあると思いますが、 それと同じくらいに音楽がとてつもなく美しく壮大な感じがして、 それらが相まって物凄いスケール感のある壮大で美しい作品なったのだと思う。     青観さまが言われたように、この作品の音楽は非常に素晴らしく圧巻で、サントラを見つけたら是非とも買いたいと思います。
[DVD(邦画)] 9点(2010-04-30 03:58:40)(良:1票)
532.  キャリー2 《ネタバレ》 
これは悪い続編です。なかなかおもしろくないです。ま、続編なんてそんなものですが(言い過ぎた)。 しかもそれでいて、変に1作目を意識したところもあって、ファンは喜ぶと思うが、ガッカリもすると思う。 それは、この作品が1作目の、駄目ダメなリメイクだと思ったほどです。  チアリーダーの練習をしている場面は、1作目のオマージュだと思うのですが、ぜんぜんなっていない感じがします。 学園生活もそれなりに楽しそうに描かれていますが、1作目が学園モノと青春モノの名作でもあったことを思えば、本作はたいしたこと無いッス。  1作目は女性のエネルギーが凄かったと思います。 1作目の異様な雰囲気は無いく、ただのB級ホラーになってしまいました。 ただ、遊ばれた女性の恨みというものを強く感じたかもしれません。 全く面白くなくは無いんだけれども、1作目と比較した場合の評価ということで。。。 平均点が思ったよりも高くてビックリしたもん!
[DVD(字幕)] 3点(2010-04-29 04:00:10)
533.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
ゾンビ映画のような荒廃、ジュラシックパークのようなパニック、自然災害映画のような絶望感、 感動の動物映画のような主人と愛犬の絆、、、いろいろな要素があって楽しめました。 1回目にテレビで見たときにはもっと面白かった気がしましたが。  ゴーストタウン化した街は素晴らしいです。 廃墟好きは必見だと思います。 レンタルビデオ屋でマネキンに話しかけるシーンが好きです(この荒涼感は近所のビデオ屋と似てます)。 この映画を見て、「他人と分かち合えない最上の贅沢は最大の孤独である」と思いました。 この主人公の孤独さは現代人のかかえるそれと似ているのではないかと思います。 愛犬は主人公の心の支えです。愛犬をまるで友人のように慕う場面は犬好きにとっては微笑ましいです。 なのでこの後の展開は悲し過ぎました。  暗闇から不可解な大衆の後ろ姿がライトの光で浮かび上がる場面は不気味でした。 この作品のゾンビ?どもは皆アスリート並みの身体能力です。 よって全てのゾンビが中ボス並みに強いです。 なのでパニックアクションは激しいです。  「地球上で最後の一人」を大々的にうたった映画は、「果たして最後はどうなるか」と多くの人に結末を期待させたことだと思います。 しかし題材の面白さゆえに観客も結末のあり方に厳しくなるのは当然のことなのかもしれません。 
[地上波(吹替)] 6点(2010-04-27 03:11:23)
534.  ジーパーズ 恐怖の都市伝説 《ネタバレ》 
吹き替えで見ました。 ちょっとおバカな青春(友情)ホラー・コメディです。 なかなか楽しいです。 二人のキャラにはけっこう笑えます。 女々しい童貞男のリアクションが好きです。 デブの相方がまたいろいろとサイコーです。 なかなかの友情映画なのです。 それから憧れの女性に告白することが旅の目的ってのも青春っぽくていいです。 謎の美女が現れますがなかなかセクシーでした。 でも、どうせそんなことだろうと思ってましたよ。  しかしホラーとしてはあまり良くないです。 「悪魔のいけにえ」という教科書のなぞりでしかないです。 それで内容も恐怖もないです。 魔術が絡んでるけどそれが効果的に働いてないです。 しかし、村の酒場には手足の欠損した人たちばかりのシーンがあって、 その場面は印象に残ります。 あと、マッドマックスにでも出てきそうなワイルドな車が面白いです。 人肉チリスープは強烈でした。
[DVD(邦画)] 4点(2010-04-27 02:56:18)
535.  アリス・イン・ワンダーランド 《ネタバレ》 
ここの平均点よりもだいぶ良かったよ僕は。 ティムバートン作品もディズニー映画も凄く久しぶりに見ました。 「不思議の国のアリス」の世界を上手い感じにやってます。 ティムバートンって「不思議の国のアリス」の世界とか好きそうですもん。 僕は自分のニックネームでもそのまんまですが、ティムバートンの描く幻想的な雰囲気を耽溺しているのです。  不思議の国(ワンダーランド)はシュールな感じだったと思いますが、ワンダーランドに行く前の現実の側にある舞踏会の風景もなかなかシュールな感じでした。 王子様を待ち続けるおば様のような、不幸で哀れだけれど愛らしいといった魅力的な人物を、ティムバートンは見事に描いていました。  僕は予告を見てあまり良い印象ではありませんでした。 不思議の国のアリスの世界は、CGで表現できるものではなく、シュヴァンクマイエルのような奇妙なアニメーションによってのみ、その雰囲気が効果的に表されると思っていたからです。 それに、以前にアバターを見てショックを受けて、それに比べるとこのアリスの森のファンタジー表現はいささか地味に思えたからです。 キャラクターも、それでいいのかな?といった感じでした。  しかし、いざ見てみるとそれらは全て(予想に反して)素晴らしいものだったのです。 CGでも妖艶な世界を見事に描いているではありませんか。 キャラクターもどれも愛着がもてました。笑い猫などは、思ったよりも奇妙でした。  しかしアリスは少女の内面の世界なのです。 だから僕はアリスが「ナイト」の格好をして、「剣」だの「ドラゴン」だのといったところに違和感が沸きました。 これは少年の幼心の内面にある憧れの世界であり、アリスの少女世界とは違う感じがしたからです。 アリスの世界は剣の戦いなどのない、「首はね」のようなもっと寓意的(?)なものだと思っていたのです。 (いや、僕は鏡の国のアリスをまだ読んでいないのです) しかしそういった「剣とドラゴン」の世界は、これからのアリスが仕事で男勝りに世界進出するためには、必要不可欠だったのでしょう。 最後に「これからは中国と仲良くしようぜ」みたいなところが少し残念です。 ジョニーディップは思った以上にステキでした。 ディズニー映画を久しぶりに映画館で見れて嬉しかったです。 
[映画館(吹替)] 7点(2010-04-27 02:47:17)
536.  告発 《ネタバレ》 
ケビンベーコンの演技が素晴らしかった。 彼の演じるヤングからは、まるで本当に虐待を受けたかのような感じがひしひしと伝わってくる。 その非常に痛々しいことといったら無い。 彼が法廷で証人としてアルカトラズについて語る場面では、周りは静まり返り、時間が止まったかのようで、僕はそこに引き込まれた。それは完璧な場面だったと思う。 また、スタンフィルとヤングとの友情が素晴らしい。 いや、「友情」なんてそんな安易にいうものではないのか? しかし、本当に素晴らしい映画の内の幾つかからは、友情について幾らか教えられる気がする。。。 ヤング氏の起こした行動を、僕は自分の胸に刻まなければならない、と思った。 ヤング氏が犠牲になって、それを見る者に示してくれたのだと僕は思う。 。。。。。。。。。。。。。  もし本当に最悪な、極限状態での生活を送ってきた場合、その時に自分が今まで本当に望んできた筈のものが例え(安易に)叶えられたとしても、それを拒んでしまうのだなと思いました。 今まで本当に辛い思いをした場合、他人の計らいによって(都合良く)叶えられても、「それは自分の中では違うんじゃないか!?」「それでいいのか!?」「決してそんなんじゃない!」って、僕だったらば思っちゃいますもん。 
[DVD(字幕)] 9点(2010-04-07 02:54:12)
537.  カオマ 《ネタバレ》 
たぶんドB級アジアン美人ホラーの一つですが、、、 こういう話は都市伝説などで聞いた事がありますが、本当に恐ろしい話です! 生きているうちに腎臓を取られるなんて、、、痛そうですぅ。 うぅ!見ているだけで身体の中がおかしくなりそう。 胃や内臓を吐き出しそうです。  しかし女性の恨みとは恐ろしいものです。 こんなものを見たら、なおさらに自分の友情不信に拍車がかかってしまいます。 それにしてもさー、あっちの国の映画は意外と美人が多いのかな?  山ほどあるB級映画にはよくあることですが、そんなにはつまらなくはないが、二度も見たいとは思えません。  主題歌のもの哀しい感じが素晴らしいです。サントラ中古で売ってたら買いますよ!たぶん忘れていると思うけれど。。。 
[DVD(吹替)] 3点(2010-04-07 02:52:06)
538.  ファイブ・ガールズ 呪われた制服 《ネタバレ》 
こりゃまたお気楽なクソB級サタニック女子高生ホラーでした。 タイトルから「宇宙戦隊モノかしら!?」とも思いましたけどね。 主役の金髪美女が可愛かったからまだ良かったですが、、、 しかし外出の禁止された学園での少女達に対する教育というのは、エロ妄想が駆り立てられますなぁ!(なんて、誰もノってこなそうですね) 問題児な少女ばかりが集められているだけあって、個性豊かな感じで良かったです。 それでそれで「ロストチルドレン」のゴリラみたいな人が出ていましたね、、、ビックリしちゃいました! そのゴリラ風な神父様がエロ暴走しそうでしたね。 窓から差し込む光が綺麗でしたね。 なんだか自分の好きなサイレントヒルっぽい音楽があって、その曲だけは気に入りました。  
[DVD(字幕)] 4点(2010-04-03 00:26:29)
539.  天使にラブ・ソングを2 《ネタバレ》 
僕は「1」はDVDまで持っているクセに、「2」は小学生の頃に見て以来全く覚えていませんでした。 やはり「どうせ2作目なんて」といった根強い偏見が自分の中にあるからです(そうです!自分は偏見の塊なのです!)。 今回観てみると、思った以上に面白かったです! 今回もデロリスの大活躍!そしてこのティーンエイジャー青春な雰囲気はたまりません。ポンコツ生徒が一つの目標に向かってひた走るツポコン青春映画の典型ではありませんか。 それも「感動のアン○リーバボー」の題材にもなってしまいそうな、本当に良い話なんです。 希望に満ちたハッピーエンドの作品を「嘘っぽい」とか「偽善的だ」とかいってやたら否定しようとする動きもたまに見かけるのですが、それは自分の希望をも否定してしまうことになるのでしょう。 リタの母親、、、僕はこの母親が嫌いです。 この母親はクソだと思っていたのですが、愛する娘に父親と同じ苦労をかけさせたくないがための、(愛するが故に)娘を束縛する「鬼」ならば話は複雑です。(自分の意思を娘に押し付け過ぎる幼稚な母親ならばクソなのですが、「愛しているから」となると複雑で厄介です)。 モーリス神父が良いなぁ。生徒の出場を止めに来たんだけど、やっぱり止めないで送り出してあげる人の良さ。 閉じ込められて最後までガミガミうるさい男がいたけれど、ああいう奴はちょっとだけ華を持たせてあげればすぐ治まるんだな。 どうでもいいんだけど、リタが可愛いなぁ。彼女って幼い日の誰かなんだって?グラミー賞とったって?へ~  、、、なんだか、続編ってコトを意識しすぎて、お約束な場面(不要と思える場面)がちょっとうるさいんかな?
[地上波(吹替)] 7点(2010-04-03 00:04:52)
540.  悪魔の呼ぶ海へ 《ネタバレ》 
ちょっとおB級でありながらも良質っぽい感じのするファンタジック・サスペンス映画。 ちょっと面白くないです。 しかしタイトルが非常に素晴らしいです。 タイトルから哀愁が漂ってきそうで儚い感じです。 2つの時代が描かれて、そこがファンタジーっぽくて良いです。 しかしホラーとして借りた気がするが、ホラー要素はかなり少なめだと思います。 タイトルから連想したとおり、メランコリックな雰囲気が少しだけ漂っていて良かったです。でもそれが「すごく良い雰囲気」という程でもないのは残念です。 恐らくは、どこのB級ホラー映画にでも出てきそうなバカップルのグループがその雰囲気をぶち壊しているのかもしれません。 いや、それでも彼らは詩などを朗読してインテリぶり、良質なサスペンスに適用しようと勤めていました。 でも海に面した舞台の、潮風が漂ってきそうな雰囲気は良かったです。 しかし「メランコリックな風景」と、「綺麗な女性」との組み合わせは絵になるなと思います。 昔の北欧系の民族衣装と舞台セットが非常に美しい雰囲気を作り出していました。 美人が、すました顔して物凄いことをされると、ちょっと引いてしまう(あるいは惹かれるところもある)なあ。 しかし自分の罪を無実の他人に擦り付けるような糞人間は、たとえ美人であろうが怒りを覚える。 しかしこの作品で一番良かったのはちょっと妖しく異端なエロスか? 
[DVD(字幕)] 4点(2010-02-16 03:16:07)
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