541. 16ブロック
なんか大きなヤマやサプライズもなく時間だけが過ぎていった印象。大オチも予想できたし。BウィルスやDモースなどの大物使っただけに肩透かし感がある。いかに内部の陰謀隠しでもあれだけ大ごとにしてしまっては暗闇の葬ることもできなかっただろうし。あまり良い点数は与えられない。 [地上波(吹替)] 4点(2009-12-23 15:43:45) |
542. ハンコック
気合入れてみる必要はなく、作り手観客双方お手軽お気楽な作品。ウィルスミス向きのキャラだし、テンポの良さもウィルスミスぽい。でも、自分の記憶には残らないだろうし内容はもちろん見たことさえも忘れてしまいそう。前半は嫌われ者だけどヒーローを刑務所にまで入れて更正させていくのか、なんとも斬新でシュールな設定だなあと思ったりした。でもまあ結果はなんかまともになった。でもそれこそ万人向けの暇つぶし娯楽ともいえる。悪くはない。まがう事無き5点作品。 [DVD(字幕)] 5点(2009-12-22 16:36:33) |
543. ソウ5
《ネタバレ》 うん、これでもう縁切り。興味はあるけどこれ以上つき合わされるのもどうかなあという感じ。マニアにはこたえたれない作品になったかもしれないけど、ライトな観賞者には厳しいつくりの作品になってしまった気がする。バトルロワイヤルさせて実はというおちもどうなんだかだし。ラスト、ゲームオーバーのせりふもなくて肩透かし。でも、まあソウシリーズ、楽しめましたよ。ありがとう、は残しておきたいし、1は傑作だったと過去形での評価も残しておきたい。 [DVD(吹替)] 4点(2009-12-20 14:00:39) |
544. ソウ4
少しシンプルさが無くなってきて、製作のための製作のようにみえてきたのはマイナス。なんかこじ付け感も強いし。頭が足りないのと外国人の顔覚えが悪いんで人間関係もおさえるのが苦手なんでトリックの理解が難しいです。1からどんどん面白みが減っていくのは残念です。むしろ、謎を残したまま1で締め、外伝の形で2からを凝縮して1本でまとめて終わらせてば伝説的な素晴らしい作品になったような気がします。ここまできたんで5もいきますが。 [DVD(吹替)] 4点(2009-12-19 17:03:06) |
545. HERO(2007)
テレビ版の大ファンなんで退屈せずに楽しく観賞できました。私は記号的な所謂キムタクのキャラとしては久利生公平が最もマッチしていると思っているのでこの映画においても彼の演技に全く不満はありません。良かった思います。ただいくらなんでも尺が長すぎると思う。明らかに無駄なシーンも多いし。映画版西遊記でも思ったんですが何故だろう。テレビ放映された時のCM料に関係あるのかしら。出来としてはSPと思えば平均的。いつも思うのはフジテレビは1時間枠の通常ドラマや、たとえ2時間SPにしても地上波では素晴らしい作品創る力量あるのに、映画になると途端に駄作を作る。これもある意味謎。 [地上波(邦画)] 6点(2009-12-12 23:33:11) |
546. ソウ3
《ネタバレ》 とって付けたように後付でシリーズを重ねてくるんじゃなくて、用意周到にはじめから企画されたシリーズと言うことなんですね。なんか製作者の罠、まるでこっちまでジグソウの罠に嵌められているような気が。観ていても、これは伏線では?と、警戒しながら観るようにも。今回に関しては単体で開始完結では評価はできないし、面白いかどうかの判断も無理、過去作のまとめ次回作のブリッジですね。メインエピソード的にはイマイチ。むしろアマンダのSAW1での出番の方が興味深かった気がする。SAW1外伝の感も。自分の中のソウに対するテンションも落ちてきた気が。 [DVD(吹替)] 6点(2009-12-12 12:18:27) |
547. ソウ2
《ネタバレ》 謎解きはとても面白かったです。ラスト20分からの盛り上がり、あの場所にたどり着いた時の驚きとか、前作をもふくめた伏線とかもたくさん効きまくっていて感心するばかりです。ただ、前作であまりに雰囲気に慣らされていたため新鮮さには欠けたのは否めない。出来を言っているのではなく。クライマックスにたどり着くまでの演出が少し冗長なのも感じる。前作の全編通じたピンと張り詰めた空気感には及ばないのは確か。とにかく伏線ですね。今回は。 [DVD(吹替)] 7点(2009-12-11 19:08:27) |
548. ミスト
《ネタバレ》 あまりの胸くその悪さ、救いようのない結末と人間の狂気に感服。怪物の意匠はありきたりすぎて良くないし、虫を使うのも少しホラーの典型的すぎるかな。やっぱ見所は女教祖につきるかな。集団が陥るあのヒステリーは描き所。デビルマンだな。蛸足がでてきたところでうわーB級パニックか、そこからの怪物の連続でみるみるテンション大いに下がり蜘蛛の時は大底、でもラストまで持ちこたえた。霧の中を進む車、絶望感ただよう巨大怪物、あの空虚感の描きは巧い。作品の出来はまずまずだけど、2度は観たくない。 [DVD(邦画)] 7点(2009-12-08 19:54:38) |
549. ソウ
なかなかサスペンスだったけど、少し残酷な描写多くて個人的には苦手。しかし、緊張感は作品通して凄く、恐怖感あおる演出も良くて満足できる。生にこだわるテーマ性もしっかりしている。点は少し辛くしてある。7点を付けたが8点には相当している。がこれは個人の趣味。 その後レビュー118さんの感想拝見。そこで118さん紹介の「ソウ」の完全解読 http://www.kabasawa.jp/curry/saw/saw.htm のサイト拝見。そこでおのれの観賞の浅さを痛感。そして、この映画の完成度に恐れ入った。疑問は氷解、細かな伏線演出は素晴らしいと言わざるを得ない。10点作品といって良い。でもどうしてもCUBUやセブンよりは個人的には落ちると思うので相対評価プラスこれまた個人の趣味で8点に変更 [DVD(吹替)] 8点(2009-12-06 19:09:54) |
550. シークレット ウインドウ
《ネタバレ》 ジョニーデップと言うことで観賞。始まってすぐこれって多重人格ものでは?と言う懸念でいっぱいで逆に集中できなくなってしまい、事件起こるたびにその心配はどんどん増してきて、やっぱりかあ~の結末。ひねりもなかったし、ドンデン返しもなかったし。仕方ないか。多重人格の結末が残念だけど、結構サスペンスしてたんで、そこまでの演出は評価してあげたい。 火曜サスペンス風の謎解き結末の方が活きた気がする。 [地上波(吹替)] 5点(2009-11-29 13:23:41) |
551. イーグル・アイ
コンピュータが自我に目覚めオペレータの意思を超えて暴走しだすのは、よく使われるテーマのためさほど驚かされることもなく斬新さは感じなかった。ネットワークを駆使することになんかもよくあるし、アイデア自体がどっかで観たなというのが多かったかな。冒頭シーンがきっかけになったとことかオッと思った。できれば、コンピュータ単純に破壊ではなく、知性持ったアリア相手に説得できたらウーンと考えさせられたかも。ただ、なんか追跡シーンの迫力があって、意外と面白く見れたんで1点おまけした。主人公のシャイアラブーフ、どうもナイーブというかヘタレな青年役が多いかな、トランスフォーマーと丸かぶりだし。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2009-11-29 08:56:05)(良:1票) |
552. 天使と悪魔
なんか大きな山場とかホッーという謎解きもなく順番で追跡が続くのが物足りない。前作よりは確実にワンランク落ちちゃうかな。ただ、やはりロケーションは素晴らしい、映像も音楽また素晴らしい。なんか観てて荘厳感があるんだよね。コンクラーベを絡めて歴史文化を紹介しながら観客に対して丁寧に説明を織り込んでくるところなんかは親切。ただSFちっくな反物質や爆発入れたのはエンターテイメント入れ過ぎで客に媚び過ぎか。人間関係などのストーリー展開は少し典型的で読めてしまいそうなのが残念。Tハンクスの演技はとにかく冴えるし、このシリーズのファンなんでこれからも続いてくれるのを望んでます。珍しくBR買っちゃおうかなんて少し思ってます。じっくり地図片手にバチカンの風景観たいなと思ったりしたもんで。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2009-11-27 22:20:01) |
553. 容疑者(2002)
いやあ、なかなか面白かったです。若干での古さは感じましたが。いい意味でもですが。デニーロは素晴らしかったですな。彼の熱演あってこそだけどストーリー通じてだれることなく、人物関係も心に迫るものがあった。ジョーイのその後は厳しそうだと思ったこと、ミシェルのその後の描かれてないとこみると、ハッピーエンドの結末ではなさそうです。でもそれだけにリアルに感じさせるとも言える。良作だと思います。ただ、邦題はなんとかならなかったのか、あまりに酷いと思います。 [DVD(吹替)] 7点(2009-11-24 19:03:35) |
554. スルース(2007)
《ネタバレ》 ストーリー開始から8割まではとても面白かった。ジュードロウマイケルケインの絶品の二人芝居を堪能。ジュードロウが最初撃たれるまでの緊迫感、Mケインの尊大狂気の表現は素晴らしいし。ジュードロウが騙すのくだりには驚かされ、またMケインの怯えた演技はまたまた素晴らしい。ただ、それ以降は盛り下がり(ゲーム的な展開が読めて)最後のゲイ的な展開には?だし、ラストは解釈が出来なかった。そんな自分が残念。これだけ素晴らしい内容だと解り易い結末でも良かった気が。惜しい。 [DVD(字幕)] 7点(2009-11-23 18:12:48) |
555. ワールド・オブ・ライズ
ちょっと淡々とした作りになってて、正直眠い感じ。テーマ性は理解できるし自分も好きなジャンルなんだけどエンターテイメントには欠けるきらいがあるかな。骨太とも言えるが。メッセージを強調したくて少し皮肉が効き過ぎる感も。でもけっして映画の出来は悪くない。むしろ上の部類。演技は冴えるし、中東の映像も素晴らしい。デュカプリオはいい感じ。ブラッドダイアモンドでも感じた、なにかワイルド的なキャラはいいね。逆にラッセルクロウはあのグラディエイターが、キャラ作りとは言えここまで老いたか(演技じゃなくて風貌が)と少し寂しい気もした。 ラセッルクロウのまぶただけで哀愁を表現できる自分なりの彼のイメージがあるんだよねえ。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2009-11-23 12:38:08) |
556. エアフォース・ワン
《ネタバレ》 とっても面白いんだけど、どうしてもダイハードのプロットのコピーと言うのが残念。本家より、ビルから飛行機、警官から大統領と設定がアップしてるんで面白いのは当然なのだが。ハリソンは大統領にしか見えんし、ゲイリーは好演。でもゲイリーは存在感あり過ぎていまや巧いを超えていい意味で可笑しく思えるようになってきた。でも何回見てもラストのcallsign云々の台詞に一瞬のカタルシスを味わうためだけに見ている自分がいることも確か。初見の時はほんとしびれたんだよねえ。素晴らしいエンディングということになるんだろう。自分的には9点級の面白さなんだけど点数はコピーということで2点減点。 [地上波(吹替)] 7点(2009-10-19 23:32:02) |
557. プリティ・ウーマン
初見。うわーこれはいいね。ラブストーリーとしてベタかもしれないけど、ベタは失礼か、王道だけど、全編あったかい空気もあるし、ちょっとした小波もあったりですごく引き込まれた。マネージャーの存在は活きているし、うん、ラブストーリーは基本苦手なんだけど、これはいいな。でもジュリアロバーツの魅力存在感に負っているとこも大きい。 [地上波(吹替)] 8点(2009-09-08 16:46:55) |
558. ハンニバル(2001)
面白いことは面白いんだけど、前作にあったピンと張り詰めた緊張感はなかったのが残念。面白くしようとして悪趣味になっちゃった気がする。メイスンの容貌、猪、脳とかその他もろもろ。レクターの恐怖感の表現はもっとうまい表現があるような気もするし。ジョディフォスターからジュリアンムーアへは少し残念な結果に。ジョディの方がクラリスの上昇志向が演技を超えて彼女から自然に出ている。ジュリアンにとっては酷な配役だったかもしれないが。名演のジョディの後釜だから。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-17 15:02:33) |
559. 硫黄島からの手紙
面白かったです。この手の邦画多いけど、面白さの違いはクリントイーストウッドの力量なのかなあ。渡辺謙二宮君も良かった。獅童の役どころ少し可哀想かな。なにかこのキャラの獅童多く観るような気もするけど。ちゃんと見せるべきものをちゃんと見せるツボおさえた編集。ハリウッドにありがちな都合のいいエンターテイメントでなく観客楽しませるエンターテイメントであったところも良し。栗林中将かっこいい。良作です。 [地上波(邦画)] 8点(2009-08-16 14:44:24) |
560. ビルマの竪琴(1985)
名作は時代を超えんだなと実感。上映当時感動した思いはあるが、改めて観たが惹きこまれるものが十分あった。クライマックスはやはり弾き語りの場面。月並みだけど蛍の光にはやはり涙。まあ粗い面もある。でも中井貴一は当時の芸暦のわりにはかなり頑張ったんじゃないか。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-14 23:33:06) |