541. ウォーキング with ダイナソー
小学生の息子にせがまれて一緒に見に行きました。息子は3D初体験で興奮してました。3DのCGの出来は素晴らしいです。ただお話は幼稚園~小学生クラスまでですね。正直、中学生になるといろいろきついかと思います。興奮した息子はパンフレットも欲しがったので買いました。結構な出費だったけど、これで息子が映画に目覚めれば父としても本望ですね。 [映画館(吹替)] 6点(2014-01-07 00:15:21) |
542. ブレードランナー
見たのは大学時代。それまで見た映画の中で最も衝撃を受けました。私が映画の世界にハマった最初のきっかけとなった作品です、その後に色々なバージョンが出ましたが、最初に見たバージョン以上の衝撃を受ける事はなかったです。どう感想を書けば良いかずいぶん悩んでましたが、先に4作目の10点が現れてしまったので、とりあえず投稿します。得点は10点以外あり得ません。 [映画館(字幕)] 10点(2013-12-23 21:36:55) |
543. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 IMAX3Dで鑑賞。IMAXシアターのある都市に住んでる事をありがたく思います。 この映画はビジュアルがとにかく凄いが、一番の功績は地上クルーの映像を一切見せなかった事ですね。 地上の動きが全く分からない。自分の声が聞こえているのか聞こえていないのかも。 自分で生還を目指すしかないが、次々と襲いかかる困難。宇宙を単独で漂流する恐怖感。 演出が素晴らしかった。脚本も問題なしです。 年末も押し迫って見たド本命作品です。 [映画館(字幕)] 10点(2013-12-14 13:32:40)(良:2票) |
544. かぐや姫の物語
《ネタバレ》 良かった。実に良く出来た映画です。 丁寧な脚本と作画で誰もが知っている竹取物語をちゃんと感動できる映画に仕上げたと思います。 かぐや姫と姫を取り巻く人々の心情を丁寧に描いた事が一番の功績でしょう。やっと映画らしい映画を見た。 高畑勲監督のわがままを辛抱強く聞いて、無事完成までこぎつけたジブリと日テレにも合わせて賛辞の言葉を贈ります。二階堂和美さんの「いのちの記憶」も最高ですね。 [映画館(邦画)] 9点(2013-11-23 14:16:05) |
545. サプライズ(2011)
《ネタバレ》 看板に偽りありです。この映画にサプライズなどありません。正しいタイトルは「サバイバー」です。 あのサバイバーねーちゃん、強かったなぁ。ミキサーで相手を殺すなんてサバイバルで習ったの?ここだけは笑えました。あのねーちゃんがいたおかげで後半はどっちのサバイバルかわかんなくなりましたね。 [映画館(字幕)] 4点(2013-11-16 17:39:14)(良:1票) |
546. キャリー(2013)
《ネタバレ》 デ・パルマ版の大ファンです。クロエは好きなので今回もそれなりに期待・・・と言うか不安の方が大きかったですね。 その不安の方が不幸にも的中。冒頭からして引いてしまいました。これ不要でしょう?余計な演出です。 その後もクロエがいじめられっ子にどうしても見えない部分に目をつぶりつつ見てたけど、本作の一番の失敗はキャリーが念動力を自在に扱える設定にしてしまった事ですね。キャリーは感情の爆発で念動力が炸裂する、それがあのプロムの惨劇をより効果的に見せたと思います。本作ではキャリーは意識的にみんなに制裁を与えてます。先生を吹き飛ばしつつも結局とどめをささなかったのもそう。オリジナルでは感情がスパークしたからこそ先生も含めて皆殺しにした、その悲劇的な演出こそが良かったのに。クロエは劣悪な脚本と演出の中で最大限良くやったと思います。そこに敬意を表して5点のところを1点おまけします。 [映画館(字幕)] 6点(2013-11-09 14:36:35)(良:1票) |
547. 死霊館
《ネタバレ》 非常にオーソドックスなホラー映画です。見せ方も特に奇をてらってない。だからとは言わないが、それほど怖さは感じなかったです。ホラー映画の最近の王道である「来るか、来るか・・・こなかった、フー」のタイミングでバッと来ると言う演出なんで来るタイミングがバッチリ読めます。安心して見れると言うか安心させちゃダメだろ。 くだらなくはないけど、ビデオだともっと怖さを感じないかもと言う事で、ホラー好きの方は是非劇場でご覧下さい。 [映画館(字幕)] 5点(2013-10-16 18:02:15) |
548. トランス(2013)
《ネタバレ》 予告編を見た印象は「インセプション」っぽい映画?と言う感じだったけど、正直期待はずれでした。結局のところ「催眠術は無敵だ」と言う映画で、ルールも何もあったもんじゃない。種明かしも「あーそう」と言う感じで驚きはしなかったです。一言で言えば練り込み不足で題材が活かしきれてない。残念賞ですね。 [映画館(字幕)] 6点(2013-10-16 17:54:23) |
549. R100
《ネタバレ》 今までの松本映画の中では飛び抜けて出来が悪いです。(今までが良かったと言う意味ではないです。念のため) 意図的に出来を悪くしたと言う意見もあるけど、劇中劇で作品をアラを指摘するのは批判封じであり反則であるのは間違いないです。その意味で「卑怯な映画」であることは確かですね。 前3作はそれぞれ見所もあったと思うけど、本作はさすがに駄目です。序盤はまだまともに撮ってたのでそこだけに2点あげます。 [映画館(邦画)] 2点(2013-10-13 13:31:43) |
550. エリジウム
《ネタバレ》 展開は想像通り。マット・デイモンが死んで娘が生き残るんだろうと思ったら全くその通りの展開なんで笑ってしまうレベルです。話がとにかくつまらない。説得力に欠ける。エリジウムのセキュリテイが弱過ぎでしょう。あんなに簡単に侵入を許して、システムも書き換えられて、良く今まで無事だったなと思えるレベルです。ビジュアルは確かに素晴らしいが、是非劇場で見るべしと言えるかと言えば、う~んですね。 [映画館(字幕)] 5点(2013-09-22 13:39:27) |
551. マン・オブ・スティール
《ネタバレ》 IMAX3Dで見たけどIMAXで見る必要は特にないですね。後半になると3Dである事を忘れてました。 ノーラン&スナイダーのコンビなので期待度は高かったですが、ノーラン風味は率直に感じられなかったです。スナイダーの映画だと思って間違いないです。 人並みはずれた力を持つが故に人間に受け入れられず悩む主人公、唯一の味方は地球の育ての父と母、と言った苦悩を前面に立てた映画だと勝手に思ってましたが、そこまではないです。むしろ新聞記者の女性とのからみが前面に出ています。軍隊にも最初は攻撃されるがすぐに現場とは分かり合い、これも苦悩するほどではない。 敵との戦闘シーンはド迫力だが、どうしてもマトリックスやドラゴンボールを連想してしまい、徐々に慣れてくる。ノリがイマイチのまま終わってしまいました。 しかしつまらない映画ではないです。充分楽しめました。 今後シリーズ化するんでしょうけど、次回以降、どんな敵を用意するんでしょうか? [映画館(字幕)] 7点(2013-09-04 16:42:44) |
552. ガッチャマン
《ネタバレ》 話のタネに見ました。思ったほどは悪くないです。少なくともデビルマンと並び評されるほどの作品じゃない。いくつか致命的にダメダメな点もあるが、全体的には普通に見れる作品になってます。 ダメダメな点 ・ギャラクター軍団とのビル街での戦闘シーン。ハエがブンブン飛び回ってるのかと思った。 ・ベルクカッツェの衣装デザイン。これはまごうことなき最悪。 ・最後の引き。次があると思ってる? 悪くなかった点 ・ストーリーがちゃんとあった。 ・カッツェの正体。これはさすがに予想してなかった。 [映画館(邦画)] 5点(2013-08-24 15:20:59)(良:2票) |
553. スター・トレック/イントゥ・ダークネス
《ネタバレ》 今回の敵の正体(と言うか本名)を知らずに見て良かった。名前を聞けば「こいつかぁ」と興味が半減したかもしれないです。だからネタバレにチェックしてもそれは書きません。 全体的にはそこそこの出来です。見て損はしない。けど、ところどころ展開に無理がありすぎるのと、敵があまりに超人で「これで空飛んだらスーパーマンだよ」的なので、ハラハラドキドキ感が今ひとつでした。 でも、オリジナルの弱いところはちゃんと補ってるし、カーク艦長が敵の真意を理解して「敵の敵は味方」とばかりに思いを反転させるくだりは見事な出来でした。JJエイブラムスとしては快心の出来と言っても良いと思います。 「快心の出来で7点?」と言われるかもしれないけど、この人はもっと良い作品が作れるはずだと思ってるので評価はやや辛めです。 [映画館(字幕)] 7点(2013-08-23 23:11:20) |
554. 風立ちぬ(2013)
《ネタバレ》 良かったです。少なくとも鑑賞前の期待値が少なかった事を差し引いても悪くはなかった。 宮崎駿の「戦争嫌い」と「戦闘機オタク」の相反する矛盾への回答は、既に「紅の豚」で明らかになってると思いますが、本作ではより明確に描かれています。その意味では全く分かりにくさはないです。即ち彼は「飛行機」「飛翔」が好きなのだと。サバの骨を引き合いに出しての流線型の美しさ、機体を少しでも軽く、しなやかに、美しくすることへのこだわり、全部明確に描かれています。更にエンジニアたちと議論中に「機関銃がなければもっと軽くなるのに」と言ってみんなで大笑いするのだから、あまりにも純粋すぎる。戦闘機の設計者がみんな同じ想いで設計してたとは思わないが、少なくとも本作の中ではイタリアやドイツの師と仰ぐ仲間も含めて皆体制に流されつつも、自分の美学を貫こうとしたように描かれています。これは究極のファンタジーかもしれない。宮崎駿の中では全てこれで決着したのでしょう。本作は彼の遺作になると思います。 恋愛はいらないんじゃなかろうか。飛行機設計へのこだわりのみで良かったと思います。結婚式の件はそれなりに感動はしますが。 庵野秀明の声はやはり違和感があります。時折見せる素人丸出しの棒読みだけは気分が壊れた。監督は気に入ったらしいが、私は物語にもっと集中させて欲しいと思う。それだけは本当に残念です。 [映画館(邦画)] 8点(2013-08-15 13:49:25) |
555. テッド
《ネタバレ》 単なるお下劣なクマさんのお話だろうと意識して避けてました。しかし映画仲間の友人から「是非見ろ」とBDを渡されて渋々鑑賞。印象が一変しました。これは素晴らしい。傑作と言ってもいいです。 本作はクマのぬいぐるみが主人公だが、実際のところはオタク心を失わない中年男のペアに美女がからんだために起こる悲喜劇です。このくだらない価値観の共有。フラッシュゴードンやら雷兄弟やら、あるいはダジャレのルールに至るまで共有し合う友人関係。これは壊れませんよ。一生壊れない友情だ。ロリーが嫉妬するのも分かる。2人(正確には1人と1匹だが)の間を認めようとしつつ、どうしても共有できない(そら共有できんだろ)価値観の数々。にも関わらず最後は受け入れてしまうのだから。ロリー、あんたは本当にいい奴だ。これからもバカな2人を見守って下さい。怒って下さい。でも見捨てないで下さい。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-08-11 18:12:46)(良:1票) |
556. ワールド・ウォー Z
《ネタバレ》 こらあかんなぁ。「アイ・アム・ア・ヒーロー」のハリウッド版実写みたいな映画だが、正直出来は良くないです。本作のゾンビ(Zと呼んでるが)は「噛まれて10秒で発症」「おそろしく強い、速い」でこれじゃ勝ち目はない。中盤までは感染源を探る展開でミステリアスな演出もあり、それなりに楽しめますが、クライマックスの展開は唖然、ラストもそりゃないよです。どうでもいいけど(良くないけど)序盤であっさり死んだあの若き博士が気の毒でしばらく引きずりました。いくらなんでもそりゃないよ、と。 [映画館(字幕)] 4点(2013-08-10 17:37:10) |
557. パシフィック・リム
《ネタバレ》 充分面白かったです。娯楽作品としては一級品だと思います。 巨大怪獣や巨大ロボット好きはもちろんですが、一般の方でも充分楽しめる内容だと思います。 始まりから全く無駄がなく、ラストもきっちり決着を付ける、これこそが娯楽映画の王道ですね。 えっ?あんな巨大ロボット作るヒマと金があったら対艦ミサイルを山のように打ち込んだ方がいいんじゃないかって?それは言いっこなしです。それは。 ラストに出てくるクレジットにも胸熱となります。本当にリスペクトが感じられ見終わった後もいい気分になります。良作です。 [映画館(吹替)] 8点(2013-08-10 17:14:09)(良:1票) |
558. アフター・アース
《ネタバレ》 こりゃダメだ。完全にハズレ映画。 ナイト・シャラマン監督ともあろう者が、いくらウィル・スミスからのご指名でも、こんな何もヒネリもない映画撮るかとしか言いようがないです。何かしらの意外な展開を期待して見に行きましたが見事に裏切られました。 「アフター・アース」だが、アースである必然性は全くないです。地球の猛獣も全然人間を殺す為に進化したとは思えません。一番の敵が結局持ち込んだアーサなる者なのだから。このアーサもひどい。こんなのが強敵なんていくらなんでもひど過ぎです。 シャラマン監督、「ヴィレッジ」あたりまでは好きだったんですが、本作は残念の一言です。 [映画館(字幕)] 4点(2013-06-29 20:04:34) |
559. フッテージ
《ネタバレ》 この映画、かなり良く出来ています。ホラーとしては至極真っ当な出来です。 個人的にはホラー映画はゲップが出るくらい観てるのに、なぜかこの作品は怖かったです、と言うかゾッとしました。画面が暗く、いつ何が起きるか分からない緊張時間が長いのと、途中まで犯罪系ホラーなのかオカルト系ホラーなのか分からないので、この先の展開が読めない事もあったでしょう。終盤気分が悪くなったが、これは元々体調があまり良くなかったのか、それともこの映画を観て気分が悪くなったのかは分かりません。 最近では珍しい陰鬱系のホラーなので好んで観る人以外はお勧めしません。 [映画館(字幕)] 8点(2013-06-28 23:02:26)(良:1票) |
560. ポゼッション(2012)
《ネタバレ》 サム・ライミがからんでるんで、もっとえげつない出来を予想してましたが、思いのほか普通の作りでした。バッチイ描写もなく、見てて顔をしかめる事もないです。主役の女の子も思いのほか良いです。父親が呪文(らしきもの)を唱え始めたとたんにハッとして見つめる瞳にちょっとドキッとしました(笑)。母親は気色悪いです。結局普通のエクソシスト物だったのはちょっと物足りなかったですが。 [映画館(字幕)] 5点(2013-06-25 23:02:45) |