561. マチェーテ
《ネタバレ》 期待を大きく上回ることはなかったものの、面白かった。 R-18だけあって、グロ描写はなかなか良い。最初の5分くらいが一番凄かった。 セガールは、子供の頃から「この人、悪役じゃないの?」と不思議に思っていて、ずっと悪役やってほしいと思っていた人なので、この役柄はうれしい。 でも、案外見せ場が少ない。もっと大暴れしてほしかったなぁ・・・。 トレホもセガールもデニーロもみんなクールなのが、イマイチテンション上がらない。 こういう映画にはブチキレたキ●ガイがいないと。 ボケたシーンも多いのに、ストーリーが結構シリアスだから見方に困る。 悪人も善人もゴチャゴチャとして整然としないところもちょっと見づらい。 テンポ良いバカバイオレンスを期待していたから、若干の物足りなさは残った。 ミシェル・ロドリゲスが魅力的でしたなぁ。 [映画館(字幕)] 7点(2010-11-22 00:48:57) |
562. [リミット]
《ネタバレ》 最初から最後まで暗くて狭くて息苦しい。閉所恐怖症の人は見ない方が良いだろう。主人公の視点意外は出てこないから、観客は主人公と一体となる。時間の感覚もなくなり、30分見たのか、60分は過ぎてるのかわからなくなった程。 そんな空間を作り出し、1シチュエーションでやりとおした事は確かに評価される部分だろう。 でも、つまらないのだ。一人だと起こる出来事にも限界があるから、携帯電話の機能にずいぶん頼ってるように見える。携帯電話がなくなるとストーリーを展開させられないからか、電源なかなか切れないし。そういう面も、ちょっと工夫不足だなーと感じた。 つまらないながらも、こっちは主人公と一体化しているので、最後どうなるのかの一点だけで、集中して見ることはできる。 それだけに、この結末は・・・ナシ! こんな内容を、90分ちょいとは言え長編でやる意味がわからん。 15分くらいの短編だったら、いいネタかもしれないんだが。 「ライアン・レイノルズが密室でハァハァしてるところに萌えまくりたい!」 そんな方には文句なしにオススメ!! [映画館(字幕)] 3点(2010-11-22 00:46:35)(良:1票) |
563. 442 日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍
《ネタバレ》 この映画がなければ442部隊の事をほとんど知らずに死んでたかもしれないと思うと、この映画への敬意もひとしお。本作は、大戦中アメリカで差別されながらもアメリカ兵として、大活躍した日系部隊のドキュメンタリー映画である。恥ずかしい話、私はこの442部隊の事ほっとんど知らなかった。ほんと恥ずかしい。 差別されていた日系の部隊が徐々に躍進していく様は、爽快であるが、そこで流される悲惨な映像の数々に、娯楽気分で見ることを制止させられる。アメリカで差別されながらも、アメリカ人として戦った彼らの姿-根底に日本人の考え方、価値観をもって戦っていた彼らの姿-に何を思えばいいのだろうか。 感動などという言葉では言い表せない何かが湧きでてくるようであった。収容所から出発した彼らが残した功績は余りにも大きい。 世界各地に彼らの立派な墓が出来ていることもかなり興味深く、感動させられた。今の日本では「戦争で亡くなった方に敬意を表すること=戦争賛美」みたいな短絡極まりない主張がどこかしらあるようで、戦没者の扱いがぞんざい。まったく嘆かわしい。 純粋な日本人、在日外国人、そして日本国籍を持つすべての人に観賞していただきたいと思う。 [映画館(字幕)] 10点(2010-11-22 00:43:16) |
564. マイノリティ・リポート
何で今まで観てなかったのかわからないけど、面白かった。スピルバーグ&トムの割りにちょいとマニアックな感じのSFサスペンスになってた。SFなのに設定の基盤が予知能力者(オカルト)っていうB級設定が愛らしい。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-22 00:36:15) |
565. デイ・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 明らかに早送りされている倍速ゾンビの不自然さに目を瞑れば、ゾンビさんたちの首が次から次へとちぎれ落ちるサービス精神旺盛な楽しい一本だった。草食系ゾンビとか可愛いし。ヒロインの伍長さんも可愛い。ラストはマジでビビった。 しかし、ホントに「死霊のえじき」と別物なんだな。最近のゾンビは身体能力高い。そのうち毒霧やらビームやら出し始めたらもう生身じゃ勝てないから、アーマードマッスルスーツとかで対抗したりする映画が出るだろう。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-22 00:32:48) |
566. ウォール街
結構面白かったんだが、株をテーマにしている割になんか薄くてパっとしない。ダグラスさんはカッコ良かった。この人はいつも金持ちの役だなー。 携帯電話がすげえデカイ。 [DVD(字幕)] 6点(2010-11-22 00:28:22)(笑:1票) |
567. リトル・ランボーズ
《ネタバレ》 キャスト、脚本、映像、演出、音楽すべて完璧だったと思う。 凄く気を使って丁寧に撮っているな、っていうのが感じられ、無駄だったり退屈だったり、雑なシーンがなく、すべてのシーンが素晴らしい。 音楽の使い方もイチイチ絶妙で、いい感じに盛り上げてくれる。 あと、この映画が凄く気にいったのは、ほぼ全ての登場人物が、善良でありながら嫌な部分を持っているところ。子供なんて特に、善良で噓つきでズルい生き物だと思うし。そういう意味で確かに子供らしい子供が、イキイキとワルさしたり、楽しくやってたり、ケンカしたりするのがイイ。 若干、ファンタジックな作品でありながら、まったく嘘くさくない。 そして、何といってもラストの素晴らしさ! 裏をかかれて、あんなに感動させられるとは思わなかった。 そういう風にするとは思ってたけど、そうくるとは思わなかったなー。 そうきたかー。 感動した!! [映画館(字幕)] 9点(2010-11-07 20:19:58)(良:2票) |
568. 悪魔の毒々モンスター
どんだけ最低映画なのかと思って期待してたのに、ちょっぴりグロくてかなりチープな普通のダークヒーローものに見えた。嫌いじゃないけど、それほど面白くなかった。 [ビデオ(字幕)] 5点(2010-11-07 20:14:12) |
569. まぼろしの市街戦
戦争映画なのに、ファンタジーのような映画だったなー。リアル不思議の国のアリスのような。邦題からもっと血なまぐさい戦争映画かと思いきや、ふわふわした映画だったのでびっくりしたが、素敵な映画だった。 渋谷ですらビデオしか置いてないというのが勿体ない。 [DVD(字幕)] 8点(2010-11-07 20:11:56) |
570. 少林寺
ジェット・リーはもちろん、脇役にいたるまで抜群の身体能力をひたすら見せてくれるアクションショームービー。しかし、編集が酷すぎて位置関係が適当だったり、ワープしてるように見えたりとグチャグチャなのは残念。 [DVD(字幕)] 6点(2010-11-07 20:06:43) |
571. 女の子ものがたり
俺は男の子だからか、それほど感じるものはなかった。眠かったからかな。でも大後寿々花と波留が堪能できたのは良かった。ふかっちゃんは可愛らしすぎてダメさがイマイチ出てなかったかと。 [DVD(邦画)] 5点(2010-11-07 20:04:16) |
572. ハロウィン(2007)
《ネタバレ》 オリジナルは未見。生身ながらも、景気良くバッタバッタと理由もなく殺しまくるブギーマン。犠牲者の数も多く、もったいぶらないのは好感触。少年殺人鬼のインパクトは強烈だったが、後半がイマイチワンパターンで変化に乏しかったかと。 [DVD(字幕)] 6点(2010-11-03 20:10:13) |
573. ウィッカーマン(1973)
《ネタバレ》 男根崇拝とか、娘さんたちの裸踊りが出てくる序盤はただのイロモノ猥褻映画かと思ったが、終わってみればなかなか深い一本だった。 宗教戦争の縮図が描かれていた気がする。どんな宗教ももっとテキトーに信仰すればいいのになーと思う。何かを根拠なく信じすぎてる人ってのは恐い。ニコラスケイジのリメイク版はひどい出来だそうだが、リメイクするような作品じゃないだろ、これ。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-03 20:08:11) |
574. 斬る(1968)
用心棒や、椿三十郎みたいなストーリーだが、やはり喜八映画特有のコミカルさとキャラクター性の強さが目立つ安心して楽しめる娯楽作になっていた。岸田森はいつ見ても異様な存在感があるなぁ。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-03 20:06:05) |
575. 奇跡の人(1962)
《ネタバレ》 結構な長回しの食卓シーンは壮絶! 下手なアクション映画より体を張っているし、緊張感が凄い。 2人の必死さがビンビン伝わってくる。 ヘレンの殺気、表情、大暴れが凄まじい。普通の人だったら逃げるよ、ありゃ。 こんな壮絶な一対一のぶつかり合いがメインなのだが、だからと言って、ヘビーで陰鬱な作品となっていないのがこの映画の凄いところ。 その、激しいぶつかり合いのシーンも凄すぎて時に笑えてしまったりもするし、軽薄な兄ちゃんや、ガンコ親父とサリバン先生のやりとりは、軽快で面白かったりもする。 しかし、「言葉」の意味、「意味」の意味を教えることは難しい。 これがわからなきゃ、何を教えても残らない。 これを耳も聞こえない、眼も見えない相手に教えろって言われたらどうしたらいいかわからんよ。サリバン先生すげえよ。 全ての教育者、母親、いや全ての人に一度観てもらいたい良い作品である。 [DVD(字幕)] 9点(2010-11-03 20:03:32) |
576. ビッチ・スラップ 危険な天使たち
《ネタバレ》 いやー面白かったなー。ぶっ飛んでる。 序盤は事あるごとにお色気シーンが挿入されて、話がなかなか進まなくてはずれかなーとも思ったが、次第に時間を遡るに連れ明かされていく謎!! っていうほどの大層なものではなく、とりあえずバイオレンス。 バイオレンスの間であってもサービスカットは忘れない。 ビッチのハイキックの時にパンツが見えた場合はそこでスローモーションになり、 舐めるようなカメラワークになるところとか、いちいち演出がバカバカしい。 とりあえずオッパイを映してみる。 とりあえずハードコアを流してみる。 とりあえず服は濡らしてみる。 とりあえずマシンガンを乱射してみる。 とりあえず尻と太股を映してみる。 とりあえず爆発させてみる。 とりあえず股間を映してみる。 とりあえず殴り合いさせてみる。 とりあえずレズ行為させてみる。 日本語をしゃべり、ヨーヨーを武器とする敵の中国人(?)が 恐ろしいブスだったのは哀しかった。そこは、エロスをふりまくるアジアンビューティーを配置してほしかったところだ。 いきあたりばったりのようにしか見えない物語だが、途中から予測不能、めちゃくちゃになっていって、あんぐり。もはやこれはSFの部類ではなかろうか。 不死身に近いビッチ達にもうメロメロ!! いまだかつてない、しょうもないエンドロールが素晴らしい。 とても面白いクソ映画! ビッチ最高!! [映画館(字幕)] 8点(2010-11-03 19:57:19) |
577. 乱暴と待機
かのパビリオン山椒魚を撮った監督だから警戒していたが、超面白かった! こんなすげー面白くて笑える脚本かけるんじゃん!(上から御免) 原作のおかげ? にしても、面白かった! いやー、ドロドログチャグチャとした人間関係なのに、とにかく笑えてしまう。 この作品の手触りは同原作の「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」に近い。 やっぱ原作の貢献度は高いんだろうな。 4人だけしか登場人物が出てこなく、みんな声をやたら張っていて演劇っぽくもあったのが、余計おかしさを強調していたのだろう。4人のぶっとんだキャラクターの掛け合いがとにかく気持ち良い。 心に残る映画でもないけど、久々に邦画のコメディでこれだけ面白いものを観たような気がする。 [映画館(邦画)] 8点(2010-11-03 19:54:46)(良:1票) |
578. スイートリトルライズ
《ネタバレ》 僕がもっとも嫌いなタイプの映画。私たち結婚生活の穴は不倫で埋めてるので順調です。って話ですか。池脇千鶴は濡れ場要員ですか。黒川芽以目当てに観たけど端役ですか。この映画こそ「ソラニン」というタイトルでいいんじゃないですか。毒くらえ! [DVD(字幕)] 3点(2010-10-23 14:22:39) |
579. アドレナリン:ハイ・ボルテージ
《ネタバレ》 いやー前作に劣らない、オゲレツ指数ハイボルテージな楽しいクソバイオレンス映画。乳首カットは流石に痛そうだった・・・。 また続編が出たら劇場行っちゃうな、こりゃ。 [DVD(字幕)] 8点(2010-10-23 14:20:19) |
580. ユニバーサル・ソルジャー
その男JCVD VS ドラゴ(byロッキー4)。 ターミネーターみたいな話なのでインパクトには欠けるけど、キャストの二人も良くて、結構面白かった。 [DVD(字幕)] 6点(2010-10-23 14:18:37) |