41. レ・ミゼラブル(2012)
超大作の一言につきる。エネルギーをぶつけられ、エネルギーを吸い取られる感じ。 体力ある時に観に行きましょう。 勧善懲悪でもなく、、人生を考えさせられるストーリーで、製作者の気合いが伝わってくる。会場は後半にかけて、すすり泣きの嵐でした。私は迫力に圧倒されっぱなしで、感情移入っていうより、茫然としながら見てました。正直、私には3時間がつらかった。ごめんなさい。大作であることは伝わってくるのです。これは好みの問題なので、良い作品であることは間違いないです。 [映画館(字幕)] 6点(2013-01-04 22:50:16) |
42. 阪急電車 片道15分の奇跡
スケールは小さい。突っ込みどころもあり。 でも、これを見て電車の中でもう少し周囲に心配りができるようになろうと思った人は少くないはず。それで映画のようなドラマチックな展開がなくても、ささやかな交流が生まれたら、世界は少し幸せになる気がする。そんな幸せを作れる人になりたい。 [地上波(吹替)] 7点(2012-05-05 23:29:09) |
43. マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙
マーガレットサッチャーとまではいかなくても、私も一応、男社会で働く女の一人であり、ふとした瞬間にどうしようもない孤独に陥る。サッチャーのように黒尽くめスーツ集団の中で、目立ったり、トイレを探すのが面倒だったり、という些細なものから、女だからね、、という無言の圧力、自信の喪失。私は鉄の女ではないので、いちいち傷つく。だから、この映画で、勇気をもらいたかった。戦う勇気を。 映画の中でサッチャーは強い決断を見せてくれたけれど、引退後の姿がメインだったから、その姿は格好良いというより、痛々しかった。強い女が見たかった私は、自分と同じように弱く、そして年老いて孤独になるサッチャーの姿が、一人で強がっている自分と重なり、苦痛でしかたなかった。あまりにも苦痛だったものだから、行間にあるメッセージを冷静に感じとることができなかった。これは映画のつくりのせいなのか、私の心境のせいなのかはわからないけれど、心が元気なときに見ることをお勧めする。今回はどっと落ち込みました。 ただ、私を映画の世界に引きずり込み、どっと落ち込ませるほど、メリルの演技はすばらしいものだったといえる。 [映画館(字幕)] 5点(2012-04-13 17:57:18)(良:1票) |
44. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
母親と見に行く久しぶりの映画。3本柱だったけれど、ろくちゃんの結婚にいたるまでのエピソードは素敵だったなー。茶川先生の親との葛藤はなかせたなー。安心してよい映画です。 [映画館(邦画)] 8点(2012-04-13 12:18:49) |
45. 借りぐらしのアリエッティ
うーん。。。盛り上がりに欠けるかなぁ。最初の方はアリエッティの世界が新鮮でどきどきしたけど、、ストーリーとしてちょっとさびしい。 ストーリーは地味でも、思わず家族で吹き出してしまうところとか、真似したい台詞とか、、あればもう少し高得点したのですが、、それすらなかったから、低めで。 [地上波(邦画)] 4点(2012-01-14 14:03:53) |
46. ハリー・ポッターと謎のプリンス
原作読んでいるため、悪くはない作品。内容的にどうしても暗くなってしまうのは仕方がないと思う。 [地上波(字幕)] 5点(2011-08-20 06:47:07) |
47. 母べえ
俳優陣の演技はすばらしく、登場人物も好感が持てて、嫌味がなくてよいのだけど、物語から受け取れたものが曖昧。唐突に終わってしまったラストも好きになれず、、低評価とさせていただく。ノンフィクションだから、ドラマチックにするのも邪道なのかもしれないが、、うーーん。。後半が非常に惜しい作品。 [地上波(邦画)] 4点(2011-08-17 02:28:17) |
48. 抱きたいカンケイ
ストーリは、賛否両論あるだろうけど、後半にかけてエマが変わっていく様子がとっても良かった。エマの価値観は特殊かもしれないけれど、大切な人に気持ちを伝える難しさはきっと誰しも共通感を持てるはず。 妹に泣き言を言いながら彼の元へ向かうシーンや車の中でドーナツをやけ食いするシーンなど、本当に切なくて、とっても親近感が沸いた。大人になって、心を開くことは難しくなるが、素直になることの大切さをすがすがしく描いた作品。 [ビデオ(吹替)] 7点(2011-08-16 23:54:12) |
49. コクリコ坂から
《ネタバレ》 作品全体から伝わる真っ直ぐさがとても心地よかった。起承転結が少ない物語だけれど、映画の魅力は登場人物のキャラクタであると思う。風間君は文句なしの爽やか好青年で、海はひたむきで芯のあるヒロイン。その他脇役たちも、みんな擦れていない。 また、女子のハートをつかむ演出はジブリ作品の中でもハイレベル。自転車の二人乗り。学校を抜け出す。船に飛び乗る海を風間君が受け止めるシーン。ベタなんだけど、日常生活から離れすぎず、うまく切り取られていて、上手に引き込んでもらえた。クライマックスにかけては細かい突っ込みはせずに楽しめばよい。作品全体に漂う哀愁のせいなのか、じわじわと泣かせられる。とてもよかった。良くまとまっている。 ただ、作品全体として惜しいのが、少女漫画から抜け切れていない部分があること。 作品の芯や伝えたいことがどうしても私には見出せなかった。 なぜカルチェラタンを守りたかったのか。好きだから?それだけだと少し寂しい。 父親たちの友情が彼らにどんな影響を与えていたのか。勝手に物事を決めていく大人との壁を彼らは何を感じたのか。 ジブリお得意のわくわく感はカルチェラタンに入るところや、掃除のシーンでとってもよい雰囲気を出しているだけに、物語にある芯が見出せないのは非常に残念。 各登場人物のキャラクターは良かったけれど、もう少し深堀してほしい。たとえば、風間くんはもっと感情を出してもよかったかなと思う。登場シーンや討論会を見るともうちょっと活発な設定なのでは?なのに後半になると感情を押さえつけていて、人となりが見え辛い。直接理事長に乗り込むシーンは、淡々としすぎ。高校生が東京に乗り込むってすごいことなんじゃないの?なのに3人からはその不安さが伝わってこない。 ストーリーとは離れるが、気になったところは、絵とBGMの使い方。最初の街の景色がちょっと粗い。朝だか昼だかわからない。草がただの草であり、朝露と朝日を浴びる草ではない。それから海が旗をあげて汽笛を聞くシーン。これはすごく見せ所。なのにBGMと汽笛が被っている。これには唖然。ここは静寂が良いのでは。神聖な祈りの意味もあるわけだし。外国アニメと異なり、ジブリは音のない演出が上手い作品が多いだけに、少しがっかりした。 色々と文句もかきましたが、全体的には良い作品。もう一回見たいと思います。 [映画館(邦画)] 6点(2011-07-31 22:41:47)(良:1票) |
50. ツーリスト
仕事でヨーロッパに向かうフライトの中で鑑賞。 ヨーロッパの雰囲気を味わうには最高でしたよ。ストーリーはともかく、、、アンジーとジョニーを純粋に楽しみました。これが、私の部屋で一人で観てたら、点はもっと低かったと思いますが。。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-06-26 15:00:27) |
51. 幸せのちから
努力することは、もう本当にしんどい。大人になればなるほどしんどくならないだろうか。それは、努力する前に、うまく行かなかった結果の想像ができるようになるからである。もちろん、努力するというプロセスも、怖い。びっくりするくらい優秀なやつらはいるし、恵まれている状況と恵まれていない状況の差が良く分かるようになる。 クリスは間違いなく、恵まれていない状況の人間だ。死ぬほど不安だっただろう。子供がいて、家がなくて、仕事に集中できなくて、どれほど努力することが怖かっただろうか。どんなに悪い将来を想像してしまっただろうか。それでも諦めなかった。その恐怖と向き合い、努力する姿は文句なくすばらしかった。地味だからこそ、世間が注目するようなことでないからこそ、努力することが難しいのである。 私も頑張ろう。待遇や能力の差を怖がらず、決意を固めていきていこうと思う。 [地上波(字幕)] 10点(2011-06-26 14:55:22) |
52. 幸せのレシピ
私は、映画前半のケイトのように仕事を優先するが余り、周囲への配慮は二の次というほど極端ではないにしろ、人間関係の疎ましさは、いつも感じてきた。だから、苦手な人とは距離をとって、周囲とは波風たてないように仕事をこなし、成果はそこそこ出す。それが正しいと思って生きてきた。人と深く関わらないようにしてきた。しかし、働く上で、いや、生きることは人間関係を築くことであり、避けては通れない。 この作品の中でケイトは、仕事を人生の優先事項とし、単純に仕事だけに打ち込む日々であった。それが、姪をひきとり、恋人ができ、孤独と引き換えに多くの悩みと向きあっていくことになる。悩みながら人との関わりを築く事により、少しずつケイトの壁がとれ、素敵な女性になっていく様子を爽やかに描いている。 生きている以上、人と関わりを持つ以上、悩みは絶えない。むしろ人との関わりが深くなればなるほど、煩わしさは増えていく。 だけど、そんな悩みが人生を豊かにしてくれる。素直にそう感じさせてくれるすばらしい作品です。 [地上波(吹替)] 10点(2011-06-26 14:40:13)(良:1票) |
53. ゼロの焦点(2009)
ただの謎解きサスペンスではなく、新しい時代に向かって生きる人々の必死さが伝わってきて、見ごたえのあるよい映画となっている。中谷さん、木村さんの演技は圧巻。。後半にかけてどんどん味がでてくる。美しくはかない彼女たちを見るだけでもこの映画の価値があります。 [地上波(邦画)] 6点(2011-03-20 07:48:41)(良:1票) |
54. スパイダーマン2
《ネタバレ》 なんかもう、、設定が稚拙すぎて、、適当すぎて、、見るに耐えない。。 アクション映画だからって、許せないポイント多すぎです。。 はい。以下、突っ込みダイジェストです。 悪役!!ヤマトの大蛇!かっこ悪いというかださい!! 最後の爆破シーン!!えええ、あんなんで装置破壊できちゃうんですか!?見せ所なのに別にスパイダーマンの貢献ゼロ!? 恋愛要素いるの?いや、あってもいいと思うけど、全然応援できない。。結婚はどーした!?ヒロイン心変わり多すぎ!ヒーローなら非人道的なあの対応をやっつけてください。 たぶん映画館で見るべき作品なんだろうなぁ。そうすれば、スパイダーマンの空飛ぶところとかアクションですべてを帳消しにできるんだろうけど、、生活感あふれる我が家で見ると、もう、現実離れした設定の粗さが気になってきなって。。いや、蜘蛛オトコっていう時点で、現実離れしたアクション映画ってことはわかってるんだけど、無理だ。 [地上波(字幕)] 4点(2010-10-16 23:09:48) |
55. LIMIT OF LOVE 海猿
母一言。前作も本作も伊藤英明は助けられてばかりね。救助するんじゃなくて救助されるんだね。んー確かに! [地上波(邦画)] 4点(2010-09-25 23:17:08)(笑:1票) |
56. 海猿 ウミザル
ああ、王道。ザ・定番。だけどねー、いいんじゃないですか!? 仕事いやだわぁなんて思いながら、ビールを片手に爽やかな伊藤英明を見る。 これだけで、癒されます。この映画の価値があるのです。 安っぽい恋愛映画にもなっていないし、男くさい感じが爽やかで素敵な映画ではないかと。 [地上波(邦画)] 5点(2010-09-25 23:06:29) |
57. ソルト
設定の粗さは目立ちますが、伏線やどんでん返しがちりめぐまされていて、息つく暇もなくストーリーが進むので、強引さは気になりません。 アンジェリーナジョリーとアクションを楽しめる人なら満足できるはず。しかしアンジェリーナジョリーはなぜあんなにかっこよくてセクシーなのかしら。。 [映画館(邦画)] 7点(2010-08-13 19:39:31) |
58. 劔岳 点の記
美しい。。美しい映像です。登る人の静かな信念も伝わってくる。 なんのために行うかが大事。周りの評価は関係ない。私はなんのために働いてるのかなー。とかぼんやりと考えながら静かに映像と音楽を楽しみました。 ただ・・緊張感がちょっと欠けるのが残念だったのでマイナスさせていただきました。 [地上波(邦画)] 5点(2010-08-11 22:16:00) |
59. 告白(2010)
うーん。うまい。よく作りこまれている作品。 ストーリーは救いがないわ、問題提起もないわ、私の好みの真逆にある作品にも関わらず、見終わったあと、完敗!!!参りました!!っていう気分になります。 中学生たちもKY先生もみんなうまいんだけど、やっぱり松たか子です。 淡々とした生活の中に悲しみと怒りが滲み出ていて、ただ話すだけのシーンにも関わらず、引き付けて、圧倒されてしまう。ストーリーもさすが湊かなえ作品。練られていてそう来るのか・・とやられてしまう。 二回は絶対見たくないが、映画作品としては一流です。脱帽。 一人で見るのはやめましょう。終わったあとにやりきれない気分になるかも。 [映画館(邦画)] 7点(2010-07-04 21:17:30) |
60. セックス・アンド・ザ・シティ
軽いノリだけど、最後まで楽しめる。 月並みなせりふで申し訳ないのですが、女同士の友情がさわやかにまとめられてて。 おしゃれな生活、衣装、街並みどれをとっても楽しめます! [地上波(字幕)] 6点(2010-06-06 21:45:07) |