41. アパートの鍵貸します
言わずもがなの名作です。ラブコメというジャンルが苦手な方でも本作品は楽しんで見れると思います。脚本の緻密さ、台詞回しのお洒落なこと請け合いです。ビリーワイルダーの中でも屈指の名作でしょう。 10点(2004-02-27 18:26:07) |
42. 素晴らしき哉、人生!(1946)
あまりの高評価だったのでかなり期待して観ました。正直、終盤まで退屈してうーん失敗したかなと思いましたが、最後の最後で出てくる名台詞に泣かされました。もう少しテンポが良ければ文句無しではありますが、名作の名に相応しいと言える映画だと思います。 6点(2004-02-27 18:20:50) |
43. HERO(2002)
内容的にはなかなか面白かったように思います。ただ、ワイヤーアクションが過剰過ぎているのが残念なところです。色彩の面白さは十分評価できると思います。普通の殺陣と十歩必殺とが一体どう違うのかがよく解らなかったのは僕だけでしょうか!? 6点(2004-02-24 20:16:00) |
44. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
まさにカリブの海賊でしたね。呪いやら不死身の人間やらちょっとついていけない内容だった。もっと重厚なストーリーをディズニーに期待していたのが間違いでした。子供と観るのならいいのかもしれません。 4点(2004-02-24 15:25:00) |
45. 情婦
最後のどんでん返しにはやはり驚きました。脚本の出来が素晴らしく、また老弁護士と看護婦の掛け合いがコミカルで楽しい映画です。最後にこうも清々しい気持ちにさせてくれる法廷物もなかなか無いのではないでしょうか。法廷物好きな人なら要チェックですね。そうでない人にもお薦め出来る作品でしょう。 9点(2004-02-19 23:27:04) |
46. シェーン
名作と言えばそうなのかも知れないですが単なるお約束映画であったような印象です。ただ、キャスティングに関してはなかなか良かったように思います。人物の描き方が幼稚になり過ぎないところがこの映画の魅力を損なわせないところでしょう。自分的に西部劇はちょっと苦手なのでこの点数です。 6点(2004-02-19 23:21:00) |
47. グラディエーター
主役のラッセル・クロウの好演よろしく男の復讐ドラマですね。ただ、何故か感動したり教訓を得たりすることなく終わってしまった映画です。少なくとも日本人には非現実的過ぎて感情移入したり共感したり出来ないからなんでしょうか!?身近な者の愛を得られなかった皇帝は少し可哀想に思えました。愛する者を殺したり憎んだり縛ったりしなかったら、彼が真の皇帝になれる日があったのかもしれませんね。 6点(2004-02-08 17:08:27) |
48. 砂の器
《ネタバレ》 確かに噂通りの名作でしたが、あまりにも重たい内容の連続の為感動したところまで至らなかった。映像も美しく、回想シーンに犯人の指揮する音楽がマッチしているところが、観客の同情を呼ぶ結果になっていると思う。ただし、犯人の音楽家が暗い過去を乗り越えて努力で人生を切り開いてきた設定の割には、顔や雰囲気に気品がありミスキャストではないだろうかと感じた(つまり、感情移入出来ない)。日本の映画の中ではお薦めの傑作には違いないが、あまりにも「重たい」映画です。一見の価値はあります。 5点(2004-02-02 00:35:16) |
49. 踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN 2
夏に公開された日本向けバージョンとほんど変わりません。確かに音に関しては少し迫力を増したような気もしますが、だからといってそれだけでこの映画の魅力が増したかどうかは疑問です。削除されたシーンも初見の方にしてみれば話を解り易くするところなんでしょうが、元々ドラマの要素テンコモリの本作にとってはビギナー若しくは海外市場向けに出来ていないと思う。夏公開版もあわせてそうだが、何が悪いって脚本が幼稚すぎるところがこの映画の致命的なところです。元来出来の良いドラマだっただけに非常に残念です。 4点(2004-02-01 08:17:36) |
50. 荒野の七人
本家(七人の侍)が大好きで本作も期待して見ましたが、その脚本の緻密さには雲泥の差があったと思う。比較してしまうのはしょうがないところなんでしょうが正直今ひとつだったというのが感想です。また、それだけに黒澤監督の腕の凄さを再確認しました。リメイク物って本当に難しいんですね。 5点(2004-02-01 08:05:00) |
51. スタンド・バイ・ミー
少年時代を思い出させる懐かしい映画です。 ですが、単なる悪ガキの幼稚な旅路と言ってしまえばそれだけの映画ではないでしょうか!?昔は本作の小説も大好きでよく読みましたが、大人になって観返したところこの映画の魅力が解らなくなっていました。ある意味で残念です。 4点(2003-12-24 17:05:23) |
52. 隠し砦の三悪人
僕の場合、黒澤監督作品はほとんどが高得点になってしまう位大好きな作品が多いのですが、本作ばっかりはメジャーの中でも好きになれません。特に槍で戦うシーンなんかは早送りしてしまいました。残念です。 [映画館(字幕)] 6点(2003-12-06 02:10:48) |
53. 椿三十郎(1962)
緩急の効いた物語展開、三十郎を取り巻くキャストの時にコミカルで、時にシリアスな演技がたまらなく楽しい映画です。前作「用心棒」とは甲乙着け難い良い出来栄えで黒澤映画としては取っ付き易い作品に仕上がっています。ただし、いくら敵方とはいえ悪人とまで言えないのではないのではないかと思う人までバッサバサ斬ってしまうところは残酷そのものです。痛快な黒澤時代劇を見たい人には是非どうぞ。 [DVD(字幕)] 8点(2003-12-06 02:01:55) |
54. 東京物語
日本情緒溢れる映画、老夫婦とその子供たちの話です。サラサラ~っと観れてしまうが気付けば終わっていた感じの日本映画。家族とはどのようなものなのかちょっと考えさせられますね。もう何年かして改めて鑑賞したら更に評価が上がるのかもしれないが、若干20代後半の自分には全てリアリティをもって観ることは出来ていなかったかも知れない。優しい映画ですね。 5点(2003-12-03 04:35:35) |
55. 生きる
黒澤映画全般で言えることですが、本作も是非DVDで観て欲しい作品です。前にビデオで見たときはセリフを聞き取るのに疲れてしまいましたが、字幕付きで観るとこの作品の凄さがより解るようになりました。死に直面して生に目覚める本作はとても素晴らしい映画です。実際に、この主人公みたいに精一杯生きる事を出来るんだろうか!?とても考えさせられてしまいます。全力で生きるか、全力で死ぬか、なぜか「ショーシャンクの空に」を思い出してしまった。「七人の侍」と肩を並べる日本映画の最高峰だと思います。最高に感動します。 [DVD(字幕)] 10点(2003-11-29 05:05:43)(良:1票) |
56. 赤ひげ
師弟関係と病人への視点から新人医師の人間的成長を描く本作はとても素晴らしい映画でした。たとえ新人でなくとも、まず出世ありきと考えてしまいがちなところを人間とは何かに焦点を絞って教えてくれる映画ですね。失ってはならない大切なものがこの作品にはいっぱい詰まっています。 [DVD(字幕)] 10点(2003-11-29 04:57:33) |
57. 天国と地獄
黒澤明の代表作ですね。夏の暑っ苦しい地獄の描写もさながらストーリー展開の緊迫感は一流です。トリックと言うか展開の面白さは想像以上で白黒の古臭さを全く感じさせません。それに加え白黒に一点ピンクを使ってくるあたりギュッと映画がしまりました。一見の価値あり!勢いのある映画ですよ。 [DVD(字幕)] 9点(2003-11-29 04:48:27) |
58. フィールド・オブ・ドリームス
良い話っていうのが良く似合う映画です。もう一度観たらより理解が進むのかもしれませんが、正直疑問点が多くて話を追っているうちに終わってしまった感もある。野球好きには堪らないんでしょうが感動までは至りませんでした。「夢」を追いかけるテーマ自体は良いのですがイマイチ生活感が無いというか見切り発車が目立つのが気になった。多分こう感じるのは夢を見ることを重視しない僕自身の考え方とズレているからなんでしょう。優しい映画ですね。 5点(2003-11-23 20:12:44) |
59. ミッドナイト・ラン
逃亡劇の中での友情物語であり、コメディーセンスも随所に光る面白い映画です。ロバートデニーロの魅力がフルに表現されている、そんな映画だと思います。最後に振り返ったときに会計士がもういなくなっているシーンがとても印象的でした。気負いせずに楽しめる良い作品ですね。 6点(2003-11-23 20:05:41) |
60. 大脱走
かなり面白い映画でした。大勢で協力して脱走を図るのが何ともいえなくワクワクします。1つの目標に向かって皆が不屈の魂を持ってチャレンジしていくのが観ている者に感動を呼ぶことでしょう。古さを全く感じさせない粋な映画です。正しく傑作ですね! [DVD(字幕)] 9点(2003-11-22 18:29:13) |