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プロフィール
コメント数 206
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/22117/
年齢 43歳

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41.  魔女の宅急便(1989)
「確かにこれは子供向けでしょうね。ある程度の大人なら、見るのはちょっと退屈かも知れません」・・・これは今から3年以上前に投稿したレビューの最初の2行ですが、今は僕はそう思いません。確かに物語は明らかに、「13歳(特に女の子)」に向けて作られていますが、内容は大人にも十分訴えるものも持っていると、今はそう感じます。  これから働こうとしている人としてキキが描かれている限りで、この作品はキキと同年代の(そう遠くない将来に働くことになる)子どもたちへの「応援歌」であると同時に、働き始めて仕事上の苦難に遭遇し、周りの暖かさに支えられてそれを乗り越えていくキキの様子に注目すると、これは現在働いている人たちへの「応援歌」とも言えると思います。  生きている限り、人は必ず自立し、働くことになります。僕はこの作品に、そういう「これから働くことになる人、そして現に働いている人」たちを、静かな説得力でもって力づけてくれるような暖かさを感じます。  「神様か誰かがくれた力なんだよね。おかげで苦労もするけどさ」・・・ウルスラがこうつぶやくまでのあの一連のシーンを見ると、いつも僕は、「働くこと」、しかも「自分の能力を生かして働くこと」が、何か特別な、まさに神秘的なもののように感じます。   <追記>母親のホウキを使って、特に何も考えずに飛んでいたキキが、深刻な挫折の後に、仕事のため、そして友を助けるためという自立した意志を持って、ホウキの代わりにデッキブラシで飛ぶ・・・今回見直してみて、このキキの変化にとても興味が湧きました。デッキブラシは荒々しく、キキの乗りこなしも不器用です。しかしキキは、それでも一生懸命にデッキブラシにしがみついている・・・もしかしたら監督は、このようなキキの姿に、自立し始めた若い人たちの荒々しさ、不器用さ、そして一生懸命さを投影させているのではないか、そう思いました。
[地上波(字幕)] 9点(2002-02-11 17:01:21)
42.  天空の城ラピュタ
もう今までに何回見たかわかりません・・・この先どれだけ僕の感受性が擦り切れても、この映画だけはいつまでも好きでいると思います。
[地上波(邦画)] 10点(2002-02-11 16:38:31)(良:2票)
43.  フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 
前半の訓練所で、教官がやたらと新米たちを「お嬢さん」などと呼んだり、「微笑みデブ」レナードが、失敗するたびに指をしゃぶらされたりする場面がしばしば出てきますが、今回見直してみてようやく(苦笑)その意味がわかったような気がしました。つまり新米は「女」でしかなく、ましてや無能力者はそもそも「子供」でしかないのであり、つまりは「男扱いされない」ということだったのですね・・・訓練所で新兵のこういう「女性性・幼児性」を見せ付け、屈辱を味わわせ、それをバネにして一人前の兵士、つまりは「男」に仕上げて行くという訓練の一面が、今回見直してみて見えた気がしました。他にも、「性」、「神」、「思想(自由、資本主義)」、そして「愛国」といった要素が見えますが、一人の人間を「殺し屋」に仕立てるには、何とも数多くの後ろ盾が必要になるみたいです。
10点(2002-02-11 16:31:24)
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