41. オープン・ウォーター
《ネタバレ》 実話かどうか、なんてことは関心事ではない。恐さを煽るリップサービスみたいなもんだからね。それにこれはサメ映画じゃないしね、広いがゆえに恐ろしい、という密室ホラーの逆を追求した映画。二人きりで取り残されて、うっかり眠って目が覚めたら隣に相手がいない!なんて恐いよー。 [DVD(字幕)] 8点(2006-04-02 23:35:31) |
42. キャプテン・ウルフ
予想していたよりは随分面白かった。無難に作ってきっちり笑わせてくれるし。まあ、一切話題にもならない映画だろうけど、子役も良かったし、変な教頭は笑える。 [DVD(字幕)] 7点(2006-03-04 18:04:06) |
43. ローレライ
《ネタバレ》 まったく原作も読まず、知識なしに見た自分が悪いんだな。勝手に”Uボート”のような緊迫したリアルな潜水艦内部のドラマを見られると、勝手に勘違いしてた。あの女の子が登場した時の全てを裏切られたような絶望感・・・。こんな話だったのか・・・。あのN式とかいうちっちゃいのは、ああいうふうにタコ上げみたいに切り離さなきゃ使えないのか?固定でよさそうなもんだよね、人も無駄死にしなくて済むしさ。こういう内容だったらさ、題名も”超能力潜水艦 ローレライ”や”美少女潜水艦 ローレライ”とか、もしくは”ローレライ パウラの潜る船”とかにしてほしい。予告で想像する内容と180度違う映画なんだもの。 [DVD(字幕)] 4点(2006-01-08 11:34:32)(笑:1票) (良:1票) |
44. コーヒー&シガレッツ
おもしろい。最初は期待してたほどじゃないかな、と思ったけどだんだん面白くなってきました。リラックスしてクスクス笑いながら見るのに丁度いい映画だ。しかしトム・ウェイツが演技が上手なのは知ってたけど、イギーがあんなにいい味を出すなんて。ドラマーの話をしたときのあの居心地の悪そうな感じがすっごい笑えるなあ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-07 22:00:08) |
45. チーム★アメリカ ワールドポリス
すっげえ。まじで。世の中のもの全てをコケにしてる。下品で、ほんとにどうしようもなく下品で、でもかなり真実をついている、でもそういうしたり顔で語ることもコケにされそう。パール・ハーバーの歌は笑ったなあ、同感。こんな下品な内容なのに、人形劇としての精巧さには舌を巻く。傑作。 [DVD(字幕)] 9点(2006-01-07 11:54:56) |
46. マシニスト
あのー・・・。無駄痩せじゃないですか?もの凄くびっくりしましたよ、この痩せっぷり、ほんとに。でも内容に全然生きてないよ。こんなに痩せてしまってるのにそこそこ女にももてそうな感じでよくわからん。なんで痩せてなきゃいかんのか。さぞや大変だったろうに、こんな映画で可哀想、とか思ってしまった。痩せネタだったらむしろ”痩せゆく男”の方がシンプルで面白かったよ。 [DVD(字幕)] 4点(2006-01-07 11:43:25) |
47. シンデレラマン
これはプライドの映画だね。男として、父として、妻として、ボクサーとして、マネージャーとして、それぞれの登場人物がプライド(見栄ともいうが)と現実の狭間であえぎ苦しむ。それを馬鹿馬鹿しいと見るか、美しいと見るか。視点によってはどうしようもない男の話、とも取れるし、個人的には共感もできないはずだけど、ボクシングという競技の煽動性、試合のシーンの迫力(ガードの仕方とか結構細かい)という力業で見せる見せる。また、ポール・ジアマッティの好演が光り、いつの間にか感情移入させられてしまった。個人的にはものすごく感動したし、ロッキーよりも好き。事実から考えると随分美化された話になっているようだが、なんともアメリカ映画らしさのある映画だ。 [映画館(字幕)] 8点(2006-01-07 11:34:58) |
48. トリプルX ネクスト・レベル
《ネタバレ》 ヴィン・ディーゼルが出てなくて、しかも日本未公開、ってところでかなり萎えてしまってましたが、そのわりにはそこそこ楽しめました。でも、アイス・キューブは主役としては華がない、というかセクシーさに欠ける。しかもヴィンのザンダーはボラボラ島で殺されただって??エイリアン3並みの乱暴な設定だな!さらにシリーズ化を狙っているかのようですが、興行的にも微妙になってしまったか。ここはヴィンは実は死んだように見せかけて生きていた、という設定で続編作るしかないんじゃないの?? [DVD(字幕)] 6点(2006-01-05 23:27:31) |
49. ビフォア・サンセット
うわっ!切ない。ラストのイーサン・ホークの表情が、もう、切なすぎ。前作が大好きなんですけど、満足のいく続編でした。今回はもっと時間がせっぱ詰まった感じで、一分一秒を惜しむ感じがたまらないです。それにしてもジュリー・デルピーは歌うまいんですね。ギターも音使いがおしゃれ。 [DVD(字幕)] 8点(2006-01-03 11:19:42) |
50. フォーガットン
演出、役者は悪くなかったので、頼むからこういうオチであってほしくないなあ、と思ってたらそういうオチでした。 [DVD(字幕)] 5点(2006-01-02 23:52:47) |
51. ランド・オブ・ザ・デッド
怖いかどうかと言われるとあまり怖くないんだけど、ロメロってとってもしっかりと映画を撮る人だなー、普通に(いや、ゴアシーン満載で普通じゃないんだけど)面白く見られる映画でした。デニス・ホッパーが出ている事と、川からぬーっと顔を出すゾンビがなにやら”地獄の黙示録”風であるとか、”あのころ”の映画を思い出させる部分もありながら、ゾンビの進化、という新しい味も加えている。そして何より、周りを見て見ぬふり、の人間批判も色濃く正にロメロのゾンビ。”ショーン・オブ・ザ・デッド”の監督が鎖につながれて写真を撮られるゾンビを嬉しそうに演じております。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-02 23:33:05) |
52. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
これは拾い物ですなあ。思わず人に”ねえねえ、これ見た?”と勧めたくなる一本です。ストーリーのおもしろさとラストの切なさでなんだか2倍得した気分ですよ。ちょっとドニー・ダーコを思わせる。 [DVD(字幕)] 8点(2006-01-02 23:19:09) |
53. キング・コング(2005)
おもしろい。前半が長いと言われるけど、結構好きだったな、前半。ジャック・ブラックがいい味だしてるし。ストリップ劇場の前でのナオミ・ワッツとの出会いのシーンとかの演出がいいな。自分の欲求のために暴走するジャック・ブラック扮する監督は息絶えたコングの姿に自分を見たのでしょうね。島での恐竜や虫との闘いのシーンの変なしつこさはやっぱりブレインデッドのPJ。大笑いして楽しみましたよ。 [映画館(字幕)] 8点(2006-01-02 23:12:13) |
54. SAYURI
途中までは結構面白かった。日本俳優陣もいい味だしてたしね。置屋が燃えるまではある意味スポ根っぽく楽しめるけど、それ以降が退屈。結局のところ”少女漫画みたいな話”だったなあ。もしくは足長おじさんか。前半、”日本語”としての”英語”は違和感なかったんだけど、あのアメリカ将校みたいなおじさんとの会話は何語なんだい?SAYURIが英語しゃべってたの? [映画館(字幕)] 5点(2006-01-02 23:02:04) |
55. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
EP1で期待を裏切られて、いやいやまあいいじゃない、と余裕ぶっこいたらEP2は 繰り返し見れば見るほど酷さがにじみ出て、これはもう別物と思うことにしようと 思ってました。のであまり期待せずに見ましたら結構面白かったですね。1,2で 消えうせたかのように見えたSWシリーズの魅力である”魅力的なキャラクター” そして”印象に残るセリフ”が結構蘇って来てうれしい。1でのクソガキ、2での わがまま青年アナキンは(ヘイデンは大根役者なのかと誤解しそうになった)、 今回心の葛藤もある程度説得力を持ち、ルックスも危険な感じで格好良くなった。 前半のドゥークー伯爵との決闘シーンはEP6のラストの伏線となるように作られ、 ようやくこのシリーズの意図が見えました。アナキンが犯した過ちを同じような 状況でルークは乗り越えていくのか、という形で見ればよいわけですね。 イワンの悲痛な叫びは結構心に響くし、予想通りのラストシーンも良いのでは? 結局DVD全部買ってあるけど、どうせ特典付きのすげえBOXセットが発売 されるんだろうなあ。 [映画館(字幕)] 8点(2005-06-26 17:27:36)(良:1票) |
56. モンスター(2003)
C.セロンのメイクはジョン・ヴォイトにしか見えず、さらにはぼってりとした体型と ガサツな仕草、喋り方で本当はどんな顔してたかも思い出せなくなってしまった。 女優魂を感じる作品。力のある映画だが、少々綺麗事のようにも思える。 [DVD(字幕)] 7点(2005-06-16 22:34:48)(笑:1票) |
57. スウィングガールズ
ありえねー!!!っていうのが無粋だというならばもっと 演出をケレン味たっぷりにして非現実さを良しとするような ものにするべきだ。ウォーターボーイズもそうだが、本当の意味で テーマとなるもの”シンクロ”せよ”ビッグバンド”にせよ、 それに対する愛が薄っぺらなのだと思う。だからこそ場当たり的な ギャグで笑わせようとするのだと思う。笑えないし。きっと 彼女たちの本当のドキュメンタリーを見たほうがきっと感動する のだと思う。監督自身が楽器を演奏できた時の喜びを全く理解して いないのか、それともそういった過程に面白さを感じていないのか 腹が立つほど音楽の楽しさを感じさせてくれない。 ”スクール・オブ・ロック”のロックに対する愛の足元にも 及ばない、なんとも音楽、映画双方をなめた作品に仕上がっている。 [DVD(字幕)] 1点(2005-05-15 21:13:58)(良:3票) |
58. ウィスキー
この3人の役者の演技に脱帽!特に女優の細かい表情がいい! 動かないカメラで同じカット割で平坦な日常を見せるもころが凄くいい。 特に二つ目のスィッチを押したところで階段を上っていく、というところまで 毎日が同じタイミング、ってのが、若い監督なのによくこういう演出ができるなあ。 偽装結婚のはずが次第に愛が芽生えてハッピーエンド!ってな感じの ハリウッド的なノリを一切排除しているのが心憎い。リアルでいい映画です。 [映画館(字幕)] 8点(2005-05-15 18:04:08) |
59. ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
シャイニング、シックス・センス、それからヒッチコックの雰囲気を合わせた ような映画。オチは読めるが、久々に気合の入った演技をするデ・ニーロを 見ることが出来て安心した。しかし、ダコタはなぜ”チャーリー”を受け入れて いたのだろうか、疑問。よっぽど愉快な奴だったんだろうか、チャーリー。 見たかったな、仲良くしている間のチャーリー、きっとある意味めちゃ怖いと 思うんだけど。 [映画館(字幕)] 6点(2005-05-15 17:57:59)(笑:1票) |
60. 海猫
《ネタバレ》 俺はいやだよ・・・。こんな不可解な行動ばかりとって感情移入できない 登場人物ばかりの映画を見つづけるのは。俺はいやだよ。 薫の弟なんか特に気持ち悪くてむかつく。なんなの、あいつ。 身投げしたときは普通車から飛び出してくるだろう、あんな車の中で クラクションならしてる場合じゃねえって、騒音おばさんかっての。 大体冒頭の婚約破棄からしてなんだか唐突で理不尽だし。失語症 になった意味はあったのか、とか全てが理解できん。佐藤浩市だけ なんだかまあ典型的だけど理解可能かな。 せめてもっとエロで楽しませてくれれば救われるのだが。がっかり。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-05-15 17:46:23) |