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41.  籠の中の乙女 《ネタバレ》 
なんかすごい映画観ちゃいました。 あの一家の成り立ちはこれといって説明はなく、父親のための理想郷、カルト教団みたいです。 父親のそれはモラハラ、DVの典型と言ってよく支配者、暴君、そして変態です。奥さんも子供たちも洗脳され、 暴力性もきちんと受け継がれている。子供たちは全て養子なのか?正式じゃないかもね、 名前が無いし証明書、いわゆる戸籍も無いかもしれない。  3人の子どもたちに対してはまるで犬を飼育しているような感じなんですが、肝心の本物の犬は思うようにならず しつけをする学校に預けていて、子供達には名前が無いのに犬には名前があるという不思議。 しかしどんなに名前を呼んでも犬は知らん顔で近づきもしない。犬の方が見抜く力があるってことだと思います。  思春期になり息子にだけは性処理の相手として外部の人間をあてがう、男は知らなくてもそれが必要で女には必要ないというのがこの暴君の価値観なんですな、しかしこの性処理女がきっかけで一家のバランスが崩れる 長女が一気に目覚めるきっかけになったのが「ジョーズ」「ロッキー」「フラッシュダンス」という年代的には古いけど もろハリウッド製娯楽映画というのがなんか可笑しい。へんな替え歌にしてへんなダンスをする音楽が シナトラが歌う「Fly Me to the Moon」これもアメリカが誇るシンガーと楽曲、アメリカものって良くも悪くも刺激が強いってことでしょうかね。  「犬歯が生えかわれば外へ出られる」絶対にないことなんですけどね、それがわからない。車のトランクに潜り込んだのはいいけど恐怖からなのかひとりでは降りられないという洗脳からなのか、トランクは開かないままでした。 とにかくエピソードのどれもこれもが、普段は意識してないけど「なるほどそうなるのか、そういうことだろうか?」とこちらに考えさせる、想像させる、気づかせるが満載でして、カンヌの「ある視点」で受賞したのも頷けます。 変な映画、奇抜な映画としたら庭の風景、室内の清潔感と穏やかさに対して内容はかなりシュールで 怖さもあってなかなか良いと思います
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-11-20 14:40:05)(良:1票)
42.  月に囚われた男 《ネタバレ》 
イギリス映画なんですね、イギリス映画はそれがSFでも風刺とユーモアとペーソスに溢れた映画になるんですね、SFは好まないけどすんなり観られました。邦題がサエてると感じたのも本当に久しぶりです。 別にクローンに作業させることはいいんですよ、でもなぜあのような記憶を?なにかとても残酷じゃないですか?ひとりめのサムが「帰りたい」といって泣くシーンは切なすぎてもらい泣きしそうでした。 宇宙飛行士ではなく、月で採掘作業をする労働者階級なんですよね。こんなところもイギリスらしいです。音楽も好みでした。 ラストは企業が告発されるんですが少々ストレートすぎかな、もうひと捻りあるとよかったです。 ガーティは通り一遍じゃない泣かせるいいヤツでした、声はケヴィン・スペイシーなんですね。 コレいい映画だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-05-18 22:32:21)
43.  グッバイ、レーニン! 《ネタバレ》 
思えば1989年というのは公私ともにいろいろと変化がありまして個人的にも転機の年でしたねぇ。 なんていうか、お母さんの嘘が事の始まりになったのかなあ、子どもたちにも言えないほど怖かったんでしょう。秘密警察なんていうのもあったし、熱心に共産活動をするのも自分と子どもたちを守るという理由が大きかったのかなと。 息子の気持ちはわかるんですが、嘘をつき続けていることに少々もどかしさを感じたのは正直なところです、特に父親と別れた経緯がわかった時点でもういいんじゃないの?と思ったんですけど、息子の用意した嘘のニュースを信じているふりをして騙されたまま逝くというラストは慎み深くてよかったです。「素晴らしいわ」という言葉がとても印象に残ります。 お母さんに壁がなくなったことを打ち明けるララがすごく可愛らしくてほっとする存在でした。 こういうタイプのドイツ映画って珍しいですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-09 14:57:24)
44.  エスター 《ネタバレ》 
怖いというより、あの夫婦の無力さが歯がゆいったらありゃーしない。 最初からヘンじゃん、エスターという子は。 末っ子のマックスが登場人物の中でただひとり、エスターに対抗できるって感じがしました。 何もないのになんかあるような思わせぶりなシーンが何回かあってそれが少々くどいです。 既に二人の子がいるのに何を好き好んで?しかもあんな大きな子、特に問題の無い子でも難しいのに情緒不安定気味の母親に里親は無理なんじゃないですかね。 だいたい旦那の浮気、死産、アルコール依存という過去がある夫婦。でもあの、時と場所かまわずなイチャツキぶりが嘘っぽいというか不自然なんです。 で、旦那はこれといった反撃もできずにあんなことになっちゃって、母親は吹雪の中、携帯片手に猛スピードで運転。 警察が駆けつけてるのにエスターを放置して警官のいない所へ逃げるってどーゆーこと? なんかあちこち噛み合ってないなあという印象で、とにかく幼い子に発砲させるという非道ぶりはいただけません。 エスター役の子も大丈夫なのかな、とんでもない役でしたね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-24 16:14:33)(良:1票)
45.  ぼくのエリ 200歳の少女 《ネタバレ》 
以前からいろんな洋画専門チャンネルでわりと途切れることなく放送していたように思うんですが、この邦題から抱くイメージだけで観る気が湧かなかったんです。「悲しい子どもの映画」ぽいのも避けてた理由かな。  北欧の雪景色が美しいです、そしてオスカーの肌の白さと唇の赤、ピカピカのブロンドの髪。 雪の中に映えるんですよねー。 両親が離婚しているオスカーは時々父に会いに行き、父と過ごす時は12歳の子どもらしい表情なんですが、男が訪ねてくることで雰囲気が変わる。ひょっとして父親はゲイなのか? そしてエリ、どこから流れて来たの?と思えてしまう。とても北欧の女の子って風貌ではない。 どちらかというとラテン系の男の子みたいなんです。そうなんですよ、最初からエリの顔つきが腑に落ちないというか違和感なんです。で、観終わってからネットで検索してみたら・・・あのボカシ。。。本来ならあのシーンで判明するとこだったんだ。 エリと二人で生きることにしたオスカーもホーカンのようになってしまうのかしら。 陽射しが暖かそうな明るい列車内のラスト、哀しい関係だなあと思いながら観終わりました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-18 22:09:45)
46.  グッドナイト&グッドラック
録画してから3~4年たってやっと観賞しました。 「赤狩り」なんですけど、古き良きアメリカの雰囲気が出ていて、過剰な演出も娯楽性もなく淡々とした史実に基づいた映画という感じでとてもクールで知的。バーで談笑しながら仲間と飲んでるシーンは粋です。デヴィッド・ストラザーンがかっこいい、特に目がいいです。 「ER」のロス先生で知ったジョージ・クルーニー、あの風貌といい個人的にチャラいイメージがあるんですが、面白いとは言えなかったけど「コンフェッション」とか、映画の題材を選ぶセンスはかなりイイと思います。批評家たちにけっこうウケがいいんですよね、確か。やっぱり録画したまま未見となってる「ミケランジェロ・プロジェクト」あるから近いうちに観てみよう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-08 13:37:10)
47.  マイレージ、マイライフ 《ネタバレ》 
なんか皮肉満載の映画。クビにされるのに「これはチャンスだ」なんて言われて真に受ける人はまずいないし、解雇宣告をネットでオペレーター任せにしようとしたナタリーは自身がメールで彼氏から別れを告げられギャン泣き、妹カップルのパネルはスーツケースからいつもはみ出してる。 そして主人公ライアンは何も変わらず解雇宣告というイヤな仕事を続けていく。 でもラストは迷いはないけど空虚で寂しげで、1000万マイル達成も身軽さも行列に並ばなくていいことも荷物検査の全て心得た素早さもライアンには意味のないことになってしまったみたいで、テンポがよくてコメディぽくさらっと観られる映画だけど何気に辛口だなあと。  何かに目覚めてシカゴへ飛んでいくライアンなんですが、そうなる根拠がよくわからなかったですね。ノリはいいけど素性がまったくわからないアレックス、なんでアレックス??どこでそうなるのかと。 この展開が意外だったんですが、オチがあれだったんで納得しました。 観やすいけど個人的に共感できる映画ではなかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-03 15:15:45)
48.  JUNO/ジュノ 《ネタバレ》 
語り口が新しい16歳の高校生の女の子の妊娠出産モノでした。 普通に学校もそのまま出席してるし大人は誰も怒ってないしアメリカではこういうケースも普通にあるってことなんでしょうか。 改まって話があると言われ退学かドラッグと予想する父親と継母なんですが、妊娠とわかり相手がブリーカーと知ると 「ヤツにできたんだ・・・」と。ソコ?そこいくんだって具合です。でも可笑しい。  で、里親に決まったリッチな夫婦マークとヴァネッサ。 マークは若いジュノの感性が刺激になって、諦めたはずの夢に挑戦したくなったようで家を出てしまう。 子どもを切望していたヴァネッサにけっこう気を遣って合わせていたんだなってことがわかるんです。 マークが出ていこうが母親になることを諦めないヴァネッサ。里親になる夫婦の方がリアルに描かれているように思えます。  重くなりがちなテーマなんですが悪い人がひとりも出てこないし、これもひとつの選択なんだなと素直に思えました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-23 19:01:34)
49.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 
たぶん、20代~30代に観たなら「あ~~面白かった~~」になったと思う。 そこそこ楽しめたけど、単純にエンターテイメントを面白く観られたとは感じないのは 自分がそれだけ年取ったんだなあと感じる。  まずラスト近くでそれまで観ていたものが、光GENJIのメンバーへのファンレターだったというのが わかった時、なんかもうほんとにチカラ抜けた。最後まで救いのない展開、最後はジャニオタかよって感じ。 思い込みの激しい病的な依存型の人間であり、ここまでの自尊心の無さってどういうもの? 人に喜んでもらえるからと体に染みついた手段があの変顔、痛々しい限りです。 不倫相手の家を訪ねて奥さんを確かめて「勝てる!」とかあり得んだろ。 松子はストーカーになりやすい人です。  殺人を犯して死ぬつもりで逃げておきながらちょっと優しくされた男と あっという間に寝る女、誰もいなくなったらゴミ屋敷で食べまくり飲みまくりでブクブク太る。 そうなったのが幼少期の父との関係に原因の一端があるのはわかるけど、松子はうまくいかなくなると 「なんで?なんで?」のみでそこから先に進まない。客観視とは無縁で自己のない人。 殺人をしてしまう時点で人としてアウトです。  こういう女の一生を悲惨にならずポップな昭和レトロな映像でコミカルに仕上げた手腕は大変良いと思います。 が、良質のコメディになったとは思わないの。表現の仕方がちょっと平坦すぎるかな。 あのファンレターどっかの出版社にでも送った方がよかったなと観終わった後に最初に思ったのでした。  中谷美紀の美貌と演技にプラス。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2018-12-09 17:52:59)
50.  手紙(2006) 《ネタバレ》 
山田孝之主演じゃなかったら観てなかった。  自分は何もしていない、強盗殺人犯の弟という理由で差別を受ける。 それでもなんとか普通に生きていこうとするけど、それがそうはならない現実。  まず、前半の兄からの手紙の内容がなんてことはない近況報告で「だからなに?」と思い、 大学受験を諦めたことにショックだと言ってることに怒りをおぼえた。 「そうなって当たり前じゃん。にーちゃん、あんたのせいです!」と。  かき氷のいちごかレモンの件でついに怒り爆発した弟に、怒るの遅いよとも思った。  犯罪者の弟として背負ってしまった人生をこれでもかと描いていく。 自分の娘に差別が及ぶとなり、ついに弟は兄を排除する。朝美の父親と同じです。  ラストの兄の姿はあれで当然です。6年も経ち弟に絶縁宣言されて初めて気付く自分の罪。 一生罪の意識と贖罪の気持ちを持ち、許されることなど期待してはいけないと思います。  これは差別をテーマにしている映画ではないですね。 被害者の息子に会いに行く弟、そして「もう、終わりにしましょう」「お互い長かったな」と言われ 号泣する弟、もうココでしょ。私もココで号泣しました。ココで終わってほしかったなあ。  ラストの慰問はそれでも血の繋がりは切れないということなのかな。 ただねーなんで漫才師なんだろ?そしてラストに流れる「言葉にできない」で興ざめしちゃったわよ。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-11-02 22:43:07)
51.  ママの遺したラヴソング 《ネタバレ》 
ストーリーについては観てる方が知りたい、はっきりしてほしいとこがイマイチなんですけど 二十歳の頃のスカーレットのかわいらしさとトラボルタの演技でラストまで引っ張られました。 パーシーはどうしてママと離れなければいけなかったのか、そこが最初から知りたかったとこです。 朝から飲んだくれの同居人、そこから察することになるんでしょうね。 女一人と男二人のつかず離れずな設定の映画はなかなか面白いものです。 トラボルタのこの役どころ、少々肉付きがいいのは気になったけど、ちゃんとダンスシーンが あるのが良いですね、彼のダンスはいつ見てもいいです。 やけに人がいないニューオーリンズの街並みが登場人物たちの背景を物語るような雰囲気があるけれども 荒れたママの家がだんだん人が生活する家らしくなっていく、ラストのリビングのシーンがパーシーの「今」を 反映しているようで清々しい。 全編に流れる音楽もよかったです、なんだか久々に掘り出し物に出会った気分。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-06 12:40:48)
52.  96時間 《ネタバレ》 
リアム・ニーソンてこーゆー俳優でしたっけ? スティーブン・セガールの沈黙シリーズを彷彿とさせる本作、お父さんが強いわ強いわ  17歳の娘はU2のおっかけするために海外へ行きたい、しかし実父にはパリで美術館巡りと嘘をつき 許可証にサインさせる、実は母親も継父もそれを知ってて金出すって?! ヤボは承知で言うけど、娘が誘拐されるきっかけが粗いといいますか、なんか腑に落ちないんだよねー 娘と母親と継父にはたっぷり反省してほしいところだけど、そんな描写は無しだし  まあ、悪い奴らをバッタバッタとやっつけていく爽快感は充分なんで、それを味わう映画なんでしょうな。 続編を観る機会があれば見届けたいと思います 究極の親バカ映画です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-16 11:44:53)
53.  イースタン・プロミス 《ネタバレ》 
ひとことで言って、めちゃくちゃクールなバイオレンス映画。 けれど、14歳で死んだロシアの少女の日記がオープニングからラストまで語られるとこから ロシアンマフィアの実態とか現状を世に知らしめようという意思が感じられて 単なるバイオレンスじゃなくきちんと社会派映画になってると思う。 タイトルの「イースタン・プロミス」意味が人身売買だそうで、もうこれだけで問題提起は何かが わかるし。  俳優も物語の進み方も無駄と感じる所が一切なく、へんな娯楽性もなし。 バイオレンス映画、しかしそれを欧州のなんとかって監督みたいに「世の中、人間なんてこんなもん」的に 描いてないとこが良いです、グロいシーンもあるけど暴力を否定的に描いてると感じます。 特にヴィゴ・モーテンセンの、いいやつなのか非道なヤクザなのか・・・というキャラといい所作といいサイコーです。 全編、物凄い緊張感。安定のヴィゴの最高にシブイ演技。観てよかったー。
[DVD(字幕)] 9点(2017-06-23 10:01:38)(良:1票)
54.  スペル 《ネタバレ》 
はい、本当に久しぶりにこの手の映画を観ました。 呪いを解く方法が出てきたとこからかなり前に観たスティーブン・キングの「痩せゆく男」が フワーっと思い出されました、クリスティンも昔は太ってたらしいしね。  なんていうか、仔猫ちゃん・・・とばっちりもいいとこじゃん、いちばんの被害者です、かわいそうに 最初は逆恨みも甚だしい気持ち悪いばあさんなんだけれども、仔猫ちゃんの件からどっちもどっちみたいに思えまして、 「情けは人のためならず」「人を呪わば穴二つ」なんてことわざも浮かんだのでした。 呪いのボタンを渡された相手がこともあろうに婚約者・・・仔猫ちゃんの呪いですな、安らかに、合掌。。。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-10 15:07:25)
55.  Jの悲劇 《ネタバレ》 
ひと言でいうと期待外れ いい俳優は出てるし、オープニングの気球のシーンもよかったのに。 生物学なんちゃらの理論とか神とか、同棲中の彼女は彫刻家だったり なんかそういう小難しいことを絡めて知的レベルの高い映画を装ってる感じがイヤです  観てるうちに「ドリームハウス」とか「パッセンジャーズ」とかそういう映画が頭をかすめたわけですが なんと、いっちばん単純な展開、結末だったことにいちばんびっくりした次第です。 気球のシーンとその後の展開のバランスの悪さよ 観終わったあとで、オープニングシーンが非常に無駄だったように思われたのでした、残念!!
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-12-07 20:29:26)
56.  その土曜日、7時58分 《ネタバレ》 
うん、なかなか見応えのある映画でした。 あの両親も元々シロウトじゃないんですね、二人の息子たちは全然似てない ダメ男ていうのは共通してるけど。 大金を得るための思い付きみたいな犯行、それが思いもよらない悲劇へ。 「ファーゴ」とか「シンプルプラン」とか思い出したのでした この作品は親子兄弟の関係が描かれていて、やたら仲の良いラブラブな両親、 それはいいけど息子たちへの関心の無さね、長男の劣等感やチャラい次男のいい加減さ そういうものがしっかりこちらに伝わってくる。だからこっちものめり込めるわけです。 俳優たちの演技も最高、イーサン・ホークの歯がゆくてイライラする演技に感心しました 傑作!!
[CS・衛星(字幕)] 9点(2016-04-07 00:00:59)
57.  サブウェイ123 激突
なんか「ふーん、そうですか」って感じで面白くないです。 人物描写や背景が粗いです、だから入っていけません ほんと、これぞまさに暇つぶし映画です。デンゼル、太り過ぎー
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-03-14 18:16:19)
58.  めがね
「かもめ食堂」には憧れたけど本作はそれはなかったです  携帯も通じない南の孤島が大の苦手で行ったことも行きたいとも思わないのが その理由のひとつかも。  ねらい過ぎなんじゃないかと、「かもめ食堂」にあったさりげなさとか 心地よい人との距離感が私的にはあんまり感じられなかったです、あざといかな(笑) あと登場人物にそこはかとなく漂う翳りの部分もなかったのがちょっと物足りなかったのかも 「たそがれる」ことって意識的にすることですかね?  本音を言えばあんなふうにふらっと孤島に現れて日常を忘れ たそがれるってことは非常に贅沢なことだと思います。  ただフードコーディネーターの飯島奈美さんによるごはんは 本当に美味しそうです。 鮭の塩焼きとか目玉焼きとかごくごくシンプルな料理が あんなに美味しそうに感じるのがすごいなと感心
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-05-25 12:53:46)(良:1票)
59.  アメリカン・サイコ 《ネタバレ》 
80年代が舞台なんですよね この時代は物質的に満たされた時代で、築かれたものの上に次世代があぐらをかいて調子こいてた時代という イメージがあります、私もあぐら組の年代だけど。 あぐらかいてるから90年代になって破綻したんですわ。  なんかコメディなんですけど、名刺バトルが面白すぎです。 観てるうちに伊藤英明のハスミンを思い出したのでした なんだかんだいっても生身の人間との直接コミュニケーションができただけまだマシかもね 今はそれもなく、こういう妄想に浸って現実との境界線がわけわかんなくなる人がいるわけだしね。 制作は2000年なんですか、21世紀への希望とか期待とか教訓の意味もあったのかな?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-04-29 14:01:53)
60.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 
全く予備知識なしで観ました。まずキャスティングが魅力的で、デヴィッド・ボウイが登場した時はなんかうれしかったです、相変わらずミステリアスで人間ぽくない人ですね。  観終わって思ったことは早い段階でアンジャーの瞬間移動のタネあかしをしてたんだってことです。 ああまでして知りたかったボーデンの瞬間移動のタネが。。。実はシロウトでも思いつくような単純なものだったんですが、アンジャーは人が思いつかないことにちがいないと思い込んでるし、「なあんだ~そうだったのかぁ~~ま、そんなとこだわなぁ」なんて言われることがわかってるからか、頑なにタネあかししないし。 意地と執念の極地、行き着いた先はなにかやるせなく、むなしさを感じるラストでした。 19世紀にクローンが登場するのはいかがなものかとは思ったけど、ダークでミステリアスな見せ方や映像がよかったです。飽きないしテンポはいいしなかなか見応えありました。 発想着想が面白い映画だと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-29 21:21:51)
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