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コメント数 783
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41.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
オークにも種類の変化を付けているというのは好感が持てる(モリアのオーク・ウルクハイ・ゴンドールのオーク)。トロルにも有るみたい(山のトロル・オルクハイ)。そういった細かい所にも演出が配慮されていることは非常に好ましく、戦闘シーンを飽きさせない為に講じられた効果的な手段であると思います。 「二つの塔」では豪快なセットの素晴らしさも目に付いた。エドラスの壮大なセットやヘルム渓谷の重厚感溢れる巨大セットは、フルCGで作られがちな最近の作品には無い迫力が思う存分堪能できます。 音響も素晴らしい。特にヘルム渓谷のシーンの重々しい雰囲気は“音”の効果が絶大であり、合戦シーンの質を最大限にまで押し上げている。最近のハリウッド大作といわれている「アレキサンダー(制作費200億円)」やキングアーサー等とは比べられない迫力である(映像センスが違う)。 ただ、チョット主人公達(アラゴルン+レゴラス+ギムリ)強すぎない? 暴れん坊将軍や水戸黄門のように敵をバタバタ殺しまくるし、ほぼ無傷なんだもん・・・。生と死の狭間的な緊張感は皆無だね。この作品の最大の弱点だと思う。 あと、忘れていけないのが何と言っても追加シーンの存在価値なのですが、全体的に不必要なシーンが多かったように思える。崖を降りるフロドとサムのシーンはいらない(エルフのロープはゴラムのクビを括るシーンにより存在が発揮されている)。エオウィンの不味いスープのシーンもいらない(緊迫感が崩れる+アラゴルンの年齢などどうでも良い)。ゴラムがレンバスを食べるシーンもいらない(食の好みの違いに対する演出は後のウサギのシーンで語られている)。エントの水のシーンも不必要(当面意味が無い)。メリー&ピピンのアイゼンガルド食料庫のシーンもいらない(王の帰還の冒頭のシーンだけで十分)。逆に削れるシーンの方が目に付くぐらいです(メリー&ピピン&エントのシーンは大幅に削るべき!)。 極端に言えば、セオデルの殉職+葬儀のシーンと、ボロミア・ファラミア・デネソールの絡みシーン。ヘルムから逃げたウルクハイが森に捕まるシーン・・・以外はいらないのでは!?と思う。マニアには堪らないのだろうが、客観的に見て帰って無駄が多くなったような気がする。
6点(2005-02-18 10:18:31)
42.  スパイダーマン2
CGキャラというのがバレバレなスパイダーマンが残念である。多額の制作費をかけているのだからもう少し違和感の無い完成度を期待したのですが、前作よりも“CG丸出し感”が目に付いた。特に電車のシーンがね・・・。 ただ、この作品の最も良い部分である“キャラの楽しさ”は相変わらず良い感じ。前回のグリーンゴブリンも良かったけど、今回のドック・オクはもっと面白いキャラである。ランニングシャツの小太りなオッサンにハイテクなアームが付いているというミスマッチがたまりません! 対スパイダーマンとのアクションシーンも構図的に面白い。 あと、細かい所でもチョットした笑いを入れているのが心憎い。特にピーターのパートにはコミカルなシーンが多々施されているので、アクションやドラマ(結構重い内容でもある)の合間のエンターテイメントとして気持ちよく見れる所は流石である。 既にこの作品は続編の制作が決定しているので、どのようにラストに持っていくのか楽しみである。当然、続編にかかる期待は大きくなると思うのですが、ニューヨークのビルを飛び回るシーン等には、少し“飽き”が来る頃です。そのあたりを続編でどういう風に工夫するのかが勝負だろう。
6点(2005-02-16 09:23:17)
43.  デイ・アフター・トゥモロー
観賞する前に皆さんのレビューを拝見しました。「ドラマ性に乏しい」という意見が多数を占めていたので(可成り厳しい意見も・・・)、余程ひどい出来なのかと思っていましたが、然程そのようには思いませんでした。確かに「ディープ・インパクト」のように多彩な登場人物による物語は描かれていませんでしたが、この手のディザスター・ムービーというジャンルの場合は十分に許される範囲内である。それを考えると「ディープ・インパクト」はいかに秀作だったかということが分かります。 先進国(アメリカ)が発展途上国(南米各国)に救われるシーンや、ガソリンをまき散らす車を破壊しまくる描写など、皮肉混じりに環境破壊への警告を発しているし、自然災害の恐ろしさも表現できている点では一見の価値は十分に有ります。 ただ、本格的な問題点もいくつか有ります。皆さんが一様に言われている日本の描写の酷さは、わたしも全くその通りだと思いますし、正直ニューヨークがパニックになる様子は飽きてきました(ロサンゼルスなどの被害も有るには有りましたが・・・)。 CGによる映像にも少し物足りなさがのこる。引きによる映像は確かにリアルで素晴らしいのですが、画面から飛びださんばかりの迫力シーンもエンターテイメント性を活かす意味でも是非盛り込んでもらいたかった。
6点(2004-10-03 10:24:03)(良:1票)
44.  スパイダーマン(2002)
お金かけてるだけあってグラフィックは凄いです。ストーリーは単純そのものなので、アトラクション感覚で見るべき作品ですね。 キルスティン・ダンストがけっこう叩かれていますね。“ヒロイン=美女”という古い図式に当てはめると物足りないのでしょう。 スパイダーマン自身も生身の人間っぽいところが随所にあって、無敵の強さは有りません。完全無欠のヒーローが好きな時代遅れの人間が見ると、これまた物足りないでしょう。 細かい矛盾もちらほら有るが、アメコミの映画化なのでムキになってツッコミを入れるとアホと思われるのでやめときます。  それにしても、日本のヒーローものって「ゴレンジャー系」や「仮面ライダー系」ですもんね・・・。個性(アイデア)は無いし、完成度も低い。自分の子供にはあまり見せたくないな。
6点(2004-07-23 16:25:11)
45.  パニック・ルーム
密室に追い込まれた切迫感と、犯人との駆け引き、母娘との関係など、迫力有る演出はなかなかのものです。 離婚により発せられた感情のもつれからか、母娘の関係は決して良くなかったのですが、強盗の襲撃により冷えた親子関係が修復されたのは皮肉な結果である。母親だけでなく、救出に表れた父親を含めて“親の子供を思う気持ち”が切実に表れていたと思います。 ジョディー・フォスターは子役の時から好きな女優さんの一人なのですが、歳をとって逆に魅力が溢れてきていると感じました。逃走シーンや銃撃シーンなども良かったです。 ただ、フォレスト・ウィテカーのキャラからして、最後に見方に回るのが最初から分かってしまった(悪役はあまり見たことが無いので・・・)のが個人的に残念。 
6点(2004-04-07 16:37:34)
46.  ダーク・ブルー 《ネタバレ》 
有る意味「パールハーバー」のような設定なのですが、こちらの作品の方が格段に崇高です。ストーリーはよくある単純なものなのでエピソードの端々は容易に予想出来ますが、男同士の友情という面で内面的な部分を深く掘り下げているところに好感が持てます。 しかしカレルは本当に良い奴ですね。女性関係のもつれから、尊敬する上官・・・と言うよりも親友であるフランタから裏切りを受けてしまいます(フランタにも悪意は無かったが)。ショックを受けて落ち込みますが、フランタが敵機に撃墜されそうになった時にきちんと助けました。ところがフランタは勘違いして、カレルが腹いせに自分を撃ったと言い掛かりをつけます。フランタは自分が勘違いしていたことに気が付きますが時既に遅し、カレルはすねてしまい返事すらしてくれません。カレルとの友情は完全に壊れてしまったと思ったでしょう。フランタは数日後の戦闘で、戦闘機から海に投げ出されてしまい再び死に直面します。しかし、またもカレルは自分の命をなげうってフランタの命を救いました・・・。 こんなにハートの有る友人を持てたら幸せですね。同じ立場になった時、私のまわりの親友達はどうでしょうか・・・、大丈夫!きっと救ってくれるでしょう。もちろん逆なら私も助けますよ!・・・と、そういうことにしときます。
6点(2004-01-29 16:57:19)
47.  ピッチブラック
解明仕切れていない未知の惑星での恐怖を描くにあたり、巨大静物が骨になっていたり、先遣隊の基地が崩壊していたりと、謎の生命への興味をそそるような展開が上手い。昼と夜のコンストラストを平穏と恐怖というテーマに照らし合わせた演出のアイデアが面白いと思います。テンポも良いし、エンターテイメントとしてのストーリー展開はハイレベルです。何も考えずに気軽に見るとかなり楽しめると思います。 
6点(2004-01-22 16:38:52)(良:1票)
48.  ノー・マンズ・ランド(2001) 《ネタバレ》 
戦闘シーンの無い反戦映画としてメッセージ性が非常に重く表現されている。 中間地点で立ち往生する3人の兵士のやり取りを中心に物語は進みます。 常に啀み合っていた2人は、一度は心を通わせる場面が有ります。しかし、心が通じ合いそうになっても戦場という一種狂気に満ちあふれた場所に居ると、その雰囲気や状況に飲み込まれてしまいます。結局2人とも最後まで敵対したまま死んでしまいます。 地雷を踏んでしまった兵士も救出活動の甲斐無く救われないまま最後を迎えます。 戦争の虚しさと人間の愚かさを強烈にさらけ出した作品です。 
6点(2004-01-21 16:02:00)
49.  呪怨2<OV>(2000)
オリジナル1の続編ですが、雰囲気は変わってないので引き続き「気味悪い」です。呪われているというか、取り憑かれている人の尋常じゃない演技は不気味そのもので、やり過ぎな感じさえする。少し1と比べるとネタが落ちたという印象は有るが、大きく息切れしたという訳ではないので優秀という評価を下したい。
6点(2004-01-11 10:51:26)
50.  モンスターズ・インク 《ネタバレ》 
シナリオの設定が非常に奇抜で面白いので、「フルCGで作る意味合い」という点でも筋がとおった作品です。 CG技術もずいぶん高度なものになってきたという印象が強い。特にサリーの毛並みなんかは難しい技術を要すると思うのですが、凄いと思いました。 ストーリーも良く出来ていて、サリーとマイクの掛け合いを通してキャラクターに命を吹き込むことに成功している。見終わる頃にはCGキャラということを忘れそうになるぐらいです。 ただ、別れのシーンはよく有るパターンで、少しお約束的な感じもしました・・・。それでも、非常に上手く最後を締めてるし、その後の広がり(どこでもドア?を修理して再会する)もファンタジーものとして良い終わり方だと思いました。
6点(2003-12-25 18:24:18)(良:1票)
51.  オーロラの彼方へ
タイムトラベルが絡んだ映画は面白く出来て当たり前。タイムトラベルという定番の題目自体が物語を「過去」「現在」「未来」と自由自在に脚本できて思い切った設定に出来るからだ。 この作品はこれまでのタイムトラベルものとは異なり自分では過去に行って行動できない。無線を使って過去の父親と交信して対応をゆだねる。そのへんの設定は新しい感じがする。 過去を変えたことにより息子や他の人々の記憶はどう変化するのか?などややこしい点は置いておいて、緊張感ただようサスペンスに仕上がっている。 「自分勝手に都合よく過去を変えてしまうのは愚考だ」という意見も有りそうだが、もし自分が同じ立場になったらやはり父親を救う行動に出るだろう。正論は必要な時も有るが不必要なこともまれにある。
6点(2003-12-12 18:19:11)(良:2票)
52.  ファイナル・デスティネーション
序盤の飛行機爆発シーンは迫力が有り印象に残る。この映画を見たせいで飛行機に乗ると終始ビビるようになった。夢が現実となり飛行機事故が起きる。その事故で死ぬはずの人間が予知夢のおかげで生き残る。そのため死神は帳尻を合わす為に生き残った者達をに死をあたえる。なかなか見る側をそそる設定である。 殺され方も斬新で飽きさせない。グチョグチョ感が無くサッパリと死ぬので後にも引きませんよ。 グチョグチョでは無いホラー好きの人にはお勧めです。
6点(2003-11-28 19:24:52)
53.  グラディエーター
最後までのめりこんで見れたし、ストーリー自体は復讐もので単純ですが、迫力ある映像も良かった。ただ、ベンハーと比べると、こちらの作品はレベルがかなり下のように思った。妻と子供の描写が足りてないので、説得力が半減。せっかく映像に高貴な印象が強く残っているのに、それに見合ったシナリオに疑問符が付いた。CGの使い方なんかは好きな作品なのだが、やはり実写での迫力には劣りますね。差をつける為にこの点数です。
6点(2003-11-16 17:52:42)
54.  マトリックス リローデッド
マトリックス(仮想現実)という世界は何でも出来る。これは見る側に対してのルールである。「そんな馬鹿な!」と言った時点でルール違反となりイエローカード。「なんで飛ぶねん!」と言ってしまうと即退場させられる。そんな勢いが有る。 オタク監督と言われるウシャウスキー兄弟は、この作品でやりたい放題やってくれた。派手すぎるアクションや難解な世界観に着いていくのは非常に困難を極めるが、理解しようと努力すれば何とかなるものである。「何で映画を見るのにそこまで頑張らないといけないのか?」と言う人!それはまさに正論である。 
6点(2003-11-16 16:21:07)
55.  スウィングガールズ 《ネタバレ》 
ホント。確かに単純極まりない作品で有りまして、フジ系で放送するにはピッタリな軽薄+お馬鹿映画である。ただ、所々に光るモノが有るのも確かで、例えばイノシシのシーンなんてのは効果的に特殊効果が使われていて、一見捻りのないギャグが活性化されています。アームストロングの曲をバックに使ったのも面白いしね。 あと、邦画でありがちな台詞の聞き取りづらさも無いし、素人アイドルの起用も目立たない所には好感が持てる(但し、本仮屋ユイカの演技は際だって酷かった)。『天使にラブソング』のようなアホでも楽しめる古典的な創りも万人受けする理由の一つと言えよう。 ただ、この作品って可成りトントン拍子なところが有りますよ。横断信号のシーンを境に突然に演奏が上手くなっちゃいます。これは劇場番をカットしているのだろうか?その辺は分からないが唐突過ぎます。更に、スーパーで5人程で演奏するシーンが有るのですが、最初のレギュラー5人は練習を続けていたので上達しているというのは頷けるのですが(上記のように唐突ではありましたが・・・)、後からブランド物の服を売って参加した女生徒達が何故上達していたのだろう?これも唐突である。 そして個人的な最大の難点は、またもや竹中直人が出ているところ!飽きたよソノ演技。毎回キャラ同じ。役作りしてないんだもんなぁ。
[地上波(吹替)] 5点(2005-11-06 18:15:04)(良:3票)
56.  フロム・ヘル
ジョニー・デップ、今回はイマイチです。作品のトーンを意識した無表情で抑えた演技には好感が持てるが、滲み出る人間味や男臭さが出ていない。娼婦&惹かれた女性に対する男としての微妙な反応が表現されていないと感じた。 演出面にしても微妙。ダークな雰囲気は出せているが重厚感ががない。馬の蹄の音や足音などの効果音が軽いのが原因か、もしくは音楽が中途半端だからか・・・。演出&台詞も普通なので面白くない。ただ、殺害によるショックシーンや解剖シーンに見られるサイコな描写に見所有り。この手の映画は生々しく殺人シーンを表現することにより真実味や恐怖感が湧いてくるので、これぐらい行き過ぎた描写も必要なのだろう。
[ビデオ(吹替)] 5点(2005-10-03 11:51:17)
57.  エレファント
自分のことを守ってもらえない(構ってもらえない)からと言って他人を殺しまくるという残虐な行為は何を言っても言い訳にはならない。確かに親は子供を保護することは必然だと思うし、師(教師など)は教え子を見守り導くことが大切なことなのはよく分かる。が、“誰かが守ってくれる筈”というのは甘えすぎてはいないだろうか? 結局人間って自分を守りながら生きているのだから(他人のことを第一に考えるという神様のような人も中にはいるかとは思うが)、一方的に社会(傍観者)を恨むのもどうかと思う。 「子供は繊細だから」「若気の至り」という風潮に持っていこうとする行為こそが一番危険なような気がする。
[地上波(字幕)] 5点(2005-06-07 10:07:26)
58.  アイ,ロボット
特殊効果がイマイチですね。ロボットがカチャカチャと軽いんです。最近流行の軍隊シーン(スターウォーズ・クローン~、ロード・オブ~など)&バトルを入れているのですが、どうも感心しない。重みがないんですよね。この作品も昨今のSF物と同じようにCGに頼りすぎているのが問題だと思います。手作り感(セット・クリーチャー・ミニチュア・アニマトロニクス)が少ないのでリアリティーが感じられません。 ストーリーに関してはこれまた最近流行の“人工知能ロボット”ものです。相変わらずのハリウッドのノリで、単に起承転結が出来ているだけの単純極まりないものとして成り立っています。エンターテイメントとして何も考えずに楽しむべき作品です。
5点(2005-03-07 19:00:23)
59.  I am Sam アイ・アム・サム
まず、ミシェル・ファイファーが美しい。演技もその美貌にしっかり付いてきているのが良い所です。 ショーン・ペンの熱演にも驚かされる。こういう役柄って本当に難しいと思います。やり過ぎると陳腐になるんですよね。そのさじ加減が素晴らしい。センスですね。 ダコタ・ファニングは生意気です。が、日本の子役と比べると空しくなるぐらい上手い演技です。 テーマはとても重いものです。親権をめぐる裁判での描写は心苦しくなる程に人が人を痛めつけます。こういう作品はどうしても陰鬱な形で話が進んでいくのですが、一方で、サムやその友人達の無垢(純粋)なやり取りを面白おかしい場面として上手く挟んでいるので滅入ることなく観賞できる。このようにバランスの良い演出が嬉しい。 ビートルズの曲やその逸話の必要性には「?」なところも有るけど、それはそれで良いでしょう。 ただ、ラストシーンは凄く嫌いです。裁判に勝利するシーンをあえて省いて、その代わりに親子でサッカーを楽しむ場面を見せています。それにより自ずとサムに親権が与えられたことが分かるようになっているのですが、チョット盛り上がりに欠けますね。個人的には裁判で親権を勝ち取るシーンが必要だったと思います。その場でなにかサムに気の利いた台詞が欲しかった。少し拍子抜けです。
5点(2005-03-07 18:49:27)
60.  イノセンス
シナリオ、ビジュアル表現の両方で前作を大きく下回っていると思います。シナリオに関しては、前作の世界観と同じものをもう一度謳う必要が無いし、悪の元締めを追いつめるという設定がとても単純なのである。ラストの船上での闘いなどは世界観の狭さを感じずにはいられなかった。ただ、電脳により個人の精神を操られるという恐怖感は前作よりも明確に示されていた。逆に前作の「甲殻機動隊」にはソレが足りなかったのかも知れません(原作には福祉施設襲撃などのいくつかの事例(エピソード)が上げられていました)。それが加味されていればもっと良かったかも。 あと、CGによるビジュアル表現ですが、ハッキリ言って“やり過ぎ”。従来のアニメーションの部分と比べて全く調和がとれていない。皆さんのレビューにも書かれている通り、これは明らかに自分の力量を見せびらかしているとしか思えません。  ちなみにこの作品って、原作の一部のエピソード(草薙素子があまり出てこないエピソードが有る)から引用してますね。
5点(2004-11-01 14:49:59)
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