41. アイ・アム・レジェンド
久々に新しい作品を観た。 面白いと思うのだけれど、周囲の評価はダルダルだという。 そうだろうか?。 この作品は状況を楽しむ映画であって、物語をどうこういうモノではなかろうと感じた。 通常ラストシーンの簡潔さというのは、多数を意識した場合であり、クリーチャー化した人間の悲しみを描いている別ラストシーンは”そちら側”に踏み込めない方たちには理解不能なはず。 妥協したがゆえに本来描きたかったトコロが伝えきれなかった。 ここで多数を切れないのが大バジェット作品の苦しみか?。 難しいところですね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-03 19:26:44) |
42. ブラッド(2006)
つかみは良い。が、なにひとつ盛り上がらずに淡々と進行し、そのままありきたりのラストショットで終わる。謎なのは、何故にある程度の地位を築いている(と思われれる。)ルーシー・リューがこんな脚本で出演しようと思ったのだろうか?という一点に尽きる。 作品そのものよりも気がかりだ。 [DVD(字幕)] 2点(2008-01-01 21:12:26) |
43. スキャナー・ダークリー
選択される作品。 原作を読んでいる人間には場面が面白く、自分が期待しているシーンがあれば名作となりうる。単品として観ればどうしようもなくグダグダで救いようもない代物。どちらにゆれるかはディックをどう解釈しているのか?。或いは知っているのか?。で分かれる。 多分にマニアック。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-01 21:00:56) |
44. ハンニバル(2001)
一体何を描きたかったのだろうか?。リドリー・スコットだけに退屈はしないけれども。スーパーマン的になってしまったレクターが笑えるのならともかく、結局”なんだろう?”というクエスチョンだけが頭を巡る。ような作品。 [DVD(字幕)] 4点(2008-01-01 20:51:57) |
45. ハイランダー2/甦る戦士
この作品くらいからマルケイは自身の映像センスを捨てて、FXに頼るようになった。アイアンサイドだけが救い。ダメになるマルケイを観たいのならこれだ。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-12-12 23:37:54) |
46. ハイランダー3/超戦士大決戦
いや、面白いと思うよ。少なくとも2よりはよほどまともな気がする。まぁ一番気になるのはデボラ・カラ・アンガーの腰使いだけれども。というか、それ以外は憶えていない。はずだ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-12 23:31:22) |
47. 悪魔のいけにえ3/レザーフェイス逆襲
続編専門監督のジェフ・バーにしては手堅くまとめた作品。イカレ家族は1.2を上回る気もするが、狙いすぎという感じもする。 猿ぐつわをはめられた主人公が唾を飛び散らせるカットがあな素晴しい。 4点(2004-09-18 22:29:07) |
48. 悪魔のいけにえ4/レジェンド・オブ・レザーフェイス
監督がキム・ヘンケルということでかなり期待して観たのですが、結局フーパー演出の猿真似でどうしようもない。 これならまだジェフ・バーのほうがましじゃねえのかと思ったりしました。 3点(2004-09-18 22:22:14) |
49. ツールボックス・マーダー
はっきり言おう。とてもつらい出来。トレーラーを観た感じではやたら面白そうだったのだが・・。 90年代のフーパー作品よりはよほどましだとは思うし、出てくる人間がどいつもこいつも怪しげなのも楽しい。 が、残念ながら盛り上がりがなにもない。おそらく、一体誰が殺人鬼だったのかすら理解できない観客がいるのは間違いない。 どうしたフーパー!!。 本編よりメイキングのほうが面白いじゃないか!!。 後頭部が薄くなってるじゃないか!!!。 次回作のゾンビものに期待します。 5点(2004-09-18 22:00:51) |
50. 食人族
上手いよなぁ。 見せ方の上手さでは他の食人映画とはレベル違い。エロとグロがいい感じで混ざり合い、なんともいえない不快感を残す。 7点(2004-08-29 20:23:50) |
51. ジャングル・フィーバー
黒と白の恋愛物語。あえてきつい(はず)のテーマを選びながら、飄々と描いていくスパイク・リーは流石というのかなんというのか。かなり前に観た作品なので細かなデティールは忘れているのだが、ラストシーンがどうにも理解できなかったのだけは思い出せる。スティービーのサントラもいいね。 6点(2004-08-16 22:29:00) |
52. 地獄の門
個人的にはフルチの最高傑作。 グロ映像のつるべうちとストーリー性がうまくかみあっている。 ・・ような気がしないでもない。でもよくわからない。それがフルチの味なんだけどね。 8点(2004-08-16 22:20:06) |
53. 死霊のえじき
ロメロ演出が神がかってきた作品。 3部作の最終を飾るにふさわしい。 ラスト、ジャンプカット。 何を感じるのか。 8点(2004-08-16 22:11:57) |
54. デモンズ2
こいつはダメだ。ランベルトの中でもグレイブヤードと並んでダメな作品です。 今度はTVからデモンズが増殖していく。相変わらずアイデアはいい。しかし今回はあまりにも消化不良で設定をすべて捨ててしまう。もう少ししっかり撮ろうよと言いたくなる。 2点(2004-08-13 23:32:52) |
55. ジェイコブス・ラダー(1990)
劇場に行ったら1りだけ。当時はそんな感じで寂しいかぎりだった。 その後のロビンスの活躍で観直されることが多い本作であるが、いい作品です。 ラインの見事なまでの空間、光源演出とか、エリザベスがまたいいんだよね。 ネタもまた腹のあたりにぐっとくるわけで、アメリカの現状況などにもリンクしてくるような気がする。救いはあるのか。ないよね。 7点(2004-08-13 23:23:50) |
56. レイダース/失われたゾンビ
いままで観た映画の中でこいつを超える作品はない。 あまりにも酷く、どうしようもない。ある意味孤高のクソ映画である。 こんなものに字幕がついて販売していたことに驚異をおぼえること必至。 TCCの英断か、それとも・・。 1点(2004-08-13 23:14:24) |
57. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
結局このての作品に何を期待しているのかで評価が真っ二つに分かれるのは仕方のないことであるが、見事なもんであるというのが私見である。 これだけ金をかけないで、中身もまるでなく、それこそ誰でも撮れそうなのに、昨今のCGやら何やらばかりのどうしようもない作品と違い、わけのわからない恐怖が確かに存在する。 それはなんだろうといえば、手持ちキャメラと編集なんだけど、まぁ昔で言えば川口探検隊とか、食人族の見せ方のうまさと同じものがあるわけだ。 これをつまらないとか、くだらないとかいう連中はしゃれがわからない自身がつまらない奴だと自覚すべし。 8点(2004-08-13 23:00:58)(笑:1票) |
58. 死霊伝説
ビデオで観ました。 何も解決しないのが素晴らしい。 もとはテレビシリーズを編集したものなので、恐怖描写にも制約、つながりも辛いというわけで判断は難しいのですが、近年の作品よりは悪くはない。 そんなところでしょうか。 5点(2004-04-09 02:05:40) |
59. マングラー
非常にまともな恐怖映画でしょう。 しかしフーパーにはそんなこと期待していないのです。 良くも悪くもない、面白くもない作品。残念。 5点(2004-04-09 01:59:39) |
60. 狼男アメリカン
素晴らしい作品です。DVDになった時もまっさきに買いました。特典映像がまたいいんだ。モンスターの悲哀を描いているようで実はそうじゃないわけで、かなりブラックな笑いに包まれます。冒頭の2人のジョークやアラモのジョークなど何度観ても腹を抱えて笑ってしまいます。音楽の使い方も特筆で格好いいですね。ランディス大好きです。 10点(2004-03-07 14:30:50) |