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コメント数 258
性別 男性

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41.  コックと泥棒、その妻と愛人 《ネタバレ》 
序盤、ただ不快なだけなヒゲ男の傍若無人な振る舞いが理解できなかったが、途中でふと気づく。どんなに高級で上流ぶったレストランでも食事という行為は排泄やセックスと同レベルの本能にもとづく行為である。そこに気づいてから、この映画は上品とか下品とかいう言葉で人間の上下を分けようとしている人間に対する手の込んだ皮肉だということが理解でき、どっぷりのめり込んだ。しかもその後、腐敗した肉のコンテナに全裸の男女が押し込められるシーンで、冷凍のブタも腐ったブタも、人間も、同じ肉に変わりは無いという根性の悪い強烈な皮肉がまたも表現される。参った。インパクトのあるラストへのくだりはやや力技っぽかったが。ジャン・ポール・ゴルチエの絢爛な衣装が皮肉をより一層利かせるのに一役も二役もかっている。傑作。
10点(2004-05-29 00:26:23)(良:1票)
42.  ロリータ(1962)
妖しげな期待をし過ぎた自分が悪いとは思う。でもこれがロリコンの語源になった物語とは信じられない。当時の時代背景も鑑みないと理解できないのだろうか。中年男の若い娘への報われぬ恋、というよりは神経 症気味の人にばかり縁がある薄幸の少女ロリータが、普通の女の子とし ての感性を保ちつつ普通の生活と幸せを取り戻そうとするいい話にしか思えない。途中からはロリータの応援ばかりしてました。
3点(2004-05-26 02:30:48)
43.  ポネット
フランスの子供たちって、みんなあんなにベタベタしてるのだろうか。しかもやけに大人びてて小癪。特にポネットの言動はフランス映画に出てくる大人の女と何ら変わりがない。フランス女性が子供っぽいのか、子供達が老けてるのかは分からないが、とにかく女性の内面的邪悪さに異常に寛容で、妙に理屈っぽい、いかにもフランスっぽい映画だった。事実は母親が死んだこと一つだけで、あとの言葉は全部ウソだし。
4点(2004-05-24 16:20:17)
44.  北京原人 Who are you?
見世物映画としての自覚があるか無いかで評価が変わってくる微妙な映画ではあるけれども、多分自覚は無いんじゃないか。遺伝子から原人を蘇らせたはいいものの、さてその後どうしよう、という作中の煮え切らなさは現場とリンクしていたに違いない。「彼らを見世物にする気ですか!」という緒方直人の熱い叫びが自虐的なギャグにしか聞こえない。脱力系エンディングテーマでトドメを刺されて泣きたくなった。
0点(2004-05-24 06:08:15)
45.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 
父のホラ話は、すべてがホラというわけではなく、現実の出来事にたくさんの尾ひれをつけたもの。その尾ひれの中身はともかくとして、なぜ尾ひれをつけるのか。その理由の中に本物の愛情があればそれが真実なのだな、と。とても優しくて素敵な話だった。
9点(2004-05-24 05:52:10)
46.  処刑人 アナザーバレット
カルメン・エレクトラ目当てという不純な動機で見ましたが、あまり出番も無く、相変わらずのグラビア用笑顔の芝居でした。セリフ回しはそんなに悪くも無いんだけど。セクシー担当で出てきたブリー・ターナーの方をカルメンの役と交換してればまだ表情豊かなヒロインが見られたかと。それにしてもこの映画の邦題に処刑人とつけるのはほぼ詐欺だと思う。ただのVシネです。
1点(2004-05-24 05:47:00)
47.  ディナーラッシュ
音楽、オープニング、ラストはとても良かった。でも中盤が余りにもダレ過ぎててくじけそうになった。人間ドラマのように見えても客同士の会話なんて社交の域を出ないものだし。もうちょっと何とかならんかったかと。惜しい。
7点(2004-05-24 05:46:04)
48.  半落ち
色々と考えさせられる作品ではありますが、正直穴が多すぎて頭の中に生じるツッコミを抑えるのに苦労した。役者は豪華ですが割と大事な役柄の鶴田真由が軽いというか表面的というか。何も響くものが無い演技。視点も中途半端にコロコロ変わって混乱した。ストーリー自体は悪くはないのでこの点数。
4点(2004-05-24 05:45:31)
49.  最‘新’絶叫計画
下ネタがストレート過ぎ。舞台も屋敷内のみだし、ただでさえ小さい映画がさらに小品に。しかしヒロインへのひどい扱い、一本突き抜けたバカ男、薄情な人間関係に笑かされてしまった。
3点(2004-05-24 05:45:07)
50.  マン・オン・ザ・ムーン
感性が鋭すぎて周りがついていけず、いつのまにか一人ぼっちになってしまう孤独感は結構出てた。でも親を出した割には芸事に反対っぽかった父親がいつのまにか折れてるし、エピソードはゼロ。ラリー・フリントでも思ったことだけど、社会での出来事が面白いと、それをただ追うだけになってしまい、感情的に薄っぺらくなってしまう。フィリピンでの自虐的な笑い等良いシーンもポツンポツンとあるものの全体的に中途半端。
5点(2004-05-24 05:43:55)
51.  奇人たちの晩餐会
ピニョンの顔でもう落ちてた。馬鹿という言葉に対する期待が高すぎたので、それほどの馬鹿には見えず残念。馬鹿というよりはドジとか要領が悪いとか、そういった人が引き起こすドタバタコメディーという感じ。人を馬鹿にしている人間の姿が結局は一番馬鹿なんだよ、という冷静に突き放した視線がとてもいい。
8点(2004-05-24 05:43:27)(良:1票)
52.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 
アカデミー助演男優賞の欄で、ある出演者の名前を見てほぼ勘付いてしまった。むなしい。それなりに驚きはしたけれども、どこか不完全燃焼のような感じが残る。
7点(2004-05-24 05:42:52)
53.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 
意外性ゼロの話な割にはテンポが異常にいい。バクスター氏は優しいのではなく、ただの見栄っ張りだと思う。とりあえずはハッピーエンドですが、不倫する女性は不幸な自分を悲劇のヒロインとして妄想して酔う悪癖がありそうなので、いずれフランが浮気して別れるだろうな、と思った。
8点(2004-05-24 05:41:24)
54.  インテリア 《ネタバレ》 
どこにでもある家庭内の問題を淡々と撮った感じ。ウディ・アレンは裏方に徹した方がいいんじゃないかと思う。夫が妻を最後まで拒絶する、という話が新鮮で、とても楽しかった。
8点(2004-05-24 05:40:30)
55.  カッコーの巣の上で
見ているうちに、精神病棟の患者がおかしいのか、一般社会がおかしいのか分からなくなった。この作品に出てくる患者たちは、情緒が不安定で社会性に欠ける人々。だがとても素直な人たちとも言える。自我や思考を捨てて周りに迎合して生きる人間が正常で、感情に嘘をつけない素直で純粋で少し弱い人が狂人なのか。そんなことをずっと考えながら見てしまった。
10点(2004-05-24 05:39:01)
56.  ジョゼと虎と魚たち(2003) 《ネタバレ》 
既存の恋愛モノを想定して行ったので、裏切られた感じで嬉しい映画。ほぼ満点だったのですが、最後の妻夫木の涙。あれは必要か?あれだけが惜しい。あんなことしたら、精神的に女性上位で終わるのが鉄則の既存の恋愛モノと一緒じゃないですか。非常に惜しい。恋愛映画のターゲットが女性だからなのか、脚本家の女としてのプライドか。どうせなら女性特有のプライドとかいうものまで否定して欲しかった。それでマイナス1点。それ以外は最高です。
9点(2004-05-24 05:38:19)
57.  死刑台のエレベーター(1958)
序盤はミステリー?という印象でしたが、途中からハプニングと誤解とすれ違いが絡み合うサスペンスに。男のキャラ設定が若干雑なのは気になるものの、女性の描写はデビュー作からほぼ完璧。最後まで気持ちいいくらい自己中心的なジャンヌ・モロー、ガミガミ怒りながらも一緒についていってしまう花屋の娘(これがまた可愛い)。ミステリーとして見れば穴が多いけれど、十分に楽しめるサスペンスでした。
7点(2004-05-24 05:37:05)
58.  リトル・ヴォイス
全く外れの無い監督。細かい笑いから微妙な感情表現、人間関係まで隙がない。でもこの映画の肝は主役のLVの魅力そのもので成り立っている。すっかり惚れてしまった。彼女を閉じ込めていたカゴは、強烈な母でも外界への恐怖でもなく、実は愛する父親へのこだわりだったのでは。シャイなユアン・マクレガーが妙に似合ってました。
8点(2004-05-24 05:36:02)
59.  さよなら子供たち
冷ややかで苦くて残酷な映画。心に刺さる厳しさがある。普段は妙に大人びていて冷めた感じの2人が無邪気にピアノを弾くシーンが素晴らしい。それだけに、あまりに重いラスト。美しい映像がさらに残酷さを際立たせている。
8点(2004-05-24 05:35:01)
60.  初恋のきた道
とにかくヒロインが可愛い。山道でのコケっぷりは映画史上に残るリアルなコケ方だと思う。やってることは特に変わってないのに、若い頃=一途 年取った後=偏屈 と印象が変わってしまうところも面白い。もう少し過去のエピソードを見たいと思ったけど、そう思うくらいで丁度いいのかなと。特に意外なラストでもなかったのに、あっさり泣かされてしまいました。
8点(2004-05-24 05:34:29)
031.16%
131.16%
251.94%
3114.26%
4155.81%
541.55%
6197.36%
74316.67%
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