41. 恋の時給は4ドル44セント
強盗役の Dermot Mulroney の演技がホリケン(ネプチューン)みたい! 2点(2004-03-16 15:34:13) |
42. だいじょうぶマイフレンド
この作品をリアルタイムに見ていたら、きっと僕は「69 sixty nine」や「コインロッカー・ベイビーズ」を読むことはなかったでしょう。見てしまった今となっては彼の作品やインタビュー記事がつまらなくても、「あの映画を作った人間だからなぁ」と妙に納得できてしまいます。 0点(2004-03-16 15:26:42) |
43. メイン・テーマ
「マジックさ」えぇ、そうですとも! 予定調和大いに結構! クシャクシャにして捨てた紙屑が紙飛行機になるのも、松の木がいきなり動くのも、運転手のいない車が動いてるのも全てマジック。全篇通して「こんなのありか!」て目くじらたてないで、森田が随所にしかけたトリックを楽しむのがこの映画を鑑賞する際のコツです。(しかしマジック監修が、あの二代目引田天功とは...監修が必要なマジックなんてあった?) 7点(2004-03-16 15:23:00) |
44. 去年マリエンバートで
紙芝居...ビデオで5倍速サーチで見ると丁度良いです。 5点(2004-03-16 15:15:33) |
45. シュウシュウの季節
作品の冒頭では出発する天秀を見つめる青年の視点で語られていたが、いつの間にかその青年のナレーションはなくなってしまった。彼女の消息は成都までは伝わっていないのだろうな… 9点(2004-03-16 14:49:13) |
46. ロシュフォールの恋人たち
《ネタバレ》 ツッコミどころもいっぱいあるけど、コメディだと笑って許せてしまうのが不思議。「遅刻しそう!」といいながら、姉が歌いだすとそれにあわせて歌い踊る妹とか、新聞のトップ記事はそっちじゃないだろうとか、「Madam Dame(マダム・ダム)」になるのが嫌なくらいで婚約を破棄したということだが、それでは「オダ」姓や「ミズタ」姓に嫁ぐかもしれない全国の「マリ」さんの立場は(笑)とか。ジャック・ペランの爽やか好青年振りにもビックリ! 9点(2004-03-16 14:34:04) |
47. シェルブールの雨傘
《ネタバレ》 母親と宝石商のキャラゆえに、戦争と言う不条理によって、若い二人が引き裂かれてゆく悲しいお話のはずなのに感情移入できない。な~んにも知らないうちに「理想の女性」とかいう男は信用できない。猛烈に押すわけでもなく、何ヶ月かに1回、顔を出すだけ。僕にとってホントの不条理はこの二人だ。GuyがMadeleine には秘密で息子に「フランソワ」と名づけてしまうのも辛い。もし女の子だったら「フランソワーズ」になっていたんだろな。 6点(2004-03-16 14:27:12) |
48. ギルバート・グレイプ
《ネタバレ》 原題の「What's Eating...」というのは、「どうしたの?」とか「何が気に入らないの?」という意味らしい。おまけにギルバート・グレイプってのが主人公の名前だと知らなかったので、ずっと「葡萄の樹の下には屍体が埋まってゐる!」という話だと思っていた。(恥) 旅行でアメリカの田舎を訪ねたことがあると、何とな~くこの世界がわかるような気がする。それにしてもラストで Becky が本当に約束を守るとはちょっと意外な展開だった。 あと不謹慎ですがやっぱり「バカは高いところが好き」なのかなぁ? 6点(2004-03-16 14:22:01) |
49. プロデューサーズ(1968)
ブロードウェイ等でミュージカルとして上演されていますが、それが気に入ってオリジナルに戻ると、余りのつまらなさに絶句します。でも舞台のヒットのお陰で、リメイクの予定があるようです。Max と Leo は舞台でもこの役を演じた、Nathan Lane と Matthew Broderick。そして、オリジナル映画ではどーでもいい端役に過ぎなかった、Ulla 役になんと Nicole Kidman(なんでそんな大物を!)が予定されているんですって。 3点(2004-03-16 14:17:10) |
50. ラブストーリー
《ネタバレ》 昔の恋の描き方に比べて、現代の恋がなってない。Eメールの代筆を頼む友人が憧れの先輩が出演する「ハムレット」の舞台の最中に、舞台に上がって花束を渡して告白する。そこまで積極的な性格の人間なら、わざわざ奥床しいラブレターを代筆してもらう必要ないよな。でも更なる問題は男の方だ。 自分の舞台を台無しにした女と付き合う? しかもこの男は密かにジヘのことが好きで、付き合ってる彼女と同じプレゼントを用意して、しかもその片方だけにジヘに読んでもらうためのポエムを添えて、ジヘに渡る偶然を祈っている。なんか手段は他にもあるでしょうに...【余談】どうでもいいけどあの曲が流れると、ついつい両手の拳を握り締めて、「悲しいときー!」って叫んでしまいそう。 5点(2004-03-16 14:12:28)(笑:1票) |
51. アフガン零年
かつて緒方貞子さんが「今まで見棄てられていた国」と言っていたアフガニスタン。タリバン政権が崩壊し、暫定政権が樹立されたところで一段落ついてしまったのか、世の中の関心が「イラクの和平」や「ビン・ラディンの生死」に移ってしまい、再び忘れられた国になっているような気がする。 この悲劇は語り継いでいかなければ。 7点(2004-03-16 13:48:26) |
52. 小さな中国のお針子
《ネタバレ》 少年二人は村に留まった後、下放政策から解放され、現在はともにそれぞれの分野で成功者として名を成している。彼らが与えた「自由」の魅力に取り憑かれたか、それとももう村にはいられないと感じたか、村を飛び出したお針子の行方はわからないまま。彼女が村を出た覚悟がどの程度のものだったのか、その後、どんな苦難が彼女を襲ったのかは一切描かれていない。却って村を出たことで不幸になっているような気がして、そこがとても皮肉のようにも思える。 8点(2004-03-15 16:46:21) |
53. ウエスト・サイド物語(1961)
《ネタバレ》 作品としては音楽も踊りも好きですが、後半のマリアの行動は納得がいかないことだらけ。 彼女は最後に演説をぶちます。「あなた方の憎しみがこの結果を招いたのだ」と。 一理ありますが、止めることができない、止める必要もない喧嘩の仲裁に、中立じゃない Tony を行かせた Maria が悲劇を招いたとも思えます。 あえて仲裁するのならマイケル・ジャクソンに頼むべきだった。そうすれば皆ハッピーに踊ることが出来たのに(笑)。 それにどういう神経で、Maria は自分の兄を殺した Tony とベットをともにできるのでしょうか? 彼女は彼に警察への出頭を促すべきでした。前の晩に出あった恋人の方が、兄よりも大事なんだな。自分の妹にはこうはなって欲しくないと願います。 更に、警察が事情聴取に来たことで Tony との待ち合わせに遅れることを、恋人が殺されたばかりの Anita に頼むと言うのは余りに無神経... ただ何も言わずにちょっと遅れりゃいいだけのことです。完全に自分達のことしか考えてないのだ。 二人が出会った体育館のダンスシーンで、周りの風景が完全にぼやけて二人にだけピントがあっていた。丁度あんな感じで二人だけの世界を作り上げてしまったのだろう。 8点(2004-03-12 15:26:28)(良:1票) |
54. 8人の女たち
「雪に閉ざされたお屋敷」+「殺人事件」で、「Wの悲劇」を連想したのは僕だけ? メイドが死体を見つけた時に、ヴェルディの「レクイエム」が流れれば完璧でした。 8点(2004-03-08 18:06:02) |
55. N.Y.式ハッピー・セラピー
《ネタバレ》 恋人を罠にはめるのはやっぱり良くないことです... 4点(2004-03-08 14:33:59) |
56. 恋するシャンソン
冒頭の歌は確かに面白かったけど、映画一本このアイデアで引っ張るのは無理があるような気が... ただ「あまい囁き」は久々に細川俊之と中村晃子のカバーバージョンが聴きたくなりました。 5点(2004-03-08 14:23:01) |
57. ジョニー・イングリッシュ
冒頭から「ロシアより愛をこめて」っぽくて思わず、ハートをわしづかみされてしまいました。あとは筋弛緩剤自分に打っちゃってヘロヘロになるシーンがお気に入り。 7点(2004-03-08 14:10:49) |