41. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
《ネタバレ》 小さい時から何度も観ている作品。シリーズの中でもこの作品が一番のお気に入り。息が合っているのか合っていないのか解らない親子二人の姿には笑えるし、一難去って一難の展開にはハラハラするし、聖杯の話もまたおもしろい。よくよく考えてみると何人もの人が殺されているのだが、残虐性を全く感じないのは監督の手腕が良いからだろう。まさに「冒険活劇」という言葉がふさわしいスピルバーグの傑作と言えよう。 9点(2004-08-02 00:26:09) |
42. ブラック・マスク
カメラワークが上手だったと思う。そのおかげでアクションシーンは迫力があってテンポも良かった。でも、あのマスクはもう少しセンスのあるものにできなかったのかなぁ。ジェット・リーが目当てだっただけに、少し裏切られた気がする。 5点(2004-08-01 14:05:21) |
43. スクリーム(1996)
《ネタバレ》 色々なホラー映画を踏襲していておもしろかった。本来ならお決まりの展開に飽き飽きしてもおかしくないのだが、この作品は最初から「過去のホラー映画の要素を含んでいます」という匂いをプンプンと醸し出していたために(冒頭のクイズシーンなど)、逆に新鮮な感じで観ることができた。ストーリーの展開には少し無理があると思うし、やはり「13日の金曜日」シリーズなどから比べると怖さの面で迫力に欠けるが、「エンターテイメント性を持たせたホラー映画」と考えると目をつぶることができた。 7点(2004-07-31 17:51:21) |
44. マスク(1994)
《ネタバレ》 コメディーにCGを取り入れるという発想は良かったと思うけど、個人的にはあまり笑えなかった。キャメロン・ディアスは映画初出演という割には頑張っていたし、映画のタイトルである「マスク」に首尾一貫して拘ったストーリー構成は良かったから、その辺りを少し評価。 4点(2004-07-30 23:02:49) |
45. スパイダーマン2
《ネタバレ》 前作とは微妙に路線を変えて、新鮮な印象を受けた。続編は前作と同じ流れになってしまって観客を飽きさせる場合があるけど、このシリーズに限ってはサム・ライミ監督が意図してか前作と少しテイストが異なっていた。したがって比較しようにも比較ができない。でも個人的には今回の方が好きだ。それは脚本の部分にある。「大いなる力には大いなる責任が伴う」というこのシリーズのテーマが十分に描き出されていて、スピーディーで迫力のあるアクションシーン以上に作品のクオリティを高めているように思う。トビー・マグワイアもドジで不器用だが純粋で正義感が強くそのために人一倍「責任」について重みを感じているピーター・パーカーを見事に演じきっていて良かった。 7点(2004-07-30 22:55:56) |
46. エクソシスト
《ネタバレ》 オカルト・ホラーってのはあまり好きになれない。理解できない展開を前面に押し出し、その部分が全体の骨格となってしまうために、自分の中で未消化になってしまうケースが多い。『エクソシスト』にとっても然り。結局この映画で言いたかったのは何だったのだろうか。この「謎」の部分がこの映画を余計に怖いものにしているような気がする。もちろん、ポルターガイスト現象や悪魔が乗り移った少女の特殊メイクも良い効果を出しているが、オカルト・ホラーの醍醐味はやはりこの「ワケの分からなさ」ではないだろうか。しかし、意味不明な部分があるからと言って低評価に繋がるわけではない。世界中にオカルトブームを巻き起こした点でも評価はできるし、我々に馴染みがない宗教を題材にしている点も良いアイデアだと思う。 6点(2004-07-29 23:25:43) |
47. GEKICHIN 撃沈/エリート・コマンドー
《ネタバレ》 アクションのみを楽しむ映画。しかし、とてもや00年に作られたとは思えないほどのチープなシーンが多い。5人のエリート・コマンドーのキャラクターが十分に描かれていないために、テロリストに立ち向かうという物語だけが淡々と進んでいくといった印象を受けた。エリート・コマンドーの生い立ちについて、もう少し触れた方が良かったように思う。 3点(2004-07-29 20:55:35) |
48. クルーエル・インテンションズ
《ネタバレ》 ドロドロとした人間関係が中盤から後半にかけて見事に浮き彫りにされている作品。この映画で登場する主なキャラクターは5人なのだが、その5人が色々と絡み合って複雑な関係を成している所が非常に面白い。これは脚本の巧さだと思う。5人もの人数を描くと観る側にとって理解しにくい展開になりかねないのだが、この映画の場合は解りやすくて良かった。スピーディーに事が運ばれていくのが良かったのかな。 7点(2004-07-28 15:51:08) |
49. プレデター
《ネタバレ》 『エイリアン』の地球舞台版って感じかな。迫力とスリルがあって十分に楽しめた。後半30分のシュワvsプレデターは特に緊張感があって良かった。「どうやって倒すのだろう?」という疑問を抱きながら観ていたら、意外と地味な倒し方で少し残念。エイリアンとの対決にはもっと期待してるよ! 7点(2004-07-25 23:28:04) |
50. ダーティハリー
《ネタバレ》 事件の内容よりもハリーのキャラクターが印象に残った作品。「オレが今何を考えているか解るか?弾を5発撃ったか6発撃ったかってことだよ」は名文句。型破りの刑事を描いている映画は他にもたくさんあるけど、男の渋さが漂っているのはハリーが一番だと思う。 7点(2004-07-24 21:35:18) |
51. バットマン リターンズ
《ネタバレ》 前作よりもおもしろかった。バットモービルで街中を爆走するシーンなどは印象に残った。それよりも印象的だったのがマックス社長演じるクリストファー・ウォーケンの存在。キャットウーマンやペンギンといったキャラクターに負けない存在感だったように思う。前作同様、個性溢れるキャラクターとこの独特の世界観、そして耳に残る音楽は高く評価できる。 6点(2004-07-24 21:24:28) |
52. ツイスター
《ネタバレ》 こんなに何度も竜巻が拝めるものなのか。この辺りは監督のヤン・デ・ボンや脚本を手がけたマイケル・クライトンが娯楽性を追求したということでツッコまないことにしよう。この映画の最大の欠点はCGに頼りすぎているということ。どこがクライマックスなのか全く解らない。最初から最後まで竜巻の脅威を見せつけられていただけだ。大きな山場を作らずに小さな山場を幾つも設定するという点はヤン・デ・ボン監督の特徴であり、長所であり、短所であると思う。この映画は個人的には楽しめたので7点。 7点(2004-07-17 01:29:00) |
53. ボイスレター
《ネタバレ》 あまり期待せずに観たけど、それなりに楽しめた。何よりも「ボイスレター」から話を展開していくというアイデアが面白い。中盤からは「誰が犯人であるか?」をベースに、主人公のFBIからの逃亡シーンも加えて、二重のハラハラ感を観客に味わせようとしたんだろうけど、ベースの部分が少し弱かったように思う。B級の『逃亡者』を観ている感じになった。伏線が張られていなかったために、犯人の正体が分かっても驚きが少なかった。この辺りは脚本に問題があったと言えよう。 6点(2004-07-14 18:31:55) |
54. ナッティ・プロフェッサー2/クランプ家の面々
《ネタバレ》 本当にドタバタしてた。ってか、ドタバタし過ぎているような気がする。個人的には前作の方が好き。「脳が破壊されていく」という点に着眼したのは良いと思うが、あの体型についてもっと触れて欲しかった。 4点(2004-07-13 02:35:37) |
55. ドラゴン危機一発
我らがリー先生の記念すべき主演映画第1作。さすがに身のこなしが違う!しかも闘う時の声がいい。思わず体が熱くなってしまう。ストーリーがもう少し良かったら、もっと高い点数だったのに・・・。 5点(2004-07-10 23:15:41) |
56. ハード・トゥ・キル
《ネタバレ》 セガールのことを「クリーンな刑事」と呼んでたけど、その割には人の腕をポキポキ折りすぎだし人の家を壊しているし車で街中を暴走しているし・・・。ちょっと無理があるんじゃ・・・。 4点(2004-07-10 23:11:04) |
57. 地上より何処かで
主演の二人は性格が対照的なものの、気が合う親子だったように思う。幾つかのシーンで感動したけど、眠気にも襲われた。 6点(2004-07-04 01:34:34) |
58. デイ・アフター・トゥモロー
《ネタバレ》 ローランド・エメリッヒが監督だけに、エンターテイメント的な要素が多く含まれているかと思っていたが、予想以上に奥の深い作品だった。まず、家族愛や友情を描くドラマ部分はディザスタームービーによくある話だったが、ラストの副大統領の演説では人類間での差別について取り上げるなど、ワールドワイドな展開になった。もちろん、今回の映画のメインでもあるディザスターについても世界を舞台にしている。環境問題や人種問題を世界中の人々が一丸となって取り組んでいく必要があるだけに、多くの人に観て欲しいと思う。私は息子を助けるためにニューヨークまではるばる足を運んだデニス・クエイドの父親の愛にも感動したし、息子を助け出した後のヘリの中でのあの笑顔は未だに忘れることができない。エメリッヒ監督の代表作である『インデペンデンス・デイ』ではアメリカ万歳を唱えた娯楽映画であったのに対し、今回は世界を舞台にした世界の人のための映画であったように思う。この作品を観て、一人一人が環境問題などについて考えて欲しい。 8点(2004-07-03 12:41:20) |
59. トゥームレイダー
前半はテンポが良かったのに、後半まで持続されなかったのが残念。でも、こういうアドベンチャー映画は好き。アンジェリーナ・ジョリーは女性であるにも関わらず、あれだけのアクションシーンをよくこなしてると思った。そりゃ、スタントも使っているんだろうけど。 6点(2004-07-03 12:22:44)(良:1票) |
60. 未知との遭遇
このような話は現実に起こり得るかも知れない。現に人類は宇宙に向けてメッセージを発している。その返事は永遠に来ないかも知れないし数百年後や数千年後に地球に届くかも知れない。もし宇宙人との交信が行えるようになったら?・・・音との交信は大いに考えられることだろう。そのような夢を我々に抱かせる映画だったように思う。当時からすると、この映像技術は驚愕に値するものだったに違いない。しかし、残念ながら私は最近のCGに目が慣れてしまっていて、高い評価を下すことができない... 5点(2004-06-29 00:45:43) |