Menu
 > レビュワー
 > 青観 さん
青観さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011
投稿日付順1234567891011
変更日付順1234567891011
>> カレンダー表示
>> 通常表示
41.  仕立て屋の恋
アメリカ映画にはないこの雰囲気が物凄く好きです。わずか80分という短い時間があっという間に終わってしまったと思えるぐらい面白かったです。あの女優さん、作品の中では最後は嫌な奴だなあと本来なら思える筈が何故か憎めない。私好みの女性だからかもしれません。それにしてもラストは本当に切ない終わり方!フランス映画ならではの終わり方!サスペンス映画としても見所満載で何度も観たくなる不思議な作品です。マイケル・ナイマンの音楽も凄く好きです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-07-10 22:53:39)(良:1票)
42.  マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
ラッセ・ハルストレム監督を知るきっかけとなった作品です。スウェーデン映画はこの作品が私にとっては初めての体験でした。その美しい映像、イングマル少年の眼を通して忘れかれていた童心に返らせてくれたラッセ・ハルストレム監督のその優しさと心温まる物語に感動して何度も観ています。本当にこういう温かくて気持ちの良い映画を見せてくれたこの監督とスウェーデン映画に感謝したい気持ちでいっぱいです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-07-07 21:58:21)
43.  遥かなる山の呼び声 《ネタバレ》 
山田洋次監督作品で高倉健と言うと「幸福の黄色ハンカチ」ばかり取り上げられて「遥かなる山の呼び声」が殆ど取り上げられないのがどうにも納得いかず書き直しますが、負けず劣らず素晴らしい映画になってます。高倉健が食べる為に世話になる中で色々な人と出会う。余り多くを語らない高倉健が吉岡秀隆に名前は何て言うのか訪ねた後に吉岡秀隆が博って応えたら面白いのになんて考えてしまう程、寅さん的キャスティング、山田洋次監督が描く北海道の景色の美しさも印象に残る。印象に残ると言えばゲスト的扱いとして出てくる渥美清が相変わら笑わせてくれる。渥美清が出てくるだけで周りが明るい雰囲気になる。こんな俳優なかなかいません。そんな渥美清ももう居ません。そして高倉健が亡くなって改めて見直して見てこの二人の共演作品もっと見たかった。山田洋次監督って高倉健と同じ歳らしいけど二人の分まで長生きしてください。高倉健のご冥福を祈りつつ書き直しますす。最後にもう少し。 高倉健に国民栄誉賞をて話が出てるらしいけど亡くなってからてより生きてる間に与えろよ!て毎度ながら思う。 訂正2014年11月19日
[DVD(邦画)] 9点(2005-06-11 07:57:45)
44.  E.T.
この映画の良い所は家族をきちんと描いている所で、そして何と言っても夢があって子供も大人も楽しめる映画に仕上げている。子供たちが自転車に乗って空を飛ぶシーンなど本当に素晴らしい!映像的にもとても美しく、この映画の頃のスピルバーグは良かった。今みたいに金儲けや賞狙いの為に何でも映像にしてまうようなことがなく純粋に作られている映画という感じがしてとても好感が持てます。
[映画館(字幕)] 9点(2005-06-10 21:49:55)
45.  異人たちとの夏 《ネタバレ》 
改めてレビューし直します。この映画には他の大林宣彦監督の映画でよく見られるヒロインというヒロインは出てきません。ある雨の晩に1人の作家が住むマンションの部屋に美しくも、どこか陰のある女性がやってくる。名取裕子の様な美人が雨の晩に1人暮らしの自分の部屋に来るなんてことは、普通は考えられないし、有り得ません。有り得ないことが起きるという意味では主人公の亡くなった両親が若い姿のまま現れて、同じ空間ですか落語を見てたり、食事をしたりする。有り得ない事が次から次へと見られる映画だ。映画とはそういうものだという大林宣彦監督からのメッセージと考えられる映画なのだ。現実と非現実とが絡み合いながら繰り広げられる何とも摩訶不思議な映画、これもまた大林映画らしい夢の世界、ホラーぽい雰囲気の中にも人情的な映像感覚を感じる映画作りに、尾道が舞台の映画とはまた違う魅力が十分の映画として、またこの映画は自分の親を亡くしてる方が見たら間違いなくこの映画の主人公の様に亡き両親に会いたいとそう思わずにはいられなくなるはずです。それにしても、秋吉久美子、片岡鶴太郎の両親、それも既に亡くなっているのに生きている様な感覚を覚えてならないし、名取裕子も名取裕子で魔女としての魅力十分な上に幽霊とは思えない。思えないと言う意味では大林宣彦監督が亡くなったなんて私にはまだ信じられない。訂正2020年4月12日
[DVD(字幕)] 9点(2005-06-09 22:24:27)
46.  ダイ・ハード
基本的にアクション映画は一度、観れば十分なのだが、この作品だけは別です。何と言ってもこの映画、アクション映画ではあるけど、きちんとした脚本の基に描かれている上に何よりも設定が素晴らしいから繰り返し観ても飽きません。アクション映画を観て、こんなにも感動したことは今までなかったぐらいです。個人的に苦手なブルース・ウィリスもこの映画だけは認めます。そして、忘れてはならない悪役達の軍団、中でもリーダーのアラン・リックマンの凄み、悪役としての魅力も忘れられません。これを超えるアクション映画の登場は無理だと思う。
[映画館(字幕)] 9点(2005-06-01 22:07:43)
47.  アマデウス
モーツァルトとサリエリ、方や天才、そして、もう一人は努力家、この二人の音楽家の苦悩を素晴らしい音楽と力強くスケール感たっぷりに描いた傑作!天才に対し、嫉妬するサリエリ、二人の人間性、人間関係はどこか神と人の様なものを感じせずにはいられない。この映画最大の功績はその見事なまでの構成にあるのではないでしょうか!
[DVD(字幕)] 9点(2005-06-01 21:54:42)
48.  ツィゴイネルワイゼン 《ネタバレ》 
先ず最初に言っておく。決して面白い映画でもないし、楽しい映画でもない。それでも8点付けたくなるだけの魅力がこの映画にはある。 冒頭の海辺、浜辺のシーンからただならぬ雰囲気がある。砂浜に寝そべる遺体を目にしても、何もないかの様にもろこしを食べている原田芳雄の不気味な演技、この映画は登場人物全てが何を考えてるか予測付かない不気味さを醸し出してる。突然の様に鰻を食べたいと言い放つ原田芳雄、不気味な音楽を背にして、琴を弾く女と二人の男、その他にも眼のゴミを唇で吸い取ろうとする女の不気味さ、そんな女を逆さまに担いで階段を登る男、作品全体に漂う不気味さ、ラスト、亡くなった奥さんの女の子に骨をください。命をくださいみたいなことを言われるシーンも怖い。人間の欲望、絶望感を説明台詞ではなく、映像で見せる凄さ、昨今の邦画にはない映画的文法に優れた何とも怖い怖い作品だ。
[映画館(邦画)] 8点(2023-12-01 19:14:28)
49.  名探偵ホームズ1/青い紅玉の巻
宮崎駿監督の原点が見える。当時一緒に公開された風の谷のナウシカの陰に隠れてる気がするけど、ナウシカに比べるとスケールは無い。メッセージ性も殆ど無い為に物足りない気もするが、何も考えずに見れるという意味では大人は勿論、まだこの名探偵ホームズシリーズを一度も観たことの無い今の若い人、子供にも安心してオススメできます。ラピュタぽかったり、30分にも満たない中でもホームズの楽しさが見れたりと、色んな意味で宮崎駿監督の昔の作品で見れるワクワク感が感じられて良い。もののけ姫以降の宮崎作品は正直言って、好きじゃないし、もののけ姫以降の宮崎作品に見られる説教臭さが無いのも良い。まだ宮崎駿監督の映画を見た事ない、小さな子供達、これから生まれてくる子達に最初に宮崎駿作品を薦めるとしたら私は何も考えずに純粋に楽しめるテレビシリーズも含むこの名探偵ホームズシリーズを真っ先に薦めたい。
[DVD(邦画)] 8点(2020-12-14 18:28:06)(良:2票)
50.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
インディ・ジョーンズシリーズの中で、この作品が1番好きです。その理由に教授役のショーン・コネリーが良い味出していて、楽しめる。ワクワクさせられるアクションシーンの連続と謎解きの面白さを楽しませてくれるのも好きな要因の一つで、グロいシーンも無いのが良い。スピルバーグはこういう娯楽映画に徹していれば良いものをその後、オスカー狙い見え見えの作品ばかり撮るようになって嫌いになりました。ショーン・コネリーと言えば007ですが、主役だけでなく、脇役でも良い味出して我々映画ファンを楽しませることもできる名優だと思っています。ショーン・コネリーの出ている映画の中でも、本当の意味で楽しめた最後の作品だと思っています。ショーン・コネリーの訃報を聞いてまた1人、映画界は惜しい人を亡くしたと思いますが、例え亡くなったとしても私の心にはいつまでも生き続けることでしょう!
[DVD(字幕)] 8点(2020-11-03 19:24:16)(良:2票)
51.  エスパー魔美 星空のダンシングドール
藤子不二雄アニメの中でも個人的にはドラえもんより大好きなエスパー魔美の劇場版、ドラえもんも大好きですが、これ偶然YouTubeでアップされてたのを見つけて早速観ましたが、藤子不二雄アニメの素晴らしさ、エスパー魔美の素晴らしい所が僅か41分程度の中に見る事が出来て良かった。誰かの為に頑張る魔美、それをサポートする高畑さん、ひょんなことから劇団の仲間となった魔美が夢を諦めかけた青年とその彼女の2人を応援する。テレキネシスで人形達を操る魔美、それを見て何かを感じ取る英樹と朋子のやり取りの中に、夢を持って生きることがどれだけ大切か素晴らしい事なのかをこの短い時間の中で教えてくれてます。それにしてもこの作品、DVDにもなってないんですね。何だか勿体ない気がします。原恵一監督をはじめとするこの作品に関わった人達の想いが魔美の優しさ、作品全体の優しさとして表現されていて、良かったです。ドラえもんの陰に隠れて、観ている人が少なそうですが1人でも多くの方にこのエスパー魔美というアニメの面白さを知って欲しい。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-09-06 15:20:06)(良:2票)
52.  ラルジャン
一枚の偽札を手にした事による人生の転落、お金が人の人生を狂わす様子、その描き方が凄い。殺人シーンも省略しながらも殺人を犯した事を解らせる映像表現など、映画とは何か?その答えが詰まっている。ブレッソン監督の映像作家としての凄さ、音楽を一切使わず、音にしても犬の泣き声ぐらいであとはピアノの音ぐらいで殆ど無い。台詞にしてもなるべく抑え、表情だけで語らせる上手さに関心させられる。陰惨な話だけに楽しい映画ではない。だから楽しい物語だけを追いかける人、何から何まできちんと台詞で説明してくれる最近の日本映画が大好きな人にはオススメしません。想像力のある人、想像するのが好きな人にオススメの映画、映像作家の一人であるブレッソン監督の遺作にして珍しいカラー映画です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-10-17 21:05:51)
53.  カリフォルニア・ドールス 《ネタバレ》 
映画監督の遺作てなると大体は駄作、つまらない物だが、アルドリッチ監督は違う。最後の最後まで自分らしく娯楽に徹しているのが良い。プロレス映画でしかも女子プロレスだ。男臭い映画きり撮ってきた監督らしく女子プロレスだけど男勝りで、どこまでも荒っぽい。レスリングにシーンでの迫力、それに酔いしれる観客席の熱気、エネルギーに満ち溢れている。戦ってる女子レスラー達が美人でないにもかかわらず、見入ってしまうぐらい迫力溢れるプロレスシーン、2人のマネージャーのピーター・ フォークが良い。コロンボとはまた違う魅力で見せてくれる。ところで1つだけ突っ込み入れたくなるのが逆エビ固めなのに間違えて実況しているリングアナ、逆エビ固めっていうのは相手の身体をエビの様に揃って、しかも逆向きに揃ってこそ成り立つものなのに、よく見て実況しろよと言いたくなります。まあ、そんな文句ありながらの最後まで楽しく見ることができたのは監督の手腕のおかげだと思います。ちょっとだけどヌードシーンがあったりと、サービス精神を最後まで忘れないアルドリッチ監督に拍手です。
[DVD(字幕)] 8点(2018-04-21 14:21:42)
54.  セロ弾きのゴーシュ(1982) 《ネタバレ》 
宮沢賢治の原作通り、イメージする世界を上手く表現しています。高畑勲監督が動物、特に猫好きなのがよく分かります。先生の奏でる音楽に合わせて踊る猫の動きの見事さ、その他鳥の音楽への憧れやら歌声等、動物の表情の巧みさ、鳥の声が何とスネ夫だよと思ったり、声を聞いてるだけ色々な楽しみを感じることができる。小さいネズミの親子、狸に対する優しさ、宮沢賢治大好きな私の世界観を忠実に描いて見せてくれてありがとうございますと言いたい。ありがとうと言えばアルプスの少女ハイジ、赤毛のアン、母をたずねて三千里、じゃりン子チエといった名作アニメ、映画でも沢山の素晴らしい作品を私たち映画ファンに見せてくれた事、一生忘れません。本当に心からありがとうございましたと言わせてください。
[DVD(邦画)] 8点(2018-04-06 16:30:13)(良:2票)
55.  ドラえもん のび太のパラレル西遊記 《ネタバレ》 
ドラえもん映画の中で怖さという意味では一番かもしれない。ドラえもんがのび太の為に用意した道具、ヒーローマシンの中から出てきた悪者が本当に怖い。この映画、アニメという利点を活かして世の中の人、大人から子供達全員に対してやりぱなしはいけない。その結果が招いた別の世界になることの恐怖を伝えている点が素晴らしい。単なるアニメというなかれ!常にドラえもん映画は人生に置ける教訓を教えてくれている。そこがドラえもんの素晴らしさである。一つの過ちが招いた悲劇、ドラえもんとのび太の姿を通して色々なことを教えてくれている。あのヒーローマシンの蓋さえきちんと閉めておけばと気付いた時にはもう遅いのだ。ドラえもんとのび太のミスを他の仲間達で何とかしようとする姿、カバーする姿こそ助け合いの精神です。誰もがよく知ってる西遊記という話をドラえもん映画として分かりやすく、しかも子供だけでなく大人も楽しめる作品にするところの凄さ、これはそういう作品だ。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2018-04-02 18:36:34)
56.  ドラえもん のび太の大魔境 《ネタバレ》 
何時もはガキ大将で自分本意なジャイアンが自分の為だけでなく、皆の為に頑張る姿がとにかくかっこ良い。言葉よりも先ずは行動で見せるジャイアンが好きだ。今回のジャイアンは全てのドラえもん映画の中でも一二を争う位かっこ良い。そんなジャイアン、母ちゃんにボコボコにされながら、皆の所に戻ってくる姿に男の中の男を感じることができる。この映画、ジャイアンのかっこよさだけでなくて冒険映画としても良く出来ており、ジャイアンのピンチを他の仲間達が救うシーンもきっちり描かれているので、ジャイアンだけの作品になってない辺りも良い所だ。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2018-03-11 14:51:52)(良:1票)
57.  スーパーマンII/冒険篇 《ネタバレ》 
ヒーロー物、SFアクション映画と言えば今では当たり前の様に派手なアクションシーンと特撮の映像により迫力ある大作感を見せる。そしてヒーローとヒロインとの恋等ありと、それもスーパーマンという映画の大ヒット、存在有ればこそである。続篇となると大抵は前作を下回る駄作になるのだがスーパーマンシリーズ第2作目は1昨目に負けないぐらい面白い。始まって直ぐのエッフェル塔でのシーンの緊張感、スーパーマン登場のシーンのかっこよさ、ロイスのピンチにお待たせとばかりにやって来るスーパーマン、悪役3人との対決も見応え十分です。今じゃCGが当たりだったり、顔を隠し、正体を隠そうとするのが当たり前の中で顔を隠さず、人間味溢れるヒーローの姿を見せてくれるスーパーマンのかっこよさ、単なるヒーローとは一味違うスーパーマンが私は好きだ。そしてやはりスーパーマンと言えば絶対にクリストファー・リーブ以外考えられれません。どんな時もヒーローであり続けると共に一人の人間としても紳士的な姿を忘れないヒーロー、スーパーマンの魅力がそこにあるのがこのシリーズの良さです。クリストファー・リーブ亡き後のスーパーマンには無い人間的魅力がクリストファー・ リーブにはある。1作目以上にスリリングなシーン、それもCGだけに頼ることなく楽しませてくれる2作目が私はシリーズの中でも一番好きです。ロイスとの二人のシーン、あの滝をバックにしてのシーンで少年が落ちるシーンでロイスから姿を消し、少年を助けるスーパーマンに対してのロイスの台詞、ウルトラマンシリーズの様な感覚を覚える。色んな意味でスーパーマン映画の楽しさが見られる続篇です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-06-17 17:10:33)(良:1票)
58.  魔界転生(1981)
今の、時代劇には無い面白さをこの作品からは見る事が出来る。まずは役者の力量の差が明らかです。主演の沢田研二に関しても監督の演出により、本物の時代劇を見せてやろうという心意気が伝わります。脇を固める俳優に関しても個性的で、魅力に溢れ、見ていても飽きる事がない。柳生十兵衛、宮本武蔵、そして、男を誘惑して見せる細川ガラシャの妖艶さ等、今の時代劇では味わう事が出来ない魅力がこの作品にはあります。勿論、俳優だけではない時代劇としてのチャンバラシーンの凄さ、若山富三郎と千葉真一、この二人のかっこよさ、対決シーンを含め、面白い映画とは何か?時代劇とは何か?作品全体に漂う、不気味さもこの作品の魅力の一つで、更に言わせてもらうとこの頃の女優と今の女優とでは本気度が違う。これだけ気持ち良く(見ている自分にとっても)良い脱ぎぷりを見せる作品はなかなかない。(だからといって、なんでも脱ぎば良いという訳じゃない。)色んな意味で面白い上に魅力のある作品です。
[DVD(邦画)] 8点(2016-09-24 12:24:48)
59.  うる星やつら 完結篇 《ネタバレ》 
誘拐されたラムを取り戻しに行くものの、喧嘩となり戻って来たあたる、いつまでも喧嘩ばかりしていてもやはりラムの事が忘れられないという叫びがラムの心にも届く追いかけっこのシーンが感動的です。逃げたり、追いかけたりのラムとあたるだけどそんな馬鹿で意地ぱりな二人が繰り広げる世界こそがこのアニメ、うる星やつらの世界である。どこまでも不思議で、変な登場人物ばかり出てくる所もこのアニメの魅力であって、面白い所です。ところで原作者の高橋留美子はルパに拐われたラムをもう一人の偽物のラムを茸を使ったコピーダケなるもので作るところを見るとパーマンの大ファンではないかと思わずにはいられなくなります。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2016-02-25 18:37:35)(良:1票)
60.  フィツカラルド
凄まじい。何たる発想だ!船で山を渡る。普通船って川を下るものだろ。そんな船で山を渡るなんて普通じゃない発想を本当にやり切ってしまうこの素晴らしさをCGみたいなごまかし処理なんかじゃなくて本物の映像で見せるのがこの映画の評価できる一番の点である。ストーリーだけを見て楽しむのが映画じゃないことを教えてくれている。正に本物の映像が繰り出す人間の狂気、好きな事を思いのままに実行してしまう主人公の姿を通して訴えかける力強さを感じずにはいられない。  
[DVD(字幕)] 8点(2013-11-12 21:12:01)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS