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41.  わるいやつら
何だか凄いキャスティング、俳優陣の顔ぶれは豪華だし、原作は松本清張だし、つまらないはずはなく、しかしだ。野村芳太郎監督にしては今ひとつの出来です。映画的な興奮がほとんど感じられずに何だかよくある二時間ドラマのサスペンスものを見てるようでした。確かにわるいやつらなんだけど、もっともっと凄みが欲しい。主役である松坂慶子が悪女としては物足りない。どうせなら「疑惑」の桃井かおりぐらいに何だよ!このクソ女!ぐらい嫌な奴を見せて欲しかったし、これ松坂慶子の主役だけを若尾文子に変えて増村保造監督が演出したらどうなるか?て思わずにはいられず。野村芳太郎監督はサスペンスものを撮らせても素晴らしい監督だけど今作は全体的にやたらしつこいベッドシーンやらで他でもっと凄みのある部分を見せて欲しかった。野村芳太郎ならばそれぐらい出来たはずです。全くつまらないとは感じなかったし、それなりに楽しめはしたから一応6点だけど、繰り返し見たいて思う気持ちにはなれなかった。  
[DVD(邦画)] 6点(2013-10-12 19:11:02)
42.  ロボコップ(1987) 《ネタバレ》 
映画の技術が発展した今では凄い特殊効果、CGで見せるなどの映画が増えていて、それはそれで悪くはないがだからと言ってそれきりじゃ見る者の想像力を益々低下させてしまう事になると思う。だから今から20年以上も前のこの映画を見ると確かに今の映画には技術では勝てないけど映画の内容では上回っている事を感じ、ロボコップも今なら皆CGで処理しちゃうだろうなあて思うのを生身の人間がロボコップとして生まれ変わって悪を倒し、自分を殺した奴らの他に自分をロボコップとして生き返らしたオムニ社のトップの陰謀、企みを暴き出していく様子がきちんと描かれているし、見ていて腹立つ。何て野郎だて思わずにはいられず、それがラストのマーフィーのたった一言に現れている。相棒として自分の味方であり、命を削ってまで共に戦った女警戒ルイスとの二人きりの場面でのマーフィーの素顔、表情の切なさが凄く印象的である。残酷なシーンが多くてちょっと苦手だなて思ったりするけどマーフィーのロボコップであることの悲しみが心を打つ。派手な映画だけど単なるロボット映画じゃない人間ドラマみたいなものも感じられた。そういう意味での評価しての7点です。  
[DVD(字幕)] 7点(2013-08-09 22:19:12)
43.  夜叉
何か北の国からみたいなキャスティングだな。いしだあゆみに田中邦衛、大滝秀治もだし、田中裕子の役名が蛍子って、もう北の国からしか頭に浮かばない。相変わらず高倉健はかっこ良い。いるだけで絵になる数少ない俳優さんだ。作品全体の雰囲気を壊すことなく高倉健が健さんワールドで魅せる。見せるではなく魅力するから魅せるなのだが、それだけであって北の国からみたいなキャスティングと雰囲気を感じさせながらも感動して泣けるような作品には感じない。良く言えばどこから見てもこの監督らしい作品であり、悪く言えばこの監督さん、降旗康男監督らしくあと一押し足りない。この同じキャスティングで山田洋次監督か市川崑監督で見たい気がしてならない。けして悪い作品ではないがやっぱり何か物足りない。 最後にもう少しだけ! 昭和を代表する映画スターが次から次へと亡くなって昭和の日本映画ファンとしては凄く淋しい。健さん、皆の分まで是非長生きしてください。 私はどんな作品であれ健さんがいる作品が見たい。まだまだ沢山見たいです。  
[DVD(邦画)] 6点(2013-07-24 23:59:06)
44.  コックと泥棒、その妻と愛人
ある程度は噂に聞いていたし、昔、淀川長治さんが絶賛していたのを覚えていていつか必ず見ようと思っていた映画であるが、それにしても予想以上の内容に圧倒させられる。食べるという行為、男と女が愛しあう行為、1人の女を巡って繰り広げられる醜い大人の男達の行為やら何から何まで人間は醜くて自己中心的な一面を持った生き物だって言われてるようだ。内容そのもののグロテスクなこと。それなのに何と美しく描いている。この場合の美しくとのは映像美です。正にアートです。映画はストーリーだけではないんだよ。映像美としての映画的興奮、美の世界がこの映画にはある。それにしても良かった。食事しながら見なくて本当に良かった。とんでもないものが見たい。刺激が足りないと感じてる人、この映画の持つ不気味さを一度味わってみたらどうでしょう?ただしつこく言うけど何か食べながらの鑑賞だけは絶対にしてはいけません。
[DVD(字幕)] 8点(2013-07-09 21:25:30)(良:1票)
45.  人間の約束
日本を代表する名優の1人である三國連太郎が亡くなってから一週間が経とうとしている。三國連太郎と息子佐藤浩市の親子共演て言うとやたら「美味しんぼ」ばかりが取り上げられるけどあんなものより他に取り上げるべき映画はあるだろ!て言いたい。この映画を取り上げないでどうする?三國連太郎が亡くなるまでこの映画の主人公のような感じだったて話を聞き、何だかとても痛たまれない気持ちになる。人間は必ず老いていく。人間を人間として扱って、最後まで約束を果たす役割をこの映画の重い内容により考えさせられる。どんなことになろうとも人間として扱ってこそ、人間なのだというメッセージがこの映画の主題であると感じる事ができる。最後にもう一度だけ言わせてもらうが三國連太郎と息子佐藤浩市親子共演作の代表作は間違っても「美味しんぼ」なんかではない。あんなものを取り上げるぐらいならこの映画をもっと取りあげて1人でも多くの方に見せるべきだ。  
[DVD(邦画)] 7点(2013-04-20 20:57:27)(良:1票)
46.  スパルタンX
前半はやや退屈。しかし、ジャッキー映画の三人集が集まってからの展開は面白く、ラストまでの流れと相変わらずのアクションシーンの凄さに釘付けになる。この映画を見てもやはりジャッキー映画はアクション映画とは何なんのかアクション映画の面白さとは何かを見せてくれる。  
[DVD(字幕)] 7点(2013-04-14 13:10:01)
47.  風が吹くとき 《ネタバレ》 
この作品から伝わってくるもの、それは人間は如何に情報という物に頼って生きているか。しかもその情報が誤っていたりした結果によって悲劇的な結末を迎えてしまうがそれは誤った情報を信じる自分自身によって起こることの恐さ。色んな意味でこの作品から伝わってくる恐さを老夫婦の姿から感じることが出来る。情報を頼り過ぎてはならない。だからといって情報を頼らないで何が出来る?核戦争の恐さと情報による恐さとを描いた作品として一度見たら忘れることは出来ないぐらいとにかく強烈な印象を与えます。喉が乾いても何も飲み物がない時、見つけたたった一つの小さな飴を分け合う二人の姿に人間としてあるべき姿が感じられます。この作品を見て何も感じないようでは人間失格と言っても良いぐらいの力強いメッセージのある作品です。  
[DVD(吹替)] 8点(2012-12-01 11:03:03)(良:1票)
48.  オーバー・ザ・トップ
如何にもアメリカという国が撮りそうな映画であって、同じくスタローンだからこそ成り立つ映画と言っても良いぐらいシルベスター・スタローンの為の映画である。スタローンの鍛えぬかれた肉体あればこその映画です。何でも腕力で解決という解り易さ、アメリカという人種、国を象徴しているような映画です。余計なこと考えずにただただ楽しめば良いのである。この映画はそんな映画だからこの祭、余計な突っ込みなしに観るのが正解かもしれない。やたら賞レースでの獲得や評論家達に対して受けたいというそういう狙いが何一つとして感じられないのも何だか好感が持てる。はっきり言って大した映画じゃないけどやたら小難しくて何を言いたいのか?解る奴には解るけど解らない奴には解らなくても良いというそういう変な狙いが感じられない。だから普通に楽しめる。何度も言うけど評論家受けを狙って撮られていない映画として普通に評価したい。そんな映画です。
[DVD(字幕)] 7点(2012-09-13 21:24:54)
49.  竹取物語(1987)
幻想的な映像美は市川崑監督らしいし、沢口靖子のかぐや姫も悪くはない。いや、むしろかぐや姫のイメージにぴったりである。完成度としてはそんなに高くはないし、良い出来ではない。市川崑監督作品の中では下から数える方が良いぐらい駄作かもしれないけど、嫌いではない。ただ好きかって言われるとこれまた困る。出演者の顔ぶれがとにかく凄い。三船敏郎と若尾文子の共演、しかも脇役にこの二人というのは何とも贅沢である。そんな贅沢なキャスティングを用意できるのは市川崑監督という人の持っている人望、俳優達に好かれているからである。他の監督だったらこの程度の出来の映画に果して出演していたかどうか?である。その他にも石坂浩二や加藤武の姿を見るとどうしたって「犬神家の一族」や「悪魔の手毬唄」を思い出すし、見たくなってしまう。色んな意味で贅沢な作品である。それ故にもっと凄い映画になっていても良いぐらいであるし、この監督ならそれぐらい出来たはずである。
[DVD(邦画)] 6点(2012-07-01 21:02:12)
50.  のるかそるか 《ネタバレ》 
さて、今度の日曜日は宝塚記念!ちょっとその前に観ておくかぐらいな感じでの観賞となるわけですが、タクシーの運転手である主人公が乗せた客同士が八百長を計画しようとしているのを聞いてそれにのる。そして、その通りとなり、大金を手にする。そんな実際にはまあ、なかなか遭遇しないであろうお話をテンポよく描いている。後半の泥棒に間違えられて慌てるリチャード・ドレイファスの演技が面白い。泥棒から何とか逃げ切ってやっとの思いで馬券を買おうとしたら馬券売り場の戸が閉まってしまい買えずガッカリしたかと思うと、その馬券は外れ、それからはどんどん当たりまくるという強運の持ち主、そんな状況なんて普通は考えられない。だからこそ面白いのである。この映画を見たからといって宝塚記念が当るかどうかは分らないし、馬券を買う上では何の参考にもならない映画ではあるが、競馬の知識など無くても十分楽しめる映画である。
[DVD(字幕)] 8点(2012-06-19 23:04:06)
51.  青い珊瑚礁(1980)
十代の若い男女の姿、眼を通して性とは何か?愛とは何か?親になることとはどういうことなのか?とまあ、色々と深いテーマを美しい海、景色によって描かれている。そして、扱っているテーマこそ重たい上に一歩間違えれば嫌らしくなりそうな所をそうは全く感じさせない雰囲気で描いている点がこの映画の素晴らしさであって、ラストシーンのを観ると幸せだった二人のその後のことを思うと何だか切なくなってくるほどこの映画の最後は何とも哀しい。面白いとかつまらないとかいうような映画なんかではないけど、凄く印象に残る映画になっているのは主演の二人の初々しさあればこそであり、特にこの映画の中で若くして母親となる運命を演じているブルック・シールズのあどけなさ、美しさはこれから何年時が経とうが絶対に失われることはないと思う。この映画一本でブルック・シールズという女優を忘れられなくなった映画ファンが果してどれぐらいいることか?私もそんな中の一人です。
[DVD(字幕)] 8点(2012-06-09 21:11:02)(良:2票)
52.  ウホッホ探険隊
「家族ゲーム」の森田芳光監督脚本による家族のドラマ、出てくる人物がそれぞれに悩みを抱えながら生きている。色んな意味で「家族ゲーム」と共通する世界であるが故に狂気、才気というものが弱い。あの「家族ゲーム」で見せた森田芳光的な才気、遊び心をとことん見せて欲しい。家族のあり方、親と子の関係、接し方、家族以外の他の人達との接し方など人が人らしく生きて行く為にはどうするべきか?というものを真面目に描いている点は大いに評価出来るし、役者の演技も悪くはないし、いや、それぞれが個性的であり面白い。それ故に何度も言うように刺激が足りない。毒が無い。もっともっと毒のある作品として描いて欲しかった。「家族ゲーム」の森田芳光監督、脚本家としても才能のあるこの人物ならばそれだけの凄い作品を書けるはずだと言いたい。根岸吉太郎監督に演出を任せたからか?よく解らないけど真面目過ぎる。森田芳光監督、自分で演出もすればどういう作品になっていただろう?という興味が沸く。
[DVD(邦画)] 6点(2012-06-01 18:36:27)(良:1票)
53.  ロックよ、静かに流れよ
私は男闘呼組みに関して昔、そういやそんなグループがいたっけ?確かにいたわぐらいの程度である。はっきり言って単なるアイドルものと思っていた。しかし、この映画は単なるアイドル映画の枠を超えている。今になってやっと見たことを凄く悔やむ。後悔している。人間歳を取ると昔の懐かしいことをふと思ったり、あの時、ああすれば良かったのにとかあんなこともこんなことも沢山、やったなあ!と感じるものである。この映画の四人組は誰から何と言われようが自分達の好きな音楽というものに誇りを持ち、精一杯生きているし、生きて行こうとしている。そういう若者の姿は年齢なんて関係なしに共感を覚える。どうやら実話らしいけど、この映画の舞台が我が地元長野県だったなんていやはや、あの田舎の風景、田舎臭さ漂う人達、見ていてそれだけでも何かたまらなく感じてきてしまう。映画全体に漂う田舎独自の世界観、エネルギー、何から何までこの四人の青春している感じ、ロックよ、静かに流れよというこのタイトルも何とも良い感じである。好きなことは嘘を隠さずに全てはじき出そうとする若い力に活力を貰ったような気がしてならない。この映画がキネマ旬報で4位に選ばれたのもこの映画を観て納得しました。それだけ多くの映画ファンの共感を覚えたのも納得だし、私のように観る前は単なるアイドルものと勘違いしている人達にも見ればきっと何か答えを掴めると思う。今、何かに悩んでいる全ての学生さん、一度は観るべきです。けして、損はしないと思う。
[ビデオ(邦画)] 9点(2012-02-11 23:30:03)
54.  カメレオンマン 《ネタバレ》 
これは凄い。何が凄いって?見たものと同じ姿に変身出来るなんてある意味、羨ましかったりするし、その変身するものがこれまた面白い。そして、そんな姿を変えられるカメレオンマンについてあれこれと研究するミア・ファローの凄まじい奮闘ぶりを見ているのも面白い。カメレオンマンが病院から逃げ出したり、色んな所に現れてみたり、ヒトラーの演説している所に現れる場面の凄さ、とにかく面白い。笑える。ウディ・アレンの映画でこの映画が一番好きです。
[DVD(字幕)] 9点(2012-02-06 22:03:39)
55.  スタンド・バイ・ミー
あれ?何か変だぞ!初めて見た時には凄く好きだったはずなのに、それが歳を重ねてしまった今、久しぶりに観ると素直に楽しめない。何故だろう?少年達が探し求める者への違和感が残る。どうもスティーブン・キング原作の映画は「ショーシャンクの空に」を除くとそんなには好きにはなれない。ノスタルジックに浸りたい。大人になってしまったらもうあの頃のようにこの映画の少年達のように同じ仲間を求めて何かを探そうなんてことよりも自分のことで精一杯でそれどころではない気持ちが先走ってしまいます。音楽はいつ聞いても本当に良い音楽だと思います。ただ、二度、三度と観ていると観る度にこの映画に対する自分自身の気持ち、評価というものが下がっていく気がしてならない。これ以上この映画に対する評価を下げない為にはここらでもう終わりにしようかと思いました。
[映画館(字幕)] 6点(2012-01-16 22:49:19)
56.  将軍家光の乱心 激突
う~ん?キャスティングは良い。特に緒形拳はかっこ良いし、千葉真一も流石はアクションスターである。松方弘樹に関してはまずまずだけど、緒形拳と千葉真一ほどではない。時代劇ならではのアクションシーンも満載で楽しめるけど物足りない。全体的に切れが無いと言うか?もっともっと漲るパワーが欲しい。やはり監督の力量なのかな?これだけ良いキャスティングなのになあ!それなりに楽しめたから一応は6点!合格点だけどそれ以上のものとなると欠ける気がする。
[DVD(邦画)] 6点(2012-01-10 21:50:22)
57.  愛と追憶の日々 《ネタバレ》 
最初のうちは何だか退屈な映画だなあ!ぐらいにしか感じなかったのに、見ているうちに段々と面白くなっていく。シャーリー・マクレーンとジャック・ニコルソンの演技が素晴らしい。自分に対してちょっかいばかり出す嫌な男なのに何故だか惹かれていくシャーリー・マクレーン、そこには女である以上、年齢なんて関係ないと言っているようであり、またその一方では娘を思う優しい母親の姿に良い母であるなあ!あの娘の為に注射をお願いする場面は辛い。辛すぎるし、泣かずにはいられない。人間の愛の深さ、母と娘の人間ドラマとして完成度の高い映画だと思うし、アカデミー賞が本当に良かった頃の作品という気がするし、アカデミー賞受賞も納得です。
[DVD(字幕)] 8点(2012-01-07 20:20:30)(良:1票)
58.  グーニーズ
昔は何度も繰り返して観る程、好きだったし、全く飽きることなく楽しめた映画なのに自分がもう歳なのか?それとも子供心をどこかに置き忘れてしまったのか?初めて見た時やその後に何度も見ていた時のような感動やワクワク感は感じられない。今、観ても面白いことは面白いし、色んな道具を操る少年が何だかドラえもんみたいであったり、あの嘘付き少年もやたら笑えたりするし、ステフのスーパーマンのかっこなんかも監督が「スーパーマン」と同じだからなのか?と感じたり、アンディのスカートがやたら短くてそこばかりつい眼が行ってしまうし、完全に親父かしてしまっている情けない自分を見て、この映画の少年、少女達のように子供心をいつまでも持てればと感じたりと色んな意味で考え深い映画となってしまっている。冒険ものは嫌いじゃないし、むしろ大好きです。でもやっぱり今では7点が精一杯。
[DVD(字幕)] 7点(2011-12-02 21:22:05)
59.  ブルース・ブラザース
如何にもアメリカ映画的な感じのノリと派手な展開で見せる映画という気がする。どう考えてもこの滅茶苦茶さはアメリカ映画ならではだし、少なくともヨーロッパ映画じゃこうはならない。観ている分にはスカットするし、気持ち良いけど観終わった後には何も残らない。あれもこれもとアクションからコメディからノリの良い音楽から色々と描かれているのだが、ちょっとしつこ過ぎる。つまらない映画だとは思わないので6点は付けても良いが個人的にはこの点数が限度かな?それにしてもよくぞここまで沢山の者を壊すアメリカ映画の思い切りの凄さには驚かされる。
[DVD(字幕)] 6点(2011-11-13 20:07:50)(良:1票)
60.  アニー(1982) 《ネタバレ》 
アニーが歌う曲、あの曲が元気になれるぐらいここでの音楽は本当に良い。映画音楽の持つ力とその中でアニーと共に暮らす仲間達の元気な姿、両親のいないことをけして、前面に押し出そうとはせずにひたすらに生きる子供達、全員女の子がこの映画を支えている。金持ちの家に養子に欲しいと言われ、嬉しそうなアニーの表情、そんなアニーを騙し、金持ちの殿下達までも騙して、アニーの両親であると金を騙し取った悪人二人が逃げるアニーを捕まえようとする時に男の方が「殺すぞ」と脅したことに対してそれまでは散々、アニーをはじめとする子供達のことを自分の良いように扱ってきたハニガンが「アニーは生意気な子。だけど殺すなんて」というこの後の変わりよう、人間はお金よりももっと大事なものがあるんだと初めて知らされたような姿、ラストに打ち上げられる沢山の美しい花火を見上げている人達の笑顔が嫌な奴が沢山、出来たりする中で救いとなっている。色々と突っ込みたくなることも全てはミュージカルなんだし、ファンタジーなんだから笑って許したくなります。アニーが単なる生意気なガキだったらここまでの作品にはなってないはずです。
[DVD(字幕)] 7点(2011-09-24 11:23:58)
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