41. デイ・アフター・トゥモロー
あんまり寒いので思い出しちゃった。寒いのキライだぁ。やだねー・・・こんなコトになっちゃったら!!!何も考えちゃイケマセン。ただただ、この映像に5点。あとは何も聞かないでクダサイ。振っても何も出やしません。おー寒っ。 [映画館(字幕)] 5点(2006-01-06 11:15:25) |
42. パルプ・フィクション
うわ?もう10年以上も経つのか・・当時劇場で観てぶっとんだっけ。年も明けたし景気づけに再見。ホント今更だけどイイですねえ。何といってもアホみたいな会話。字幕ナシでまんま見られる方が羨ましい。あ~、ダサカッコいいこのセンス!音楽もハマってます。そしてユマ・サーマンの作りモノのような美しさ!手も足も長いこと長いこと。同じホモ・サピエンスとは思えません。色んなトコをくすぐられる映画です。オモロイ! [映画館(字幕)] 9点(2006-01-06 11:11:41) |
43. 15ミニッツ
《ネタバレ》 酷評が目立ちますが、私は楽しめました!同監督の『2days』が思いがけず面白かったので拝見。まだ2作品ですが、この監督とは中々相性がいいのかも。最初退屈なのに、途中から俄然面白くなってくる。あのチープな感じがまたヨイ。テーマや見せ場を仰々しく、バーン、どうだーっ!!とは描いてない。何やら見てる側が‘間’で感じるような、奇妙な空気があります。こーいう間合いみたいなのは波長が合わないと全く分からないだろうな。人間像も描きすぎないで、感じさせるトコ、好きです。でも、デニーロが最後の最後まで気になってしまって集中を欠いてしまった。1つ減点。だって・・・ねえ?! [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-04 18:23:11) |
44. 不滅の恋/ベートーヴェン
《ネタバレ》 不滅の恋人は・・・そうでしたか、あるイミ納得。でも何故に彼女なのか・・?それが分からない。その辺り、全く描かれていないとこに気持ち悪さが残ります。個人的には‘月光’を弾くシーン、とても好きでした。第九はあまり心にヒットせず。ピアノは好きなんですが、どうしてもあのオーケストラというのが苦手なもので・・・そんな自分が残念です。 [DVD(字幕)] 6点(2006-01-04 18:19:28) |
45. 不夜城 SLEEPLESS TOWN
《ネタバレ》 うわ~。何ですか富春の登場シーンは・・・変な音楽に変な赤い色・・・そして出てきたあの姿・・!!ズッコケますよ。心霊体験の再現フィルムじゃないんだから。そして金城剛。もうゴニョゴニョゴニョゴニョ。セリフが聞き取れません。顔だけで健一を演じるのは無理というもんです。あの原作を映画にするという発想自体そもそも間違ってるワケで、そんなもの何も求めてはいませんでした。しかしヒドイ。せめてあの原作の持つ底冷えのする寒さ、温度だけでも感じさせて欲しかった。欠片でもいいから。しかし。山本未來はヨカッタです。救いです。でも、勇気のある方は何より富春の登場シーン、是非見てください。衝撃です。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-12-27 14:20:42) |
46. 蝶の舌
《ネタバレ》 ズルイ・・・(泣)やっぱりこのラストはずるいでしょう。もう有無を言わさず 一突き デス(悶絶)。あんなにも残酷なものを、あっさりと描いたのは良かったと思います。断片的にはいいのに、物語全体はうまくつながってない気はしますが。もったいないです。ああ、人間ってヤダ。なんと弱くなんと哀れで残酷なものか。とにかく何の前知識もなく、ただ題名だけで観たワタシがアホでした。 [DVD(字幕)] 6点(2005-12-26 09:35:34) |
47. 2 days トゥー・デイズ
最初はかったるめな感じですが、時間が経つにつれどんどん面白くなってくる!スペイダーが主役と思ってたら、あらら。なんか違う。なんだぁ~?あの眼鏡は・・・。しかし何だか脇役も含め、みんないい味出してます。見てる間何度も ぷぷぷ ときてしまった。派手さはないけど地味~に面白い。ラストがスキ。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-26 09:32:00) |
48. ユー・ガット・メール
セクシーさとは縁遠い(悪いイミじゃなく)ところに、この2人の人気の秘密があるのか・・・?2人ともさらさらと感じがよくクセもないですよね。こういう作品は主演の役者がスキか苦手かでもかなり意見が分かれてしまうのかも。ワタシは後者なのでつい辛口になってしまうのです。ハイ。偏見によるところ大です。 NYと音楽は良かった。でも・・・・面白いのか?コレ?! [ビデオ(字幕)] 4点(2005-12-26 09:28:03) |
49. パリ、テキサス
《ネタバレ》 だめ人間トラヴィスの、実に身勝手でやりたい放題なお話。冒頭のあのトラヴィスの姿からして、既にだめ人間の香りがぷんぷん漂っております。弟夫婦のしごく真っ当な人柄の良さが好対照。私自身がだめ人間なので、頭にくるほど不器用なトラヴィスの悲哀みたいなモノに心が揺れてしまいました。この映画で一番オトナなのはもちろん8歳のハンターであることは言うまでもありません。不思議な余韻の残る作品です。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-19 22:06:18) |
50. コラテラル
とにもかくにもトムが変です。誰か気付かなかったのでしょーか。あと個人的にはせっかくトムが殺し屋やるなら、もっと正統派のゾワーっとくるようなキャラにしてほしかった。退屈はしませんが、後に何も残らない。うっかりすると何も思い出せなくなってしまうような作品なので、観る時は注意が必要です。 [映画館(字幕)] 4点(2005-12-19 22:00:13) |
51. 砂の器
こんなにスゴイ作品だとは知りませんでした。こうして書いていても、胸がふつふつと震えてきます。ある意味あの原作すら超えてしまってるのではないでしょうか。色々な意味での人間の業というのを、嫌というほど感じる作品。己の背負った業からは、決して逃げることはできない。 その残酷さを描きながらも、冷えた空間に火をふっとともした時のような暖かさも感じさせてくれる・・・名作です。加藤嘉の名演に、涙がとまらない。巷に溢れるお涙頂戴モノに辟易している方、是非ご覧下さい。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-19 11:52:28) |
52. 水曜日に抱かれる女
悪いオンナだなあ・・・しかしメッチェンのあの魅惑的な肉体はうらやましい限り。有効利用というのはこーいうことですな。スペイダーが好きだという極めて偏った理由で個人的には楽しめましたが、映画としてはどーなんでしょう。最後も、へ?という感じだし特に緊迫感があるわけでもなく、悪女モノとしても中途半端な作品です。でも・・・嫌いじゃない。 [DVD(字幕)] 5点(2005-12-18 17:22:27) |
53. ぼくの美しい人だから
《ネタバレ》 スペイダーの大ファンだった当時、観に行きました。しかし当時は何か釈然としないものを感じ、この映画は心の奥に封印。かなり久しぶりの再見だったのですが、やはり今観ても消化しきれないものが残ります。けっして悪くはないのですが。まあ現実には難しい設定だとは思うけど、2人の心の揺れや描き方などはキレイすぎず、切なくて良かったです。でもやはり最後がなあ・・・‘2人が現実的に結ばれる’という形だけがハッピーエンドではないと思うんですが。この場合、別々にそれぞれが新たな道を歩みだす・・という方がグッときた気がしますね。一生墓場まで気持ちを持っていく・・的な。ちょっと残念。 [映画館(字幕)] 6点(2005-12-17 18:15:37) |
54. マグノリア
許して許して許して・・・って、うるさいっちゅーに。許せるモンも許せなくなる。懺悔すりゃいいってもんじゃないのだ。例のシーンにも参りました。開いた口が塞がらない映画です。 この映画、ワタシは許しませーん。 [映画館(字幕)] 1点(2005-12-16 18:22:16) |
55. タイタニック(1997)
スケールが大きい故に、そのからっぽ具合が際立ちます。デケーなぁ・・・・というだけにこの時間はツライ。ある意味‘大作’ではあるんですが(今気付いたけどレヴューも700超え!) 名作や秀作といったのとはまた別モノです。お金はもっと有効に使いましょう。 [DVD(字幕)] 3点(2005-12-16 18:19:48) |
56. アイズ ワイド シャット
まず。勝手に想像してたような、エロティックな映画ではなかったです(恥)。何だか 生きてるような死んでるような、夢だか現実だか分からなくなるような・・・曖昧なところを延々漂わされる作品。そして最後だけ現実に戻される。‘FUCK’。うまく表現する自信はないが、美しき大病院に入院した時の感覚にどこか似ている。空間は綺麗で無機質で、それでいて人間の生々しさもある。生と死が渦巻いているのに理路整然としている・・・。生も死も大した問題じゃないのだという空気がそこにはあり、患者はただ目の前の飯を食い、今必要な処置を受けるだけなのだ。この映画には、そんな足を踏み入れたくないような世界を感じます。繰り返し観てみたい作品です。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-14 18:56:08) |
57. ミシシッピー・バーニング
閉鎖的な土地では、やはりどこか異端を排除するような傾向が出やすいんですよね(もちろん断言はしません)。誰しもが心の奥に持つ暗い部分なのかも知れませんが、その究極の形がこうした人種差別なんだろうなと。現在、閉鎖的な地に住む私としては、日常の中にその小さな欠片を感じ、ヒヤリとすることがしばしば。まあ映画なので事実と違う部分はあるのでしょうが、シグナルを鳴らす意味では、成功しているのではないでしょうか。実際怖かったですよ、とても。途中で止めたくなるほど、恐怖を感じました。集団の悪意というのは何やらものスゴイ勢いがあって恐ろしい。物語としても面白かった。最後まで観てよかったです。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-03 11:27:54) |
58. JAWS/ジョーズ
これ、TVでやる度必ず見てしまう(笑)。TV欄で見つけると「あ、見なくちゃ」と思い、ゆっくり見れるようその日の予定調整までする。そして、見る度いちいち怖い。JAWSの姿が見えないうちも、JAWSがバーンと出てもやっぱり怖い。あんなのが水面から出てきたらヤダ、絶対ヤダ(泣)。あの姿を見る度、うわあああ、だからもうヤダってーーーーとホントに泣きたくなる。・・・でも見る。前世で鮫に喰われたか、この作品が傑作か。ま、後者は間違いないでしょう。傑作です。 [地上波(吹替)] 8点(2005-12-03 11:23:59) |
59. ディーバ
↓【longsleeper21】さん、なんとうらやましい。これをタイムリーに(もしくは同時代に)観れるっていうのは、いいなあ・・10年近く経ってからビデオで観たのとではまた随分違うんだろーな、と羨ましく思います。雰囲気、映像だけについ目が向けられがちですが、単純に面白い!というのもこの作品の魅力です。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-02 12:41:32) |
60. シェルタリング・スカイ
なんともいえない、やりきれない沈んだ気分になります(単に暗いという理由ではないんですが)。あんまり何度も観たくない。機会があり映画館で観たものの実のところ、できればコレは観たくなかった。観てしまった後では、絶対忘れられぬ作品になってしまいましたが。心でなくもっと奥、丹田の辺りがズシリと重くなるような、困った映画です。決して好きではないので、点数が難しいのですが。7点で。 [映画館(字幕)] 7点(2005-12-02 12:38:18) |