41. オープン・ユア・アイズ
結局こういう話か、とみえみえのオチと作品の主題を確認する様に観た。あぁそれでそこがそうなるんでしょ、て感じ。話全体が、テンポ悪くてかったるかった。ペネロペクルスだけで3点の価値はある。 [ビデオ(字幕)] 3点(2007-01-31 20:26:27) |
42. もののけ姫
台詞が全部頭の中に入っている位、何度も何度も観た作品。宮崎アニメの中でも、殊に怒り、憎しみを含めた凶暴な本能を際立たせている。内容が似ている作品、ナウシカと異なるのは、人間と自然という対立構造がよりハッキリしている事だ。かつてナウシカによって再び結ばれた大地との絆は、再び人間によって壊された。怒りと憎しみの連鎖を断ち切ろうとするアシタカの姿は、かつてのナウシカを思わせる。最終的に双方の関係が改善されたのかはわからない、しかし、人間と自然、怒りや憎しみを超えて、獣神-命そのもの-は、私に「生きろ」と言ってくれた。命は、獣神の静かな佇まいの様に、存在し続けるのだ。 [映画館(邦画)] 10点(2007-01-30 17:34:54) |
43. ハウルの動く城
かなり期待して劇場に行ったが、結局何を言いたかったのか。キャラクターはジブリらしく生き生きとしているが、他に目に付くのは支離滅裂な話の展開だけでした。がっかりの作品である。声はカルシファーと荒地の魔女だけかな、良いと思ったのは。 [映画館(邦画)] 4点(2007-01-18 21:01:20) |
44. 私の頭の中の消しゴム
やはりその後を描かなければ本当の愛の物語にならないだろうという事は皆さん書いているが、確かにその通りだと思う。しかし本当にその部分に重点を置くのならば、それはもういっそドキュメンタリータッチの物語にした方が良いと思う。それはそれで美しい主役2人が目立ってしまうだろうが。愛の形は沢山あるが、これはいかにもラブストーリーって言うか恋愛のテイストで行こうって事なんだろうと思う。しかし製作者がそのことを考えていないのならば残念だ。単にアルツハイマーと言う病の、人格を失ってゆくという特性に目をつけただけであれば(それを知るすべは無いが)舐めてるとしかいいようがない。分かっているのならば余計にそういう部分を多く描いて欲しかった。内容に関しては、恋愛映画として観た。ストーリーも良いと思う。個人的にはスジンの上司を殴るシーンは特に抵抗が無かったし、手紙を読むシーンは泣きそうになった。ソン・イェジンは可愛いし、ウソンはカッコイイね。何より他の登場人物をおいて二人の幸せな世界を作り出していた雰囲気が好きで、そして崩れ去ろうとする様が何より悲しい。 [地上波(吹替)] 6点(2007-01-17 18:07:19) |
45. デイジー
ちょっと厳しいような気がするが、ラストが少し納得いかない。雛菊を送るって見守ってるつもりでも何処か自分の存在を意識してほしかったのだろうか。(殺し屋になる前に出会ってほしかった…)しかしお目当てのチョン・ウソンはやっぱり寡黙な役が似合う。へヨンの声を電話で聴く姿が悲しかった。アナザーバージョンも観たい。 [DVD(字幕)] 4点(2007-01-17 17:07:03) |
46. CASSHERN
意味わからない。これ外れるって予想ついたろうに…。下手するとなんかのPVの方が良いんじゃないかと。 [映画館(邦画)] 0点(2007-01-17 00:06:06) |
47. ノッティングヒルの恋人
こういう映画を見ると、やっぱりラブロマンスはいいなぁって思ってしまう。ホントありえないような話だが、2人が立場を越えて愛し合うっていう部分だけは(いやそこが1番有り得ないのか?)否定したくない。ヒューグラントではないけれど、Sheを聴いただけでトローンとしてしまいそうだ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-16 23:25:30) |
48. ウォルター少年と、夏の休日
2人の豪快な爺さんがかっこよすぎで、特にロバート・デュバルにグッと来た。あの死に様も笑えた。反対にウォルター君はちょっと存在薄いねーて感じ。しかしそれも仕方ないか。その審議に関わらず、なんでもない話を長々とされてもなァと思ってしまったが、わりと面白かった。 [映画館(字幕)] 5点(2007-01-16 18:13:45)(良:1票) |
49. DEATH NOTE デスノート(2006)
原作はとても面白いだけに、拍子抜けしてしまった。もっと濃淡を強調した映像にすればよかったのになぁと感じた。キャストもいまいちだし、映画化すること無かったんじゃないだろうか。 [地上波(邦画)] 3点(2007-01-16 17:59:34) |
50. プラダを着た悪魔
ミランダの、足先からメガネまで(白髪も似合う)キマってる登場の仕方はカッコいいの一言。しかも家で支度してるのが想像できない所が彼女の鉄壁ッぷりに拍車を掛けている。そしてメイクを落としたら反対に脆くなってしまうのも、流石はメリルストリープだな、と言ったところか。アンサハウェイもしっかり頑張ってる感じが出ていて良い。しかし、彼氏も彼氏だ。男が誕生日をすっぽかされたくらいでなんて。そうじゃないとしても、お互いに働いているのだから、もう少し相手に対する理解がほしい。軟派な作家さんはもういいとして。その他の設定にも納得できない部分は多々あるが、作品全体にこれでもかと登場するファッションショーのような服たち。(アンディの服がコロコロ変わるシーンはよくある手だが良いと思った。)そして音楽。テンポのいい話に合っている。最後の2人が視線を交わすシーンは微笑ましい気分になった。 [映画館(字幕)] 7点(2007-01-16 17:49:51)(良:1票) |
51. Ray/レイ
ただただ堕ちていくだけの半生は気味が悪かった。キャッチコピー”彼は生きる事の天才だった”って何なのか。どのへんが?て感じ。再生からラストにかけて一気に畳み掛けるのもどうかと思う。唯一の救いはアカデミー賞も獲ったジェイミーフォックス。動きがリアルすぎてもう真似以上のものだったと思う。 [映画館(字幕)] 5点(2007-01-16 01:17:28) |
52. スターリングラード(2001)
狙撃シーンの緊迫感は入り込みやすかった。エドハリスにジュード・ロウが喰われていなかったのも大きい。ダニロフやターニャとの関係は無ければないで物足りないが、少々面倒くさかった感がある。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-16 01:06:10) |
53. NANA
演技を薄っぺらく感じた。とんだ茶番。歌は好きですが。 [ビデオ(邦画)] 2点(2007-01-15 18:37:06) |
54. イルマーレ(2006)
オチも読めたし、2人の文通の部分をもう少し掘り下げて欲しかった。主役はこの2人でなくてもよかったかも。オリジナルは見ていないが、この映画の、どこかミニシアターのような安っぽさはオリジナル版ではどうなっているのか。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-01-15 18:26:56) |
55. 模倣犯
ラストの意味が全く分からない。映画館に見に行ったことが(というかこの映画を観たことが)本当に悔やまれる。それにしてもタレント多い。 [映画館(邦画)] 1点(2007-01-15 18:10:55) |
56. あるいは裏切りという名の犬
久しぶりに映画館で観た映画。警察組織の中の2人の男の戦い、思わず息を呑んだ。ハッピーエンドにはならないと思ったが、少し・・・。しかしそれも淡々としたこの映画の雰囲気。のし上がってきた2人の、皺だらけの顔が印象的。 [映画館(字幕)] 5点(2007-01-15 18:00:43) |
57. ファイト・クラブ
大袈裟かも知れないが、自分の人生観を大きく揺さぶった作品。レイモンドのシーン(Run!Forest,run!笑)を始め、幾度と無く観るものに訴えかけてくる。激しい殴り合いやパフォーマンス、シナリオなどに目が行きがちだが、既成の価値観を打ち壊そうとする強烈なメッセージの塊である。啓蒙というべきか。ブラッドピットの狂人ぶりははまり役だが、それに負けない存在感をもつエドワードノートンを、この作品で知った。ラストシーンは自らの価値観の崩壊に身震いした。あのサブリミナルはタイラーの仕業かと。冒頭の言葉「愛するものを傷つけ~」が全体を貫抜いくテーマなのか。 [ビデオ(字幕)] 10点(2007-01-15 00:42:52)(良:1票) |
58. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
日本版よりもおもしろかも?という意見を聞いたのでどんな風にリメイクしたのかなぁと、興味本位で観たが、ガッカリした。リメイクするならそれなりの何かこう・・・無いんですか?足元だけ踊ってるシーンとか、自宅でも練習するとか、まるっきりパクッてるだけだなんて。やっぱ役所広治の方がいいよなぁと、何度も思ってしまった。ジェニファーロペスも存在感ないし・・・言い出したらきりが無い。最後のグダグダ感も。 [地上波(吹替)] 3点(2007-01-15 00:16:44) |
59. スリーピー・ホロウ
話の筋とかは抜きにして、独特の雰囲気、グロテスクさが個人的にツボだった。凄く怖がりな自分の怖いもの見たさを思い切り刺激した作品。 [地上波(吹替)] 6点(2007-01-15 00:05:40) |
60. クレイマー、クレイマー
無駄なシーンは殆ど無い。夫婦役の演技も素晴らしい。ダメだったテッドの父としての成長を見て、自分もこうありたいと思う。女性の社会進出の増加という世相を反映しながらも(他にもさまざまな見方が出来ると思う)、あくまで親子愛の物語だ。子は親を見て育つ。ラストシーンはあまりにも有名だが、個人的にはビリーが、隠したはずの母親の写真を隠し持っているシーンが印象的だ。 [地上波(吹替)] 8点(2007-01-13 15:54:20) |