41. 百万円と苦虫女
《ネタバレ》 まあしかし邦画特有のボソボソっとしたやりとりは 本当にどうにかならんかなーと思う。単純に聞こえない。 でも演技はなかなか良かったし、共感出来るシーンも多かった。 でも森山未來が後輩とのデートでまで金出させるシーンは、 本当の気持ちからは全く理解出来ない。 金借りたり全て出させたりするのに、 「行かないで」が言えないなんて、 結局本当の理由を種明かしされてもダメ男だと思う。 あ、あと赤犬が使われてて良かった。 [DVD(邦画)] 7点(2012-07-07 22:20:52) |
42. 嫌われ松子の一生
なんか制作者のパワーをもの凄く強く感じる作品だった。救われない話だけど、間違いなく名作。 [DVD(邦画)] 9点(2012-06-30 02:08:12) |
43. ラフマニノフ ある愛の調べ
《ネタバレ》 ラフマニノフは花を見ると昔を思い出して機嫌がなおりますよー というのを回想シーンと共に延々見せられるだけの映画でした。 最後いきなり終わられてポカーンとなりました。 [DVD(字幕)] 3点(2012-06-20 16:35:07) |
44. オーケストラ!
《ネタバレ》 音楽をやっていた者からすれば、やはり団員のやる気の無さが気になる。 確かに最後は熱演だったけど、タイトルが「オーケストラ」なんだったら、オーケストラの素晴らしさを作品にすべきだし、この邦タイトルはいただけない。なんせオーケストラを構成する団員のキャラクターに全然魅力を感じないんだから。 これはやや強引にスポーツ物に置き換えたなら、かつての名プレイヤーが集まってみて、なんの努力もせずにいきなり大会で優勝するわけですよ。これは奇跡と言うのとはちょっと違うと思う。「まぐれ」かな。あと指揮者の当て振りがむちゃくちゃ。オープニングから既に四拍子すらマトモに振れてない。辛口で申し訳ないが、コメディ映画としても笑え無かったので、ラストのバイオリンにだけ点数を。 [DVD(字幕)] 3点(2012-06-17 08:07:49)(良:1票) |
45. 耳をすませば(1995)
キャラクターがとても個性的で面白い。 カントリーロードの演奏シーンも素晴らしい。 昔のジブリは音楽もストーリーも本当に良くて 見終えた後に胸がじわーってなる。 物語から抜け出せなくなる程の幸福感みたいな。 そして何故か鍋焼きうどんが食いたくなる。 こんな作品を今もっともっと作ってくれないだろうか。 [地上波(邦画)] 10点(2012-01-02 11:41:35)(良:1票) |
46. 海と毒薬
狂ったとしか思えないこんな出来事が昔の日本で実際にあったなんて信じられない。特定の宗教を持たない日本人にとって「命」とはなんだ?と考えさせられる作品。原作にはかなり忠実で、描写される集団心理が本当にリアルだったし、怖い映画だった。でも、何故岡田真澄なんだよ。 [DVD(邦画)] 8点(2012-01-01 22:35:03) |
47. トイ・ストーリー3
大量消費の世の中、ハグベアのロッツォが辿った捨てられるだけのおもちゃが世の中にはあふれ返ってるんですよね。「万物に神は宿る」と考えられてきた日本人にとって、近年もう一度考え直さなければいけないテーマを感じました。素晴らしい作品でした。 [映画館(吹替)] 9点(2012-01-01 22:19:50) |
48. 沈まぬ太陽
伝えたい事が、イマイチ伝わってこない。企業の腐敗体質についての問題提起作品としてはあまりに冗長で、もっとコンパクトにまとめられたんじゃないか。結局最終的には小倉寛太郎の自伝ってだけなのか? [DVD(邦画)] 6点(2012-01-01 22:00:38) |
49. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
《ネタバレ》 「タイトルで損をしている映画」として有名な作品なだけあって、見てみたら予想外に面白かった。家庭崩壊した家出少年が詐欺行為で金を稼ぎまくるものの、心の中はいつも本当にからっぽで、嘘に嘘を重ねて婚約まで漕ぎ着けたオヤジに、正体がバレたと思って全てを打ち明けてまで家庭を得ようとするシーンや、婚約者を信じて空港まで行くシーン、最後に自分の母親の元へ逃げるシーン、クリスマスのカールとのエピソードなど、家族の温かさを求める未成年の少年らしい心の内がよくとれた。ディカプリオがシークレットサービスを名乗ってカールを騙すシーンがお気に入り。 [DVD(吹替)] 8点(2012-01-01 21:48:27) |
50. CUBE2
《ネタバレ》 最初の数分は楽しめる。今回は4次元か!なんて思ったりもしたけれど、みんなが別れた辺りからもう見れたもんじゃないグダグダ映画に。前作では謎が明かされず、極限での心理状態を楽しめる作品だったのだが、今回はそれすらも中途半端だった。最後の暗号の芸の無さにも驚いた。別にいらんやないかと。 [DVD(吹替)] 3点(2012-01-01 21:35:06) |
51. 婚前特急
《ネタバレ》 優しくて自分を受け入れてくれる平穏な相手より、例え欠点だらけでも、自分が成長できたり、全てをぶつけ合っても平気だと分かってる相手の方に惹かれたりする彼氏の心境に、妙に共感できるところがありました。恋人候補はハマケン含む全員が見事に自分の考えを中心に生きていて、結婚なんて考えられる相手は見事にいなかったけど、主人公も今までそうやって自分を中心に生きてきたもんだから、気が付くと本当の愛なんて誰とも感じ合えてない。そういう相手ばっかだから5股なんてのも楽勝だし、自己中大学生以外とは別れるのも簡単だっただろうな。主人公は最初「人生の時間は限られてる」とか言って自分の行為を正当化してきたけど、本当は物凄い寂しがり屋で、重く思われないように気持ちを分散してドライになる事でバランスとってんだろな。それを分かってるだけに、親友も多くは言わないんだろうなと。そういうちょっと妙にリアルなとこも面白かったです。でも思うのです。最後に5股相手とモトカノを結婚式に呼んでんじゃねえよと(笑) [DVD(邦画)] 8点(2012-01-01 21:23:15) |
52. 北京原人 Who are you?
近所のツタヤで「ヒューマン」のコーナーにありましたが、そもそも「人間」ですらないです。 [ビデオ(邦画)] 1点(2011-06-01 04:20:03)(笑:4票) |
53. 時計じかけのオレンジ
センスが凄い。ズバ抜けている。1971年にこんな作品が作れるとは。不快な映画だし、ストーリーに深みがあるとは思えないのだが、グイグイと引き込まれた。なんとも不思議な作品である。 [DVD(邦画)] 8点(2011-06-01 03:51:39) |
54. 最高の人生の見つけ方(2007)
《ネタバレ》 本当に惜しい映画。題材も演者も映像も素晴らしいのに、シナリオが浅すぎて淡々と終わった印象。2人の友情や行き違い、死への恐怖や家族愛など、もっともっと深く表現する事ができたと思う。そして2人はあの旅行だけで本当に最高の人生を見つけられたのだろうか。後半は随分雑なシナリオに感じたが、世界中の景色がとても美しかったのが救い。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-01 03:41:13) |
55. ゴッドファーザー
マフィアを題材にした映画だが、着目すべきは抗争や殺戮よりも、人間同士の繋がりを中心に描いているというところではないだろうか。こういう裏社会の人ってのは、どこの国でも義理人情の世界なんだなぁと実感。かなり引き込まれる作品だった。でもルカはすげー迫力なのに簡単に死にすぎでただのザコみたいになってたのが残念だった。 [DVD(字幕)] 8点(2011-06-01 03:29:45) |
56. 恋愛小説家
《ネタバレ》 高校生の頃に映画館デートで見て以来、14年ぶりの鑑賞。当時はわけわかんなく見てたけど、今見るとなかなか面白い映画だった。自分を見失うほどの恋愛相手を見つけたジャックニコルソンが本当にピュアで一生懸命で可愛い。朝食のパンを買いに行くというエンディングもとても爽やかで、心がほっこりした。ただ邦題だけは本当にいただけない。そんなとこにスポットを当てる必要があったのかどうかが疑問。 [DVD(字幕)] 9点(2011-06-01 03:15:42) |
57. ライフ・イズ・ジャーニー
ショートムービーは色々見てきたけれど、この中途半端な感覚はなんだろう。いろいろと狙いすぎで、セリフに意味を持たせすぎてて、作り物なテイストが気になって仕方ない。言葉の「間」、セリフ回し、演出等、本当に素人仕事なので、自分の視点が「撮影者」のように感じられてしまい、もはや感情移入どころですらない。ポットショットの音楽が全然合ってないのもちょっと残念。ただ、「ヤ」の女の子達だけはナチュラルさが良かったので3点。 [DVD(邦画)] 3点(2011-06-01 03:08:51) |
58. 人情紙風船
色んなレビューサイトでの評判を聞き、ようやくDVDを見つけました。1937年の映画ですが、現代でも通用する映像技術、演技、そして切なくも悲しいストーリー。これを名画と言わずして何と言おう。近年の歴史映画には類を見ない、実に素晴らしい作品だと思います。ラストなんてもう鳥肌が。映画には時代なんて関係ないもんだな、と再認識いたしました。全ての映画ファン必見でございます。 [DVD(邦画)] 10点(2009-09-22 21:01:13) |
59. 生きる
志村喬の演技が、もう演技に見えない程光っていました。混沌とした時代の映画ですが、今改めて見ると凄く新鮮で、夜の街のシーンなんかもう日本とは思えませんでした。カラーがあれば見てみたいです。後半の通夜の席の話は若干冗長でしたが、『12人の怒れる男』のような展開は面白かったです。全体を通して、とても切ない映画でした。色んな人に見て欲しい映画。 [DVD(邦画)] 10点(2009-08-26 17:32:37) |
60. tokyo.sora
《ネタバレ》 ストーリーの大半はゆるーい日常をゆるーく撮ったゆるーい映画。ラストシーンにほんわかします。映画として成立しているのかわからんぐらいのユルさ加減ですねこりゃ。 [ビデオ(邦画)] 8点(2008-12-23 08:31:56) |