41. パラサイト 半地下の家族
《ネタバレ》 退屈はしなかった。 まあまあ面白い。 韓国映画に疎いアメリカ人が本作を評価するのも頷ける。 でもねえ…。 今までの全ての映画鑑賞人生で、これが普通以上に面白い映画かと聞かれれば、ノーというしかない。 ラストのパーティーでの惨劇も、如何にも韓国映画らしいし、目新しさはなかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-19 19:29:21) |
42. タクシードライバー(1976)
《ネタバレ》 初めて見たのは80年代。 まだ中学生だったので、ラストの銃撃戦がカッコイイと思うだけの作品でした。 今、もう一度見返してみて、当時の背景を思うと、こういうスタイルの映画は皆無だったわけで、この映画が今後、ジョンレノン暗殺犯や、ジョージハリスン殺害未遂の容疑者に強く影響を与えたんじゃないかと、恐ろしく思えます。 主人公のトラビスは結局は自分の意志とは反し、社会的なヒーローになるのですが、サイコパスがなくならない理由が、この映画から伺えるような気がします。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-10 18:26:51) |
43. にがい米
この映画、当時見ていた人の感想を聞いてみたいです。 おそらくストーリーなんて理解しようとした人はいなかったんじゃないでしょうか。 この映画の目玉は、当時18歳のシルヴァーナ・マンガーノの豊満な肉体美だと思います。 ブルーレイディスクのジャケットも、彼女のムチムチの太ももが全開。 私は内容も知らずに、ジャケ買いしてしまいました。(笑) 彼女の腰をクネクネさせたダンスも最高です。 腋毛もわざと見せているようです。 それだけの映画ですが、商品は購入価値、十分にあります。 物語は一応、重圧なものが感じられます。 [DVD(字幕)] 8点(2020-11-04 01:48:24) |
44. さらば青春の光
ザ・フーの「四重人格」というアルバムが好きで、30年前にビデオで見ました。 その時は、BGMに字幕がついていたのですが、今回CSで放送されたものは字幕はありませんでした。 内容は本当につまらない虫けらみたいな若者の挫折を描いただけの話しですね。 救いというものが全くない。 1965年当時、イギリスで青春時代を送った人間だけがノスタルジーに浸れるだけの作品ですね。 音楽がなかったら全く内容がない。 日本の映画に例えたら、那須博之監督の「ビーバップハイスクール」といったところでしょうか。 こんな青春、私は歩みたくないです。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2020-11-04 01:40:51) |
45. ヴィランズ
評価は高いのに制作されない脚本を「ブラックリスト」と呼ぶんだそうです。 そのブラックリストに挙がっていた一つが本作らしいんです。 でも蓋を開けてみると、いかにもコンクールで佳作を取りそうな内容で、一つ一つのアイデアが、どこかで拾ってきたものじゃないかって思うものばかりなんです。 タランティーノ、ティム・バートン、ヴィンセント・ギャロ。 数えたらキリがないくらいで、物語に新鮮味が感じられません。 コンビニ強盗から逃亡中のカップルが、とある家にたどり着いたら、地下室には少女が監禁されていた…。 サスペンスをやりたいのか、コメディをやりたいのか、全くわかりません。 ドキドキさせる展開なのに、中途半端に笑いを入れるせいで、緊迫感が失われてしまっています。 80分で終わったのが、せめてもの救いでした。 おすすめはしません。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-11-03 20:40:09) |
46. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
4時間以上の上映時間の中、3時間くらいがチープなCGを交えたチャンバラ合戦。 これの何が面白いのか、私には全く理解できませんでした。 これがオスカーで10部門獲得したという理由も全く理解できず。 ただ、これだけ退屈な映画を見たあとは、その後、どんな映画を見ても退屈を感じずにすみそうです。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2020-10-23 22:02:43) |
47. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
評価がメチャクチャ高いから一応見てるけど、なんだかなぁ…(笑) 昼間忙しく働いている人間が息抜きに見る映画じゃないよね。 2回に分けて見たけど、1日に自由な時間を4時間確保できる余裕なんてないよ。 とりあえず次も頑張って見よう。(ため息) [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-10-22 00:46:34) |
48. ブラッド・ワーク
およそ20年前の作品なんですね。 探してみたらDVDも持っていました。 内容をすっかり忘れてしまっていたけど、当時は面白いと思ったから購入までしたんですね。 途中で犯人がわかってしまうあたりから詰め込んだ展開になったけど、よくよく考えてみると、ありきたりなストーリー。 でもイーストウッドが連続殺人犯人を追うというネタは、やっぱりそれはそれで面白いと思いました。 でも、1回見たら、もう二度と見ることはないかな。 DVD持ってるくらいだから何度か鑑賞したんでしょうね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-20 02:02:58) |
49. 刑事コロンボ/逆転の構図<TVM>
《ネタバレ》 まあまあ面白い作品ではあると思います。 シスターや教習所の教官など、サブエピソードも面白いです。 ただ、最後に犯人が肝心のカメラを手に取らなかったらどうなったんだろうという疑問は残りました。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-10-03 18:33:27) |
50. 刑事コロンボ/自縛の紐<TVM>
《ネタバレ》 面白かったけど個人的にあまりパッとしないエピソードでした。 ラスト、コロンボが 「犯人はアンタしかいないんだ!」 ……う~ん、もう少しパンチのあるものが欲しかったです。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-09-29 04:43:38) |
51. 刑事コロンボ/白鳥の歌<TVM>
《ネタバレ》 ストーリーは使い古されたケースなんです。 証拠が残っていないか気になって現場に戻るというラストは「指輪の爪あと」や「パイルD-3の壁」などで使われているんです。 でも、今回のエピソードで、ひと捻りあるのは、コロンボと犯人のやりとりではないかと思うんです。 犯人「人殺しと二人きりで危険を感じないかね」 コロンボ「ちっとも。あなたはそんなに怖い人じゃありません」 コロンボ、ラジオをつけると、犯人の歌が流れる。 中略。 コロンボ「これほどの歌が歌える人に悪い人はいませんよ」 このやりとりはコロンボと犯人のやりとりではなく、犯人役はカントリー歌手の大御所、ジョニー・キャッシュ自身に戻っているというのがミソになっています。 だからアメリカの視聴者にとっては、このオチは日本では知名度が低いジョニー・キャッシュに、より感情移入できるのではないでしょうか。 これがもし演歌歌手の大御所、北島三郎で コロンボが「これほどの歌が歌える人に悪い人はいませんよ」 となったら、日本人の視聴者が受ける印象も変わっていたのかもしれません。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2020-09-29 02:02:29) |
52. 刑事コロンボ/野望の果て<TVM>
《ネタバレ》 つまらないとは思わなかったけど、75分を無理矢理90分に延ばしたような尺で、ちょっと退屈でした。 間違いなく選挙には勝つとわかっているのに、犯行の動機が愛人関係という、あまりにバカバカしい理由なのが残念でした。 歯医者、検問、ガソリンスタンドでの小切手のやりとりとか、私にとっては退屈で間延びしたように感じました。 犯人も拳銃を二丁持っていて、最初の殺人とラストの狙撃の銃が違っていれば、逮捕されることはなかったろうにと思いました。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-08-30 00:50:48) |
53. 刑事コロンボ/第三の終章<TVM>
《ネタバレ》 面白い部類に入るエピソードです。 ツッコミどころは多々あります。 どうしてコロンボは殺人事件のあった翌日に鍵の錠を変えたのか、映画化のために書かれた梗概が存在しした経緯など、「なんで?」って思うところがありました。 でも、面白かったです。 犯人役のジャック・キャシディという人、コロンボに出過ぎだと思います。 何かコネでもあったんでしょうか? どうせなら違う役者にしてもらいたかったです。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-08-29 01:55:24) |
54. 去り行く男
CSで「隠れた良品」として放送されていました。 一見、西部劇のように見えて、描いているのは、男女のもつれだったりする。 アーネスト・ボーグナイン、ロッド・スタイガーの両極端なキャラが際立っていました。 チャールズ・ブロンソンも登場。 銃撃戦はほとんどありませんが、なかなか楽しめる映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-23 14:02:33) |
55. ガス燈(1944)
《ネタバレ》 何が面白いのか理解に苦しむ作品でした。 イングリット・バーグマンがどうしてこんな男と恋に落ち、結婚したのか、それが全く描かれていないので、冒頭から登場人物全員に感情移入できませんでした。 で、結局、夫は過去に叔母の愛人でもあったという、それをどう捉えていいのかわからないオチで、最初からコイツは犯人だろうと思って見ていた1時間55分、無駄な時間を過ごしたという、喪失感しか残らない作品だった訳であります。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-08-22 01:24:37) |
56. ターミネーター:ニュー・フェイト
つまらないとは言わないけど、人に勧めるような面白さはありませんでした。 冒頭の若き日のリンダ・ハミルトンとエドワード・ファーロングの登場は、予備知識なしで見た私にはサプライズでした。 でも、2019年に作られた映画なのに特撮があまりにもチープ。 メイキングも見たけど、90年代に作られたT-2の方が迫力があってリアルだったと感じたのは私だけでしょうか? [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-20 23:32:52) |
57. クイール
お年寄りが孫と一緒に見るような映画です。 出演者の中で、犬が一番いい演技をしていました。 「オレ、何やらされてるんだろう……」とか思っていたんでしょうかね。笑 脚本はシナリオの学校を卒業したばかりの人が書いたような、チープなレベルです。 これを見る数ヶ月前に、リチャード・ギアのハチ公の映画を見ていて、その時、犬好きの私は号泣してしまったのですが、本作ではそうはなりませんでした。 きっとハチ公の映画より先に見ていたら、点数は違っていたかもしれません。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2020-08-12 14:42:04) |
58. 愛の勝利(1939)
《ネタバレ》 なんとも薄っぺらい映画でした。 ある日突然不治の病に陥り、担当の医者と恋に落ち、「愛の勝利よ」と陳腐なセリフを並べて、なんとなくジ・エンド。 ハンフリー・ボガートやドナルド・レーガンも登場しますが、ベティ・デイビスに恋心を寄せる過程が全くなくて、シナリオが散慢としています。 4000円払って購入しましたが、完全なハズレ映画でした。 レビューが少ないのも頷けます。 [DVD(字幕)] 4点(2020-08-08 01:40:57) |
59. ふるえて眠れ
「何がジェーンに起こったか?」を期待すると総スカン食います。 一番気になったのは、オリビア・デ・ハビランドが全然悪人に見えないところです。 ここは、ジョーン・クロフォードでやってもらいたかったですね。 シナリオも「何がジェーンに起こったか?」の二番煎じみたいで、もうちょっと捻りが欲しかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2020-08-06 21:32:55) |
60. 黒蘭の女
確かに「風と共に去りぬ」と比べられてしまう作品です。 ベティ・デイビスが主演女優賞を獲ったのは納得できるけど、やはりこの程度の脚本では作品賞は無理なような気がします。 [DVD(字幕)] 7点(2020-08-06 21:28:28) |