581. レ・ミゼラブル(1998)
人間らしさというか人間臭さが殆ど伝わってこない、ある意味無情な映画でした。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2016-03-15 21:16:03) |
582. 婚前特急
吉高由里子がホントにアホで性悪な女に見えました。地ではないと思いますので彼女の演技力を称賛したいです。中身はいい加減ですがなかなか楽しくて可笑しいラブコメです。ラブストーリーのリアリティを高めるともっといい映画になりそうですが。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-03-14 21:09:52) |
583. モンスターズ・ユニバーシティ
前作よりドラマ性は深まってますが、斬新さが失せているのか面白味がありきたりです。 [地上波(吹替)] 6点(2016-03-13 21:00:38) |
584. モンスターズ・インク
バズっぽいサリバンですが、悲鳴がエネルギー源っていうのが一番面白かったです。 [地上波(吹替)] 6点(2016-03-13 20:59:22) |
585. 家族ゲーム
日本の家族の虚構性をシュールに描いたコメディといった寸評をどこかで見たような気がしますが、確かに一体感の無い横並びの食卓とか受験によって変っていく家族の描写は非現実的です。人間のストレスは周囲との優劣という相対的な関係に強く影響されるように思いますが、兄と弟の評価が逆転していく様子をもっと丁寧に描いてほしかったです。全編せわしない飲食音が効果音になっているようでちょっと鬱陶しいですが、その後に続くバブル時代の虚栄の始まりの雰囲気が伝わってくる映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-03-12 01:41:23) |
586. ハチ公物語(1987)
ハチが飼い主や家族にあまりなついていないのが映画の中で分かってしまうのには目をつぶるとして、「ハチがいると亡くなった主人が生きているようで息が詰まる」って随分やるせないセリフですね。忠義なのか習慣なのか毎日駅で待っている犬の気持ちは知る由もないですが、散歩がてらに時々駅に迎えにきてくれた前の飼い犬とダブって涙ボロボロでした。渋谷の銅像が愛おしくなりました。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-03-12 01:39:02) |
587. 千と千尋の神隠し
さすがに初めて見た時の神秘的な緊張感や先の読めない意外性から受ける衝撃は薄れてきますが、八百万神と魔法の世界は相変わらずファンタスティックです。作者の思いとはズレているかもしれませんが、想像力や右脳が目いっぱい刺激される直感的な映画でした。 [DVD(邦画)] 9点(2016-03-10 23:35:32) |
588. 東京家族
《ネタバレ》 68歳の母親が随分婆さん臭く描かれていますが、その死が身近で起きるので母親に絡むシーンには涙を誘われます。父親の方はキャラクターがブレているようであまり人間臭くないです。親への不義理感も時代が豊かになっている分ソフトです。なんだかんだとオリジナルと比較してしまいますが、今風のアレンジで人間の本質をより身近なものに感じさせてくれます。 [地上波(邦画)] 7点(2016-03-09 23:26:42) |
589. ヨーク軍曹
《ネタバレ》 時代は第一次世界大戦、いまいち純朴で不良っぽい貧しい農民には見えないゲイリー・クーパーですが、この主人公が牧師と女と雷で神に目覚めて真面目に働き出します。何でも神に絡める登場人物たちの宗教観に少々鬱陶しくなりますが、アメリカ参戦後の徴兵で渡ったヨーロッパの戦場で、主人公がウソのような大活躍をして英雄として戻ってくるちょっとコミカルな物語です。新たな大戦の初期という時代背景での戦意高揚作品かもしれませんが、射撃シーンや少人数で10倍以上の敵を捕虜にしてしまうシーンは痛快で、これが実話なのが一番衝撃でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-08 23:54:06) |
590. パシフィック・リム
初めの頃は飛べなかったにしても、怪獣に壁で対抗は無いでしょ。カイジュウVSロボットの戦闘シーンの連続で、映像はすごいですがメリハリの無さにテンション下がってきます。 [地上波(吹替)] 5点(2016-03-07 22:46:09) |
591. ベイマックス
無垢な心が失われてしまっているからか、どうしてもストーリーに深みを求めてしまいます。綺麗な映像だけで最後まで鑑賞するにはあまりにも退屈でした。 [DVD(吹替)] 5点(2016-03-05 23:15:51) |
592. 卒業(1967)
久々の鑑賞です。教会での花嫁強奪シーンは相変わらずインパクトあります。ただ、そこに至るまでの当時の時代を感じさせる気負ったストーリーが残念です。自分の母親とできてしまった男とでも一緒に逃げたくなるような深みが殆ど伝わってきません。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-03-04 23:02:29) |
593. 娚の一生
見所は田舎の日常と官能的なシーンくらいで、中身は人間臭さの乏しい嘘っぽいドラマでした。 [地上波(邦画)] 4点(2016-03-04 01:02:14) |
594. 第9地区
《ネタバレ》 二度目の鑑賞ですが、映画館の最前列で見た時のグロテスクさがよみがえってきて、エイリアンの外見と知能のギャップにどうしても違和感を抱いてしまいます。南アフリカが舞台で人種差別問題や人間の残虐さを皮肉っているようにもみえますが、人類が宇宙で淘汰されずに生き残っていくためには随分とリスキーでやさしいエイリアン対応のようにも映ります。ゲームや短編映画がベースになっているようですが、私の中では今迄にない斬新な映画でした。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-03-04 01:00:27) |
595. デジャヴ(2006)
《ネタバレ》 相性がいいのかトニー・スコットの作品はハズレがないです。この作品も出だしから中盤までの緊張感あふれるサスペンスとアクションにグイグイ引き込まれます。「エネミー・オブ・アメリカ」を上回る監視システムのハイテク度がちょっと無理っぽいですが、後半にかけてのタイムマシンのSFドラマもかなり強引です。それでももう一度見たくなるワクワク感があります。突っ込み所の多さが気にならない面白さをいつも与えてくれたT・スコット作品が見られなくなってしまったのがとても残念です。 [地上波(吹替)] 8点(2016-03-04 00:57:36) |
596. 命ある限り(2012)
エキゾチックな歌とエネルギッシュなダンスに彩られた「たかがメロドラマ」のような作品に感じられますが、嘘くさい物語りもここまで計算しつくされると「されどメロドラマ」にみえてきます。突っ込み所の多さと長めの上映時間に鬱陶しくなりますが、絵にかいたような究極の愛に心を動かされます。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-02 22:12:14) |
597. 父/パードレ・パドローネ
地中海サルデーニャ島の羊飼い一家の物語で、小学校にもろくに行かせてもらえず文盲になってしまった息子が、暴力で支配しようとする父親に抵抗しながら言語学者にまでなっていくお話です。敗戦間もないイタリアの片田舎の価値観や羊との生活はなかなかインパクトがあります。当時の厳しい家長制度の中で自分の世界を築いていった原作者の精神力と知力に感服させられます。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-29 00:59:12) |
598. 悪名(1961)
自称堅気の主人公が強気をくじき弱気を助ける任侠映画です。皆さん若々しく、玉緒さんのカマトト演技が印象的でした。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-02-28 01:04:11) |
599. WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~
カルチャーショックにもめげずに頑張るチャラチャラした主人公、やっぱりさかりのついたオスのエネルギーは強い。僻地や村人の雰囲気がコミカルに描かれているのであまり現実感がないですが、共感ラインぎりぎりの脚本と演出が、笑いと涙の絶妙なバランスを作り出しています。 [地上波(邦画)] 8点(2016-02-28 01:02:38) |
600. ピノキオ(1940)
絵も色も動きもきれいで、古い作品なのに見事な出来栄えです。睡魔と闘いながらの鑑賞ですが。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-02-27 00:06:34) |