601. サラリーマン専科 単身赴任
ドラマでも言えることだが漫画原作の話は外れがほとんど無く安定して面白いということ。ああ日本映画も良いなと感じさせてくれる、日本のサラリーマン社会を皮肉った作品。シリーズドラマになればもっとドロドロした話になるんだろうが、ドロドロしてないところが物足りないと感じるかあっさり楽しめていいと感じるかは個人差があるだろう。 [ビデオ(邦画)] 7点(2005-08-01 11:33:52) |
602. ゴジラ×メカゴジラ
メカゴジラは4作目となる。なぜ今更こんなものを作ったのだろうか。幼稚な思想の脚本で、セリフなど低レベルでイデオロギーとしても認められないようなレベルの映画であり駄作である。 [DVD(邦画)] 5点(2005-08-01 11:32:15) |
603. ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
もう怪獣の大安売りはよい。キングギドラにしてもモスラにしても各怪獣の魅力を理解していない人間が作ったのか、戦闘に何の面白さも無い。ギドラの泣き声は何?この弱さは何?アルマゲドンをいろいろ妥協しまくったような内容…新山千春が思ったよりもよかったのでプラス1点。 [DVD(邦画)] 5点(2005-08-01 11:31:23) |
604. ゴジラ2000 ミレニアム
いつからゴジラ映画はこんなに退屈になったのか。藤子F不二夫死後のドラえもんにも言えるが何の毒にもならない幼稚な思想の押し付けみたいな脚本はもう沢山である。これなら単なるSFやファンタジーで良い [DVD(邦画)] 4点(2005-08-01 11:30:05) |
605. エンド・オブ・ザ・ワールド<TVM>(2000)
監督も役者も無名なのでB級扱いされているが、同じ滅亡モノでもデイアフタートゥモローなんかよりよっぽどいい映画だった。監督がエメリッヒやスピルバーグだったら超大作だったのだろう。内容は核により人類が絶滅するシリアスドラマ。ちなみにレビュアは核反対の空想的平和主義者ではない。 [DVD(字幕)] 7点(2005-08-01 11:27:37) |
606. アナコンダ
超巨大アナコンダのいるジャングルから脱出するというパニック映画。ジャングルクルーズは迫力がある。ジョーズのアマゾン版でもあるが、ジョーズは人をむやみやたらに殺すのではなくタイミングのよさが巧さであることに対し、登場人物が次々と死んでいくという点ではジュラシックパークのアマゾン版とも言える。 [地上波(吹替)] 7点(2005-08-01 11:21:29) |
607. Mr.3000
自己中選手が改心していくというのが主題だが、史実でもコメディでもないし普通の映画 [DVD(字幕)] 5点(2005-08-01 11:19:41) |
608. E.T. 20周年アニバーサリー特別版
《ネタバレ》 地球に取り残された宇宙人を「子育て」する映画。題材が宇宙人でなければ赤ん坊が言葉を覚えたりしていく過程を描いたような映画で非常に華の無い脚本。こういう地味な話を、光の使い方を駆使した映像で壮大なファンタジーのように見せてしまう「光の魔術師」スピルバーグの技量とアカデミー賞も受賞したジョン・ウィリアムズの音楽は見事である。見所はその辺りと後は子供時代のドリュー・バリモアくらいか。それにしてもラストの前に空を飛ばせたのは何故だろう?自転車飛行はラストのために温存して、その前に飛ばすべきでは無かったと思うのだが... ちなみにオリジナルはどうだったか覚えていないので比較不可 [DVD(字幕)] 6点(2005-08-01 11:17:28) |
609. CUBE
傑作スリラーサスペンス。マリオでワープ土管を選ぶ時のワクワクや、バイオハザードでドアを開ける時の緊迫感に似た感覚を覚える。アクションではなく基本的に数学の世界で話が進むので単調になりがちな所だが、閉鎖空間で極限状態に置かれた人間の心理の巧な描写でつないで飽きさせなかった。答えを出さないラストもこの作品なら可。無理に出したら逆に安っぽくなる。この手の映画は背景を細かく描写するとゲーム感覚で犯罪を描写する安い作品になりがちで、セブンやバトルロワイヤルのような論争を生み出しもする。このバイオレンスを単なるゲームの世界に終わらせている点にこの作品の優秀な所がある。多分作り手は答えなんて考えて無いし作品にメッセージはない。才能ある監督が、アイデア涌いたので1本撮ってみましたという所だろう。芸術学校の卒業制作的な雰囲気を持っているがそこが逆に良い。 [DVD(字幕)] 9点(2005-08-01 11:15:13) |
610. ファミリー・ゲーム/双子の天使
原作はかの有名な『ふたりのロッテ』です。映画化は数回目でしょう。日本でも美空ひばりがやってたと思います。やはり名作が原作なだけあり面白い。誰でも楽しめるエンターテイメント映画になってます。ギャグも結構クロくディズニーにしては結構思い切ってますね。挿入歌がやたら豪華なのもディズニーらしさか(笑)。リンジー・ローハンの一人二役の演技は見事。私は93年のドイツ映画「ふたりのロッテ」よりこちらの脚色のほうが好きですね。 [DVD(字幕)] 8点(2005-08-01 10:44:24) |
611. マンハッタン・ラプソディ(1996)
美醜やセックスなど世の風俗に惑わされない恋愛・結婚を目指すカップルの物語。そういう社会構造を理解しないまま流されるよりはしていたほうが良いとは思うが、そこまで偏屈にならなくてもという二人の関係が面白い。最後は収まるところに収まってしまい、無駄な苦労をしたねとしかいいようがないが。ジェフ・ブリッジズは名演 [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-07-31 18:45:23)(良:1票) |
612. バック・トゥ・ザ・フューチャー
《ネタバレ》 自分の両親の高校時代にタイムスリップし、両親と同じ時間を共有する。実際にはありえないが誰もが興味を持つような話を見事に実現。現在と過去の街の対比、喫茶店での将来の市長とのやりとり、ドクの大統領に関する質問、まじめだったはずの母が実はぶっとんでいたりと観客の期待するような話を見事なまでにカバーしている。SF、ギャグ、ノスタルジー、ラブロマンス、全ての人間の想像力に喚起するこれぞ究極のエンターテイメント。マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイドの名コンビは言わずもがな、クリスピン・グローヴァーやリー・トンプソンなど脇を固める俳優の名演まで加わって、個人的には好きな映画NO.1である。何度見ても楽しめるどころか2度続けて見ても楽しめる名作の中の名作。 [DVD(字幕)] 10点(2005-07-31 18:42:20) |
613. 7月4日に生まれて
《ネタバレ》 プラトーンのチャーリー・シーンを見て、この役今ならトム・クルーズだろうなと思ってたら、実際にあったオリバー・ストーンメンバーとトムコンビのベトナム戦争映画。愛国心と使命感に燃えて志願兵となった若者が戦闘で半身不随となり、心が折られ逆恨みを政府へ向けていく映画。プラトーンのように見た人間に考えさせるような映画なら感心するが、このように極端に偏っていてしかも筋の通っていない映画には賛同しない。ラストに民主党大会。ドン引きしてしまった。プラトーンに見た良さなど微塵も残していない低俗なプロパガンダ映画。 [DVD(字幕)] 0点(2005-07-31 18:39:56) |
614. 2001年宇宙の旅
とにかく冗長。纏めようとすれば1時間の作品にできたのでは。映像を「理解」したあとも延々と同じ画面を見ることを強いられる。真っ黒の画面を二時間見させられるのと大して変わりませんよこれは(いや、真っ黒の画面を二時間眺めることのほうがまだ創造的かもしれない)。じゃあ当時としては技術が凄いのかつってもそんなことはない。そりゃ某宇宙人形劇とかと比べたら数段優れてますが、猿の惑星と同じ年の映画でしょこれ。確かに映像は綺麗で芸術性は認められる。ただ「哲学」の部分が回りくどすぎる。環境ソフトかと思えるほどエンターテイメント要素は皆無。これを見させられるのは退屈というレベルではなく、もはや苦痛というレベルで二度と見たくない映画を一つ挙げろと言われれば間違いなくこれを挙げるだろう。1点ではなく0点というのは監督の冒険に対する敬意であるが、俺にとっては映画は別に特別でなくてもいい。普通であれば良いのだ。 [DVD(字幕)] 0点(2005-07-31 18:38:53) |
615. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
とにかくエンターテイメントを目指し銃撃戦、肉弾戦、カーチェイスなどいろんな要素を盛り込み、それにラブストーリーをトッピングしている。はっきりいって大した深さも無い冒険に対し色々盛り込みすぎで逆に安っぽく退屈でB級臭がプンプンする。これならドラえもんの冒険映画のほうがよっぽど面白い。バックトゥザフューチャーやフォレストガンプみたいな傑作を撮ったゼメキスの作品とは思えない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-31 13:52:54) |
616. 華氏911
出してくる資料を本物であると証明する根拠(例えば全体画像で撮る)も意思もなく信憑性が薄い上に、映画の中に自己矛盾が多発していたり、後に捏造であったことが証明されたシーンがあったりと、低俗なプロパガンダ映画であると言わざるを得ない。単なるギャグ映画として見てもThe Awful Truthのような面白さはなく、何の価値もない映画。 [DVD(字幕)] 0点(2005-07-31 13:50:04) |
617. ブレス・ザ・チャイルド
アメリカ人の好きそうなオカルト映画。日本で言うと学校の花子さん的な位置にある典型的な神と悪魔話のキリスト教至上主義的ホラー。ストーリーはあまりにも寒いがギャング映画的な展開で何とか楽しめるレベルになっている [地上波(吹替)] 3点(2005-07-31 13:48:25) |
618. タイム・マシン/80万年後の世界へ
H.G.ウェルズの有名小説の映画化。原作が書かれた当時にはまだ起こっていなかった戦争のことなどが書かれており、客の「興味」に応える為にはあって当然のシーンだとは思うが、そこから一気にモーロックの話に飛んでしまったため、ストーリーがブツ切れというか現実的な話から非現実の話に飛ばされる点で興味がそこで途切れてしまう。モーロックの部分はもう少し脚色してもよかったと思う。特撮はかなりしょぼくこれを見るとゴジラが絶賛されたのも当然だろうと思った [DVD(字幕)] 6点(2005-07-31 13:45:25) |
619. ソウ
外界の回想シーンがイチイチ挟まれるので緊迫感がそこで薄れる。次々に謎を明らかにしていく2時間サスペンス的な演出を狙ったんだろうが閉塞感と緊迫感がキモの映画なのでそこは減点か。犯人も社会風刺や皮肉が込められたメッセージ要素のある脚本では無く単なる変態(サイコ)だったのが残念。それでも8点はあげれるが役者が大根だったこともあり1点マイナス。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-31 13:44:37) |
620. 再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ
マイケル・J・フォックスのイメージとは全く合わないシリアスドラマ。コメディでも無いしマイケルが全く生きてません。ファミリータイズやバックトゥザフューチャーであれほど熱演していたのが合わない役で一気に大根に陥る。マイケルのよさはやっぱコメディセンスなのでこういう映画はキツイですな。ストーリー自体もダラダラでテーマも薄くラストも凡庸。結局何が書きたかったのか全くわからない。映画じゃなくTVの二時間ドラマででもやったほうがよかったのかもしれません [ビデオ(字幕)] 3点(2005-07-31 13:42:58) |