601. コンドル(1975)
《ネタバレ》 最近、主人公に銃を突きつけたあと必ず敵が長々と語り、あげくがあっさり逆転されるというのがお約束の某有名スパイ?シリーズを多数見る機会があって毎度イライラしたので、銃を突きつけたら即座に発砲するのには好感を持ちました。 あと、CIAの幹部達が、何気に昼食に出たり一般のサラリーマンと同じような面を持っているところとか、あくまでプロ意識に徹して余分なことをしない殺し屋もよかったですね。 まあ、敵にたどり着くのがあっさりしすぎとかの面もありますが、そこそこ楽しめる作品だと思います。 [DVD(吹替)] 6点(2010-05-17 11:16:34) |
602. ゴースト/ニューヨークの幻
《ネタバレ》 今回見る前は「当然10点」と予期してたんですが、少し脚本に粗を感じてしまって。 好きな映画を何度も見直すのもよしあしですね。 何か主人公の行動の動機が、途中でブレてしまってるような気がして。 彼の最初の行動の動機は、「愛しい人を守りたい」というものだったはず。それが中途から「悪い奴をやっつけたい 復讐をしたい」に変化してしまってるような気がするんですよ。(彼が不正な金を引き出し、さらにカールを脅かしたせいで、かえってモリーを危険にさらしてるわけですから) そのあたりの流れをもっと上手に違和感感じないように処理して欲しかった。 あと、ラストの方でも、カールが襲ってくるのがわかっていながら、オダ・メイに乗り移って、すごく弱まってしまう、ってのは、あまりにご都合主義的な展開だと思われ。 ま、少しくさしてしまいましたが、キャスト的には素晴らしい映画でした。ひたすら、真面目な主人公のサム・ウィート役のパトリック・スウェイジピッタリです。(最近亡くなられましたね。良い精霊が迎えにきたことと思いますが、謹んでご冥福をお祈りします)。 あと、オダ・メイのウービーには何度も大爆笑させてもらいました。特に修道女に小切手を寄付するところとか。 そして何と言っても、デミ・ムーアの可愛さ、こんな可愛い恋人を残したら幽霊になって、この世に残るのも当たり前です。こんな説得力のあるキャストは他に知りません。 (実はあいうえお順に映画を見直してるんで、最近「幸福の条件」(笑わないでね、こうふくと読んだw)「ゴーストライト」を見たばっかりなんで、つくづく「ゴースト」のデミ・ムーアだと感じました) こういう映画を見ると、ちょっとや、そっと設定や脚本に無理、破綻があっても、キャスティングさえ素晴らしければ、充分映画として、しかも名作として成り立つんじゃないかなと思いたくなります。 [DVD(字幕)] 8点(2010-05-15 11:17:43) |
603. 小さな恋のメロディ
本当に好きな映画って、あえて何も言いたくない気持ちがします。 ただ、いつまでも子供視線でしかこの映画を見れない自分の成長の無さにいささか疑問を感じますがw トレーシー・ハイドがとにかく可愛くて。実質的に(少なくとも日本人ファンにとっては)この映画1作だけの女優でした。もっと何作も見たかったような、逆にこの1作だけだからこそ良かったのか複雑な気持ちです。 こういう本当に好きな映画を見ると、気軽に自宅でいつでも好きな映画を楽しめる今という時代に生きていることの幸福を感じます。 平成27年4月14日 午前十時の映画祭 行ってきましたよ。DVD持ってる映画、わざわざ映画館まで行ってみるなんて、道楽にもほどがあるとは思ったんですが、どうしてもスクリーンで遠ざかっていくトロッコが見たくて。 で、行ってよかったああああああ。久々に全身がスクリーンに吸い込まれそうになるくらい映画に夢中になってしまった。(家で映画って、どんな好きな映画でもその域まではいかないでしょう。時々真っ暗にして見るんだけどなかなか) まずトレーシー・ハイドがいい!いわゆる典型的な美少女ではないんだけど、マーク・レスターが本当に思春期にはいりかけぐらいの幼い感じなのに対して、彼女の方は思春期を終わりかけの少し大人びた表情も魅力的で。このくらいの年齢は女の子の方が少し年上っぽく見える方がいいですね。(今、実は自分の超一押しの朝ドラ女優が、朝ドラ終了後不自然なくらい仕事から遠ざかってるのに若干イライラ感を感じないんでもないんですが、この映画・そしてトレーシー・ハイドを見て、女優って一番魅力がある時期に完璧な代表作を残せれば、それはそれでありかなという気もしてきました) それから当時のイギリスのいろんな階層の暮らしぶり、学校の様子がすごくわかりやすく描写されてて。 音楽もいいですね。単に音楽としていいんじゃなくて自分の中では各場面と結びついてて。(これ書き終わったらamazonで中古をさがすかTUTAYAでレンタルするか) とにかく理屈を超えて自分の一番好きな作品。 [DVD(字幕)] 10点(2010-05-13 07:49:51) |
604. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
《ネタバレ》 敵の無機質さがいいですね。SFといいながら、つまらない擬人化された敵が多い中で、この作品のように最初から意志の疎通どころか全く理解すら拒絶している敵の存在が新鮮味があって好感が持てます。 あと綾波とか女性キャラが全般に可愛いのもグッド。 実はTV版とか原作とか意図的に避けてきたんですが、これだけ伏線張って最終的に回収できるんでしょうか?そこらあたりも興味津々です。 ところで「あんた馬鹿あああ?」っていう美少女は? [DVD(邦画)] 7点(2010-05-12 22:38:38) |
605. 幸福の条件(1993)
《ネタバレ》 もしも、舞台が社会福祉が充実したヨーロッパとかあるいは日本であってさえ、もう少し不快感はなかったんだけど、これアメリカだよね。 金がなければまともな人間扱いされず、高額な医療保険に加入してなければ、絶対必要な医療さえ受けられない国。そういう国を舞台に、これほど単純な「金より愛」ってテーマで映画を製作するのってどういう意図なんだろうか、すごく疑問。偽善とかいうレベルですらない。 また、人物設定も酷くて3人ともあまり魅力は感じなかった。特に、平気で靴をテーブルの上に置き、ローンの猶予期限が切れたのにも気づかないで暴れる夫、幼稚としか言えず酷かったね。 ただ、レッドフォードとデミの別れのシーン、男のミエミエの嫌われるための芝居と、女がわかっていて受け入れるシーンだけは、ほんの少しだけ感じるものはあった。 [DVD(字幕)] 5点(2010-05-12 10:27:49) |
606. 刑事ジョン・ブック/目撃者
《ネタバレ》 ラストシーンがいいんですね。レイチェルと別れをかわした後、ずっと主人公をよそ者扱いした祖父から「イギリス人に気をつけろ」と仲間と同様の挨拶を受け、車が走り出す。走り出してすぐに、レイチェルを巡って少し感情的なもつれがあったダニエルとも軽い挨拶を交わしそして車が遠ざかっていく…… 余韻を残す素敵なラストシーンでした。 犯人との対決シーンで子供を盾にしたのだけ少し引きましたが、その他は、冒頭の犯罪の目撃シーン、穏やかなアーミッシュの生活、レイチェルとの心の触れ合い、そして最後の犯人との対決。全てが大好きな映画です。 ケリー・マクギリス 清楚でとても綺麗でした。特に彼女が好きな人間にとってはmust の映画です。 [DVD(字幕)] 9点(2010-05-10 12:59:17)(良:1票) |
607. 初雪の恋 ヴァージン・スノー
《ネタバレ》 宮崎あおいの可愛さが10点 その他全てが0点 平均してこの点数です。 ひどい脚本ですね、韓国人の親は大学教授で日本人の親はアル中、日本では家の中に他人が入ってきて暴れても止めるすべもない。 よく、こんな酷い脚本が書けたものです。よほどあちらの人の書いたものかなと思ったら伴一彦さんでした。 [DVD(邦画)] 5点(2010-05-10 12:45:24) |
608. グラディエーター
《ネタバレ》 キャラ的には申し分なかった。 まず、ラッセル・クロウのマキシマス、大軍団を率いても、小集団を率いても、一人の剣士として戦っても……ひたすら強い、最高。 それから、ホアキン・フェニックスのコンモドゥスの壊れっぷりも名演だったし、ルッシラもすごく綺麗で弟をシスコンにするだけの説得力があった。 あと、マキシマスが死んで、幻の中で妻子の元へ帰っていくラストシーンには少し泣けた。 ただ、ストーリーがねえ、歴史をまともに学んだこともない脚本家がアメリカ的な価値観をローマ時代に当てはめるのは毎度のこととはいえ、勘弁してほしかった。 もともと民主制あるいは元老院による政治で行き詰ったから、シーザー、アウグストゥスによって帝政が導入されたわけで、しかもこの映画で描かれる直前の時代は五賢帝の時代で、長いローマの歴史の中でも一番皇帝による政治がうまく運用された時代。 そんな時代に皇帝自ら、帝政を廃止して元老院とか民衆に政治を戻せとか言うはずがない。 アメリカ人って古今東西自分の価値観が絶対って信じてるだなと、よくわかる映画だった。 平成24年2月12日再見 よくよく考えれば、これもロビンフッドと同じようにまったくのフィクションなんだから、共和制とかのほんの添え物の部分に拘って、減点するのはいささか頑なかと。結局この映画は、マキシマスの男らしさとルッシラの美しさ、そしてラストシーンの悲しさを堪能できれば十分ということで+1点 平成27年8月17日 なぜだが全く食欲がわかないので-1 [DVD(字幕)] 7点(2010-05-10 11:57:57) |
609. 初恋(2006)
《ネタバレ》 重大なネタバレあり。 原作か脚本かわからないけれど、実に幼稚なストーリー。 現職閣僚の息子が犯人だと判明すれば、権力が揺らぐって? せいぜい与党内の他の人間が総理大臣になるだけでしょ?仮に与党全体がダメージを受けても当時の野党には、まるで政権担当が無かったわけだし。さらに万が一その野党が政権を握っても、官僚機構には手をつけれないわけで。 「権力」「権力」って書いてる本人がわかって書いてるのかすごく疑問だった。 むしろ与党内の権力闘争みたいな話にしてくれれば、少しでもリアリティあったのに。 正直、岸とか、いつまでも反抗期から抜けれない良家の馬鹿息子にしか見えなかった。 「大人になんかなりたくない」、よくそんな陳腐な台詞恥ずかしげも無く映画の脚本にできたと逆に感動した。 宮崎あおいがすごくいいだけに残念な映画。 ただ、少女が初めて人を一途に好きになる瑞々しさだけは描けていたと思う。 [DVD(邦画)] 6点(2010-05-10 11:31:26)(良:1票) |
610. 空軍大戦略
《ネタバレ》 こういった分野が好きな人間にはたまらない映画。 戦闘機同士の空中戦、あるいは爆撃機の機内が燃え上がるシーン、当時の技術を考えればすばらしいと思う。 何より日本人がよく考えるように物量や武器の性能の差ではなく、戦略的なミスによって勝敗が決まったのがよくわかって興味深かった。 ただ、有名な俳優が大勢出てる割には、ドラマ部分が弱かったかな。 あとイギリス人の女優さんのルックスってどうも好みじゃないことが多いです。 平成27年5月19日 点数のみ8点から7点に変更 [DVD(字幕)] 7点(2010-05-10 11:06:48) |
611. 8月のクリスマス(2005)
《ネタバレ》 今もし自分が死んだら、我が家のブルーレイレコーダーを到底両親が使えるとも思えず、全くの漬物石と化してしまうでしょう。w 全く他人事と思えませんでした。 関めぐみって結構カメラ映りにバラつきがある女優さんですね。最近別の映画で絶賛したばかりなんですが、この映画ではちょっと [DVD(邦画)] 6点(2010-05-08 10:34:36) |
612. ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌
《ネタバレ》 中山美穂が前作より可愛くて、ひとつのピーク。案外セーラー服姿って貴重なんですよ。6点全て彼女の可愛さに。 あとは一切無価値。ていうか害の方が多い [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-05-06 15:28:04) |
613. 湘南爆走族
《ネタバレ》 オーディション、キャスティングがネ申 信じられない。ほとんど無名だった、江口洋介、織田裕二、清水美砂を合格させ、主役・ヒロインに抜擢とか。この映画自体はあまりパッとせず、その後3人が3人とも自分の力で今日の地位まで来たわけだから、オーディション、キャスティングの担当者とそれを認めた製作者は自分の眼力を誇っていいと思う。そういう意味で記念的な作品。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-05-06 11:11:55) |
614. HACHI/約束の犬
《ネタバレ》 日本の映画が洋画でリメイクされた場合、失敗が多いんですが、この作品は例外ですね。むしろこちらの方が良かった。 所詮は動物物のファンタジーなんだから、あまり人間の身勝手さ、嫌なところを感じさせないこちらの方がかな好感度が上。すなおに気持ちが入って少し涙ぐんでしまった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-05 11:13:59) |
615. グッド・シェパード
《ネタバレ》 長い、ひたすら長いの一言につきる。しかも長い割には、無意味なシーンがほとんどなくて一瞬でも目を離せばわからなくなりそうな恐れもあったので相当持久力を必要とする映画だと思う。 ただ、その割にはぶっちゃけ面白くなかった。(せいぜいメインの話のソ連側のしたたかさくらいかな、面白いといえるのは) キューバ侵攻失敗のエピソード、偽亡命者のエピソードぐらいに話を絞った方が緊迫感があってよかったのでは。 平成24年1月24日 面白くないと思ったのは、自分の理解力不足。二度目ということもあり、じっくり落ち着いてみれば、大学時代、第二次大戦時、偽亡命者、キューバ、全てのエピソードが歴史の裏面を見るようで興味深く面白かった。反面、まだ理解できてない面もあるし、また英語の微妙の言い回しが聞き取れない自分の語学力の無さも悲しかった。 ただ、やはり冗長、詰め込み過ぎの点はどうしても。主人公の内面を描くために必要だったかも知れないが、恋愛や家庭生活はもう少し削っても。 しかし、アメリカ映画で、感じることが多いのだが、アメリカ人の女性って機密保持を必要とする職業を持つ人間の妻としてはワーストですね。仕事の内容を話さないからってそんなにいちいち切れられたらワヤですw [DVD(字幕)] 6点(2010-05-05 10:59:55) |
616. ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
《ネタバレ》 もちろん冷静に観ればいろんなチープさに気がつくんでしょうが、そんな余裕がないほど感情移入して観てしまいました。 「ごめんなさい」と謝れば、あるいは刑務所に行って「罪を償えば」、全てが許されると思うような粗雑な考えに染まらずに、絵理の持って行き所のない悲しみ、怒りに感情移入できるような人間であり続けたいと思います。 キャスト的にも最高でしたね、最近ドラマでよく見る浅利君のふにゃふにゃした、それでいてどこか芯が通った雰囲気好きですし、三浦春馬が切れたときに出す声も好きです。 それに何といっても関めぐみ! 長身、広い肩幅、ブレザー、チェックのマフラー、戦闘シーンのきつい眼差し!! 少なくとも、この映画の彼女は自分の理想を具現化したような。 ただ、大人二人の語りがいささか陳腐だったのでその分だけマイナスです。 [DVD(邦画)] 9点(2010-05-03 12:24:06)(良:1票) |
617. 007/美しき獲物たち
《ネタバレ》 他の作品のようなぬるさは、あまりなくて敵がボンドを捕らえたらすぐに殺そうとするのは好感がもてたんだけれど、残念。 他の人間は簡単に銃で撃ち殺すのに、何故ボンドだけは、車ごと水の中に落としたりとか、エレベーターごと燃やしたりとか、わざわざ凝った殺し方をして失敗するんでしょうか。残念ですw [CS・衛星(吹替)] 6点(2010-05-03 11:48:48) |
618. 007/サンダーボール作戦
《ネタバレ》 スペクターのNO2ともあろうものが、陰謀に利用した軍人の妹とか愛人にしないで欲しかった。そういうぬるさにいちいちひっかかるのは、このシリーズむいてないんでしょうね。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2010-05-03 11:43:03) |
619. 涙そうそう
《ネタバレ》 自分にとって初めて麻生久美子さんという女優を知った、それだけで充分意味がある作品なんですが(この作品でもすごく素敵でした)……… 繰り返し見れば見るほど酷い作品です。 というのも、自分には「どんなに善良でも馬鹿は他人に踏みつけにされて、惨めな人生送るんだよ」っていうテーマにしか取れませんでしたから。(あくまで自分個人の受け止め方ですが) ものすごく凶悪な人間が二人出てきますね。 一人は船越さんの詐欺師。(実は自分も彼の口車に乗せられてあやしげな健康食品購入したことがあるんで、決して他人事とは思えませんでしたw) もう一人はカオルの父親。彼のせいで、にいにいと母親の人生がどれだけ狂ったことか。 だのに再会しても一言も謝罪の言葉もない、偉そうに上から説教たれるだけ。何様? 最悪。 この二人がまるで自然災害みたいに扱われて、彼らのためにあまり賢くないにいにいが、苦労して苦労して死んでいく。ほんと酷い話ですね。 ただ、にいにいの愚かさにも不快感はありました。血がつながってるわけじゃないんだから、スパッと割り切って女性として見るか、あるいは、母親の遺言の呪縛、兄妹として育った思いでどうしても踏ん切りがつかないんなら、あくまで妹として見る。賢くない彼には、自分の精神状態さえ充分把握できてなかったんだと思いますけど、あんな中途半端な思いを寄せられたら、寄せられる妹を不幸にするだけだって気がつかないのかな。もし、あくまで妹としてみていくつもりだったら、まともな愛想尽かしをしてやらないと、妹はまともな恋愛すらできない。 で、一番愚かなのが、一生懸命妹のために頑張ってるつもりが、(着物とかレンタルで充分だろ)結局、栄養も満足に取らない、昼夜兼行の重労働で自分の身体をボロボロにして、最愛の妹を一番悲しませたこと。 どんなに善良でも、純真でも、あまりにも愚かな姿には引いてしまいます。 久々に見て、脚本のくだらなさにげんなり。自分の娘を他人に押しつけて消えてしまう男ってそうはいないだろう。酒場で他人の話を聞いてそれをネタに詐欺を行うやつも、それにひっかかる男もそうはいないだろう。中卒の男に引っかかる女子医大生ってそうはいないだろう。義理の妹に着物を買うために過労死するほど働く人間ってそうはいないだろう。台風で窓ガラスが壊れる家ってそうはないだろう。一つ一つ、絶対ありえないことじゃないんだろうけど、あまり起こりそうもないことをいくつもいくつも重ねてストーリーを作るセンスってかなりイラっときますね。7→6 [DVD(邦画)] 6点(2010-05-03 11:23:13)(笑:1票) |
620. 私がクマにキレた理由
《ネタバレ》 スカーレット・ヨハンソンがすごく魅力的で、あれではミスターXがちょっかい出したくなるのもよくわかる。文化人類学をオマージュした切り口も面白かった。 ただ、キャラ設定が全般に薄っぺらなこと(彼氏とか、良家に育ったわりにいい人以上の肉付け無いっしょ?)。それからストーリー展開がものすごく安易なこと。(あれほど、病んだ女性が、たかだかナニーの演説一本で心を改めるとか) たぶんもう一度見ても退屈はしないだろうけど、底がずいぶん浅いような [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-01 15:44:43) |