621. 12モンキーズ
《ネタバレ》 ブルースウィリスが好きで「ダイハード3」より後に観たのですが、バッドエンドにガックリきたのを思い出しました。展開は面白いし、ぶちきれた演技をするブラピもステキでした。マデリーン・ストウって歳より若く見えますね?製作会社を納得させる為に揃えたキャストらしいですが、皆本当に怪演で見入ってしまいました。ギリアムの希望通り主役がニック・ノルティだったら多分観てませんしね(笑)ブラピのおしりに+1点。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-02-03 16:34:34) |
622. 市民ケーン
「バラのつぼみって何よ?」と親に聞いたら「お前が判らないものを私が判るワケないだろ」と一蹴されてしまいました。若くしてこの作品を作ったオーソンウェルズが凄い人という知識は持ちましたが、イマイチ終わり方が理解出来なくて残念でした・・・。 [地上波(字幕)] 4点(2006-02-03 16:30:14) |
623. ユージュアル・サスペクツ
私はまんまと騙された口です。伏線の張り方とかが絶妙で、観終わった後頭の中で整理してみると、なるほどよく出来た映画だなと思います。ケビン・スペイシーが凄いというよりシナリオが凄いという印象を持ちました。ただ若干導入部分の説明がかったるい。個人的には冒頭1分目から引き込まれるという映画では無いので少し点を下げますが面白い映画だと思います。ガブリエル・バーンって結構損な役を沢山やってますよね(^^;観た時はよく、ふっと消えちゃうんだよの手のジェスチャーを真似てました(笑) [ビデオ(字幕)] 6点(2006-02-03 16:27:05) |
624. E.T.
子供騙しと呼ばれようと商業主義の映画と言われようと、ラストの別れのシーンでE.Tが少年に「一緒に行こうよ」と言う台詞に涙がこみ上げてきた私は、この作品は心温まる名作だと評価してあげたいです。毎年観る映画ではないけど、笑いあり、ハラハラドキドキあり、涙ありのヒューマンドラマだと思います。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-02-03 16:20:10) |
625. マイ・フェア・レディ
イライザを演じるオードリーがもう数年若かったらもっと良かったとか、170分の尺は長いとか細かい不満をさておいても、後にも先にも唯一「銀幕の妖精」と呼ばれ、世界中で愛された彼女の偉大なるフィルムグラフィの1つに、このシンデレラストーリーが存在している事は本当にステキであり、「ローマ」「サブリナ」「ティファニー」と並んで彼女の魅力が存分に活かされている大作の1つだと思います。オードリーが好きだと、あのガラガラ声まで好きになってしまいます(笑) [DVD(字幕)] 7点(2006-02-03 16:16:13) |
626. 羊たちの沈黙
これを初めて観たのは中学生の時でしたが、クラリスは完全にレクターの掌の上で動かされているだけだなって感じがしちゃって、先がどうなってしまうのかというサイコホラーの真髄を楽しめる事が出来ました。ホプキンスって役者さんもこの映画で初めて観たのですが、あの目の強さと、とり付かれたような演技に身震いしたのをはっきり憶えています。ジョディ・フォスターも自身知的な彼女が演じたのは適役。最初に観た事も相まってレクターシリーズではこれが1番怖いです。ジョナサン・デミ監督の演出も凄い。 [地上波(吹替)] 8点(2006-02-03 16:11:36) |
627. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 ヘンリーフォンダの存在感。1人で11人の反対意見に立ち向かい「疑わしきは罰せず」のスタンスで、法廷証拠の矛盾を突き1人また1人と陪審員の気持ちを無罪へ変えてゆく面白さ。回らない扇風機に夕立ち。差別発言を繰り返す3番へ注がれる冷たい視線。休憩中に繰り広げられるユーモアある台詞の数々。白熱する主張と反論。限られた閉鎖空間のみの展開でありながら全く飽きさせないシナリオ。弁護士が展開をひっくり返す映画は沢山あれど、一般庶民(建築士!)である陪審員が先入観を取り払い、疑問を投げかけ無罪を決めるこの映画のスタンスは、まさに民主主義であり本当に心地良い。またこういう映画って普通12人の陪審員の内、数人だけが目だってあとはオマケみたいな感じになりがちですが、この映画は個性豊かな12人が見事全員存在感がある。本当に凄いエンターテイメントだと思う。冒頭で退廷の際に映る被告の目が何とも切なげで、すっかり観客側を同情させてしまうあの演出から、すっかり気持ちはフォンダ頑張れになる所もわかりやすくて好きです(笑)あと終了後に法廷を後にする際、初めて名前を言い合う8番と9番。また疲れ果てた3番が階段を降りる姿等、全編が1つの映画の線になっていて観終わった後、本当に爽快な気持ちになれます。限りなく10点に近い9点を献上します♪ [DVD(吹替)] 9点(2006-01-30 11:17:03) |
628. コンスタンティン
《ネタバレ》 キアヌのライターの閉じ方がイチイチカッコいい。CGが物凄い。悪魔に「天国に飛ばすぞコノヤロー」と脅すパターンが斬新で面白い。「マトリックス」より全然シンプルで楽しかった。でも天国もちょっとは描いてほしかったかな?子供みたいなレビューになってしまいすいません(^^;しかしキアヌは綺麗な顔してますね。肺ガン細胞を悪魔に取って貰ったコンスタンティンは幸せ者ですねw [DVD(字幕)] 7点(2006-01-29 18:49:48) |
629. スペシャリスト(1994)
ラブシーンが肉弾戦ですね。10日連続で出てきたステーキ肉って感じで食べる前にゲップです。 [ビデオ(字幕)] 3点(2006-01-23 17:44:37) |
630. リトル・ダンサー
ロイヤルバレエ学校に合格した事や、そこで25になった主人公が桧舞台に立つ事よりも、あれだけ頑固だったオヤジが自分の信念を曲げてまで少年を応援する姿に一番感動した。実にイギリス映画らしい抑えた展開で、欲を言えばもう少しダンスの場面をじっくり見たかった(ラストも含めて)。閉鎖的な街でフラストレーションを抱えた人ばかりがはびこっていましたが、その中で希望を1人の理由も無くバレエに惹かれた少年に託すといった展開はステキでした。少年と父親が椅子から後ろに転げ落ちて笑いながら抱き合うシーンは感動してしまいました。 [DVD(字幕)] 6点(2006-01-22 13:53:15) |
631. カル
《ネタバレ》 グロい映画は数見ているので、ゴア描写に関しては特に気にはならなかった。そしてこの映画は初めから「謎解き」の要素を観た人の解釈に委ねている点があって、謎解き本を読んでない人は個々の解釈で捉えた答えでいいという事かなと感じた。もし明確な1つの答えがあるのに映画でそれを伝えていないとしたら、単に意地悪というか不親切だ。漠然と浮かぶキーワードである「担当刑事の汚職の過去」「同期」「ストーカー」「父親との過去」「同性愛」「留学」「解剖」等を断片的に繋げて得た答えがきっと大半の人が辿り着く結末だと思うしそれでいいと思う。ハン・ソッキュ、シム・ウナという「八月のクリスマス」コンビだが、其々全く異なる人物を好演していた。またシム・ウナのミステリアスな雰囲気は役柄にピッタリ当てはまっていた。彼女が犯行を裏で操っていたとしても、それを回想ですら見せないのは逆に、犯人でありながらイメージを下げない演出という意味では上手かったかなと思う。ただ皆さんが仰るように、犯人が落としたヒントから警察が現場に辿り着くまでの過程の描き方があまりにも不透明な部分もあった。ラストのどんでん返しは、ホ刑事がCDラジカセに隠したポラ等の説明が無い部分から匂わせていたが、それこそ想定内の結末だったのでさほど嫌な気分にはならなかった。チェ刑事は最後まで振り回されてしまって・・・。彼女が思わせぶりな言葉を言わなければ部屋のテープを見なかったかもだし、最後のつぎはぎ死体まで行かなかったのにとか思いました。というかわざと辿り着かせるために好意を伝えたのかな?もしそうなら女って怖いなあ・・・(>_<) [DVD(字幕)] 6点(2006-01-22 01:20:47) |
632. GTO
TVに比べてもシナリオがイマイチ・・・。ある意味、高視聴率ドラマだからって映画で一儲け!と企むテレビ局の思惑が「ポイズン」ですよ。 [ビデオ(字幕)] 3点(2006-01-19 12:14:31)(笑:1票) |
633. 太陽は、ぼくの瞳
《ネタバレ》 「運動靴と赤い金魚」のような小さな感動を求める映画ではなく、生の厳しさ、残酷さを訴えかけられる作品。最後の物悲しさは何ともやるせない。天に召されるという言葉を聞くといつもこの映画と「汚れなき悪戯」を思い出す。子供の立場で観ると「むごい親だなあ」と思うけど、父親の立場で観ると判らないでもないような不思議な感覚に陥る。しかし双方の感情を決して観る側に押し付けないマジッド・マジディって本当に実力のある凄い監督さんだなあと痛感しました。 [DVD(字幕)] 5点(2006-01-19 12:08:58) |
634. 運動靴と赤い金魚
もし自分にあんなに可愛らしくて無垢な娘がいたら、絶対に嫁に送り出したくないです。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-19 11:55:29) |
635. ダイ・ハード3
奥さんを助けたいと孤軍奮闘した前2作と違い、これは犯人の復讐戦。巻き込まれたのは同じだけど、イマイチ「追い込まれてる感」が無いのは、相手が無差別テロのような感じのゲームを仕掛けているからでしょうか。それこそマクレーンの奥さんが誘拐されたとかの方がまだ緊張感が持てたのではと思います。「1」では考えられない程のスケールですが、私の好きなマクレーンのぼやきが、サミュエル・L・ジャクソンに継がれちゃってたのが寂しかったです。あと終盤、船の大爆発に比べて犯人の死に方がイマイチ地味な気が・・・。勿論面白いし見応えもありますが、続編の難しさを感じた作品でした。噴水からブワ~っと噴出したマクレーンと、それを観て「ずいぶん飛んだなあ」と言ったゼウスのセリフにこの点を献上します。でもこう書いておいて「4」をやったら絶対観ると思う・・・。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-18 16:50:06) |
636. ダイ・ハード2
《ネタバレ》 ナカトミビルという閉鎖空間だからこそ、巻き込まれた形で事件を解決していった「1」に比べ、飛行場の設定はちょっとスケールが大きすぎて、マクレーンがぼやきながらも1人で解決する所に快感を覚えた人にはちょっと物足りなくなっている気もします。勿論各所のアクションシーンは面白いし、マクレーンが拳銃に弾を詰め直す時に半泣き顔で「何で俺ばっかりこんな目に遭うんだよー」という部分の魅力は決して薄れていないけど、展開される空間(場所)が移動する時に「1」ではなかった緊張感の途切れが観客に起きてしまう気がしてそこだけが少し残念でした。悪役のボスも「1」「3」に比べると地味ですが、飛び立つ飛行機を撒いたオイルが導火線となって大爆発させるラストは、さすがレニー・ハーリンという感じでした。黒人との翼の上での死闘で「オマエの事は好きだったんだけどな!」と言われて殴られたマクレーンが「迷惑なんだよ!」と殴り返すシーンも大好きです!アマアマですが「4」が作られる事を信じてこの点を献上! [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-18 16:37:23) |
637. ダイ・ハード
「1」のブルース・ウィリスは髪もあってかなりイケメンでしたね(笑)ビルの中という閉鎖空間でありながら、緊張感を持続させて展開させるシナリオにまず拍手をおくりたいです。皆さんのレビューが其々まさにその通りなのであまり付け足して書く事も無いですが、マクレーン刑事がそこいらの腹ボテオヤジ風な事が妙に感情移入できてしまう所かもしれませんね。無線での犯人のやりとりや、犯人に立ち向かう前のマクレーンの「ぼやき」が何とも味わいがあってステキです。何度もテレビ放映されてるのにいまだに高視聴率なのは、結末を知っててもその過程の頑張りがステキだからでしょうか。でもテレビ局が買い取ったマスターテープ、放映しすぎて赤みがかってきてません?(笑) [ビデオ(字幕)] 9点(2006-01-18 16:27:37) |
638. デッドコースター
下で書いていらっしゃる方もいますが「次はどういう死に方を見せようかなあ」という事を中心に描かれたような作品ですね。ストーリーは前作の方がしっりしていた気もしましたが、ハラハラドキドキ感は前作同様で結構面白いです。はしごで顔がグチャってなった瞬間に画面が切り替わる編集とか、このシリーズ独特の間があって凄いです。CGの進歩で恐竜も人間も作り出せるだけでなく、人間の死に様まで描けるんだなあと妙に感心してしまいました。しかし歯医者さんのシーンはこちらまで息苦しかったです・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-18 16:20:16) |
639. 愛がこわれるとき
すいませんが、ジュリア・ロバーツのベッドシーンで「シャイニング」の冒頭の音楽は使わないで下さい(>_<) [地上波(吹替)] 4点(2006-01-18 12:53:04) |
640. フォーリング・ダウン
1つ1つの不満が重なって爆発したいけど、実際に行動にはうつせない自分に置き換えたりする妄想に適した映画ですね。ハンバーガーショップで「あの写真よりペシャンコじゃないか」は、古畑任三郎の「どこから食べてもピクルスに当たるようにして」と同じくらい大好きなシーンです(笑)シューマッカーらしさを感じる映画だし、暇つぶしになかなか楽しめる佳作ですね。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-18 12:50:53) |