641. キートンのマイホーム(文化生活一週間)
下の方々の熱いコメントに惹かれて見てみましたが、いたって普通でした。期待しすぎたのがいけなかったのか、はたまた先にコメントを見てネタバレしてしまったのが悪かったのか・・・。悪い映画ではないですが、傑作とも思えません。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2005-08-04 20:26:33) |
642. 劇場版 NARUTO-ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!
レベルの高いアニメ映画として評価した場合、いま一歩の感じでした。敵キャラがあっさりとやられすぎたり、ナルトがシリアスなキャラすぎたり、あちこちで違和感を感じました。対象が子供向けならば、もっと夢のあるストーリーを作ってほしいと思います。あきらめないことが大切、というメッセージは伝わりますが、実際のところ、現実社会にはあきらめずに頑張りすぎて、神経すり減らしちゃった日本人が多いのではないでしょうか。作中「オラ、クソ狐、こんなところでくたばってんじゃねえよ!」というセリフだけは非常に良かったです(笑)。 [地上波(字幕)] 4点(2005-08-04 20:02:22) |
643. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
例によって政治色が強い前半は退屈。それでもアナキンがダークサイドに落ちていく後半は予想以上の出来でした。旧3部作へと続くストーリーとして、ほとんどの人が納得がいく内容ではなかったでしょうか。私も正直言って心を揺さぶられ、人間ドラマに惹き込まれました。しかし、この映画、観終わってから元気が出ません。分かってはいましたが、悲しく、暗い内容に気持ちも落ち込みました。 映画とは本来、観終わってから元気になってまた一日頑張ろうという気分にさせてくれるものだと思い込んでいる私には、あまりにもつらい内容です。むろん劇場で観たことを後悔はしていませんが、人に勧めることもないでしょうね。 [映画館(字幕)] 6点(2005-08-01 19:32:26)(良:1票) |
644. エースをねらえ!
漫画未見だが、近年あったテレビドラマで開眼した。今作は、主人公岡ひろみと友人愛川マキのやりとりが面白い。師弟愛、藤堂との愛、などの魅力もあるが、友情もまた青春なり。昔の女学生ってこんな会話してたのね、、、という意外な発見(驚きというべきか)がある。コーチのしごきに憤るマキ、ひろみへ「あったまにきた」と電話をするマキ、マキへ送るひろみからの微笑ましい手紙・・・。いかん、マキの声が頭から離れない(笑)。あれから25年。日本の女性は変わった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-01 19:18:59) |
645. ルパン三世 天使の策略 ~夢のカケラは殺しの香り~<TVM>
え!?最後までボスの正体に気がつかず、最後まで「やっぱりルパンって面白い」なんて思っていましたが、評判悪いですね。7点に近い6点。 [地上波(字幕)] 6点(2005-08-01 19:08:45) |
646. 眠る男
動と静といえば「静」。日本的らしい、感性に訴える作品。監督の非凡さを感じさせるが、ドラマを見たい人には物足りないだろう。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-30 13:21:09) |
647. Mr.インクレディブル
この際はっきり言わせてもらおう。見ていて疲れたし、途中でイライラした。とにかく登場人物みんなが演説を垂れるがごとくしゃべってしゃべりまくる。何で映画を見て必死に頭を使わなければならないのか。アクションも終始ジェットコースターに乗っているよう。一番頭に来たのは、子供が両方いっぺんにしゃべるシーンが何度も出てくること。吹替なのに何言っているのか分からない。妻とヒーローの諍いトークにもストレス上昇。譲り合い、寛容という言葉を知っているのかと文句のひとつもいいたくなる。そして、単純なヒーローモノのはずが、国家犯罪やらなんやらと大袈裟すぎるストーリー。結末が分かっているのにも拘らず、くどいばかりのどんでん返し。 テンポの良さも、キャラクターが立っているところも、それぞれ素晴らしいのは認める。だが上記の理由により総合的にみると点数も低めにならざるを得ない。自分がこの種のジェットコースタームービーと相性が合わないことがはっきりした。この映画には期待していただけに本当に残念。 [ビデオ(吹替)] 4点(2005-07-30 00:01:33) |
648. お日柄もよくご愁傷さま
下の【あにやん】さんのいう通りで、普通の庶民の物語です。普通といっても、いろんなことがいっぺんに起きてしまいますが、そこが滑稽でもあり、この映画の面白いところと言えます。ただこの作品、10年前の映画なのに妙に古臭さを感じてしまいました。今では当たり前となったリストラやフリーターの話などが、この当時は異様なものの象徴として描かれているせいもあるでしょう。いかに日本がこの間に変容してきたか、ということが身に染みて分かりました(笑)。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-23 10:48:25) |
649. レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
単なるアクション映画として楽しめればいいのだが、人物設定が複雑すぎる。前作でギターを回してドッカーンとやっていたのが、まだ良かった。テンポが良いのは相変わらずなんだけど。3点にしようか迷ったけど、4点献上。 [DVD(吹替)] 4点(2005-07-21 18:54:12) |
650. マイ・ガール
前半と後半でこれだけ印象が違う作品も珍しい。前半は軽めのノリで家族もゴタゴタし、平凡な印象。血をこすりつけるなんて、良い子は真似してはいけません!なんて文句の一つもいいたくなったが、後半は皆さん仰るように、泣けた。台詞やシーンの一つ一つが、素晴らしい。少女の成長物語なので、「マイ・フレンド・フォーエバー」と比べると、どちらかというと女性向き。総合的にみて6点にしようか迷ったが、後味が良い映画というのはやはりいいもので、7点献上。 [DVD(吹替)] 7点(2005-07-19 21:49:10) |
651. WATARIDORI
まるで自分が鳥になり、一緒に空を舞っているような気分!なんというステキな映画だろう、と思っていたら、途中から冷めてきた。【sayzin】さんと同じく、CGや人工の音響をどこまで信頼していいのか分からなくなってしまった。「ここは人工的な鳴き声を入れています」みたいなテロップは必要ないにしても、本物と区別がつかない音を入れてさも本物の鳴き声ですよ、みたいな演出はどうなのか。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2005-07-19 11:19:19) |
652. 木靴の樹
見つづけているのがつらかった。まるで貧しく厳しい農村生活を体験させられているような気分。自分には名作といわれている理由がわからない。映画とは楽しむために見るものと思っているので、もともと不向きな作品だったのだろうか。結婚式のシーンにしたって、少しも笑わない花嫁と花婿。ちっとも幸せそうに見えない。おまけにラストの後味が悪い。最後までいつ面白くなるかと期待していたが、期待を裏切られた気分。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2005-07-19 11:08:54) |
653. ナチュラル
もし私がこの映画を作るとしたら、もっとシンプルにするだろう。判事やメモのような女性のエピソードは取ってしまう。挫折してきたベースボールの天才が、奇蹟的に復活する。それだけでいいではないか。せめて映画の中では夢だけを見させてほしい。現実はやっかいなものが多すぎるから。 登場する野球選手も、長く野球を続けている人を出演させる。投げる瞬間や打つ場面でカメラをわざとずらさない。ランナーがいるときに、ピッチャーを振りかぶって投げさせない。私なら、そこから始める。 (2024.3再鑑賞) 終始穏やかな雰囲気が印象的。セリフもささやくようでほとんど聞き取れないことも多い。 ベースボールファンの願いが込められた数々のシーンが胸を熱くさせる。 最近のメジャーリーグに見慣れた人には、オールドベースボールの良さも感じられるだろう。 ストーリーのほうは中年の単純な復活劇とはいえず、腹黒い人物なども出てくるが、長くても一気に観られる。 ラストシーンもごく短いが、良い終わり方で印象に残る。 [DVD(吹替)] 6点(2005-07-17 09:42:19)(良:1票) |
654. サンドロット/僕らがいた夏
草野球チームに加わることになった一人の少年。最初は野球をやったことがなく、足手まといでチームに馴染めない。そんなスコッティをビリーという年長者が迎え入れる。彼がまた素晴らしい性格の持ち主。メキメキと力をつけていくスコッティ。でもある日、とんでもない運命が待ち受けていた・・・。昔男の子だったころのノスタルジー溢れるこの作品、単なる友情モノやコメディの範疇に限られない魅力がある。うーん、うまく伝えられないんだけど、「スタンド・バイ・ミー」よか、こっちのオプティミスティックで馬鹿馬鹿しいほうがよっぽど好き。アメリカにはこういった映画があるから、まだまだ見捨てることができない。昔は洋画ってこういう映画が多いように思っていたけど、今や貴重な存在なのかも。もう少し早く見ておけば良かった。どうせくだらないコメディの中のひとつだろう、みたいに見放していのが間違っていた。思わぬめっけものだ、これは。 [ビデオ(吹替)] 8点(2005-07-15 10:19:58) |
655. 時の翼にのって ファラウェイ・ソー・クロース!
やはり前作と比べてパワーダウンしていることは明らか。前作は芸術性を感じたが、今回はより普通の映画っぽくなっている気がした。特に前半部分、時間が長いだけに蛇足部分が多いように感じた。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-15 09:59:44) |
656. シカゴ(2002)
題材もテンポもみな悪くないんだけど、なぜか惹き込まれるものがない。アカデミー作品賞作品ということで期待したけど、それほどでもなくてがっかり。あたしぁ、もっと感動がほしいのよ。 [ビデオ(吹替)] 5点(2005-07-13 17:58:59) |
657. 死の棘
なんなんだ、これは。醜い闇の心を描いた、どうにも暗くて映画だ。 嫉妬、狂気、疑念、葛藤、猜疑心。こんな言葉が渦巻いてくる。 主演二人の演技はほとんど完璧と言っていいほどだ。 それが、この作品を芸術の域にまで高めている、そんな気がしてくる。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-08 11:13:56) |
658. アルゴ探険隊の大冒険
久々に心の底から楽しめる映画を見た。それぞれのモンスターが、まるで命を吹き込まれたかのように動き回る!この映画(小説)を作った人は、遊び心がある人だと思う。RPGなどが好きな人にもおすすめ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-07 09:36:13) |
659. 泥の河
だんだん薄らいでいく昭和の匂いが、この映画の中ではぷんぷんしている。3人の子供たちの名演技。大人たちの演技も、まるでそのものの人生を歩んできたかのようだ。ある友情が、ひとりの少年を大人にしていった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-07 09:32:09) |
660. 菊五郎の鏡獅子
小津安二郎唯一のドキュメンタリーで、古典舞踊を丹念に追った短い作品。ほとんど興味がない自分には時間が長く感じられただけだが、見る人が見たらすごいんだろうな、と。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-07-05 10:13:29) |