641. ローン・サバイバー
聞きしに勝る凄まじい映画でした。これが実際にあったというんだから、リアル感も半端ないです。銃弾の雨の中、必死に応戦する4人の兵士。映画の内容はだいたいそんな感じですが、なぜかクライマックスで、僕の目に涙が。感動じゃない、悲しさじゃない、なんかわからん涙でした。 [DVD(字幕)] 10点(2015-05-19 19:19:47) |
642. 呪怨 -終わりの始まり-
《ネタバレ》 このシリーズ、昔見たけど、内容は白塗りの子供と貞子みたいな女性が這いずり回ることしか記憶になく、改めて最新バージョンを見てみた。主演、佐々木希だったのか。彼女の演技は初めて観ましたが、悪くなかったですね。ただ、この手の邦画ホラーはやっぱ、僕には物足りないなー。映画館で見ればまた違った感じなんだろうけど、最後にやられちゃうとゆうパターン化したドラマがオムニバス形式で繰り返されるだけだし、脚本も特に面白くもない。なんか怖くもないなー。特にトシオは全然怖くない。むしろかわいー。目がくりっとしていて。それに幽霊が力技で人を殺すのんてなんか違う気がするねんなー。首をおったり、下顎を引っこ抜いたり。ヤクザ映画や殺人鬼の映画のほうがもっとドキドキしてまう。生きてる人間をリアルに描いたほうが、もっと怖く感じてしまうのは、僕が年をとったからかなー。いや、怖い幽霊映画もちゃんとあるから、違うか。単にこのシリーズと僕の相性の問題やね。もう呪怨シリーズは見ないかな。 [DVD(邦画)] 3点(2015-05-18 18:25:42) |
643. フライト・ゲーム
頭からっぽで暇をつぶせて、適度なアクションがあって、適度に緊迫していて、ちょっとしたパニック要素もあるサスペンス映画が見たいなら、最適な航空機サスペンスパニック映画。航空機の中で事件が起こってからはテンポよく、ラストまで勢いよく進み、退屈せずに楽しめました。 [DVD(字幕)] 7点(2015-05-17 03:13:36) |
644. 殺人の告白
連続殺人犯が時効を迎え、自らの罪を本にしてマスコミに登場するとゆう映画。主役は、かつてその殺人鬼に彼女を殺された刑事である。このあらすじを知って、サスペンスだと思って観た。通常、この手の犯人像は、静かで不気味であるが、冒頭からこの映画はその僕の既成概念をぶちやぶってきた。顔を隠した犯人と主役の刑事の香港映画かと思わせるほどの一大バトル。犯人は、かなり戦いが強く、アクティブ。運動神経もかなりよい。一瞬、え?俺の期待してたもんとちゃうと、しょっぱなに戸惑わされた。その後、ベースのトーンはサスペンスなんだが、コミカルになったり、はたまた、カンフーアクションばりのカーチェイス、さらに登場キャラも、ボウガンを使う女性、毒蛇を暗殺に使う者など、ずっと戸惑いっぱなし。いや娯楽映画としては、なんも問題ないんだけど、サスペンス風のリアリティーがたまに顔を出すから、やっぱ戸惑うねん。そして、クライマックス、やっぱサスペンスやん、これと意表を突かれた。いやジャンル分けなんて無意味なのはわかってますけど、なんか小さい頃から身についてしまってるとゆうか、体が勝手に一定のジャンルモードになってまうねん。だから、ごった煮状態はやっぱ戸惑います。でも、十分おもしろかった。 [DVD(字幕)] 10点(2015-05-16 00:33:49)(良:1票) |
645. トム・アット・ザ・ファーム
《ネタバレ》 申し訳ないが、僕に少々退屈な映画だった。言いたいことは、なんとなくなくわかるし、表現も凝っているのかもしれません。単純な話をサスペンス風に見せ、しかも実はフランシスがアメリカの象徴だったとしても、僕には退屈に感じてしまうのだから仕方ありません。監督との相性の問題かな。僕はおこちゃまだからかなー。アメリカ批判もこんな見せ方があるんだと勝手に解釈したくらいです。なので、すんません。 [DVD(字幕)] 3点(2015-05-15 18:42:27) |
646. 凶悪
ここのレビュー通り、リリーフランキーとピエール瀧の演技がスゴスギ。実際にあったっことだと思うと、さらに恐ろしさと先が見たい知りたいという欲求も倍増。観客につきつけられる鋭いメスも理解できます。しかし、僕はそれ以上にジャーナリストのバイタリティーに驚かされます。てゆーか、それがあってこそ、先生の犯行が明るみにでたことにすごく納得します。凶悪な奴がいる。しかしそれを異常に追求する奴もいる。それを観たい観客がいて、それに答えるために映画にする人もいる。だからこそ、社会はバランスがとれている。もちろん、バランスのとれない行き過ぎは、社会を混沌とさせますが、その混沌を防ごうとする者もまた存在します。人間社会はよくできています。そう感じました。それはそれとして、とにかく映画としては、最後まで退屈せずに一気に観せる恐ろしい映画でした。 [DVD(邦画)] 10点(2015-05-15 15:40:03) |
647. 冷たい熱帯魚
これは分類がホラーになってるので、ホラー映画かな。実際の事件をベースにしているということなので、興味本位で観ましたが、ちゃんと架空の映画でした。役者陣は、みなさん、おっしゃるとおり、すごい迫力です。ほんまもんに見えます。実際のサイコパスもでんでんみたいなもんかもしれません。平気で人を殺し、死体でちゃらけて、異常なんだけど、まともそーなこともちゃんという(いや、これは映画だから監督が言いたいことをしゃべらせてるのかもしれませんが)。誰にも共感はできません。主人公もどっかおかしいのに気づくと、恐怖感は途中で麻痺してしまいました。ただ長い映画ですが、正直、退屈はしませんでした。迫力負けしちゃいましたので。映画を見終わったあとには、すごい脱力感。今の平和な日常に感謝。やっぱホラー映画かな。<追記>その後、もとになった本「共犯者」を読みました。実際にあった愛犬家殺人事件の共犯者が書いた実際にあったことを書いたノンフィクションです。いやー、この映画、実際の事件の再現度がかなり高い。この映画のまんまでした。特にでんでんの役はセリフも含め、本当にこんな感じだったんですね。共犯者はこの映画ではもちろん吹越満演じる主役のキャラに相当しますが、そちらも結構、キャラ的には事実に近い感じがします。もちろん、最初にでんでんに出会うとこや、家族構成、後半はこの映画のフィクションですが、事件そのものに遭遇している箇所は事実と同じ感じでした。「透明のボディー」ってフレーズは、普通の感覚では出てこないのに、実際の犯人が映画のように使ってるなんて、やっぱ現実って怖いわ。 [DVD(邦画)] 7点(2015-05-15 15:22:44)(良:1票) |
648. エンダーのゲーム
普通のSFドンパチものを期待すると肩すかしを喰らいます。映画のほとんどは、子供の主人公が訓練所で頑張るお話ですから。でも僕は面白かったなー。テンポがよかったし、それなりの緊張感もあった。ただ、なぜ主人公がシスコンなのかとか、サードってなんなの?ってゆう背景がよーわからんかったのも事実であります。 [DVD(字幕)] 7点(2015-05-14 16:43:21) |
649. ライアーゲーム-再生-
ライアーゲームの好きなところは、一見、単純なゲームに見えて、実は、かなり複雑な構造をもっていることろ。主人公たちが、もうこりゃダメだろってところまで、追い詰められるが、予想もしない逆転劇を見せてくれることろ。そしてそこに必ずドラマがあり、主人公の想いが反映されているところ。後は、いいタイミングでかかる音楽とおもしろい演出。今回は神崎直は登場しませんが、今までのシリーズと同じように十分楽しめました。イスとりゲームとゆう、え?これで二時間持たせんの?てゆう単純明快ゲームでいて、やっぱ奥が深く、そこに現在の世界の縮図を描いてみせてるところがほんと面白い。今回の主人公もライアーゲームに最初は打ちのめされ、わー、こりゃ終わったなとゆう所まで追い詰められるが、そこから成長し、秋山の逆転劇で度肝を抜かれ、それでいて、ちゃんと主人公の想いが反映された結末を用意している所によーわからんけど感動です。このシリーズは本当に脚本のレベルが高いといつも感服しちゃいます。勝った瞬間に勝った者が驚くこの仕掛け、スゴスギ。 [DVD(邦画)] 10点(2015-05-14 16:31:03) |
650. 猿の惑星:創世記(ジェネシス)
猿の映像表現がすごすぎ。こんなんやられたら、過去の猿の惑星は、もう見れないかも。ただ内容は切ないなー。なんか、観てて、人間ってのに自己嫌悪を感じて、観てるのが辛い部分もあった。 [DVD(字幕)] 7点(2015-05-14 00:17:33)(良:1票) |
651. 猿の惑星:新世紀(ライジング)
《ネタバレ》 あいかわらず猿の表現はすごい。まー、これが人間なら、単なる人間同士の対立のよくあるストーリーで特に面白くはないんだけど。猿だから、争いのメカニズムがわかりやすく、観ていてもグイグイのめりこめる。戦いを望まない者同士でも、こんな結果になるのだ。もはや人間の世界から争いをなくすのは不可能なのかもしれないと、映画を見ていて絶望的な気持ちになった。全然映画とは関係ないが、僕はこれを観ていて今の世界情勢の中の日本がやたらと気になった。周りにいいようにされていると、今、日本は強くなろうとしている。しかし、誰も戦争は望んでいない。だが争いの火種はいたるところから忍び寄ってくる。隣国への恐怖感、一部の者の思想、武器、領土、差別、宗教・・。できるならこんな映画のようにはなってほしくないと祈るばかりだ。 [DVD(字幕)] 10点(2015-05-13 23:27:00) |
652. X-MEN:フューチャー&パスト
《ネタバレ》 今回もおもしろい能力者が色々出て、楽しめたです。面白かったのは、高速移動の能力者の映像表現がまんま日本のドラマ「spec」と同じだったところ。後、自分も相手もワープさせる能力者の戦い方もかっちょいー。いつも通り、クオリティーの高いドラマでよかったんですけど、ただ、今までシリーズに比べ、ちょっと個人的に残念な所もありました。まず、今回のストーリー展開が過去に戻ってやり直すとゆう、それこそターミネーターやスタートレック、その他のSFでこれまで散々やりつくした展開である所。他者の意識を通して未来の自分と語り合うとゆうxメンらしい部分あるんだけど、やっぱ大まかにはそんな新鮮に感じなかった。後、ウルヴァリンがラストのクライマックスで、川ポチャで終わってしまって、重要なシーンに全く参加できてなかった所。ちょっと笑いそうになったです。でも、今までのシリーズの面々が勢ぞろい的な部分あるので、シリーズファンにはうれしいかも。 [DVD(字幕)] 7点(2015-05-13 23:00:47)(良:2票) |
653. 渇き。(2014)
《ネタバレ》 まともじゃない人たちの狂宴を、全く共感できずに第三者的な立場で観てる感じでした。退屈ではなかったんだけど、心にグワッとくるもんがないてゆーか、なんかオヤジが最初から投げやり的だから、娘が異常でも正直、どーでもよくなって、怖さとか悲惨さとかあんま感じなかったなー。妻夫木のニヤニヤしたキャラは良かったです。車にあたって人間がぶっ飛びすぎで、しかも死んでないのを見ると、やっぱ半分コメディーなのか。 [DVD(邦画)] 5点(2015-05-12 19:21:43) |
654. 西遊記 はじまりのはじまり
チャウ・シンチーの西遊記。 実は、昔、「チャイニーズ・オデッセイ」とゆうチャウ・シンチーが悟空の映画を見ましたが、そっちもブッ飛んでいて、かなり面白く、今回は、監督ということで、西遊記を今度はどう料理してくれるのか、楽しみで観ました。 どっちも制作がチャウ・シンチーなので、やっぱ好きなんでしょうね西遊記。 今回も、ブッ飛んだキャラ設定、残酷さとお下劣、しつこくくだらないギャグなどチャウ・シンチー節がほどよく効いていて、非常に楽しめました。 日本語吹き替えで観ましたが、吹替も映画の雰囲気に非常にあっていて、よかったです。 三蔵「僕も妖怪ハンターです」 段「何系?」 三蔵「調教系」 ここのセリフのやり取りが超好きです。 Gメン75のテーマの正しい使い方もお見事。 チャウ・シンチーの映画は残酷さとくだらないギャグが同居していて非常に癖があるので、苦手な人も多いと思います。 でも僕は好きですねー。続編もあるみたいなので、今から楽しみにしています。 [DVD(吹替)] 10点(2015-05-12 14:20:34) |
655. アルゴ
偽映画のロケハンを偽装して人質を救出する映画と聞いていたので、もっとドタバタしたコミカルなものを想像していたけど、クライマックスの緊張感は相当なものだった。まー、実話だから真面目な映画なのは当たり前なんだけど。ただ、そこへつながる途中の展開は、しょーがないけど、ちょっと退屈だった。でも、それも、クライマックスの緊張感を高めるために役立ったので、うん、クライマックスのドキドキ感を味わえただけで10点あげちゃう。 [DVD(字幕)] 10点(2015-05-12 03:05:19) |
656. パッセンジャーズ
《ネタバレ》 航空サスペンスやと思いきや、ファンタジーやった。 こっちはサスペンスモードやったから、正直、少々、退屈でした。 オチもストンとこず、これはあの映画やなって感じで。 期待したものと違って、あんまり面白く感じないってこと映画でたまにあるんやけど、しゃーないよね。 恋愛要素がなんか多いなーってとこで、こっちのテンションはドンドン下がっていた。 てゆーか相手の男性のキャラがあんまり好感もてなかった。 なんか、軽くて。ニヤニヤしてるし。 いい物語とは思うねんけど、別の気分の時に観たら、感動できたかも。 [DVD(字幕)] 5点(2015-05-09 15:37:33)(良:1票) |
657. プリズナーズ
ここの評価が高いので観てみたが、むむ、おもしろい。見ごたえのあるサスペンスでした。小出しに出る情報の点が、最後に線になり、そして結末のオチも余韻を残す。悪に染めるためなら、ミスリード部分も納得。容疑者の男が犬の首輪を持ち上げる所はドキッとした。 [DVD(字幕)] 10点(2015-05-08 17:23:56) |
658. ゼロ・ダーク・サーティ
前半、テロ組織の実体があまりにもなさすぎて、しかも探しているのは、ビンラディンその者ではなく、いるかいないかもわかからない連絡員の男であり、これが途方もなく無謀に思えて、退屈で、正直、寝そうになった。ところが、後半、テロ組織がCIAの職員を暗殺しかけてくるところから、一挙にドラマが緊迫し、おもしろくなった。やはりテロ組織への距離は近づきつつあり、点が線となり、スパイ戦の攻防がよーやく見えてきたから。そこからビンラディンへの暗殺までは映画の世界にどっぶりはまってしまった。 [DVD(字幕)] 7点(2015-05-08 01:41:37) |
659. ジャーヘッド
正直、おもしろくはなかった。てゆーか、少々退屈でもあった。 ただ、海兵隊の日常は追体験できたかな。 [DVD(字幕)] 3点(2015-05-06 09:31:47) |
660. ベイマックス
《ネタバレ》 それなりに楽しめた。テンポもよく退屈もしなかった。でも、お話にイマイチ深みがないってゆーか、まさかヒーローものだったとはね。予告では、優しさで世界を救えるか?って言っていたので、もっと、凝った、感動的なお話かなと勝手に期待しちゃってたので、ベイマックスが単にバージョンアップされてスーパーロボットになってアクションしちゃうとこに、なんだか肩すかしを食らっちゃいました。ストーリー展開もよくある感じだし。ベイマックスのユーモラスな動きとか悪くはないんだけどね。同じディズニーでも、こーゆう系の映画は、やはりピクサーの方が抜きんでていると思う。これ原案、6人のヒーローが活躍するマーベルコミックだったんだ。それ知ってたら、もうちょっと見方もかわっていったかな。 [DVD(字幕)] 5点(2015-04-27 22:27:21) |