701. ドラゴンボールZ 復活の「F」
《ネタバレ》 テレビで放送していたので鑑賞いたしました。 レジェンドオブドラゴンボールとしてトランクスが語る冒頭。 まさに子供世代をドラゴンボールで育った身としては「あ〜懐かしいな〜!」の連発。 名シーンだね〜名台詞だね〜と思い出に浸っておりました。そしてフリーザ様の復活! この声、このキャラ、懐かしい〜!なんだか、同窓会みたいな作品でしたね。 単にフリーザが復活してまた戦いにくるも結局倒されるという簡単な話ですが、 青色のサイヤ人にゴールデンのフリーザという新味もあり、何より大人になった自分が今改めて ドラゴンボールを見るとまた新しい発見があったりと、なかなか感慨深いものがありました。 [地上波(邦画)] 6点(2016-09-04 00:16:58) |
702. 東京家族
《ネタバレ》 スカイツリーの出てくる東京。今風なところもあるけれど、やっぱり小津さんへのオマージュが全体的に強いですね。 だから変に意識しちゃう。なんだか淡々としている作風とか、妙に棒読みの口調だったりするところが気になる。 ばあちゃん、68で死ぬのは若い。しかも超突然。周吉・とみこ夫妻の演技はさすが。 [地上波(邦画)] 5点(2016-08-30 19:38:22) |
703. フェーム
《ネタバレ》 誰か特定の主人公という形式ではなく、それぞれの学園生活を描く群像物語といった感じなんだけど、 どの子も初々しくてとても愛らしいですね。演出も嘘くさくなく、生き生きとした等身大の若者を描いてる。 なんだか、自分の学生時代を思い出しちゃいました。 いろんな子がいてそれぞれ笑えるし、またそれぞれほろっとさせられたりもする。 序盤の、音楽やら演劇やらダンスやらの学生たちみんなで楽しく演奏&踊りまくるシーンがすごく良かったです。 [地上波(字幕)] 7点(2016-08-28 22:33:55) |
704. パイレーツ・ロック
《ネタバレ》 60年代のイギリスは、民放ラジオ局が存在しなかったというのが驚きです。 そしてそんな中、法が及ばない海の上の船上で海賊ラジオを流すという発想がまた面白い。 当時の国民の半数、2500万人が聞き入っていたとか(ホンマかいな!)。 政府側の人たちは彼らを快く思っておらず潰しにかかるというおきまりの図式。 卑猥で汚い言葉を連発し自由を楽しむという、言葉を発するだけでなんかストレス解消が出来てるみたいな、 そういう時代背景がわかってきます。話はたわいもないですが、 まぁ当時そういうことがあったんだという、事実や時代背景が知れただけでも良しとします。 [地上波(字幕)] 6点(2016-08-25 23:38:39) |
705. 男はつらいよ
《ネタバレ》 記念すべき第1作。人情映画の極みここにありという感じですね。 いや〜、鑑賞していて思いましたが、寅さんて人は本当にどうしようもないロクデナシですよね(笑)。 でも、ロクデナシなんだけど根がすごくいい人。こう言う人は人間的に好かれる。 自分の親族にこんな人がいたらすごく嫌だろうなと思うけど、映画で見る分には「あ、寅さんだ」とまた会いたくなる不思議。 この寅さんという強烈なキャラクターがまずあって、そこから全てのエピソードが派生していく。 こういう構造だからこそ、何十本も続編が作れるまでになったんだね。 [地上波(邦画)] 8点(2016-08-19 20:10:28) |
706. 黒い十人の女
《ネタバレ》 なんなんでしょう。女性が社会に進出して、男の立場が弱くなっていく世の中をシニカルに描いたのかな? セリフのひとつひとつにブラックユーモアを感じます。飄々とした男を演じた船越英二は上手かったですね。 大女優も数多く出演していて、若かりき頃が見れて興味深い。こんな時もあったのねぇと。 内容云々よりも、フィルムノワール風のモノクロ映像美に惹かれました。 [地上波(邦画)] 5点(2016-08-18 23:47:25) |
707. 紙屋悦子の青春
《ネタバレ》 役者泣かせの長回しの多い作品。 あれだけ長ゼリフを覚えるのも大変だろうなぁと思い観てたが、方言もどことなく一本調子な気がする。 舞台的な作風にしたかったのかな。まぁこのストーリーだとゆったりしたテンポで語るのがふさわしいだろう。 小津さんが反戦映画作ったらこうなりそうだな、という印象でした。 [地上波(邦画)] 5点(2016-08-16 18:26:25) |
708. 第七の封印
《ネタバレ》 よくわかりませんでした。死神とチェスをやり出す冒頭から最後まで入り込めず。 神や死神や魔女に対する知識的な免疫が必要でしたね。 [地上波(字幕)] 5点(2016-08-16 15:08:40) |
709. 火垂るの墓(2008)
《ネタバレ》 アニメのやつは有名ですから、あえて実写化した勇気は買いたいですが、残念ながら不満だけが残る内容となっていました。 母がなぜ松田聖子なのか、、、、。やっぱり違和感がありますよね。おばちゃんの性格のいやらしさはよく出ていましたが。 節子とか清太が、どんどんとやせ細っていく悲壮感が表現されないといけないのに、節子は最後まで変わってなかったと思います。 この辺がやはり実写の限界なのかな、、。そしてラストも変更されてて、これだとホタルはどこにいったのかしらという感じです。 [地上波(邦画)] 5点(2016-08-15 00:40:33) |
710. 夏の庭 The Friends
《ネタバレ》 チャイルドムービーだとのことですが、どうなんでしょう。子供が見て面白いと思える内容なのだろうか。 むしろ大人目線な映画だなと思いました。そして子供たちの演技の稚拙なこと。いやまぁ子供だから仕方ないのかもしれませんが。 人は死んだらどうなるのかとか、死とは何なのかということについて、どれほどの教訓が得られているのか、正直よくわかりません。 まぁ、喜八じいちゃんが死亡してるシーンは切なかったですけどね。鶴瓶と矢崎滋のシーンはなんか笑ってしまった。 [地上波(邦画)] 5点(2016-08-06 21:44:25) |
711. コンドル(1975)
《ネタバレ》 何でもない普段通りの仕事場。そこに男たちが入ってきて、局員の人たちが次々と銃殺される冒頭のシーンは目を見張りましたね。 一体何が起こった?ただ事ではない状況。そこからたった一人、逃走しながら陰謀を暴いていくわけですが、 サスペンス映画としてはなかなか楽しめました。ただまあ、あの女の人。いくらコンドルが男前で強引な人が好きだからって、 銃で脅してさらった男とすぐにフォーリングラブするかいなって正直思いました。 殺し屋との再び遭遇であの終盤の展開も気が利いてますけど、やはりラストが一番の見せ場かな。 「本当に発行されると思うか?」との問いに対し答えられず、不安げに振り向くコンドルの顔のカットで終わる。 なんとも言えない余韻のある終わり方ですね。「正義のもろさ、正義の儚さ」を表現してるな、と思いました。 この世の中、真実を暴こうとして消えて(消されて)いった名もなき正義の人たちがたくさんいるんだろうな、と物思いにふけました。 [地上波(字幕)] 7点(2016-08-03 23:57:12) |
712. デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~
《ネタバレ》 時間軸が終始前後していく展開でちょっと複雑なんですが、でもよくできたシナリオで面白かったです。 ああいうドンデンを持ってこられたら、そりゃあ先は読めませんよ。 しっかしスパイ同士は恋愛するべきではありませんね。本作見てるとそう思う。 とにかく疑心暗鬼になっちゃうもん。何から何まで裏があるんじゃないかという気がしてくる。 どうでもいいけど、欧米ではハゲてる人はモテると聞きましたが、気にしてる人は気にするんですね。 [地上波(字幕)] 6点(2016-08-03 21:29:47) |
713. 名探偵再登場
《ネタバレ》 監督は同じ人だけど、前作とはスタイルがだいぶ違いますね。 最初に、ストップしたかのような死体の数々に思わずぶははと笑ってしまった。 あ、そういうノリでいくんだなこの作品は、と。 向こうの人にしかわからないようなネタがもっとわかればぐんと面白く感じたのかもしれないけど、 わかる範囲でも十分楽しめました。にしてもピーター・フォークは声が高いね〜。 [地上波(字幕)] 5点(2016-08-01 21:17:31) |
714. ダイナマイトどんどん
《ネタバレ》 ヤクザ達が、いつものドンパチでなく野球で闘わせるという発想は面白いですね。 平和な闘いということで微笑ましいんですが、でもすぐ殴り合いになりとてもじゃないけどまっとうな野球とは言い難い。 でもバカバカしいんで笑える。ヤクザさん達がやたらめったら元気いっぱいで、一歩間違えば単なる馬鹿の集まりみたいなんですけど(笑)、 おっぱい丸出しの女性応援団にも驚きましたね。男よりも女が強い映画でした。 [地上波(邦画)] 6点(2016-07-31 22:19:41) |
715. 残穢 -住んではいけない部屋-
《ネタバレ》 なかなか面白かったですね〜。 いつ頃からか日本のホラー映画は貞子的なものが必ず出てくるというおきまりのパターンに陥ってつまんなくなっちゃってましたからね。 ようやくミステリー小説仕立てのホラー映画が堪能できたことに喜びを感じずにはいられませんでした。 マンションの一室。そこでいつも変な音がするという興味深いところから始まり、 その原因を探偵のごとくたどっていく上でいろいろなことが解ってくる。 どのエピソードも実に恐ろしく、音で驚かすような西洋的なのとは違い、 暗くて不気味な映像はこれぞジャパニーズホラーの醍醐味と言った感じです。 その土地に穢れのようなものが残るという感覚は実に日本的だなぁと思います。 しかし、全く関係のない後世の人たちにずっとああやって不幸をもたらし続けるなんて、 お化けさんは本当に罪深いですね。一つだけ不満だったのはやはりクライマックスの展開でしょうか。 それまで関わった登場人物たちが次々と霊に襲われて終わる結末というのはいかにもこれまでのホラー映画の 定型パターンといった感じで、もう少し捻りが欲しかったなというのが正直なところです。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2016-07-30 23:57:03)(良:1票) |
716. モスラ対ゴジラ
《ネタバレ》 モスラの方がゴジラよりも先にくる題名。確かに、モスラさんは強かったです。 最初に巨大な卵が海岸に現れる画とか、小さい人らと島の住民が変な唄歌って孵化させるシーンとか、 なかなか印象深いシーンがありました。 一応、成金主義に対する戒めのようなメッセージも込めてますね。 [地上波(邦画)] 6点(2016-07-29 21:49:45) |
717. 血まみれスケバンチェーンソー
《ネタバレ》 内田理央がパン散らしながらチェーンソーを持つヴィジュアルにかなり期待していたのですが、 実際見てみるとかなり期待はずれな印象でした。 アイドルから女優として一皮むけようと頑張っているのはわかるんですが、私としてはもっとお色気を期待していたのです。 しかしお色気はほとんどなくひたすらスプラッター的な戦いをしているのみ。 ストーリーも、コミックを読んでバックグラウンドを知ってた方がいいかなという世界観です。 [DVD(邦画)] 5点(2016-07-28 22:10:19) |
718. ムーンウォーカー
《ネタバレ》 鑑賞してみて、マイケルは本当に名曲が多いなぁとあらためて痛感いたしました。 あぁ、あの曲も、これもマイケルなのね、と。 本作は映画というよりも、長いプロモを見ているような感じなのですが、 実写とクレイアニメを合成したり、とっても凝ったPVが流れたりと前半は眺めてるだけでもすごく楽しかったです。 後半のロボットマイケルのシーンとか、CGなのかな?と思うような出来栄え。 この時代を考えると、映像的にもなかなか野心的な作品なのではないでしょうか。 [地上波(字幕)] 6点(2016-07-26 23:33:31) |
719. アーロと少年
《ネタバレ》 冒頭、太古の地球の風景が映し出されるのですが、「あれ、これ実写?」と思っちゃったぐらい 自然の描写がすごくリアルなんですよね〜。フルCGもここまで来たか〜と順当な映像進化を堪能。 ストーリーはすごく簡単で王道なんだけど、感動シーンの描き方が直球で、だからこそ反射的にうるっときちゃう。 個人的なうるうるポイントは2つあって、アーロと少年が木の枝で家族を表現し互いに孤独であることをわかり合うシーン。 それから、少年の家族がやってきて、近寄る少年を引き離して一緒にいるようにと促すシーン。 涙腺スポットをストレートに刺激してきますねぇ。この辺はさすがピクサーという感じです。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2016-07-26 21:18:45) |
720. イット・フォローズ
《ネタバレ》 終始、独特なカメラワークで一貫しており、本作のスタイル確立に一役買っております。 セックスすることで変なものが取り憑いて、他の人にセックスして移さないと自分が助からないという展開は 何やら禁欲的なメッセージを感じずには入られませんが、ジェイを助けるために自分が名乗り出る男友達とか、 これは新しいタイプの恋愛映画なのかな?とも思ったり。 ホラーとしてみると正直そんなに強くはないんだけど、独自性のある作品であったことは事実です。 [DVD(字幕)] 6点(2016-07-26 14:39:37) |