701. 呪怨 (2003)
傑作のビデオ版と比べて20分しか違わないんですが、「長い!」が最初に出る感想。同じことが延々続く印象。作り手が調子に乗るとクドくなってしまうようですね。 [DVD(邦画)] 4点(2008-06-17 16:15:07) |
702. ホット・ショット2
日本映画が苦手とするジャンルですね。真面目なフリして馬鹿やられると笑えます。独裁者vs大統領のライトセーバー対決にはひっくり返りました。そしてショックなのはトラウトマン大佐(本物)の出演。ランボーでの感動が消し飛びます…。 [DVD(吹替)] 6点(2008-06-17 16:04:56) |
703. マルサの女2
この映画の異常なほどのテンポの良さ、分かりやすさを、邦画の製作者たちには見習ってほしいですね。 [ビデオ(邦画)] 9点(2008-05-31 13:01:31)(良:1票) |
704. 生きてこそ
《ネタバレ》 ラグビー部の面々、精神力強いな~。それはそうと、70日間の苦闘が終わり、エンディングで山腹に立つ十字架の空撮。それにかぶさるアヴェ・マリア。クリスチャンでもないのに、もらい泣きしてしまった。(追記)ラストで救出にやってきたヘリコプターに歓喜する若者たちの周囲に、その時を待たずに死んだ人々の遺体が横たわっているんです。それがなんとも物悲しい・・・。 [DVD(字幕)] 9点(2008-05-26 17:00:13) |
705. ディア・ハンター
《ネタバレ》 基本的には反戦映画なのでしょう。田舎で平凡に暮らしていた若者がベトナムに行くことによって、ある者は体の一部を、ある者は人間性を失う。戦争は残酷だ…。それは分かるんですが、責任をもっぱらベトナムゲリラの蛮行に求めていると見えるのが何とも。普通の戦闘シーンが少ないのも、アメリカが戦争の当事者だとの印象を薄めたいから?とも考えてしまいます。 [DVD(字幕)] 5点(2008-05-20 12:08:04) |
706. 日本沈没(1973)
《ネタバレ》 特撮頑張ったな~!が第一印象。怪獣やウルトラマンが出てきそうではありますが、日本列島が崩壊していく様子が分かりました。ラストの列車の走るシーンが何とも切ないですね。役者は丹波哲郎の悩みつつも責任を果たす態度がカッコ良かった。リメイクがとりとめもない駄作なのは、指揮官たる首相の退場が早すぎたからと思います。 (追記)終盤の総理と田所博士のやり取りが印象深い。 [DVD(邦画)] 7点(2008-04-22 14:16:54) |
707. 時をかける少女(2006)
《ネタバレ》 ある程度の年齢に達してしまうと、青春ドラマというのは、こっぱずかしくて敬遠しがちになります。けどこの作品みたいにとことん描いてくれると熱中するし、応援してしまいます。主人公が超アクティブ(どれだけ走ったんだ?)ですがすがしい。ストーリー的にも、「お前、タイムリープしてね?」から雰囲気がガラリと変わって、ドキドキしながら見られました。ラストでは涙も。爽やかだ~! [DVD(邦画)] 10点(2008-04-16 00:01:53)(良:1票) |
708. わらの犬(1971)
《ネタバレ》 前半は息苦しい、後半は陰惨。主人公が暴漢をやっつけたのに爽快感がまるで無い映画は初めてと思います。汗だく・メガネにヒビ・しかし妙に冷静なダスティン・ホフマンが印象的。 [DVD(字幕)] 7点(2008-04-08 13:49:19) |
709. ホステル
《ネタバレ》 旅行者をホステルで拉致しての拷問殺人。なんとも都市伝説的な設定ですが、リアリティを感じる演出でした。主人公が最初の拷問から脱出して、そのまま逃げて終わり?それとも捕まって今度こそ殺される?と予想してたらなんと復讐劇に。どんどんカッコよく勇敢になっていく主人公が頼もしい。偽医者をトイレで制裁するシーンでは、よし、やったれ!と思いました。 [DVD(吹替)] 8点(2008-03-31 20:26:26)(良:1票) |
710. 犬神家の一族(2006)
シナリオがほとんど同じなんですね~。役者も旧作を意識した配置だし。わざわざ作った意味が分かりません。傑作の76年度版だけで十分でしょう。評価できる点は石坂浩二と加藤武の相変わらずの美声(老けちゃってはいますが)。 [地上波(邦画)] 6点(2008-03-18 11:19:50) |
711. フィフス・エレメント
コミカルなノリに付いていけませんでした。トラブルの解決の仕方もミエミエだし、最後まで視聴するのが苦痛でした。 [DVD(吹替)] 2点(2008-03-17 14:19:23) |
712. チャップリンの独裁者
《ネタバレ》 ファシズムの全盛期に堂々と民主主義のすばらしさを謳いあげたチャップリンは本当にすごい人だと思います。終盤の大演説は心打たれますが、床屋のそれまでのキャラクターと変わり過ぎで違和感が大きいです。でも、傑作であることに異論はありません。 [DVD(字幕)] 9点(2008-02-05 14:31:23) |
713. バック・トゥ・ザ・フューチャー
娯楽映画の究極ですね。ここまで人を楽しませるために計算しつくされたものを知りません。 [DVD(吹替)] 10点(2008-01-29 13:20:08) |
714. 天空の城ラピュタ
伝説を探る冒険ってホント素敵だよなぁ~~とウットリする作品です。 10点オーバー扱い。あと、シータはジブリ映画で最もかわいい。 [地上波(邦画)] 10点(2008-01-29 13:13:29)(良:1票) |
715. ボーン・アイデンティティー
《ネタバレ》 マット・デイモンのアクションシーンは小気味いいです。敵方も口数少なく渋さを感じます。しかし、迷惑千万なカーチェイス、子供に動揺しての任務失敗、そして必然性を感じないヒロインとの恋愛のおかげで、たまらないB級臭を発してしまいました。ホント、納得いかない。 [DVD(吹替)] 6点(2008-01-14 02:25:48) |
716. 13日の金曜日PART2
前作の事件から数年後という設定をあちこちに生かして、おっと思わせてくれることもしばしば。殺戮は後のファーマット通りですが、母親に化けて反撃するシーンや、呑みに行って巻き込まれずに済むメンバーがいるのもシリーズ初期ならではです。それにしてもジェイソンは隠れているときの立ち回りは見事なのに、姿を見せた途端グズになるなあ。まあ、これもホラーのフォーマットか。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-01-10 14:00:20)(良:1票) |
717. 地獄の7人
《ネタバレ》 捕虜になった息子を国家が見捨てた、ならば自ら救出を。・・・気持ちは分からんでもないですが、相手を殺しすぎ・物を破壊しすぎ。敵国民は対等な人間にあらずと言いたげです。まともな台詞の一つも用意されていませんし。まあ、バリバリ片付けられる人たちにも愛する家族が、などと想像して欲しくないんでしょうが。 こういう制作者の差別意識が見える作品には、点が辛くなります。 [DVD(字幕)] 3点(2008-01-05 22:41:31) |
718. チャップリンの黄金狂時代
《ネタバレ》 これが喜劇王チャップリンの最高傑作との噂だったので、構えて鑑賞したのですが、そこまでは・・・という印象でした。多くの古典映画と同様、30年前に見ていたらと思います。しかし、家が傾くシーンはユーモラスでしたし、ジョージアが簡単になびかないところはリアリティがあって良かったですね。 [DVD(字幕)] 6点(2008-01-05 14:04:30) |
719. エド・ウッド
生涯自分の撮りたい映画だけを撮り続けたというエド・ウッド。そりゃ憧れのオーソン・ウェルズに諭されちゃ仕方ないですね。資金をどこから引っ張っていたのか、どれだけ多くの人に迷惑をかけたのか気になりますが。 [DVD(吹替)] 7点(2007-11-10 01:15:15) |
720. チャップリンの殺人狂時代
《ネタバレ》 「一人殺せば殺人者 大量殺戮は英雄」。確かに国家の欺瞞を風刺した名言とは思いますが、アンリの場合は言い訳に聞こえますね。戦争が起こる前から、この人は連続殺人犯だったわけですから。 [DVD(字幕)] 7点(2007-11-06 01:16:51) |