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プロフィール
コメント数 1497
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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761.  40 《ネタバレ》 
ひとつのアイテムを軸に、見知らぬ他人の人生が絡み合っていくという内容の作品は数多かれど、この作品、絡み合い始めがかなり力技ではあるものの、きっちりと緻密にそのあたりの仕掛けが組み立てられていて、次第次第に惹き込まれていきます。3人の登場人物の人生も、決して詳し過ぎず、さりとて物足りないこともなく、丁寧に描かれていますね。小さなエピソードも良い感じに効いてます。何より、舞台となっているイスタンブールの荒んだ雰囲気が良い。この街だからこそ生きてくる物語と言えるのでは? トルコ映画は滅多にお目にかかれず、過去特に記憶に残る作品もないのだけれど、この監督さんの次回作には大いに期待したいですね。
[DVD(字幕)] 8点(2011-12-24 23:43:09)
762.  ソラニン 《ネタバレ》 
日本映画は必要以上に大作を狙わず、やっぱりこういう感じの、観る者すべてではないけれど、必ず誰かの心に届くような作品が魅力なんじゃないかなぁ、そんなことを再認識。 ベタでいいじゃないですか。そこを期待して観る人だっているんですから。お約束と予定調和の嵐のような作品だけれど、だからこそいいんですよね、こういう作品。 原作は未読なので、この作品の本質は理解出来ていないかも知れないけれど、好きだな。 そして、宮崎あおいの歌声。この発声はいいです。話し声と同じ質感で歌う歌手は多々いますけれど、そこに通じるナチュラルな声がツボでした。 ちょっと甘目の8点献上です。
[DVD(邦画)] 8点(2011-12-24 20:39:33)
763.  60年後... 《ネタバレ》 
いきなりDVDのジャケットに笑ってしまう。だって類似内容の他の作品と似過ぎ! で、いきなりのベタな導入部から物語が始まる。「ある老人が昔を語り始める。歴史の闇に包まれた事件。そこには政府の介在があった。そして、全ての証拠が抹殺され地球外生物の存在は隠蔽された。」みたいな。 何から何までチープ。冒頭の登場人物の衣装でも結構笑えます。未来の服装?50年代SFのイメージなのかな? ま、とにかく目新しさは皆無の展開と、全く感情移入できない登場人物の行動に、降参状態の90分でした。
[DVD(字幕)] 2点(2011-12-20 01:39:14)
764.  フェーズ6 《ネタバレ》 
シチュエーション的には、かなり使い古された感がしないでもないけれど、犠牲者が安易にゾンビ化しないのが現実的。 いたいけな少女が感染している。感染しているから触れることも出来ない。でも、死にそうに苦しんでいれば思わず手を差し伸べたくなる。その結果感染…。現実に、こんな絶望的な状況に追い込まれたら人間はどんな行動に出るのだろう?ついさっきまで愛を誓い合っていた相手でもあっさり見捨てる?血を分けた兄弟でも引き金を引ける? テーマが重いだけに、もう少しじっくりと描いて欲しかったかも。なので6点止まり。
[DVD(字幕)] 6点(2011-11-28 00:43:05)
765.  冷たい雨に撃て、約束の銃弾を 《ネタバレ》 
ノンストップでスピーディな展開に惹き付けられるものの、ここで描かれる「男の世界」には今ひとつ共感や感情移入出来ない。復讐の気持ちはひしひしと伝わって来るものの、ヒットマンたちの死に様がどうにも受け入れられず、無駄に死に急いでいるとしか思えない。だから、その時点で作品世界から出てしまった。 更にはラストシーン。コステロの単独行動は無謀であり、仮に行為に走ったにせよ描くべきだったか。描くにしても長過ぎないか? やたらドンパチが激しいばかりで、少しずつ引いてしまった作品でした。
[DVD(字幕)] 6点(2011-11-13 21:46:42)
766.  アンストッパブル(2010)
シンプルかつストレート直球勝負の単純明快なアクション作品。潔さが良いですね。純粋に楽しませてもらいました。 普通はもっと人間ドラマを交錯させて、「静」と「動」の繰り返しの中から感動を引き出そうとするんでしょうが、ここまで絞り込んだ描き方をされると雑念の入り込む間もなく物語世界に没頭できます。 出演者の技量は勿論のこと、監督の表現力と感性に脱帽。
[DVD(字幕)] 8点(2011-10-31 01:37:58)(良:1票)
767.  サブリミナル 《ネタバレ》 
何かが足りない、そんな第一印象の作品。もっと難解に構成できなかったものか、はたまた、敢えて万人が容易に理解できるレベルに留めたのか、いずれにしても消化不良感が残ります。てか、消化容易で物足りない感が強く残ります。 そもそも終盤、登場人物たちが1点に収斂して行く設定に必然性があるのだろうか?運命論だけで説明するのには極めて無理があります。 もっとヒネリを加えて、パラレルワールドも1人の脳内世界で留めないで、哲学的なエッセンスを加えれば、きっと傑作になったと思うところです。
[DVD(字幕)] 6点(2011-10-31 00:56:27)
768.  エグザム 《ネタバレ》 
先行するシチュエーション・スリラー作品群とは似て非なるもの。採用試験を舞台にして、しかも最初っから本性丸出し、ってのは新鮮ですね。 ただ、俳優さんたちの演技はどんなもんでしょうかね?俳優さんたちがイマイチ乗ってないような気もしますし。 まぁ描ききれてない部分は、観るものが特別に注意しないとね。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-24 01:05:36)
769.  シャッフル2 エクスチェンジ 《ネタバレ》 
内容的には2時間ドラマ的。目新しさはなく、この手の作品がお好きな方なら先読み容易。だいたい「シャッフル2」とか言って続編じゃないし。 ただ、退屈はしないで観れました。そこそこ面白かったりもします。ラストのどんでん返しも先読み可能なんですけれど、観ている方としては出来ればスピリチュアルな内容に纏めて欲しかったです。あの終わり方だと、結構いろいろ矛盾が出て来ちゃうのではないかと。もうひとひねりあればなぁ…
[DVD(字幕)] 6点(2011-10-24 00:22:07)
770.  GAMER ゲーマー 《ネタバレ》 
アクションだけ観ている限りは、かなりハイレベルな作品ではないかと…。 でも、それだけじゃね。この手の作品はストーリー次第で評価は大きく異なるもの。いまひとつ設定に魅力がないかな?そもそも、世紀末的状況になると、人は他人の死に様を見たくなるものかな?人間は刺激ナシでは生きていけないものなのかな? 作中のゲームそのものが理解できないことも含めて、せいぜい6点献上が限界。ちょっとアクションに走り過ぎてしまいましたね。じっくりストーリー重視で行けば、かなり評価は違ったかも。
[DVD(字幕)] 6点(2011-10-23 21:37:08)
771.  ミラーズ2<OV> 《ネタバレ》 
第2弾のようですが、共通するのは舞台となっているホテルだけ。ただし、前作は火災後に放置されたままの廃墟ビルでしたけれど、今回は営業再開直前の新築ビル。登場人物も共通せず、全く別物と考えた方がいいですね。 で、肝心の中身はと言うと、単純明快で古典的とも言えるようなコテコテの怪談話です。なので、ストーリー展開は先読み超容易。只管ビジュアル面だけを追及してる感じです。 そして、そのビジュアル面は、前作と比べるといささかスプラッター風味。最初の犠牲者のイキナリの全裸シーンはサービスとしか言いようがないですね。妙にプロポーション良いし…。あ、性的シーンとしては、本当の最初の被害者のシーンが、作品全体のトーンからして生々し過ぎるんじゃないかなとも思え、全体的にややC級寄りB級ホラーといったところです。残念。
[DVD(字幕)] 4点(2011-10-23 02:34:13)(良:1票)
772.  ストーン 《ネタバレ》 
豪華なキャスティングの割りには、非常に地味で淡々と進んでいく作品。テーマは重いですね。 2人の男の精神的な変化が劇的過ぎるような気もしますが、この一見対照的な2人が実はともに振り返りたくない過去を引き摺っていて、ルセッタという魔性の女によって思うままに操られてしまうというところを考えれば、意外に納得させられてしまいます。2人の男とも、実は弱く、頼るものなしには生きていけない人間なんですね。 そして、忘れてはいけないのはジャックの妻マデリン。2人の男と1人の女の物語のようでいて、ジャックの荒れた心を宥め慈しみながら、自らの心の崩壊を信仰心で押し留めて生きて来た彼女の人生の在り方も、この作品の大きな要素であることは間違いありません。 程度の差こそあるにせよ、誰の人生にも投影できるテーマ。佳作です。
[DVD(字幕)] 8点(2011-10-23 02:04:04)(良:1票)
773.  ベストセラー 《ネタバレ》 
ホラーテイスト十分に語り始められる本作。しかし、そのままホラーでは終わらず、中盤からサスペンスミステリーの味わいに進路変更。ところが、そのまま最後まで突っ走るかと思いきや、ホラーテイストも捨てることなくクライマックス。なかなか良く出来たストーリーです。 が、いつも韓国映画を観て思うのですが、今ひとつ真実味がない。と言うか、犯行の背景や動機、事後処理などなど、どうも理解に苦しむ。国民性の違いと言ってしまえばそれまでなんでしょうけれどね。 ま、振り返って我が国の2時間ドラマなんかを考えてみれば、飽きもせずに似たようなテイストの作品を送り続けている訳で、その内容にも理解に苦しむものが多々あり、こりゃ国民性というより個人的に受け付けてないのかな?などとも思えたりして。 とは言え、少なくともノンストップで惹きつけれらてしまったことは事実。上手くまとめられた作品です。
[ビデオ(字幕)] 6点(2011-10-10 02:27:41)
774.  ヤギと男と男と壁と 《ネタバレ》 
いいですね、この雰囲気。全体を覆い尽くすブラックなコメディ風味は、淡々としていて英国式のウィットを感じます。 ここで描かれている超能力部隊の話は、おそらくは部分的には真実なんでしょうけれど、そこのところを思いっきりおバカに描いているところが象徴的。それが本作のテーマであることは間違いないでしょうね。現代アメリカが世界に対して発信しているメッセージとしてのイラン・イラク戦争を舞台に、冷戦時の米ソの超能力開発競争を盛り込んでいる、そのギャップが如何にも馬鹿らしくて小気味良いです。 ただし、万人受けはしないでしょうね。興行的には失敗かも?
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-10 01:58:20)
775.  アンストッパブル・ハイウェイ 《ネタバレ》 
「激突」あるいは「ロードキラー」かと思いきや、物語が進むにつれ、さながらS・キングが原作かと見紛うような衝撃の展開。正直、「そう来たか!」てな感じです。この展開を受け入れるか否かによって、本作の評価は真逆に分かれるでしょうね。でもって、私は結構好きです。冒頭イキナリのエロチックシーンがあったりして、しかも、どうしようもない邦題が付けられてたりして、思いっきりチープなB級作品の雰囲気ですけれど、この救いようのない展開は結構ハマります。なので、ちょっと甘目の7点献上。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-10 01:25:32)
776.  RPG 《ネタバレ》 
現実逃避の手段としてゲームにハマる者たち。父親の介護に追われ現実に疲弊する若者。後者の兄と恋人が前者に仲間入りしていくことから(兄は仲間と言うより中心人物のひとりですけれど)、両者の境界が崩壊していく物語。ここでは、現実世界の苦しみを肯定し、現実逃避側があたかも愚かであるかのように描かれているような気がしますが、結局は架空社会が現実社会に勝利してしまう?そのあたりのバランス感覚が、この作品の評価を左右するのではないかと思います。 結局、私はどちらにも感情移入出来ず、煮え切らない気持ちのままラストまで観てしまいましたが、もしかしたら結構深いテーマへの想いが込められている本作、前半部分の作り込みがもう少ししっかりしていれば、社会派ドラマとして高評価を得られるんじゃない?などと思えてしまいました。でも、何にしても前半、てか導入部がかったるいから、正直5点以上献上できず。
[DVD(字幕)] 5点(2011-10-10 00:59:28)
777.  THE JOYUREI 女優霊(2009)
日本版は未見。だいぶストーリーは違うみたいですね。 はっきり言って、日本的なおどろおどろしいホラーとは全然違います。なんか恐いよりキモいです。退屈はしないけれど何も残らない。今こうしていても、映像が思い浮かばない。キモいシーンは結構凝ってるんですけれどね。生かされてないのは全体のまとまりに欠けるからかなぁ…。 まぁ話の種に観てみてもいいかも。
[DVD(字幕)] 4点(2011-10-09 21:31:27)
778.  エクスペンダブルズ
遅れ馳せながらの投稿。皆さんの様々なレビューが物語っているとおり、良くもあり悪くもある摑みどころのない作品です。 ただ、間違いなく言えるのは、出演している面々が嫌いじゃない限り、どこを取っても楽しめるという金太郎飴的作品であること。まるで「アクションスターかくし芸大会」みたいな(てか「かくし芸」じゃないけど)、あれよあれよと繰り出される見せ場の連続は、多少なりとも年齢的な衰えを認めざるを得ない往年のヒーローたちだけれども、それを吹き飛ばすに十分なほどの強力さ。間違っても退屈はしないです。 細かいことやテーマ云々を気にせずに、スターたちに声援を送りながら楽しみましょう。 ちなみに次回作はあるのかな?あるのだったら、次はひとつ、ストーリーでも魅せて欲しいなぁ…。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-03 01:43:22)
779.  RED/レッド(2010)
遅れ馳せながらの投稿ってことで、もう語り尽くされてしまってますね。 シンプルで楽しい。適度に茶目っ気もあって惹き込まれる。濃い登場人物に心酔。でも、後半がやや弱い。ワクワク感が萎えて行く。折角ここまで頑張ったんだから、そんなこと言わないでもうひと頑張りしてくださいよ~!てな感じですね。 とは言え、単純に面白楽しいから最低でも7点献上です。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-22 01:51:01)
780.  デス・レース2<OV> 《ネタバレ》 
OVとは思えないド派手な演出。出演者も充実していて前作と遜色なしに楽しめます。 冒頭の銀行強盗のエピソード~受刑者たちのデスマッチ~デスレースの開催~伝説の男の誕生、とストーリー展開は変化に富んでいて実際の尺以上に感じられますけど、退屈なんかしないですよ。お約束のお色気シーンまで盛り込まれ、スピード感は十分。乱闘シーンとか、多少粗い部分もありますけれど、アクション映画大好きな方には一見の価値ありです。 あ、ラストシーン、裏ボスあっさり撃破してトドメも怠らず。んでもって、美女にそんな仕打ちなんて…でも、ある意味溜飲下がったりして。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-22 01:22:15)(良:1票)
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