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コメント数 1910
性別 男性

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761.  ラン・オールナイト 《ネタバレ》 
最凶の父親、リーアム・ニーソン。今作はムスコのためにムチャクチャする、ひと晩のオニゴッコ。オニさんはNY全土。黒幕は最愛のムスコを守れずマイハニーにビンタ食らって怒れるマフィアのボス、エド・ハリス。目の離せない追走劇。シビれるニーソンとハリスの一騎打ち。ムスコの家族だけは巻き込みたくない、けれど巻き込んじゃった、自らの命差し出してごめんなさい。それでも良作。
[映画館(字幕)] 7点(2015-06-14 22:19:52)
762.  ブラックハット 《ネタバレ》 
銃頭よりのぞき込むアングル、夜の静寂に響く乾いた銃声…夜の銃撃戦演出の名手マイケル・マン監督による緊迫の知的オニゴッコ。さらに主演は今をトキメク俳優、マイティ・ソーのクリス・ヘムズワース。いかにも面白そうだが、観てみるとストーリー練り込みの甘さが明らか。所々に心揺さぶられる場面があったのでもったいない。銃撃シーンはさすがの演出。インディアン風の民族パレードとすれ違いながら放たれたシメの銃弾…カバディ、カバディ。
[映画館(字幕)] 6点(2015-06-14 03:31:22)
763.  ドラゴンボールZ 復活の「F」 《ネタバレ》 
新世代ドラゴンボール映画第2弾は蘇ってドリョクしてゴールデンになった宇宙の帝王「F」のスペシャルリベンジマッチ。そのお相手はもちろん二人の地球在住のサイヤ人、カカゴッドにベジゴッド。おめぇら、どんだけ強ぇのかよう分かんねっぞ。マッスル無天老師、のらりくらり戦法のゲストキャラ・ジャコもイカす。ザコ宰相の不意討ちからウィ~ス・マジックのオチには拍子抜け。時間よ戻れ…何でもありじゃんかっ。それでも平均点以上で良作。
[映画館(邦画)] 7点(2015-06-13 23:29:07)
764.  寄生獣 完結編 《ネタバレ》 
人間VSパラサイト、狂信的ファン層が支える異色SFモンスターコミック実写映画化の完結編。排他的なエゴイズムを抱える点においてヒトもケモノもおんなじ、むしろヒトの方が余程に残酷ーそう暗示している浦上の粘りのラストシーン。決して蛇足ではないひと悶着。深すぎる20年前のコミック。卓越したVFXを駆使し、グロさと迫力で魅了するモンスターバトル。多少の簡略化はあるものの、前後編4時間程でよくまとめられたストーリー。さすがは山崎貴監督。秀逸なる原作者と監督の力が見事に融合。漫画実写化の成功例の一つとして記憶に刻みたい。良作。
[映画館(邦画)] 7点(2015-06-08 00:29:02)(良:1票)
765.  セッション 《ネタバレ》 
オンガクは格闘技。完璧な音を求めて、一切の妥協を許さねえ鬼教官。1、2、3、4、パチコン、3連発。体罰をも辞さねえ狂気ぶり。アカんかったらすぐ止めて交代。主奏者の座を巡って3人がぐるぐるグルグル、まるで椅子取りゲームだい。血まみれになって猛練習の新人クン。鬼気迫る表情でがっぷりよっつの師弟。ほとばしる熱気と殺気。ラストセッションでは鬼教官の指揮を振り切って、突っ走っちゃうおいら。J・Kシモンズが鬼教官熱演で米アカデミー助演男優賞受賞。これまでの映画観賞が吹っ飛ぶような衝撃を受けた。ものすごい映画。生涯ランキングのベスト10にも入る大傑作!!
[映画館(字幕)] 9点(2015-06-06 23:26:45)
766.  シンデレラ(2015) 《ネタバレ》 
カボチャの馬車、青いドレス、王子とのダンス×ダンス、魔法が解ける12時前に走り出す、落っことしたガラスの靴。ゴージャスにしてロマンティックに描かれた舞踏会シーン、秀逸なる表現力。わかってるけどガラスの靴ピッタシで拍手。結ばれた二人、「大人の階段ノ~ボル。ガラスの靴、シンデレラさっ」(合唱曲「想い出がいっぱい」より)。それでもシメは魔女の「ビビデ・バビデ・ブ~」。おとぎ話の王道ここにあり、良作。「アナ雪」の続編短編「エルサのサプライズ」が同時上映。
[映画館(字幕)] 7点(2015-06-06 23:12:15)
767.  ソロモンの偽証 後篇・裁判 《ネタバレ》 
ガチでマジな校内裁判にて真実が明かされる後編。学芸会の延長線上にあるような新人若手俳優のあどけない演技によるベタベタな学園ミステリーだが、しょっぱいナミダをかっさらうおハナシで悪くない。むしろ傑作の域。裁判スタッフはみんな優等生すぎる、我々が中学生の頃はこんなんではなかったな。キーマンは熱くてミステリアスな他校生・カンバラくん。多くのぱちが飛び交ったが、結局自殺のカシワギくんこそが偏屈で救いようのないイチバンのワルかもね。
[映画館(邦画)] 8点(2015-05-31 23:20:39)
768.  ワイルド・スピード/SKY MISSION 《ネタバレ》 
約5ヶ月ぶり2度目観賞。ポールに捧ぐ。シリーズ第7弾は我らがポール・ウォーカー遺作。追いつめられたら取り敢えずお空へダイブ。シリーズキャスト総出演によるダイハード顔負けのミラクルハイパーアクションの連続がものすんげー。どデカいバトル花火の乱れ討ち、ポールよ届け!ポール亡き後のシーンは弟サンが代役してたみたいだけど、ほとんど違和感なかったほど加工がお上手。おチャラけタイリースの小ボケがこれまた絶妙スパイス、ダイブをビビる時の顔が面白スギ。全て思い出した記憶喪失のレティ。グッとくるポールとの思ひ出が詰まったラストショット。道を別つとも我らは永遠のファミリー。「さよならBye Bye」。シリーズ最高傑作。
[映画館(字幕)] 7点(2015-05-31 23:02:55)(良:1票)
769.  バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 《ネタバレ》 
往年のスーパーヒーロー俳優が落ちぶれて募る苦悩をシュールに表現。ダークコメディ・ファンタジー。マジメに描けばかなり重苦しくなるおハナシを面白可笑しく表そうとしてるのは分かるけどツボを得ず。それでも米アカデミー最優秀作品賞受賞作、昨年度のNo.1映画という評価。長回しのキャメラワークは独特で印象には残った。エマ・ストーンのギョロ目。煩悩を茶化して皮肉って意外な結末。元トリ男は自殺未遂で搬送された病室の窓からダイブ。そしてオトコはガチの鳥になった。
[映画館(字幕)] 6点(2015-05-31 02:59:41)
770.  ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密 《ネタバレ》 
約5ヶ月ぶり2度目観賞。シリーズ第3弾は大英博物館を舞台に石板を巡って取り敢えずドタバタ。中身がない。ビンタ猿とまさかの接吻。インディアンとデブ女警備員のつまらん恋。シメは3年後に皆でお祭り。第1弾は良作だったのに、回を重ねるごとに質が落ちる残念なシリーズに。ロビン・ウィリアムス最後の雄姿も輝けぬ。
[映画館(字幕)] 5点(2015-05-25 00:14:05)
771.  イントゥ・ザ・ウッズ 《ネタバレ》 
シンデレラに赤ずきん、ジャックにラプンツェル。いろんなおとぎ話のキャラが出てきてなんだか楽しそう、と思ってフタを開けてみたら薄暗い森の中でコスプレイヤーらがギャーギャー騒いでるだけ。特に後半はごちゃごちゃしてストーリーに芯がない。豪華キャスト共演なのに勿体ない。
[映画館(字幕)] 6点(2015-05-24 22:43:18)
772.  博士と彼女のセオリー 《ネタバレ》 
難病ALS患者にして宇宙論の最先端研究者、スティーヴン・ホーキング博士と献身妻。実話に基づいた心温まる愛の物語。ハカセのただ一つの幸運は、妻をはじめ周囲に温かく優しい人たちに恵まれたコト。みんなぁで成した偉業。車イス姿で浮かべる沈痛な表情、痛々しいほどの迫真の名演技でエディ・レッドメインが米アカデミー最優秀主演男優賞受賞。宇宙の無限性に自らの可能性を垣間見る、爽快な幕切れ。
[映画館(字幕)] 6点(2015-05-24 22:31:55)
773.  ソロモンの偽証 前篇・事件 《ネタバレ》 
みんなウソつきにしてわれ関せず。要するに、みんなぱちコキにして野次馬。登場人物全てが胡散臭い。原作者・宮部みゆきが作り上げたきな臭いミステリー学園に引きずり込まれた。生徒役は全て無垢な新人俳優。ヒロインの脇にいる子は見れば見るほどにまえだまえだのカタワレと思ってたらご本人で失敬。この映画の真価は、ガチでマジな校内裁判の行方を紡ぐ後編次第。
[映画館(邦画)] 8点(2015-05-24 22:09:47)
774.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 
約8ヶ月ぶり2度目観賞。第二次大戦、ドイツ軍の誇る最強暗号エニグマ解読に成功した数学者アラン・チューリングの栄光と苦悩の生涯。その男、典型的な「天才は変わり者」。苦手ながらもチームメイトと協力して超難解暗号を解読。天才のヒ・ミ・ツ―それは「ゲイ」。晩年は抑え切れぬ同性愛欲にとらわれて大いに苦しむ。特異な顔つきで存在感を放つベネディクト・カンバーバッチ好演。キーラ・ナイトレイはやっぱりノムラっぽいですな。
[映画館(字幕)] 6点(2015-05-09 02:24:18)
775.  フォックスキャッチャー 《ネタバレ》 
約10ヶ月ぶり2度目観賞。オリンピックを目指すトップレスラー兄弟と狂気の大富豪の関わりを実話に基づいて描く。爽やかなスポコンとは程遠い、終始不気味な雰囲気を醸し出す。その中で名優たちの好演が光る。狂気を含む凄味を押し出したスティーブ・カレルの存在感は秀逸。マーク・ラファロも包容力のある良き兄を体当たり熱演。悩める弟役のチャニング・テイタムの造り上げた肉体はまるでレバンナ、面構えはまるでドカベンだ。自分が鍛え上げたチーム、フォックス・キャッチャーを自分の手で握り潰す。哀愁漂う末路の虚しさよ。
[映画館(字幕)] 6点(2015-04-19 22:22:00)
776.  ミュータント・タートルズ(2014) 《ネタバレ》 
数ヶ月ぶり二度目観賞。ルネサンス期の偉大な芸術家の名を頂いたカメの4兄弟。甲羅背負いし陽気なスーパーヒーローが、ネズ公センセーと共に凶悪な日本人・シュレッダーと戦う。4ガメは一心同体、「カワバンガ~」。アクションの迫力は認めるが物語にひねりなく物足りない。
[映画館(字幕)] 6点(2015-04-19 21:57:37)
777.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 
イラクの戦場で160人を射殺した伝説の狙撃手。誉れの裏にあるその苦悩の日々を、イーストウッド節で淡々と綴る。愛国心と家族愛の狭間に揺れ、思わず頭を抱えてしまうレジェンド。それでも漢は戦場へ。生々しく、リアルに再現された市街地戦。戦争に起因するPTSD回復後、静かに襲う悲劇で幕。
[映画館(字幕)] 6点(2015-04-19 21:53:32)
778.  フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 《ネタバレ》 
満を持してヴァレンタインデー公開、異色の官能恋愛SMドラマ。オトコは若くして成功を手にしたイケメンCEO。その本性は50人格者。そのシュミは極端なドSプレイ。オンナは今は亡き坂井泉水によく似たウブな女子大生。なかなかドMには目覚めきらずオトコの歪んだドSな仕打ちを受け入れられずに苦悩するオンナ。中身はないのだが、何度か訪れる修羅場シーンは悪くないので良作としておく。
[映画館(字幕)] 7点(2015-04-12 22:31:26)
779.  エクソダス:神と王 《ネタバレ》 
ナマイキなクソガキの姿をした神サマ。そのアリガタ~イ啓示を受け、40万もの民を導く神の使い・モーゼの旅を描いた歴史スペクタクル・ファンタジー。その実態は奴隷400年のヘブライ人が持つ怒りを伝える地獄よりの使者。紅海センター分けのシーンは最新CGで自然な形で再現、ただし揺り返し波がものすんげー。尺が長く、肝心の中身は全体的にかったるい。
[映画館(字幕)] 6点(2015-04-12 22:21:07)
780.  ミルカ 《ネタバレ》 
アタマに花ヴィラを乗っけたインド人400mランナー、その名は…「ミルカ」。牛乳呑んでなぜか腕立て伏せオイッチ・ニッ、「ハリキリ・ミルカ」。ほたえてぶつかったお相手に思わず一目惚れ、「トキメキ・ミルカ」。豪州の合宿先でセンセーの孫娘としょっぱい恋、「オノロケ・ミルカ」。それが元でメルボルン五輪で大惨敗して自分のバカ面にビンタ、「ご自虐・ミルカ」。これじゃいかんと荒野で血へど吐くほど猛特訓、「ストイック・ミルカ」。それでも過去のトラウマに捉われて大事なローマ五輪ゴール目前でやっちまった、「アッチムイテホイ・ミルカ」。最後は厄国パキスタンで会心の走り、背中に羽生えたよう、「空翔ぶ・ミルカ」。何を成すにも喜怒哀楽フル稼働。キョーレツな個性を放ち少々アツ苦しくて濃ゆいけれど、愛すべきキャラ。安っぽさやテンポ、表現法に難あるものの長尺に関わらず退屈しなかった。ミルカを讃えるテーマ曲も宜しい。良作。
[映画館(字幕)] 7点(2015-04-12 21:49:27)
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