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プロフィール
コメント数 1284
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年齢 52歳
自己紹介 おうちにテレビがないので、アニメはリアルタイムでなくDVDで観る派

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61.  ポッピンQ 《ネタバレ》 
「東映動画とエイベックスが織り成す、ダンスで世界を救う女子中学生のアニメ作品」という、ヒネリもへったくれもないアニメなんですが、東映アニメーション60周年記念作品と銘打つだけあってか、なかなかに面白かった。「だらだら続くだけのシリーズ作」に乗っからず、オリジナル作品を立ち上げたのも(どこかで観たコトあるような設定だとかビジュアルのウンザリするような既視感は、さておき)好印象。  黒星紅白デザインのキャラクターも、キュートでイイ。  難点はキャラクターや物語の「掘り下げ感」が甘く、不十分だったような(特に、メガネ女子の小夏、謎少年のレノの空気感が惜しい)。あと、物語の対象年齢がビミョーだったように思える。(オッサンたる私が楽しんでおいてナンなんだが)  とはいえ、瑞々しい作画、動画、ラストシーン、合気道少女のあさひ、他、及第以上に楽しませてもらいました。
[DVD(邦画)] 7点(2017-06-18 01:47:48)
62.  君のまなざし 《ネタバレ》 
大川隆法プロデュース映画が公開されたと聞き「とりあえず観ねば」と、今回も右脳感覚で劇場へ。そんな反射みたいに観に行っていいのか、私。  ザックリ言うと「80年代カドカワ映画と00年代ラノベの要素をテキトーに混ぜ合わせた結果、残念でヘンテコな異臭が発生した」といった体の映画でした。冒頭のカメラワークの凝りようを観て「もしかして今回、ちょっと面白いんとちゃうか…?」と身構えましたが、お花畑感あふれる隙だらけの脚本に、どんどん息切れする特殊効果、主役クラスの学芸会レベルの演技、などを見るに、やはり今回も相変わらずのテキトー・スピリチュアル・コメディとしか言いようがない、安心の幸福クオリティ(謎単語)でした。  笑い所・ツッコミ所の多さは、前作の実写映画「ファイナルジャッジメント」を超えたと言っても、決して過言でない。いちいちツッコミを入れるのもキリが無いので、特に腹筋崩壊したシーンは  ・主人公が悪霊を封印するために七支刀を片手に「主よ…」と唱える ・その呪詛(間違い)で封印される時に光の十字架に磔される悪霊 ・光の十字架が五芒星に変化!  のシーンが、特に秀逸でした。  他にも「ローリー寺西に似すぎたキリスト」「大川隆法に似すぎた神々しい金色の何か」「七支刀型ペンダントをつけた巫女ヒロインの中二性」「寝室でのハプニング・スケベ」等々、仕込みまくられた数多の仕掛けで、今作も劇場は「笑ってはいけない映画館」状態でした。  いっそ、流行の「観客参加型の応援公開」にすれば、信者以外のお客の動員も増やせるのかもしれませんね。Z級映画ファンの私としては、各々の劇場関係者様に、是非ともご検討願いたい。  …おっと、エンディングの「君のまなざし」も必聴です。スピリチュアル・コメディ・ムービーを締めくくるに相応しい、女の子の秘密や男の子の秘密について無駄にアツく歌われている迷曲です。もちろん、作詞作曲は「邦画界のミラクル三振王」こと大川隆法センセイです。イエイ!
[映画館(邦画)] 0点(2017-06-08 05:11:09)
63.  大魔神怒る 《ネタバレ》 
一作目「大魔神」に続き、二作目のタイトルに付いた単語は、まさかよもやの「怒る」である。既述ではありますが、私も「前作でアレだけ荒ぶっといて、ワザワザ今作で怒る、とか、怖過ぎやろ大魔神!」と、ぷるぷる震えながら観賞。  冒頭、逃亡を図る領民の虐殺に始まり、千草・名越領への無慈悲な夜襲、その後の「発破による武神像突貫爆破!」で、物語の前振りは完了です。礫になろうとも、武神像。弾正の配下・鬼子島玄蕃が乗った舟を襲撃・沈没せしめる、いわゆる激おこ状態。胸に刺さった礫は「ワシ、完全に怒ってます」というダイイングメッセージです。その後、兄勝茂、十郎、嘆き悲しむ民衆の眼前で、さゆり嬢を火炙りにするという弾正。「武神像は女の涙で大魔神に覚醒する」という前作でみせた特性を、弾正は知る由もありません。  荒ぶる大魔神は、モーゼの如く湖を二つに裂き、破壊に次ぐ破壊で御子柴勢をビビらせます。大魔神、そこが名越領であろうともガン無視で破壊です。怖いよ!ガン無視で荒ぶる大魔神、怖いよ!冒頭で武神像を木っ端微塵にした発破作戦も徒労に終わり、最終的に「動く石仏に対して、舟で逃げる」という巧妙な手段に出た弾正ですが、大魔神、まさかの発火技で弾正を火炙りに処します。まさしく「目には目を」です。若しくは「弾正なら、爆死に準じる死に様が妥当」との判断でしょうか。怖い!  やー…面白かったが、怖かった。大魔神、怖過ぎ。前作のレビューでも書きましたが「大魔神の中途半端な大きさ」が、怖い。次回作は「逆襲」ですか。楽しみです。怖いが。
[DVD(邦画)] 8点(2017-06-03 06:44:22)(良:2票)
64.  機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY 《ネタバレ》 
ガンダムシリーズの、宇宙世紀を描いた作品群の中でも、スレッガー曰く「悲しいけどコレ、戦争なのよね!!」の「悲しいけど」をより特化し、よりハードで現実的な戦争を描いた骨太な作品。あまりにも骨太で渋いので「古き良き高橋良輔サンライズ作かよ!!」と思いました。   中でも、音楽が(イヤミったらしいと言えなくも無いが)ナナメウエなカッコよさ。ガンダムシリーズの中でも特異と言っていい。
[DVD(邦画)] 7点(2017-06-01 04:43:57)(良:1票)
65.  映画 聲の形 《ネタバレ》 
小中高(もしくは大に至るまで)存在するスクールカーストの様々な立ち位置に身を置いていたであろう人々に訴えかけるような、若干重いと思われるテーマでありながらも、軽妙さや瑞々しさも併せ持つという作品の懐の深さが素晴らしい。京都アニメーションらしい良質な青春群像劇。ラストシーンで主人公が感慨に浸るシーンが美しく、秀逸。京アニ作品の中ではココ一番の出来だと思う。(一番好きな作品、では決してナイが)  …シカシながら、公開は2016年。「君の名は」「この世界の片隅に」という二大巨頭の栄光の陰で、ひっそりと輝いていた(であろう)本作。何が悪かったかというと、ズバリ「公開時期が悪かった」と、断言できる。もう半年公開がズレていれば、レジェンド級のヒットは無くともナニかと話題にはなっただろう、と、思う。非常に惜しい。  蛇足ながら…「植野とか言うアマを殴りてぇ 勿論グーでだ」という意見に、私は賛同しかねる。私的には主人公に「もう黙れ」と言われた川井とかいうアマが苦手すぎて憤怒した。そして、結弦とかいう少年を殴りて…んん?少年じゃなくて少女?終盤、妹のモロい一面を見て、その可愛いさに改めて憤死した。ワシの負けよ!
[DVD(邦画)] 8点(2017-05-21 02:27:21)(良:1票)
66.  機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜 《ネタバレ》 
一年戦争が始まろうとしている世界の不穏な情勢と、その情勢を裏で糸引くように状況を拵えていくジオン・連邦両軍の一喜一憂がアツい。ザク四機がガンキャノン一個隊をあっさり撃破するシーンは、12機のリックドムを三分で撃破したとき以来のワクワク感でした。  蛇足ですが…前作で「シャアのティーンネイジャー期を池田秀一に演じさせるのは如何なものか」と苦言を呈した私ですが、13、4の少年期のアムロを演じた古谷徹(63歳)と、同学年のクソガキっぽさを演じた古川登志夫(70歳)の違和感の無さ過ぎる怪演技に、とりあえず私は恐怖した。(永井一郎風)
[DVD(邦画)] 7点(2017-05-10 04:27:03)
67.  LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門 《ネタバレ》 
小池健x石井克人というタッグが織り成す、超硬派なルパンⅢ世。ちょっと生々しくも痛々しいアクションシーンが難点かとは思うが、耽美過ぎたりオサレ過ぎたりコメディ路線に逃げたりするよりかは、こっちのほうが全然イイ。ルパン一味のベタベタしない関係も、カッコつけすぎない程度でちょうどイイ。躊躇なく淡々と仕事をこなす悪役・ホークの不気味さも、秀逸。キャラデザインも動きの演出も、洗礼されていない雑な感じが、特に。
[DVD(邦画)] 8点(2017-05-06 01:58:23)
68.  大魔神 《ネタバレ》 
大魔神の中途半端な大きさが、怖い。超怖い。その中途半端な大きさの大魔神に対して、用意された美術セットの精緻さがマッチしていて、リアル。余計怖い。  特撮も凄い出来。忠文を磔ごと引っこ抜いた大魔神の手の特撮が、カメラワークの妙もあってどうやったのか分からない。「ひょっとして、中の人が超デカイんとちゃうか…?」と思ったが、橋本力、身長176cmとの事。
[DVD(邦画)] 7点(2017-05-06 01:45:08)(良:1票)
69.  ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック 《ネタバレ》 
1985年といえば、私も中二。ゲーム世代の真っ只中で、やれゲームだ、やれ早売りジャンプだ、部活めんどいだの、ガラの悪い先輩怖えだのと、一喜一憂していた、極々一般的なアホで残念な中学生だった私からすれば、この主人公。「お前は私か」感が半端ない。そんなにイイ出来とは言い難い映画でしたが、及第以下にはしたくない愛着のある映画でした。  蛇足ですが、ニュータイプを読んでいた主人公の友人(ちょい裕福なほう)の「永野護って天才だよなぁ」発言には、ちょっと異論を唱えたい。
[DVD(邦画)] 6点(2017-04-18 01:20:01)
70.  planetarian〜星の人〜 《ネタバレ》 
「万物に神は宿る」という日本人らしいお題目と、出涸らし感のあるデストピアSFの見事なマッチングに、感服。  お涙頂戴とキザな世界観が苦手なKey原案と、萌えの最大公約数的な駒都えーじという「どうにもイケスカないタッグ」に、最大限の警戒をしながら鑑賞したのですが、いやぁ、面白かった。嬉しい驚きでした。エンドクレジットで、監督は「JOJOシリーズ」の津田尚克と知り、二度驚かされました。  音楽がちょっとクドイかなと思った以外は、何もかもが及第以上。特に脚本が巧い。佳作です。
[DVD(邦画)] 7点(2017-04-12 00:56:17)
71.  ガラスの花と壊す世界 《ネタバレ》 
作画やコンテ・演出なんかは「さすが石浜真史やで!」と思ったものの、肝心の脚本や世界観の面白さに欠ける。
[DVD(邦画)] 5点(2017-03-30 03:18:18)
72.  ねむれ思い子 空のしとねに 《ネタバレ》 
古典SF、80年代ホラー、家族愛(母性愛)、などのテイストを、こじんまりと丁寧にまとめた個人製作3Dアニメーション。  総評としては「何かとチープ」としか言いようの無い出来だとは思うのだけれど、個人製作でよくもまぁここまで頑張ったものだ、と、感心せざるを得ない。時間的なせいかも、だが、少なくとも最後まで退屈ではなかった。  作品全編に漂う地味さが、難点ではあるが潔い。ヒロインが指名手配犯という設定とか、特に。(オペレーターの女の子のほうがヒロインより華があるデザインって、どうかとは思うが)  次回作に、期待。
[DVD(邦画)] 5点(2017-03-10 04:44:42)
73.  傷物語Ⅱ 熱血篇 《ネタバレ》 
三部作の二作目というのは、どうにも「つなぎ」の意味合いが強すぎて評価しづらいトコロである。というか、評価対象としては役不足というか。  だがしかし、今作の「幼女・キスショット→ティーンネイジャー・キスショット」という超成長には、劇中のアララギの如く「っしゃああああああああ!」と、脳内ガッツポーズでした。  忍野メメの如く「外見とはウラハラな、ちょっとアレな内面」がネックと思っていたメガネ委員長にも、今作にはやられた。ちょっと魅力的過ぎて直視できない女子から惜しみない好意を寄せられ、あまつさえパンツを贈呈とか!童貞高校生になら、不死の怪異の二、三対までなら駆逐できる気にさせる「超ド級のモチベーション注入」である。西尾維新、お前はすごい。(自らの変態性は棚上)  …どうしても、高評価になってしまうなぁ。(ヲタ、度し難し)
[DVD(邦画)] 8点(2016-12-25 05:00:03)
74.  ハーモニー(2015) 《ネタバレ》 
クソみたいな物語世界の管理社会のせいか、脚本家の稚拙さなのか、そもそもの原作がクソなのか、は、わからないが、キャラクターの魅力の無さと「意識高い系」っぽい空気が、兎に角ハナにツイてしんどい。青臭いを通り越して、なまぐさい。かなり美麗でハイクオリティなアニメーションだとは思うんですが…  「屍者の帝国」といい今作といい、伊藤計劃とはどうやら相性が悪いみたい。
[DVD(邦画)] 2点(2016-12-19 03:34:14)
75.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
新海誠作品のファンとしては、いち早く劇場に向かうべき作品だったのだが…「ぼっちが観に行くには、ちとツライ映画」「完全にリア充向け」「カップルの聖地巡礼で、岐阜ごった返し」などのニュースを見聞きする度「中年のぼっちはマーケティングの外か上等だコラ」とぷりぷりムクれた挙句、年末に至るまで鑑賞を差し控えていた私だ。  遅ればせながらの感想は、というと、相変わらずの圧倒的な美術と、(珍しく)コメディエッセンスを加えた繊細精緻な脚本の寄り添い方を堪能し、ここでマサカの田中将賀キャラクターという驚きと、RADWIMPSの登用という必然のような青臭さ。そして「出会えるようで、出会えない男女」から、今作の「出会えなさそうで、出会える」展開。どうした新海誠!出会えんのかよ今回は!「雲向こう・約束」以来か!胸が熱くなった。なんしか見事である。ヒロインのおっぱいを執拗に揉んだり、ヒロインが咀嚼したクチカミ酒を一気に失敬する主人公と、それに対するヒロインの等身大なリアクションも、秀逸。  蛇足ながら、ちょっと出演の「言の葉の庭」雪ちゃんせんせいは、嬉しかった。彗星落下を口実にして、孝雄も会いに来やすいやん!四国より近いし。(ゲスい中年の発想すまん)
[映画館(邦画)] 9点(2016-12-17 04:09:23)
76.  機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起
本作は「シャア・アズナブルに歴史あり」の一言に尽きる…と言いたいトコロだが、チョロいガルマが不憫過ぎて微笑ましい。
[DVD(邦画)] 7点(2016-12-10 04:20:57)
77.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
東京湾に小型船舶、多過ぎ。車も、多過ぎ。こえー。ゴジラも怖いが、その過密に存在している船舶、自動車、そして人が怖い。  官僚各位に「首都移転はよ!」と、具申したくなる作品である。かなり真面目に。
[映画館(邦画)] 9点(2016-11-25 01:40:47)
78.  赤毛のアン/グリーンゲーブルズへの道 《ネタバレ》 
テレビシリーズ全話観た私にとっては…ガンダムでいうと「こいつ…動くぞ!?」から、ザク数機を撃退したところで終了するという劇的な短さの総集編・赤毛のアンである。  シャア的存在で言うところの腹心の友・ダイアナは出ないし、ソロモン攻略で言うところのクイーン学園編もないし、マシュウも当然、死なない。  しかし、アンのこれからの青春を思い描かせるような「ちょっと足りないぐらいが丁度いい」感は、確かにある。
[DVD(邦画)] 5点(2016-11-19 03:05:45)
79.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
【先行上映会にて鑑賞】  今年は「こうの史代原作の初のアニメ化」という事で、期待やら不安やらクラウドファンディングやらと忙しく過ごした2016年でした。期待というハードルはエベレスト山頂よりも高くなり、それと同時に発生した宇宙空間よりも広く深い漆黒に染まった不安と、日々やんごとなく格闘する私でした。  「ブラックラグーンの片渕監督やし、原作モノのアニメ化は巧者なはず」「キルラキル以降ヒット作のないMAPPA製作やけど、大丈夫なんか(キルラキルはトリガーだよ!と、2017/10/07に気付く)」「主演は能年…あまちゃん観た事ねぇけど、どうなんやろ!」…等々の、期待と不安。  それでも、呉を舞台にするアニメを作る下準備の惜しみ無さを、ほとんどストーカーかよ!というレベルで観察させていただいたせいでしょうか。当時の風俗、流行、背景などの設定の緻密さ、丁寧さに、驚かされるやら呆れるやら。私の不安など霧散させる監督のコダワリっぷりには、まったく脱帽です。  しかし…アニメは総合芸術。準備期間の長さやコダワリなんぞと、作品のクオリティは決してイコールではありません。  「結局めっさハードル上がってるやん!うおおおおどうしよ!ハードルどころか、幕、上がってるやん!」と、期待と不安に駆られた満員の劇場、そして私。  「かなしくて~かなしくて」コトリンゴ手がけるオープニングが流れ、動き出す世界。この時の静かな高揚を、どう言い表せばいいのか、わかりません。喜怒哀楽のすべての感情が、静かにふるふると蠢動していたように思います。  鑑賞後「拾いそびれたエピソードが惜しかった云々」「こうの漫画の起承転結の巧さが、長編アニメにそぐわない気がしないでもない」などと、つらつらと思い耽っていましたが  「この世界の片隅で…生きてきて良かったなぁ 生きる意味、あったなぁ」で、締めくくられていました。  製作陣のすべての人に、惜しみない拍手と賛辞を。クラウドファンディングに参加できたこと、それ以上に、この映画に出会えた事を、私は一生誇りに思います。  蛇足ですが、聖地巡礼は済ませました。公開前なのに!
[試写会(邦画)] 10点(2016-11-05 03:26:36)(良:1票)
80.  屍者の帝国 《ネタバレ》 
展開や演出のイヤな軽さと、お座成り感、そして「耽美ゾンビ」という妙な新ジャンル(勝手に命名)が気になってしょうがない。  耽美ゾンビが放つ腐臭に眉根をしかめながら鑑賞していた訳ですが、流石にこの腐臭はオッサンたる私にはツラかった。。ゾンビムービー(アニメ)としては駄作もイイ所だが、東映動画にしてはよく整っていた美術と動画、細谷佳正の危なっかしい声が、(決して好みではナイにしろ)好印象。
[DVD(邦画)] 5点(2016-09-28 03:24:58)
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