61. アニー・ホール
ウディ・アレンの哲学書のごとき脚本で全般的にすっきりした部分が無い。面白い部分もあるんだけどそれ以上に疲れを感じる。 5点(2004-04-29 02:56:49) |
62. 美女ありき
美々アン・リーありき。結局自分が望んだ男性とは結ばれず、巧妙な万引きテクまで覚えてしまうハミルトン夫人の悲しい生涯。重くて悲しいのに泣けない一品。 6点(2004-04-29 02:55:44) |
63. おもいでの夏
初Hする為にいろんな経験をするやる気満々の少年が良。ドロシーと戦死する夫の話が手短なのも良。のんびりした環境も良。ただ他人の初H話として楽しむには惹きつけるインパクトに欠ける、きれいな体験ではあるが。 6点(2004-04-29 02:53:19) |
64. ルパン三世 カリオストロの城
ルパンの男気にクラリスのやわらかさ、そして銭形の粋な計らいにあの台詞。素敵な一品に仕上がってると思います。 9点(2004-04-29 02:52:32) |
65. 月のひつじ
月面に着陸する事が国家事業の国に対し、片や衛星中継の経由地点になる事が歴史的事業になるオーストラリア。そんなのんびりした奥深さが画や出演者から漂よいすぎて退屈だった。世界各国の技術者が協力すればいいんだよ、ホント。 4点(2004-04-29 02:51:35) |
66. 黄泉がえり
バンドのキーボードの彼が黄泉がえったのがやっと理解できた。黄泉がえった人たちが消えたり消えかかってくとこにちょっとお金かけてやればなかなか観れる映画だと思う。草ナギ君の公務員役はとってもリアル、RUIのあの1曲は映画で聴くといいね。最後は2人して境界線に向かって走り続けて欲しかった。 7点(2004-04-29 02:47:09) |
67. 踊る大捜査線 THE MOVIE
アクション・サスペンス性は計測不能、コメディでしょこれ。極軽いタッチの刑事物として悪くない。アクション・サスペンス性は続編の方が優れている。 6点(2004-04-29 02:45:21) |
68. フランケンシュタイン(1994)
18世紀にして優れた人間科学だ。ヘレナ・カーターの思い切った特殊メイクには相変わらず感心した。恋・愛部分が添え物みたいでいただけない。デ・ニーロ・・・ 5点(2004-04-29 02:44:31) |
69. モダン・タイムス
チャップリンの面白さが控えめな一品。この映画で「機械化時代への警告と風刺」だなぁ、なんて感想は前もって言われてなければ持てない。 むしろ全てが資本主義化され行く流れの中で映画界も流されていく現実に戸惑う彼が見えて来るようだ。 それはさておきポーレット・ゴダードとチャップリンのプラス思考な動きが良かった。有名なラストの2人が背を向けて歩いてくところにこそチャップリンが映画界に対する無言のメッセージを発してる様に思う。 8点(2004-04-29 02:42:46) |
70. エビータ(1996)
演技と唄のメリハリのあるミュージカルを期待した。お話がとっても魅力的なだけに歌うだけの女優さんを起用したのが残念。後半はそれだけでも惹きつけられたからやっぱり面白いドラマ。 6点(2004-04-29 02:41:53) |
71. メジャーリーグ3
制作費大幅カットで完全なウケ狙い。チャーリー・シーン、トム・ベレンジャーが手を引いた時点で気付くべきだった。石橋先生は妙なハリウッド慣れが見えてTVの彼みたいだった、2は初々しさが見えてもうちょい笑えたんだけど。お話はなかなか良くできてそうなんだけど、環境も出演者も落ちててやっぱりショボイ印象は拭えない。 3点(2004-04-29 02:40:52) |
72. メジャーリーグ2
チャーリーシーンが皮ジャン着て登場するところは震える、音楽の力もね。彼を巡る二人の女優は本筋とは別にいい感じだった。石橋先生はハリウッドに迷い込んだ日本人の玉砕覚悟の一撃って感じで笑えた、ちなみに3の彼は狙いすぎで笑えない。 5点(2004-04-29 02:39:58) |
73. ファイアーウォール
ジャネット・ガン、なかなか綺麗な女性だが彼女に山は任せられない。山火事のシーン、引いた画はいいとしても消火してるとこなんかキャンプファイアー囲んでるみたい。放火魔の動機も判らなきゃ最後彼女を消そうとする理由も納得いかない、結果弱い彼女にのされるし。プラス思考が働かない作品。 1点(2004-03-12 18:45:44) |
74. 風が吹くまま
インドののどかな家々と好意的な住人達を欺いて取材するクルーになじめなかった。その上ばあさんが予想以上に長生きすることにいらいらして、その孫の少年にあたったり亀をひっくり返したりやな感じはピークに達しつつあった。糞コロガシが必死に仕事してるのを蹴り飛ばさなかったシーンに唯一救われた。その必死な姿と自分を重ねて何かに気付いたっぽいけどちょっと遅かった。郷に入りては郷に従えというより彼個人に嫌気がさした。 3点(2004-03-10 22:49:54) |
75. クレイマー、クレイマー
妻に逃げられ初めて家族のに支えられていた自分を実感したであろうダスティン・ホフマンの四苦八苦。息子との生活の為に生き始める不器用な彼。元妻への懺悔の気持ちをも持ち生まれ変わった彼と別れる前のある意味で強い彼に立ち向かうべく親権を勝ち取る為に手段を選ばないメリル・ストリープ、弁護士同士が争う傍らに控える二人の表情が物語ってる様だった。ビリーを連れてくか否かの決断がどうかは別にして、ただ親権を取り返したい一点に突き進み息子の気持ちを置き去りにしかけていた元妻がそれを冷静に考え直す、昔の家族思いの彼女らしさを取り戻し結論を出しエレベーターに乗るラストは切ないけどいい気持ちだった。 7点(2004-03-10 22:49:08) |
76. いとこのビニー
タイトルもそそらないしショー・ペシの気合の入った顔も別に見てもどうだかと思いながらも・・・ナンセンスギャグの連発が堪らない一品。ビニーは法廷侮辱罪で何度となく拘留されるが脚本自体は法廷をバカにをしてるわけでなく好感が持てる法廷コメディです。それどころか前半バカになって油断させ後半に畳みかける敏腕弁護士?ぶりは痛快。体当たりしたマリサ・トメイとのコンビも抜群。痛快コメディを理性で切り捨てる感性を持ち合せない僕のツボに絶妙のタイミングでピットイン。キーワードは真顔。スタンのケツを本気でカイちゃう勢いの彼、睡眠妨害されまくる彼、法廷を侮辱し続ける彼、勝訴後中々車に乗れない彼、ホント良い表情してるよ、ギブ。スタン役=ミッチェル・フィットフィールドの幸薄い表情は受賞に値する素晴らしい助演だった。 ※追加※ 地上波で観て興味を持った人はDVDかCSで鑑賞したらより楽しめると思います。地上波のTVでは例外なくカットされるシーンが多々あります。2回観たけどことごとくカットされてました。 10点(2004-03-10 22:48:12) |
77. I am Sam アイ・アム・サム
理屈を取り払った愛丸出しの父と無条件に父を愛す娘。純粋に親子愛を求める姿が良かった。7歳の知能のサムが社会適応し過ぎかなとか少々うんちくは思いついたが、小さいなってくらいの感動があった。良かったなぁって思うのは単に子役のマジックではないとは断定できない。ダコタ・ファニングが可愛いらしい。さらにいえばあの訴える目はもはや女優。しかしルーシーがちょっとぽっちゃりした子役なら映画自体違うものになる、とも思う。判別不能。2人の世界を作るネタとしてのビートルズは良かったがその選曲は何ともいい難い。プールサイドでリタにネクタイ締められたサムが一瞬キメ顔したように見えた。「オレ最高!」みたいな感じで、錯覚?かな。 8点(2004-03-10 22:47:22) |
78. 冷たい月を抱く女
冷たい月=Maliceってイメージなのかもっと深い意味なのか、まあ抱きたけりゃ勝手に抱いてればいいんだけど邦題に「女」なんて答え出されたら犯人を追いかけるサスペンスの醍醐味が全く無くなる。原題で鑑賞したかった、前記により2転3転するスリリングなストーリーを楽しむ事は当然出来なかった。他人の人生を手のひらで転がすニコール・キッドマンの情熱的な身体と涼しい視線はかなりいい。があそこまで真性の悪役だと怖さばかりで彼女の魅力を感じる意味で適役とはいい難い。レイプ殺人魔や女を追い詰めるビル・プルマンのナイーブな男の切れた感じが良かった。 6点(2004-03-10 22:46:37) |
79. アザーズ
こういう不気味な館のサスペンスは楽しめる。ニコール・キッドマンと家政婦のフィオヌラ・フラナガンの立場が微妙に変わっていく展開がとってもサスペンス。それにしてもニコール・キッドマンの「美」はそれだけで超常現象というかサスペンスというか、いいね。少しだけ彼女の物腰がI・バーグマンのそれにダブって見えた。迫り来る微妙な影・音、劇場・ホームシアターで楽しみたい作品。 9点(2004-03-10 22:45:55) |
80. 17歳のカルテ
とりあえずアンジー良かった、理由無く誰にでも噛み付いていく感じがとっても。精神的に病んだ役柄であるから際立ってる訳じゃなく、アンジー・ウィノナの2人に関してはその枠を取っ払っても見所十分の演技だった。お話はスザンナは退院でめでたしだが残された患者さんたちに目を移すと、とってもシュールでしゅ。そして病気になった経緯も実際有り得るんだろうなぁと思いながら観てた。女豹たちの諍いと奇妙な友情意識が面白かった。 9点(2004-03-10 22:45:06) |